【天皇杯ファイナル】琉球初優勝コメント🎙️桶谷大HC 岸本隆一 ジャック・クーリー アレックス・カーク ヴィック・ロー 小野寺祥太

【天皇杯ファイナル】琉球初優勝コメント🎙️桶谷大HC 岸本隆一 ジャック・クーリー アレックス・カーク ヴィック・ロー 小野寺祥太

第100回天皇杯全日本選手権大会は3月15日、国立代々木競技場第一体育館で決勝が行われ、琉球ゴールデンキングスがアルバルク東京に60-49で勝利し、初めて天皇杯を制覇した。

試合記事参照

https://jbasket.jp/b-leag/49772.html

優勝コメント

桶谷大HC(琉球)

「率直に疲れたなって、、本当にバイウィーク明けからずっと選手たちはEASLを戦って、もう満身創痍の中で、なんですかね、、接戦をなかなかものにできないゲームがあって、チームが崩壊してもおかしくないようなゲームをずっとしてたんですけど、我慢強く我慢強く、選手が切れずにチーム一丸となって戦い続けて、、チームとしてやるべきことをみんなでやろうと遂行してくれた。それが天皇杯優勝という形で報われたなっていう風に思います。本当によく我慢して戦ってくれました。
またファンの皆さんもほんとに諦めずにね、なかなか勝てないチームだったんですけど、その中でも最後まで応援してくれてね。ほんと力になりましたし、やっぱりキングス、みんなで勝ち取った優勝だったなっていう風に思います」。

 

岸本隆一(琉球)

「今回の優勝はすごく嬉しく思ってますし、本当になかなか結果が伴わない時期を過ごしてる中で、今日こうやって優勝を勝ち取れて、また自分たちにとってすごくいいきっかけになるゲームになったと思います。引き続き頑張っていこうと思っています。
本当に無我夢中だったので、実際ベンチから見てる時は正直すごい楽しかったです。みんながポジティブにゴールにアタックしてましたし、それがスコアになってましたし、いい連鎖を生んで、ディフェンスのインテンシティも上がっていって、自分たちはこうやって勝ってきたなっていうのを、すごく表現できていました。
もちろんこの場所で、アルバルク東京は、特別なチームの1つなので、すごく縁を感じてますし、ただ、人が変わっても自分たちの信念、理念を持って前進してきた結果が今日という日に繋がったと認識でいます」。

 

ジャック・クーリー(琉球)大会MVP🎖️

「今日の試合は本当に各クォーターで16点を超える点数を取ってなかったぐらい、本当にディフェンスの激しい戦いができたと思います。その中でしっかりと勝ちを掴むことができて嬉しです。
本当に成功の鍵の1つは、桶谷ヘッドコーチが信用して私とアレックスを一緒に使ってくれてることだと思います。アレックスは特にいろんなプレーができて万能なところがあるので、本当にピックアンドロールでもなんでも、シュートもできるっていうところで、本当にバラエティに富んだコンビネーションが2人でできることは、相手にとっても非常に脅威になったと思います」。

 

アレックス・カーク(琉球)

「今日は、ほんとに綺麗なバスケットボールをしたとは思ってません。泥臭いプレーでフィジカルなバトルをアルバルク東京さんも仕掛けてきたので、我々もそれにしっかりと戦って勝てたのが良かったと思ってます。
対戦相手によっては、私たちのプレイスタイルに対してスローダウンさせようということで、スローダウンさせて落ちたシュートのリバウンドを取る、オフェンスリバウンド、ディフェンスリバウンドを取って、今まで私たちに対して優勢に戦おうとするんですけども、逆に我々の方はジャックと一緒にリバウンドをしっかり勝ち取ることによって、相手のスローダウンしたいっていう思いを自分たちが逆に取り返すことができて、とても良い戦い方ができたと思っています」。

 

ヴィック・ロー キャプテン(琉球)

「今日の試合は、本当に自分たちがいいプレーができたと思っています。去年の敗戦からほんとに立ち上がってバウンスパックができたこと喜んでます」。

 

小野寺祥太キャプテン(琉球)

「3年連続で出場させていただいて、今日ようやく勝ったってことはほんとに嬉しいです!桶谷コーチも言ってたんですけど、チームの雰囲気もあんまり良くなかったですし、勝てずにいた時に、今日のタフなゲームを勝てたのはすごい良かったなと思います。でも、僕らは優勝はしましたけど、ここがゴールではないので、レギュラーシーズンでチーム一丸となって戦っていけるように頑張っていきたいと思っています。

(最後の3ポイントについて)
僕自身は無我夢中だったのかなと思います。でもやっぱり僕の考えで、バスケットの流れで誰かがこうハッスルした時に、やっぱりそれは点数に繋がると思っていて、アレックス選手がコートに残してくれたので、しっかり思い切って打った結果がいい結果になったと思います」。

 

 

 

 

【天皇杯ファイナル】全てを懸けて戦った琉球がチーム一丸で悲願の天皇杯初優勝を成し遂げる/A東京も激しく素晴らしいディフェンスを魅せた

【天皇杯ファイナル】全てを懸けて戦った琉球がチーム一丸で悲願の天皇杯初優勝を成し遂げる/A東京も激しく素晴らしいディフェンスを魅せた

第100回天皇杯は3月15日、国立代々木競技場第一体育館でファイナルが行われ、13年ぶりの優勝を目指すアルバルク東京、3年連続ファイナル出場で初優勝を狙う琉球。結果は、琉球ゴールデンキングスはアルバルク東京に60-49で勝利し、初めて天皇杯を制覇した。
インサイドの圧倒的な強さを誇る琉球は、ロー、クーリー 、カークとビックラインナップで入り、東京はそのインサイドに対抗するために、ロシター、サイズ、メインデルとディフェンスやペイントでの勝負でどう対応していくのかが注目された。

ファイナル 10,009人
2025年3月15日(土) @.代々木第一体育館
A東京 49-60 琉球
1Q 10-15
2Q 14-16
3Q 12-15
4Q 13-14

<琉球>
#53 アレックス・カーク 15得点 10Reb
#45 ジャック・クーリー 10得点 15Reb
#12 ケヴェ・アルマ 9得点 6Reb
#14 岸本隆一 6得点 5Reb

<A東京>
#9 安藤周人 12得点(3P4/7)
#11 セバスチャン・サイズ 11得点
#3 テーブス海 8得点 5AST
#22 ライアン・ロシター 10Reb 7得点

アウトサイドが決まらない中で、インサイドでカークとクーリーがオフェンスリバウンドから得点する。岸本がコントロールしてアウトサイドからカークの3ポイントが炸裂していい流れを作り、安藤と小酒部もミドルからしっかり決めて一進一退となる。ディフェンスの強度の高さと優勝への強い気持ちも合わせて、激しい攻防が繰り広げられる。琉球は脇がドライブからアタックを魅せていき、平良がいいディフェンスから3ポイントを決めて流れを引き戻す。東京はここで安藤が連続3ポイント、3本目を決めて一気に流れを断ち切り、ロースコアの中お互い我慢して、テーブスがしっかりコントロールしてインサイドへパスを回して逆転する。そしてまた琉球が逆転し、脇の縦に入るドライブから得点、さらに岸本の渾身のディフェンスからスティール、アンスポをもらいフリースロー決めるビックプレーを出して31-24と琉球リードで折り返す。

後半、お互いの攻め所をわかっているため、激しいディフェンスで抑えていく。そこから琉球のオフェンスリバウンドが光り、点数に繋げていき2桁得点にする。形を作っていいシュートを打つが東京は決まらず、リバウンドでカークとクーリーの強さが際立つ。なんとかしたい東京は、テーブスとメインデル、安藤の3ポイントで一気に1点差まで詰め寄る。琉球は平良が2本目の3ポイントを決めてやり返し、ローのディープスリーが炸裂して10点差にして終盤に入る。琉球はやはりインサイドでの強さを出して、東京はディフェンスからいいシュートを打っていくが点差が縮まらない展開に。そこでメインデルが3ポイント決めるが、すぐにカークがインサイドでの強さを発揮する。最終局面に入って2ポセッション差で4点差に詰め寄り東京の意地を見せていくが、カークのライン際からのパスで小野寺が渾身の3ポイントを決めてその後リードを守り切り、琉球が勝利して天皇杯初優勝を成し遂げた。

