AsiaCup

【女子日本代表】アジアカップ第2戦NZに前半苦戦したが40分ハードにやり切って勝利 / ステファニー15得点

【女子日本代表】アジアカップ第2戦NZに前半苦戦したが40分ハードにやり切って勝利 / ステファニー15得点

日本 62-50 ニュージランド
1Q 13-20
2Q 19-11
3Q 15-11
4Q 15-8

<日本>
#3 馬瓜ステファニー 15得点
#27 林咲希 12得点(3P4/8)
#99 オコエ桃仁花 10得点
#32 宮崎早織 7アシスト 6得点
#33 中田珠美 8リバウンド 6得点

1Qスターターは、宮崎早織、林咲希、オコエ桃仁花、赤穂ひまわり、馬瓜ステファニー。

まずは赤穂のスティールから、そのままブッシュしてレイアップ、林、赤穂のオープンからスリーポイント決めていい入りをする。少しオフェンスのリズムが悪くなり、インサイドにアタックするニュージランドに逆転される。

インサイドでニュージランドのリズムになって13-20で1Q終わる。

2Qに入ってディフェンスからターンオーバーで得点。ニュージランドも落ち着いてインサイドからアタックしてフィジカルのミスマッチを突いてしっかりと得点してくる。日本は8点リードされるが、林のオープンからスリーポイントで押し返し、中田、ステファニーがインサイドにアタックしてファウルから1点差に戻してくる。
その後ディフェンスがしっかり機能しターンオーバーから速攻で逆転、32-31で前半を折り返す。

スリーポイント5/16で31.25%。スティール7、ターンオーバー7。

後半の入りは、ステファニーのドライブからアタックで得点して始まる。

日本はディフェンスをしっかりやってインサイドもダブルチームで守る。オフェンスでは中々アウトサイド、インサイドが決まらない時間が続くなか、宮崎のスリーポイントも出て47-41リードで最終クォーターへ。

4Qはようやく林のスリーポイントから入る。ステファニーのスリーポイント、オコエのドライブと、この日1番いい流れになる。ニュージーランドも粘るが日本はリードを保ち勝利する。

ディフェンスをハードに仕掛け、ヘルプがうまくいかない時間帯もあったが、前半の終わりには、日本のリズムを取り戻した。後半はしっかり相手を抑える事が出来、ディフェンスの勝利だった。中田も大きさに対して8リバウンドと貢献。スリーポイントはこの日は厳しかった10/32の31%だったがこの試合しっかり勝てたので、次戦も期待できる。

第3戦は、9月29日(火) 16:00〜日本vs韓国になる。

 

試合後コメント
#3 馬瓜ステファニー
今日は序盤から自分らしいプレイをしようと思っていた。ドライブから良い攻撃ができた。ディフェンスは後手になった。スカウティングしていたけど、フィジカルが実際は強く、今後もそういった場面があるのでその辺は修正していこうと思う。PGの宮崎さんはスピードがある選手で自分も分かってきているが合わせきれない部分もあるので、直ぐに話して修正できると思っている。
オフェンスでは外のシュートが入らず中にアタックしていこうと思っていた。NZはガタイのいい選手でその辺は3×3でもオリンピックで戦ってきて出来ていたと思います。
韓国戦は外のシュート、フィジカルで最後まで諦めない日本と似ているので勝ち切る事か大事だと思っている。

 

#32 宮崎早織
始めの出だしが良くなくズルズル引きずってしまって良くなかった、重たい試合になってプッシュしなくてはいけないし、点差をつけたかったけど相手のフィジカルで受け身になってしまった。ディフェンスはハードに行けていたが最後のあと一歩行かないといけないと思った。後半は、日本の速いバスケをやろうと話した。2連勝出来て韓国戦、まずは速い攻撃でやっていかないといけない。オリンピックでは出番が少なかったので、アジア大会では存分にアピールして切磋琢磨していきたい。
明日の韓国戦も12人で全力で戦っていきます。

 

恩塚HC
NZ戦は今までみてきて中でいい状態だったので警戒していたが、40分間プレイをやり遂げられたのは素晴らしい事だった。前半は相手のフィジカルの強さなどで自分達のリズムが出来なかったオフェンスで得点が作れない場面があった。ノーマークは作れていたから、やらないと行けないではなく、やりたい気持ちを伝えた。それが私の伝えたいバスケットだった。個人ではなくチームで助け合う事、最後までオフェンス、ディフェンス面修正が必要。

韓国戦はスリーが大きな武器、確率も40%超えているので打たせない事が必要、40分間集中。オフェンスはトランジションを意識していく。

 

女子日本代表

#3 馬瓜ステファニー (PF/182cm/トヨタ自動車アンテロープス)
#18 西岡里紗 (C/186cm/三菱電機コアラーズ)
#20 東藤なな子 (SG/174cm/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
#21 永田萌絵 (PG/174cm/トヨタ自動車アンテロープス)
#23 山本麻衣 (PG/165cm/トヨタ自動車アンテロープス)
#27 林咲希 (SG/173cm /ENEOSサンフラワーズ)
#32 宮崎早織 (PG/167cm/ENEOSサンフラワーズ)
#33 中田珠未 (PF/183cm/ENEOSサンフラワーズ)
#41 根本葉瑠乃 (SG/176cm/ 三菱電機コアラーズ)
#81 宮下希保 (SF/179cm/トヨタ自動車アンテロープス)
#88 赤穂ひまわり (SF/185cm /デンソーアイリス)
#99 オコエ桃仁花 (PF/182cm/ 富士通レッドウェーブ)

AsiaCup日本代表
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Jbasketライター

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