 

 

最終結果

優勝🏆
琉球ゴールデンキングス

準優勝
アルバルク東京

3位
広島ドラゴンフライズ/三遠ネオフェニックス

 

大会MVP
ジャック・クーリー(琉球)

大会ベスト5 全員初選出
脇真大(琉球)
アレックス・カーク(琉球)
ジャック・クーリー(琉球)
テーブス海(A東京)
安藤周人(A東京)

 

【天皇杯・皇后杯】2025以降改編1月に男女集中開催へ ファイナルラウンドは男女24チーム

【天皇杯・皇后杯】2025以降改編1月に男女集中開催へ ファイナルラウンドは男女24チーム

天皇杯と皇后杯が改変されることが3月14日天皇杯前日にJBAの渡邊事務総長から発表された。

2025年度以降天皇杯・皇后杯レギュレーションが変わる。まず、変更内容は①男女ファイナルラウンドの集中開催方式の導入 ②ファイナルラウンド出場枠の再編 ③競技ルールの変更の3つの大きな変更点になる。
その背景には、Bリーグでは開幕前から天皇杯の試合が行われるなど、開幕との調整が難しいとの声があったり、過密日程での選手負担を減らす、選手のプレー向上、ファイナルラウンド集中開催による大会価値の向上がある。変更点は下記になるが、詳細や日程などの最終調整はこれからになる。

 

2025年度天皇杯ファイナルラウンド 

◉1回戦(8試合)
2026年1月6日(火)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

◉2回戦(8試合)
1月7日(水)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

◉クォーターファイナル
1月8日(木)国立代々木競技場第一体育館

◉セミファイナル
1月10日(土)国立代々木競技場第一体育館

◉ファイナル
1月12日(月・祝)国立代々木競技場第一体育館

 

天皇杯ファイナルラウンド出場枠の再編 男子24チーム

都道府県ラウンド
原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出

各ブロック代表(9枠)
原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ

北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州

社会人推薦枠(1枠)
前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠

大学推薦枠(1枠)
前年インカレの成績から優勝チームのブロックへ1枠、当該シーズンの春季大会の結果で決定

トップリーグ推薦枠(13枠)
前シーズンの成績をもとに
B1 8枠
B2 4枠
B3 1枠

 

2025年度皇后杯ファイナルラウンド

◉1回戦(8試合)
2026年1月5日(月)駒沢体育館

◉2回戦(8試合)
1月6日(火)駒沢体育館

◉クォーターファイナル
1月8日(木)国立代々木競技場第二体育館

◉セミファイナル
1月9日(金)or10日(土)※調整中
国立代々木競技場第一体育館or第二体育館

◉ファイナル
1月11日(日)国立代々木競技場第一体育館

 

皇后杯ファイナルラウンド出場枠の再編 女子24チーム

都道府県ラウンド
原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出

各ブロック代表(9枠)
原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ

北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州

社会人推薦枠(2枠)
前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠ずつ

大学推薦枠(3枠)
前年インカレの成績から各ブロックで当該シーズンの春季大会の結果で3枠

トップリーグ推薦枠(10枠)
前シーズンの成績をもとに
Wプレミア 8枠
Wフューチャー 2枠

 

競技ルールの変更

大会エントリーについて
天皇杯・皇后杯を通じてエントリーできるチームは1人1チームとし、移籍した場合も出場を認めない
※ラウンド中・ラウンドごとにエントリーするチームが変わることは不可
※Bリーグの特別指定選手やWリーグのアーリーエントリーの選手は、当該年度に天皇杯・皇后杯に出場していた場合、出場不可

外国籍選手の登録人数及びオンザコートルールについて
・外国籍選手(留学生含む)の登録は2名まで。エントリー時点で確定し、その後の変更はできない
・コート上でプレーできる外国籍選手は、試合を通じて1チーム1名まで(オン・ザ・コートワン)
・アジア特別枠は廃止し、Bリーグでアジア特別枠で登録してる選手は、外国籍選手として登録
・帰化選手は、試合を通してコート上でプレーできる人数は1名までとし、外国籍選手1名と同時にプレーすることができる

 

【天皇杯】明日15日激突 A東京vs琉球/アドマイティスHC テーブス海(A東京) 桶谷大HC 岸本隆一(琉球) 前日会見 心境や戦い方についてJbasketインタビュー

【天皇杯】明日15日激突 A東京vs琉球/アドマイティスHC テーブス海(A東京)桶谷大HC 岸本隆一(琉球) 前日会見 心境や戦い方についてJbasketインタビュー

アルバルク東京は13年ぶりの天皇杯制覇なるか。また2年連続で天皇杯ファイナルに進出して敗れている琉球が優勝するか。第100回記念大会となる天皇杯が3/15日代々木第一体育館15:00tipoffで決戦となる。3/14前日公開練習と前日会見が行われた。

デイニアス・アドマイティスHC(A東京)
「まず、この大舞台でプレイできることを非常に光栄に思います。今、琉球さんと我々のベスト2チームが勝ち上がって進んで、明日試合できるという光栄な気持ちです。長い歴史の中、100年記念大会ですので、特別な気持ちで明日の試合に臨みたいと思います。我々としましては、細かいところをいつも通りのことをきっちりこなすこと、そしてベストなプレーをお見せして、必ず優勝を狙っていきたいと意気込んでいます」。
またファイナル1発勝負の決戦の戦い方については、「バスケットは40分間のゲームです。その中でオフェイス、ディフェンスも75回のポゼッションが想定され、いかに細かいディテールの部分をしっかりと出し切ること、これが重要だと感じています」と戦い方に言及した。

 

テーブス海(A東京)

「Bリーグタイトル含めて、天皇杯も優勝するのがこのチームの1つの目標なので、本当にタフな道のりを乗り越えて、この決勝の舞台まで来れたと思っているからこそ明日、全力で戦って優勝して終わりたいと思います。コンディションに関しては、本当にみんなタフなスケジュールの中でしっかりと戦って、その中でも調整して明日入れると思うので、バッチリだと思います」。

J:自信を持ってハードでプレイして、正しい判断をするために、この大舞台でいつも通りと思うんですけども、どんな準備をして臨みますか

「そうですね。去年のチャンピオンシップでも当たってる相手だからこそ、お互い本当にやることがすごい明確で、それをいかにどう止めるかっていう試合になると思います。その中でもやっぱり自分たちがどうプレーするか、1つ1つオフェンスもディエンスも細かいところを徹底できるかっていうところがやっぱりカギになると思います。もちろん、琉球さんは本当に手強い相手ですけど、自分たちも自分たちにフォーカスして、最初からしっかり戦いたいなと思ってます」。

 

桶谷大HC(琉球)

「キングスの歴史として、ベスト16、ベスト8、ベスト4、準優勝2回とあって、やっぱり欲しいものは優勝しかないので、この100回記念大会で優勝を飾れたら、沖縄に天皇杯を持って帰れたらと思っていて、本当に今持ってる力を存分に発揮して天皇杯を沖縄に持って帰りたいと思っています」。

 

岸本隆一(琉球)

「是が非でも天皇杯は欲しいタイトルなので、まず全力で戦っていけたらなと思います。すごいスケジュールの中で戦ってますけど、これはこれで自分たちの特権だと思って誇りに思ってますし、チームでは誰1人弱音を吐かず、目の前のことに今全力を注いでるので、明日もチーム一丸となって戦えたらなと思います」。

J:本当に厳しい状況の中で試合をしてきて、桶谷さんが作ってきたインサイド主軸の強いプレーと岸本選手を中心としたアウサイドをこの舞台でどう勝利につなげていきますか

「おっしゃったように、自分たちの強みっていうのをまず出していくことは大切だと思っています。細かいことはゲームの中で色々あるので、言える部分と言えない部分はあるんですけど、自分たちが意図しないというか、狙い通りにならないことでも、それでも勝負していくので、その上で勝つことがすごく意味があると思っています。
どんな状況でもチームが前を向いて戦っていけるように、具体的なところは言えないんですけど、なんて言うんですかね、そういう大きな部分にしっかり自分たちは焦点を当ててバスケットをすれば、自ずと結果はついてくると思ってます。はい、一生懸命頑張りたいと思います」。

また、今回の代々木第一体育館は、アルバルク東京のホームコートとして試合が行われているが、今回このアリーナで戦うことについて、テーブス海と岸本隆一がコメントした。

テーブス海
「やっぱり代々木第一で天皇杯をできるのは、もちろん自分たちのホームコートであるからこそ感慨深いものはあると思うんですけど、やっぱり一発勝負で、しかも相手が琉球で、ほぼアドバンテージは正直ないと思って試合に入ろうと思ってます。ただ、やっぱりアルバルカーズのファンの皆さんはしっかり自分たちの背中を押してくれるっていうのを信じてるので、ファンの皆さんのためにも代々木で優勝する姿を見せれたらなと思います」。

岸本隆一
「代々木第一といのは、自分にとっても特別な場所ですし、僕らがBリーグでプレーする前から本当に日本のバスケットボールの歴史を紡いできた場所だと思うので、そういう歴史をみんなが感じることができるような試合にしたいなっていう思いもあります。その中で必ず自分たちが優勝を勝ち取って応援してくれる方々が少しでもいろんな感情になってくれるっていうことが自分たちの使命でもあると思うので、そういった責任も感じながら明日戦えたらいいかなと思います」。

最後に桶谷HCは、「代々木といえども、この大一番でのキングスファンの声援は本当に僕たちを乗せてくれますし、僕たちと一緒に戦ってくれるので、その代々木第一をキングスの声援で、そして琉球の風を吹かせられるように、みんなで一緒に戦いましょう」と笑顔でコメントした。

 

天皇杯スケジュール

2025年3月15日(土) 15:00 TIPOFF
@.代々木第一体育館
アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングス

放送 Eテレ
3月15日(土)15:00
解説:折茂武彦 小宮邦夫

配信 バスケットLIVE
3月15日(SAT) 14:30
解説: 佐古賢一
ゲスト解説: 柏木真介(三遠)

 

【天皇杯】 A東京のディフェンスが千葉Jを抑えて前半インサイド、後半アウトサイドから決めて思想の形で勝利 セミファイナルへ

【天皇杯】 A東京のディフェンスが千葉Jを抑えて前半インサイド、後半アウトサイドから決めて思想の形で勝利 セミファイナルへ

一進一退の激闘からA東京が千葉Jを振り切り撃破

1/8 (WED) ららアリーナ東京ベイ
千葉ジェッツ 70-75 アルバルク東京
1Q 21-19
2Q 10-19
3Q 16-18
4Q 23-19

<A東京>
#77 アルトゥーラス・グダイティス 17得点 9Reb
#11 セバスチャン・サイズ 13得点
#75 小酒部泰暉 12得点
#23 レオナルド・メインデル 11得点 6AST
#22 ライアン・ロシター 14Reb 9AST 9得点

<千葉J>
#1 渡邊雄太 18得点
#13 ジョナサン・ウィリアムズ 17得点
#34 クリストファー・スミス 14得点

試合開始から千葉らしい速い展開で10点のラン。A東京は59秒でタイムアウトを取る。グダイティスの投入から徹底してインサイドで勝負して全得点を挙げる。それでも渡邊雄太が2本の3ポイントを決め切り、千葉は流れを渡さず、A東京も変わらずアタックして21-19で1Q終える。

2QはA東京の大倉颯太が古巣で躍動。大倉のドライブからグダイティスへと渡るアタックなど流れが良く得点を重ねる。インサイドでスペースを見つけてダイブ、合わせでペイントにアタックとグダイティスにボールを集めて得点を挙げ続ける。富樫対策としてマッチアップした小酒部のディフェンスで千葉に仕事をさせず、オフェンスでは仕掛けてフリーを作りゴール下で渡邊雄太のブロックもかわしダンクを魅せるなど、一気に流れを引き込み38-31でA東京リードで折り返す。

後半に入っても、A東京は小酒部の強度高いディフェンスとオフェンスでミスマッチを突いて得点。ディフェンスの強度がさらに上がり、2桁得点差になる。千葉も5点差まで詰めるが、大倉、安藤の3ポイントが決まり56-47で最終へ。

A東京は、富樫に対してハードなディフェンスを続ける。小酒部が富樫を4Q 6分程まで無得点とディフェンスを成功させる。流れは東京にあるが千葉は復帰したホグと、3分切って富樫が3ポイントをようやく決めきると、続く渡邊雄太のダンクが出て1点差まで詰めよる。

ここから、よく見てきた千葉ジェッツの逆転かと一気にひっくり返す雰囲気になったが、クラッチタイムに入って残り1分半でサイズの連続得点でA東京がここで5点のリードを取り、渡邊雄太の3ポイントで3点差にするが、最後は、この試合攻守に渡って40分間勝負強さを見せていた小酒部が3ポイントを沈めて勝負を決めた。



 

試合後🎙️

デイニアス・アドマイティスHC(A東京)
J:前半はインサイドへアタックして、相手のディフェンスにも対応して、後半はアウトサイドからの得点と40分間通してA東京のバスケットができたということでしょうか

「はい、そうですね。内容は非常に満足してます。このスタイルで本当に全ての試合を戦っていきたいという感じであったような形です。今日は本当によくチーム全体でプレーしたと思います。 テーブス海が怪我で脱落している中で、他の選手がアジャストすること、ステップアップすること、今日の試合はもうすべての選手がそれができてたと感じてます。
安藤周人は、我々のシューターですので、シューターのプレーをしっかりと活かす、彼をオープンにするような形で組んでいるプレーがあるので、後半に当たっていたので、どんどん積極的にシュートを狙っていって、それを決めるという形ですので、本当に彼もいい仕事をしてくれたと感じてます。
前半、インサイドのポイントがあったので、そこを崩していく形がよりよいかなと感じてます。後半に関しては、千葉さんもアジャストしてきましたので、そういった意味ではボールをシェアして、アシストの数が増えて、オープンシュートをしっかりと決め切ることができました。1番大事だったのが、やはり積極的に逃げ腰にならずにアタックすること。それが今日はできたと感じてます」。

 

小酒部泰暉 (A東京)
エースの富樫選手を抑えて攻守に渡り貢献
J:前に伺った時に、ディフェンスはやっぱ気持ちだって聞きました。この試合でのディフェンスについて教えてください

「自分の武器であるディフェンスの部分はもちろん気持ちでやっていましたし、今日は特に富樫選手のところで乗せてしまったら、やっぱり千葉さんのバスケットのペースになってしまうので、そこは徹底的にやろうと考えていました。 オフェンスの部分は気持ちになっちゃうんですけど、、やっぱり気持ちですね」。

 

大倉颯太(A東京)
J:プレータイムも含めて足の状態と、試合中でのスペースがすごい見えてるように感じてるんですけども、プレータイムを増やしてここからどんなプレーを見せていこうと思っていますか

「今、体の状態っていうのはすごいいい状態になるかなと思ってます。そうですね、やっぱり試合の入りを任せてもらったり、こうしてた中でインテンシティのところで、体現することができなかった部分があったので、そこを僕がやらなきゃいけないですし。今週末から試合があって、大事な1戦1戦が続いていくので、しっかりポジションを整えて、 出た時間をしっかり完璧にやっていきたいなと思います」。

試合について
「天皇杯という負けた終わりの凄い大事な一戦だったんですけども、僕たちとしてもここ4連敗してるところで、自分たちの試合で大切にしてるものだったり、そういうのは何かっていうのをチームで話してきたので、そこをしっかり体現すること、本当にそれをしっかり体現できれば勝てるっていうことは信じてました。天皇杯で逆にそれをできないとやられるというところもチームで話してたので、そういった部分で連敗からちょっといい形で抜け出したのかなって思ってます」。

 

トレヴァー・グリーソンHC(千葉J)
「出だしはよかったと思います。2Qでやられてしまった、イージーな得点が多く、特にハーフタイムに入る直前にやられてしまった。後半のファイトバックはよかったと思います。チームで気持ちも強度も出してよく戦ってくれました。このリーグは今までで一番フィジカルなリーグだと思っているので、そこはアジャストしていかないといけないと思ってます。ここから学んで次に繋げていきたいと思います」。

ディー・ジェイ・ホグの復帰について
16分55秒出場 5得点 6Reb
「彼が居ない5週間は本当に大変だった。まずは戻ってきてくれてよかった。チームとしてのリズムやタイミングがまだ掴めていない状態ですが、ここからポジティブだと思います」。

 

渡邊雄太(千葉ジェッツ)
J:ホグ選手が今日カムバックして千葉は能力高い選手が多い中で個人で打開することとスクリーンなどみんなを活かしチームでのプレーと ここからどう上げていこうと感じていますか

「そうですね、本当仰られている通りで、そのスクリーン1個にしてもボックスアウトやそういう部分にしてもやっぱり、特にA東京さんは本当にそこを徹底してて、チームとして本当にバスケットができてるなっていうような印象だったんですね。まだ自分たちは時間によってはチームでいいバスケットができてる時もあれば、ちょっとうまくいってない時はどうしても個の力に頼って1対1という場面が増えてきてると思うので、そこはもちろんやりながらチーム力を増していかなきゃいけない部分ではあります。
シーズンも半分ぐらい差し掛かってる中でそろそろ本当に自分たちのスタイルみたいなものを見つけていかないと今のプレースタイルのままだとこういう試合っていうのはやっぱりどうしても出てきてしまうかなっていう風に思ってます」。

 

富樫勇樹(千葉ジェッツ)
J:ここから富樫選手が得点とチームを引っ張っていく中で怪我した選手が返ってきてどんなチームにしていきますか

「どうですかね、特になんか変わったことをやるわけではなく、半分の30試合ぐらいやってきてる中で、それもやり続けるしかないと思うのでね。もちろん下にはいますけど、それを言い訳にしてCSに出れなかったら全く意味もないですし、今いるメンバーでまず目の前の試合、1試合1試合を戦っていくしかないと思うので。はい。本当に気持ち切り替えてやってくしかないかなと思ってます。今年の天皇杯、ここで終わってしまったことは悔しいけど、ここから切り替えて、レギュラーシーズ制覇に向けて頑張りたいなと思います」。

 

 

【天皇杯】三遠ネオフェニックスが群馬を撃破しセミファイナル進出 2・5琉球と対戦/大野HC ヌワバ 津屋3P5本 コメント🎙️

【天皇杯】三遠ネオフェニックスが群馬を撃破しセミファイナル進出 2・5琉球と対戦/大野HC ヌワバ 津屋3P5本 コメント🎙️

三遠の速いバスケットに群馬が対応して互角の戦いで大接戦に

1月8日(WED)豊橋市総合体育館で天皇杯クォーターファイナルが行われた。
三遠 79-77 群馬
1Q 24-15
2Q 17-28
3Q 23-21
4Q 15-13

<三遠>
#2 デイビッド・ヌワバ 16得点 10Reb 5AST
#28 津屋 一球15得点(3P5/10)
#24 佐々木 隆成 12得点 3Reb 5AST
#5 大浦 颯太 11得点 6AST

<群馬>
#0 藤井祐眞 17得点 8AST
#4 トレイ・ジョーンズ 17得点 6Reb 5AST
#%2 ヨハネス・ティーマン 15得点 7Reb 4AST
#29 細川一輝 14得点(3P4/9)

ゲーム入りは群馬が得点を重ねていい入りをするが、この日5本の3ポイントを沈めてチームに貢献した津屋の得点から三遠の得意の得点力を見せていく。さらにダジンスキーやメイテンの活躍で三遠がリードして1Q終える。

リードを持って入った2Qでは、群馬も粘りを見せていき逆転。リードしてディフェンスを仕掛けていくが、大浦と佐々木隆成が3ポイント決めれば、藤井も3ポイント決めてリードチェンジを繰り返し、2Qで28点挙げた群馬が43-41とリードして折り返す。

後半も激しい攻防が続き接戦となって試合は進んでいき、3Q終わって64-64の同点で最終クォーターへ。4Qも一進一退の攻防が続く。三遠はツーガードで佐々木、大浦、そしてインサイドのやり合いもヒートアップして、勝負は最終局面に入る。残り2分を最後はお互いが勝負をかける痺れる展開になる。両チームインサイド陣がファウルアウトして残り19秒三遠が2点リード。群馬がファウルゲームを仕掛けていき、三遠のヌワバがフリースローを獲得して1本決めて78-75として、3点差から残り18秒から群馬のジョーンズがファウルを取り2本フリースローを決め返して78-77として1点差にする。ここでこの試合群馬を引っ張ってきた藤井がファウルアウトとなる。残り17秒で佐々木がフリースロー2本中1本決めて、最後は群馬のオフェンスでジョーンズのシュートが決まらず勝負が決まった。

お互い競り合い最後までわからない展開が続く見応えある試合は79-77で三遠が群馬に接戦を制してセミファイナルに進出して琉球と戦うことが決まった。

 

天皇杯セミファイナル
2月5日(水) 19:30 tipoff @沖縄アリーナ
琉球 vs 三遠
今シーズン琉球と三遠の対戦は開幕戦を1勝1敗。また琉球ホームで迎える三遠と天皇杯セミファイナルで再びの対戦に注目が集まる。

試合後コメント

大野篤史HC(三遠)
「40分間我慢強く戦えたことが勝因です。特にヌワバ選手がかなり良かったと思います。シュートが入る入らないや派手なブロック、1対1を守り切ったというよりも、最後にグラブする気持ちや勝利に繋がる一つのポゼッションのところに対するメンタリティーをヌワバ選手を通してもっともっとチームに浸透させたいです。そういうところが勝ち切れた要因でもあり、そのメンタリティーを少しずつ成長させていけていると思っています。ヌワバ選手のメンタリティーをもっと浸透させていければ、さらに良いチームになれると思います」。

 

デデイビッド・ヌワバ(三遠)
「特にギアを上げるというわけではなく、試合を通して自分のパフォーマンスでチームを引っ張っていくこと、自分がやることで他の選手にも影響し、良い流れを作ることを心掛けて常にやっています。時には上手くいかないこともありますが、40分間続けてしっかり戦える姿勢を維持するようにしています。どこよりも自分たちの方が良いチームだと思っている」。

 

津屋一球(三遠)
「自分のタイミングや佐々木選手、大浦選手のタイミングがそれぞれあります。そのことをチーム全員が共通理解を持ってプレーすることができています。
自分のシュートだと思えば自信を持って打ちますし、チームから打てと言われているようなパスも来ます。その流れでシュートを打たない方が逆にボールが止まってしまったり悪い終わり方になるリスクもあるので、自分のタイミングと思えば思い切って打つことを選手全員がそれぞれ感じていると思います。天皇杯セミファイナルのこの先は自分も経験したことのない舞台ですが、やるからには絶対に勝ちたいです」。

 

カイル・ミリングHC(群馬)
「最後のプレーは、結果として狙ったようにはならなかったですけれども、自分たちのシュートで終わりたかったというところと、自分たちのシュートで引き分けに持っていってオーバータイムに行きたいという狙いでバックコートを選択し、トレイをシューターにするというのを決めていました。
名古屋Dさんとも延長戦になったり、今日もこれだけタフな試合で、自分たちはまだ遠征が続くので、まず選手にしっかりリカバリーしてもらって、メンタル面でも体の部分でもしっかり準備ができた状態で週末の大阪戦に挑みたいと思っています」。

 

細川一輝(群馬)
「今日は最後の方の本当に大事な場面でシュート2本を決め切れなかったというところはとても悔しいですが、全体を通しては、強い三遠さんの強みを消しながら40分間チームで戦えたので接戦になって、最後まで分からない状況にできたかなと思います。相手にペイントタッチをさせずにいいディフェンスができましたし、全員でファイトして最後まで戦えたと思います。あとはちょっとしたところのミスだったり、オフェンスリバウンドだったり、そこはまたすぐ試合が始まるので、切り替えていきたいと思います」。

 

【天皇杯】渡邊雄太20得点に強度高いディフェンスで勝利してクォータファイナル進出決める/1.8 QF千葉JvsA東京 三遠vs群馬に決定

【天皇杯】渡邊雄太20得点に強度高いディフェンスで千葉Jが勝利クォータファイナル進出決める/1.8 QF千葉JvsA東京 三遠vs群馬に決定

千葉ジェッツが大接戦となったFE名古屋を最後は振り切り勝利 1/8クォーターファイルでアルバルク東京と戦う

3次ラウンド
12月4日(WED)
ららアリーナ東京ベイ
千葉ジェッツ 83-80 FE名古屋
1Q 15-16
2Q 29-29
3Q 19-18
4Q 22-17

<千葉J>
#1 渡邊雄太 20得点 9Reb 3BLK
#34 クリストファー・スミス 19得点
#31 原修太 #33 ジョン・ムーニー 10得点

<FE名古屋>
#11 アーロン・ヘンリー 23得点 9Reb
#0 オルフェミ・オルジョビ 18得点
#3 並里成 11得点 6AST
#23 保岡龍斗 8得点 3Reb

ホグが欠場の中で金近がスターターで出場し3ポイントをいきなり決めて入る。FE(名古屋)は保岡のアウトサイド、佐土原のペイントへのアタックといい流れを掴んで得点する。渡邊とムーニーのピックからダイブへと攻め所をしっかり抑えてオフェンスしていく。両チーム膠着状態から、FEはブレイクだして得点、千葉はターンオーバーが6個も出る中でも崩れず16-15FEリードで1Q終える。

2Q千葉はメンバーも変えて入るが、並里、保岡、バッズを中心に試合を作り得点を挙げてリードを広げる。千葉は、田代のディフェンスの粘り、渡邊雄太の得点で追い上げるも、FEのオルジョビを止められずリードを許す。千葉も追い上げるが、両チーム得点を挙げて45-44FEリードで折り返す。

千葉のターンオーバーからFEはブレイクを多く出していったことで得点力が上がった。

後半も保岡の3ポイントで始まり、原も積極的に打ちスリーポイントを決める。この2人のマッチアップは見応え満載だ。FEは保岡とヘンリーがインサイドで得点してリードを保つ。千葉は渡邊が得点すると、ターンオーバーも出て流れをなかなか掴めない。またFEはディフェンスからしっかりコントロールしていくが、渡邊のブロックからオープンのスミスに渡りスリーポイント決めて同点にする。渡邊とスミスのオフェンス力は素晴らしくFEは止められない。そして、際立つのが渡邊の献身的なディフェンスだ。渡邊のブロックが何度も出て流れを変えていき、そしてスティールからオウへ渡し得点して63-63となって最終へ。

4Qでは一進一退となりお互いが意地を見せて接戦で進んでいく。試合は同点で中盤に入っていく。千葉は荒尾がディフェンスに、オフェンスで得点してリードを広げる。ホグが欠場で、なかなかリズムが掴めない中で荒尾の存在は大きい。またFEも保岡と並里の加入でボールの展開やディフェンスの強度が上がり、さらに得点力が増していることで、千葉と互角に戦っている。最終局面に入って徐々に点差を広げる千葉に対して残り1分切って2点差で粘るFEに最後は原の3ポイントシュートで勝利を手繰り寄せた。

この勝利によって1月8日クォーターファイナルで、名古屋Dに勝利して勝ち上がってきたアルバルク東京と対戦する。

この試合での未公開写真はJbasket AND1
こちらから
https://jbasket.bitfan.id/contents/217592

そしてクォーターファイナルは、1月8日(水)に千葉JvsA東京、群馬vs三遠の2試合が決定した。Bリーグ前年チャンピオンの広島は千葉JvsA東京の勝者と、準優勝の琉球は三遠vs群馬の勝者とそれぞれ2月5日のセミファイナルで対戦することになっている。

 

試合後コメント

渡邊雄太(千葉J)
接戦の中でオフェンスでファウルを貰い得点を取り続けて、ディフェンスではインサイドやウイング選手を守り切りチームに貢献。NBAでの経験もコメント!渡邊雄太をBリーグで見ることができることが本当に素晴らしい

J:接戦でも勝ち切るためにチームに強度高いディフェンスをやり続けるポイントを教えてください

 

グリーソンHC
「皆の勝ちたいという意志が本当に出た試合かなと思います。チームとして遂行力が低かったり相手に対して緩くなってしまった部分があって、 そういうところ含め本当に試合の中で色々な調整をしながら、クロスゲームのまますごいタフな状態で選手達が戦ってくれました。
最後の最後にビッグショットやビッグストップもしてくれて、その勝ちたい気持ちが結果に繋がってよかったです。ただ、今日の試合はシーズン後のハイライトとしては出てこないんだろうなと思うぐらい反省点も多い試合だったので、しっかり修正していきたいと思います」。

 

【天皇杯】群馬が川崎に勝利藤井祐眞19得点5AST炸裂し吠える、ドイツ🇩🇪代表ティーマン23得点 8Rebチームを牽引して天皇杯3次ラウンドへ(前編)

【天皇杯】群馬が川崎に勝利 藤井祐眞19得点5ASTで炸裂し吠える、ドイツ🇩🇪代表ティーマンが23得点 8Rebチームを牽引すして天皇杯3次ラウンドへ・(前編)

群馬には、川崎に在籍して日本のバスケットを牽引してきた藤井と辻がいる。そして今シーズン電撃移籍した藤井祐眞がいる。
天皇杯で初の顔合わせをしたこのふたりのマッチアップは、見ていても熱くなる。
試合後に、群馬へ移籍した藤井へインタビューにも、現在の想いも伝わってきた。
群馬のツートップへ聞く(後編)へ

試合後ミリング新HCとティーマンに聞く

天皇杯今年の大会は記念すべき第100回大会になる。昨年は千葉ジェッツが2年連続で天皇杯を制し、2連覇を達成した。3連覇なるか。それとも広島ドラゴンフライズや琉球ゴールデンキングスの昨シーズンファイナルチームが優勝するのか楽しみになる。

天皇杯大会は、1回戦2024年9/14、15、2回戦9/21、22、23で行われた。
次からは3回戦になり、12/4に行われる。
そしてQF(クォーターファイナル)は2025年1/8(水)。SF(セミファイナル)は2/5(水)。ファイナルは3/15(土)国立代々木競技場 第一体育館の日程になっている。

天皇杯2次ラウンドの最終日の注目となったのは、このカード、群馬クレインサンダーズvs川崎ブレイブサンダースだ。川崎は、昨シーズンニック・ファジーカスが引退して新たな改革が進み、新体制になった。その川崎には、川崎一筋の篠山竜青がいる。この辻直人、藤井祐眞、篠山竜青は共に川崎で活躍して天皇杯も制してきた気心しれた3選手だ。その3選手がBリーグ開幕前の天皇杯2次ラウンド最終日で早くも対戦することになった。ファンブースターには最高なシーンも見ることができた。
試合は、リードしていた川崎に対して後半、群馬が藤井とドイツ代表新加入のティーマンが炸裂して逆転して、そのリードを保ち群馬が勝利して天皇杯3次ラウンドにコマを進めた。

 

天皇杯2次ラウンド最終日
9月23日
オープンハウスアリーナ太田
群馬 99-83 川崎
1Q 15-22
2Q 28-25
3Q 26-11
4Q 30-22

1Q川崎の飯田がスリーポイントを3本中3本決め切って勢いに乗りリードを広げる。群馬はドイツ代表の新加入のティーマンが入り、大きいラインナップを見せて、インサイドの強さを発揮して得点を重なる。それでも川崎は、飯田、益子とスリーポイントを高確率で決めてリードを広げていき、川崎はスリーポイント11/17 64.7%と炸裂して、50-43川崎リードで折り返す。

追い上げる群馬に川崎がしっかり返していくが、群馬に移籍した、藤井がハッスルして、さらにスリーポイントを決めて追いつき、ブレイクから藤井がアシストしてパーカーが決めて逆転して会場のボルテージはマックスに。69-61群馬リードして最終へ。

群馬はリズムよくオフェンスして、ティーマンのインサイド、藤井のショットとチームをリードする得点でゲームを完全にコントロールして群馬が川崎から勝利し、天皇杯3次ラウンドにコマを進めた。

今シーズン大きな補強として、チームの柱になることが予想されるのはヨハネス・ティーマンだ。ティーマンは、2023年ワールドカップでは強豪国を破りドイツ代表として優勝し、日本代表とも幾度となく戦ってきた選手だ。パリ五輪でも世界ランク3位ドイツ代表としてプレーした。

そのティーマンはユーロリーグのクラブ、アルバ・ベルリンにて6シーズンプレーをした。キャプテンとしても活躍し、ドイツリーグでは3回のチャンピオンを獲得している。また、ファイナルMVPを含む数々のタイトルを獲得して、ユーロリーグでも結果を出しており、2023-24シーズンでは平均12得点(全体23位)、5リバウンド(同15位)、3ポイント成功確率は試投数が1試合平均2以上ある中でも34%、EFF(貢献度)は11位というユーロリーグにおいても素晴らしいスタッツを残して、群馬に加入した。

インサイドとアウトサイドから高確率で得点をして、ディフェンスではフォワードからセンターポジションをしっかり抑えることができるので、今シーズンCS出場、そして優勝を狙う群馬に最強の選手がきたことは間違いない。

 

試合後 Jbasketインタビュー

ヨハネス・ティーマン(群馬)

「前半は川崎さんがすごくホットな形で入ってしまったのでちょっと手こずりましたけれど、後半に関しては自分たちがやるべきことをやる形で戻ってこれた。勝ちで終われたのでよかったです」。

J:今、チームにアジャストしているところだと思いますが
どんなことを心掛けていますか

「自分の中でこれをこうしなきゃっていう風にせず、このチームで試合をしている流れの中で、自分がいろんなことを学んでアジャストしていこうと思っています。例えば、ここをこうしてという形ではなくて、新しいことしか今自分の中にはないので、 流れの中でいろんなことを学んでいこうと思っています」。

J:日本代表と戦った時に印象に残っている選手や、日本のリーグで対戦してみたい選手やチームを教えて下さい

「河村選手はすごく印象に残っています。小さいからという言い訳をしない、できない状況の中でプレーをしているので、そういう言い訳なしにできることをやってる選手は すごく印象的だなと思ってます。多分きっとバスケをするには小さすぎるっていうことを今まで言われてきただろうけれども、それを自分がプレーで見返すっていうことができる選手なので、すごいいいなって思っています。 もちろん、NBAでプレイしてる八村塁選手、渡邊雄太選手も、もちろん印象に残っています」。

 

J:ドイツで世界トップレベルで戦ってきたテーマン選手の見どころを日本のバスケファンへ

「自分がここを毎回こうしますっていうところも、あまり試合の中で決めているタイプではないので、ちょっと難しいところもあるんですけれども、ただ、自分のプレースタイルとして、中でもできるし、中が閉まってるのであれば、外からもプレーできるのが、自分の強みだと思ってるので、 自分は試合の中で、その試合の流れでできることをしようっていう考えているタイプなので、その各試合で自分のやってること、見せられることっていうのも違うと思うので、そのファンの人たちには毎回違うことをやってる自分を見てもらえたらなって思います」。

キャリア
PF/ 206cm/ 1994年2月9日生まれ/30歳
/ ドイツ出身

ドイツ代表🇩🇪
2017 European Championship
2019 FIBA ワールドカップ
2021 東京オリンピック2020
2022 European Championship 3位
2023 FIBA WORLD CUP 優勝🏆

 

カイル・ミリング新HC(群馬)

「試合がすごいホットな状態で入って前半、川崎が勝った状態で終わる形だったけど、後半20分はすごくいい形でプレーできたのかなと思ってます。ディフェンスの形を変えたりとか、自分たちにできることもやったので、自分たちのやることを遂行してくれた選手を褒めたいと思ってます」。

藤井選手について
「フジイはすごくいい選手で元々知っていますけど、 試合を重ねるたびにすごく良くなってきてる状況なので、これから彼のいいところ伸ばしつつ、今の状態を保ってほしいと思います」。

J:今シーズン、昨シーズンの広島のような新たなワードとかありますか

「開幕で出せたら嬉しいな(笑顔)。ちょっとあっためて開幕戦でね(笑顔)」。

 

J:青木勇人さんがアシスタントコーチに入っていますがどんな会話してますか

「チームが1つになるためにケミストリーをしっかり作らなきゃいけないと思っていて、そのためには選手もスタッフもコーチも1つにならなければいないって思っているので、自身もいろんな人とコミュニケーション取ろうと努力してるとこです。面白いエピソードはまだ特にないですよ(笑顔)。
今日タケトさんビールでも飲めたらいいなと思います(笑)」。

【天皇杯】2年連続優勝🏆パトリックHC、富樫勇樹、原修太、スミス、ムーニー、小川麻斗 優勝コメント

【天皇杯】2年連続優勝🏆パトリックHC、富樫勇樹、原修太、スミス、ムーニー、小川麻斗 優勝コメント

3月16日さいたまスーパーアリーナで天皇杯が開催された。2年連続同カードとなり、千葉ジェッツが琉球ゴールデンキングスを117-69で破り2年連続優勝し連覇を果たした。琉球は過去最多失点となり、48点差で大敗を喫してしまった。この得点差に至るのに千葉Jのプラン、そして完全に遂行する選手達が琉球のフィジカル、気持ち強いバスケットを圧倒した。今シーズン始まった千葉は若手のステップアップとチームの勝利とバランスが難しい中、この一発勝負の天皇杯ファイナルでは、小川、金近の存在感も感じらる試合となった。優勝会見では終始和やかな空気に包まれた。パトリックHCは若手の活躍に対しても評価やベテランとの融合も聞けた。そしてキャプテン富樫勇樹の底知れぬ体力、気力について”普通じゃないよ”と笑顔で答えたのが印象的だった。

天皇杯ファイナル 参照:https://jbasket.jp/b-leag/41617.html

優勝コメント

ジョン・パトリックHC

「昨シーズンのBリーグファイナルで負けたからかどうかは分からないけど、選手達が最初のジャンプボールから集中して、非常にフィジカルな相手に対して、何があってもタフに集中して戦ったと思います。48点差の勝利は見たことのない結果ですが、選手たちがコート上で120%の力を出してディフェンスからオフェンスへの戦いを徹底してくれたおかげです。

サイズは琉球が大きく、インサイドで力のあるビッグマンに対して、40分リバウンドをボックスアウトして戦おうと言ってました。選手がオンザコートで怖がらないようにやっていたのがこういう結果になったと思います。うちの速さが有利な点でコートのスペーシングを良くして、オフェンスリバウンドを取りやすくして、ムーンもゼイビアも取っていましたし、岳も全員でやれました。
ダブルチームがよく効いていました。チームで40分間で3ターンオーバーしかなかったのは凄くいい。ガード陣はターンオーバー0です!それはパーフェクトに近い試合が出来た。プレッシャーに対してしっかりボールを動かす事ができたのか良かった。
ブースターの皆さんが赤の海、コートサイドから高い所まで、赤くしてくれてサポートしてくれて感謝しております。」

 

富樫勇樹キャプテン/ 20得点 (3P6/8) 9AST

「2連覇という結果はすごく嬉しいです。チームとしてこのゲームが出来た事はすごく自信になるので、これからまた切り替えて、Bリーグの残りのシーズンも頑張っていきたいと思います。
3ポイントシュートの確率がかなり良かったです。27アシストという結果が本当にボールがよく回っていたと思いますし、本当にチームメイトを信頼してプレーした結果だと思います。

EASLも含めてタフな日程でしたが、優勝して帰ってこれたので勢いが良かったと思います。琉球さんは11日ほど空いての試合だったので、リズム的にかなり難しかったと思います。

勝つ事でチームの雰囲気が良くなると思ってます。毎試合ブースターに応援してもらってのチームです。両チームブースターのいい雰囲気の中プレー出来て本当に感謝してます。」

 

原修太 /20分出場 8得点
スタッツ以上にペイントアタックと3ポイントがチームにエナジーを与えた

「前評判では琉球有利という人達が多かったので、それを覆して勝つことができたのが、すごくうれしいです。はい!
両チームブースターのおかげで本当に最高の試合が出来ました。ありがとうございます。」

 

クリストファー・スミス /26得点ゲームハイ

「今回来日してからBリーグで1週間で2回しかプレーしてしないのに、その後に2つチャンピオンシップを戦い、まだ2週間しか経っていないけど、2つも優勝出来たのは、ある意味でひとつの記録になるのではないか、と冗談っぽく話していました(笑顔、周りの選手も笑顔)。

本当に素晴らしい試合でしたし、チームで勝ちとることができて本当に良かったです。この流れをBリーグに活かていきたいと思ってます。

千葉ジェッツブースターの皆さん、本当に素晴らしかったです。どんな所に行っても本当にファンの皆さんが遠征してくれるので、毎回伝えますが、ホームのように戦えるのはありがたいと思ってます。ありがとうございます!」

 

ジョン・ムーニー /17得点 14Reb

「本当に素晴らしく、チームで勝ちとった優勝だと思います。スタートメンバーも、ベンチから出る選手たちもしっかりとやる事をやって持ち味を発揮することができました。更に昨シーズンのBリーグ ファイナルで負けた相手に勝ち切ることができて良かったです。

本当に素晴らしい千葉ジェッツブースターの皆さん、今シーズンずっと応援してくれて、今日も本当に沢山の方々が来てくれて、信じられない位の声援を送ってもらって素晴らしかったです。ありがとうございます。」

 

小川麻斗(千葉J)/14得点(3P4/6)

「昨シーズンBリーグでのチャンピオンシップで敗れて、個人としても悔しい思いをしました。自分が千葉Jに入って、やっと1年が経ちますが、2連覇という経験をさせてもらってすごく嬉しく思ってます。
大学から辞めてのプロだったので良かったです(笑顔)。このチームで原さん、勇樹さんだったりお手本となる先輩達がいるので、この1年ちょっとで自分としても成長したのかなと思ってます。

EASLのフィリピンまで千葉ジェッツブースターの皆さん来てくれたり、凄く応援してもらえて、このような舞台でバスケが出来て感謝しております。」

 

 

【天皇杯】千葉Jが琉球を寄せ付けず48点差の大差で勝利し2連覇で5回目の優勝に輝く/富樫勇樹大会MVP/ベスト5 富樫、ムーニー、スミス、岸本、比江島

【天皇杯】千葉Jが琉球を寄せ付けず48点差の大差で勝利し2連覇で5回目の優勝に輝く/富樫勇樹大会MVP/ベスト5富樫、ムーニー、スミス、岸本、比江島

第99回天皇杯決勝は2年連続同カード、昨年の天皇杯王者千葉ジェッツと昨シーズンBリーグ王者の琉球ゴールデンキングスが戦う。琉球はリベンジを果たすべく、初のさいたまスーパーアリーナへやってきた。また、千葉ジェッツは1週間ほど前にEASLでフィリピン、セブ島でファイナルが行われ優勝し無敗の王者となった。両チームにとっては負けられない戦いであり、ブースターにとっても熱い戦いとなる。試合は、千葉Jが前半から波に乗り、後半もそのまま更に勢いに乗りに圧倒。琉球の反撃も寄せ付けずスリーポイントは56.8%とチーム量産。天皇杯でも過去ない48点差という大差をつけ、天皇杯優勝 連覇達成という偉業を果たした。

FINAL
2024.3.16(SAT) さいたまスーパーアリーナ/15,385人

琉球ゴールデンキングス 69-117 千葉ジェッツ
1Q 21-25
2Q 11-23
3Q 17-37
4Q 20-32

<千葉J>
#2 #富樫勇樹 20得点 (3P6/8) 9AST
#34 #クリストファー・スミス 26得点
#33 #ジョン・ムーニー 17得点 14Reb
#10 #ゼイビア・クックス 13得点 7Reb 4AST 4BLK
#3 小川麻斗 14得点(3P4/6)

<琉球>
#14 岸本隆一 13得点 2AST
#7 アレン・ダーラム 13得点
#4 ヴィック・ロー 12得点 6AST
#45 ジャック・クーリー 11得点 10Reb

ゲームの入りから注目され、スミスのスリー含む5得点、岸本もしっかりスリーとローでテンポいい千葉に離されず、リードしていく。スミスの存在は千葉にとって非常に大きく影響させた。スミスからクックスに変わるとサイズが大きくなり、変わらず速い展開が続く形を取れる千葉は、インサイドにダイブして得点し、更にディフェンスのギアを上げる琉球に、原がスリーポイントにドライブからバスカンとチームを引っ張る。原のペイントへのアタックはフィジカル強く琉球のインサイドのビッグマンのディフェンスを撹乱させた。

富樫を起点にしてペイントにアタックするオフェンスを続けて、オープンにしてスリーポイントを決める千葉らしいバスケットを展開し、1対1から連続で決めていき2桁得点差にする。琉球は富樫に対して、ディフェンスのいい小野寺や荒川をつけるが富樫がしっかり対応して、1対1含めてディフェンスをさせない力の差を1試合通して見せた。ローが富樫についてもミスマッチが起こることもあり、千葉のオフェンス力は更に勢いつけた。琉球はディフェンスをどうアジャストするのか、48-32千葉リードで折り返す。
スリーポイント3/13 23%、2P7/18 38.9%の琉球に対して、スリーポイント7/18 38%、2P10/22 45%と千葉の高い確率がスタッツに出た。

後半に入っても千葉がイニシアチブを取り、ディフェンスではダブルチームで相手を追い込んでいく。リズムを取らせない激しいディフェンスが効いてアウトサイドから小川麻斗らのスリーポイントが決まり点差を広げていき、千葉は怒涛のオフェンスを仕掛けて30点差へ、最大は50点差まで広げた。その中で強力な光を出してチームに貢献した一人はチーム合流して3試合目のスミスだ。追い上げたい琉球に、ディフェンスでプレッシャーをかけて、個人で打開してリードを広げる脅威の貢献で千葉が一気に走り抜ける。

そして千葉は若手選手も活躍し、小川は持ち前のハッスルして14得点あげ、チームの爆発力は最後まで続き、117-69で勝利して天皇杯優勝、2連覇を達成した。
ペイント内での得点で大きく差が出て千葉42-28琉球。セカンドチャンスポイントも千葉32-6琉球とリバウンドも千葉49-37琉球と圧倒した。強い千葉に琉球は試合を通してアジャストすることが厳しかった。中々見ることが点差の勝利となり、EASLと合わせて2冠王者になった。

琉球の岸本隆一は「結果で見返していけるように、自分達が1つ1つ行動を起こせていけたら」と会見で語った。

ここから未来へ繋げること、最後まで心からリーグ戦を戦い抜くこととした。この実力人気チームを今シーズンCSへ向け最後まで注目していきたい。

 

最終結果

優勝🏆 千葉ジェッツ(2年連続5回目)
準優勝 琉球ゴールデンキングス
第3位 川崎ブレイブサンダース、宇都宮ブレックス

大会MVP賞
富樫勇樹(千葉J)2大会連続3回目

大会ベスト5
富樫勇樹(千葉J) 3大会連続5回目
ジョン・ムーニー(千葉J)2大会ぶり2回目
クリストファー・スミス(千葉J)初受賞
岸本隆一(琉球)初受賞
比江島慎(宇都宮)3大会ぶり3回目

 

【天皇杯】琉球、過去最多失点で千葉Jに69-117と大敗 桶谷HC 岸本隆一「結果で見返していけるように、自分達が1つ1つ行動を起こせていけたら」/試合後コメント

【天皇杯】琉球、過去最多失点で千葉Jに69-117と大敗 桶谷HC 岸本隆一「結果で見返していけるように、自分達が1つ1つ行動を起こせていけたら」/試合後コメント

3月16日さいたまスーパーアリーナで天皇杯が開催された。2年連続同カードとなり、千葉ジェッツが琉球ゴールデンキングスを117-69で破り2年連続優勝し連覇を果たした。琉球は過去最多失点となり、48点差で大敗を喫してしまった。

琉球は昨年の天皇杯で千葉Jに敗れた後、Bリーグファイナルでは2度のオーバータイムの末に千葉Jに勝利してBリーグチャンピオンに輝いている。昨年の天皇杯のリベンジを誓った琉球は、試合の流れをを千葉Jに取られて、イニシアチブをずっと握られてしまう展開。序盤から原修太のインサイドへのアタック、富樫とスミスのアウトサイドのシュートを止められなかったず、後半に入って3Qで17-37と、千葉のアウトサイドからの高確率もあり一気に引き離されてしまい、4Qになっても点差は縮まらず48点差で終えた。この点差は天皇杯では初めての記録となる。最後までファンの声援は途切れる事はなかったが、琉球のディフェンス、エナジーを上回る試合展開をし、一発勝負の強さをみせつけた千葉ジェッツはEASLに続き天皇杯をも掴んだ。

FINAL
2024.3.16(SAT) さいたまスーパーアリーナ/15,385人

琉球ゴールデンキングス 69-117 千葉ジェッツ
1Q 21-25
2Q 11-23
3Q 17-37
4Q 20-32

<琉球>
#14 岸本隆一 13得点 2AST
#7 アレン・ダーラム 13得点
#4 ヴィック・ロー 12得点 6AST
#45 ジャック・クーリー 11得点 10Reb

<千葉J>
#2 富樫勇樹 20得点 (3P6/8) 9AST
#34 クリストファー・スミス 26得点
#33 ジョン・ムーニー 17得点 14Reb
#10 ゼイビア・クックス 13得点 7Reb 4AST 4BLK
#3 小川麻斗 14得点(3P4/6)

 

試合後コメント

桶谷大HC

「警戒していた富樫選手、スミス選手に最初のシュートを決められてしまって、EASLの勢いのまま、メンタル的にもいけると思わせてしまいました。富樫選手の所をフィジカルにプレー出来なかった、かなり振られてしまい、他もやられてしまってましたが、それが最初のキッカケになって点差が離れてしまっている時に自分たちのオフェンスでもいつもはないシュートを打ってしまったり、ちょっとした所から歪みが大きくなってしまいました。自分達のバスケットボールを遂行することができず、このような結果に繋がったと思います。
応援しに来てくださったファン、キングスを応援してくれている方々に期待してもらえてるいる中での大敗なんで、めちゃくちゃ恥ずかしいです。今日の試合の悔しさをしっかりとシーズン終盤戦の糧にしていかないといけないです。」

ここからについて

「絶対勝つぞと臨んでいた試合でした。ファンの方々はリベンジをして欲しいという思いがあったと思うので、その気持ちを裏切らない気持ちで戦ってました。ここから千葉ジェッツと試合があります。自分達はこの負けから得たものをしっかり結果出して、ファン方々に納得してもらえるゲームをしていきたいと思ってます。」

 

#14 岸本隆一

「負けた原因を挙げれば沢山出てくると思います。今日の試合に関しては、ここをどうにかするれば違った試合になるという試合ではなかった印象です。1つ1つの些細なきっかけをケアすることができず、このような結果になったと思っています。
ここからまた一つずつ積み上げていくしかないので、結果で返していけるように自分たちで行動を起こしていきたいです。」

ここからについて

「昨シーズン同様、負けたのは悔しいです。今日の試合は戻ってこないですし、また来シーズン天皇杯はというのも違うと思っていて、そもそもまた(この場所に)来れる保証はないですし、悔しさ、不甲斐なさもあります。勿体なさや色んな気持ちがあります。
ここからもう一度積み上げていくしかないと思っています。昨年Bリーグチャンピオンになり、ここからキングス頑張ったよねでは終われない、許されないと思ってます。結果で見返していけるように、自分達が1つ1つ行動を起こせていけたらと思ってます。」

 

【天皇杯】セミファイナル 千葉Jが宇都宮から大逆転勝利 その中心にいたのは日本代表やBリーグを牽引する富樫勇樹だった

【天皇杯】セミファイナル 千葉Jが宇都宮から大逆転勝利 その中心にいたのは日本代表やBリーグを牽引する富樫勇樹だった

千葉ジェッツ大逆転勝利で宇都宮に勝利で3年連続ファイナル進出へ

昨年天皇杯優勝の千葉Jが初優勝を狙う宇都宮と2年連続で天皇杯セミファイナルで激突した。Bリーグではお互い東地区で凌ぎを削っている両チームの戦いはリードをした宇都宮から最大21点差をひっくり返した千葉Jが大逆転劇をみせた。その中心にいたのは、日本やBリーグをリードする富樫勇樹だった。
リーダーシップでチームを牽引しタフな場面でのシュートをを打ち続けて決め切り、パスを供給しアシストした。最後はベテランで長年チームを共にしてきたミスタージェッツ西村文男も富樫とチームを引っ張って勝利に貢献した。千葉Jは決勝に進み3月16日にさいたまスーパーアリーナで琉球ゴールデンキングスと2年連続ファイナルで戦う事が決まった。千葉Jは2連覇をかけて、また昨シーズンBリーグファイナルでのリベンジも合わせて戦う。負けた宇都宮の比江島慎からは悔しさが滲み出るコメントを試合後聞くことが出来た。

第99回天皇杯セミファイナル
2/14(WED) 19:00 tipoff 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 78-72 宇都宮ブレックス
1Q 6-24
2Q 23-21
3Q 26-13
4Q 23-14

<千葉J>
#2 富樫勇樹 29得点(5/9) 9AST
#33 ジョン・ムーニー 19得点 12Reb
#10 ゼイビア・クックス 11得点 10Reb3AST 2STL

<宇都宮>
#25 D.J・ニュービル 14得点 5AST 5Reb 2STL
#42 アイザック・フォトゥ13得点 9Reb
#6 比江島慎 11得点 3AST

ボールにしっかり絡みアウトサイドとインサイドで押し込み宇都宮はいい入りをして、ボールが回らない千葉に比江島はスリーポイント決めて、中々リズム掴めない千葉Jに宇都宮は6分過ぎまでに16-0のランを見せる。
フィールドゴールが千葉1Q1/8 、宇都宮は6/9のリバウンド7の千葉、宇都宮は15と数字にでた1Qになった。

更に激しくディフェンスする宇都宮は最大21点つけてリードしていく。千葉はディフェンスのローテーションが合わずニュービルらがフリーでスリーポイントを決める宇都宮のリードは続き、千葉Jは富樫が個人で打開して得点して徐々に千葉のインサイド陣のリバウンドも踏ん張って取り切り後半に繋げる。
前半終えて、千葉は3Pが1/14、宇都宮4/14と厳しく得点に響いた。リバウンド千葉は21、宇都宮23と互角に戦い、45-29宇都宮リードで折り返す。

大事な後半はやはりこの選手富樫がチームを鼓舞していく。
富樫のドライブから得点して、そして個人の1対1から3ポイント決め切ってグングン追い上げる。宇都宮へのディフェンスの強度もあがり、富樫のチームを牽引する力が爆発する。ニュービルに対して激しいディフェンスで小川麻斗が貢献。その激しさから比江島のオフェンスファウルに繋げて、その勢いはチームに伝染してここで富樫が決めて2点差にし会場のボルテージが上がる。

それでも立て直す宇都宮に対してニュービルのブレイクを原がしっかり止めて、千葉は3ガードにチェンジしたり変化をつけていく中、富樫がスリーポイント決めて遂に逆転し会場のボルテージはマックスになる。
ここから宇都宮は比江島を起点に立て直し再びリードする。それでも富樫は止まらない、スリーポイント決め切って72-72と2分切って同点で進んでいく。
その後比江島はファウルアウトしてから西村の渾身のスリーポイントが炸裂して勝負を決めた。

リーグ屈指の人気と実力の両チームは試合は激しく熱い見応え満載の試合を見せてくれた。勝負は千葉Jが勝利したが、ここからBリーグは終盤に入っていく、天皇杯では負けた宇都宮だがCSに向けて熱い展開に注目していきたい。

 

 

試合後インタビュー🎙

富樫勇樹 西村文男(千葉ジェッツ)

◉総括
◉富樫勇樹選手へ
J:激しい試合の中でシュートを決め切った後に笑顔が溢れていましたがどんな気持ちでしたか

◉西村文男選手へ
J:2年連続強い宇都宮にセミファイナルで勝利での笑顔はどんな思いでしたか

富樫勇樹
「まだ若手の活躍を最近見ることができていない。もっと頑張ってほしいという思いがあります。金近も麻斗も間違いなく素晴らしい仕事をしたけど、もっとできる力を持っている。チームを一緒に勝たせられる選手になってほしいのですし期待しています。」

西村文男
「大事な試合での勝ち方は僕らが知っているつもりです。その戦い方背中で見せるのは大事です。特に僕みたいなベテランが体を張って頑張る事でチームの士気も上がります。それで若手がどんどん絡んでくれば頼もしいので期待しています。」

 

ジョン・パトリックHC (千葉J)

「理想的ではなく、16-0の最低なスタートでした。諦めないように選手もサポーターも盛り上がって、特に後半は宇都宮が5点だけファストブレイクとオフェンスリバウンドで得点した。前半は23点オフェンスリバウンドとファストブレイクの得点があったので、その分のディフェンスが良くなってフミオとユウキのリーダーシップがあり、大事なシュート決めてくれました、
アサトもかなり、ニュービルや比江島に対していいディフェンスやって、原もニュービルに対していいディフェンスやっていたと思います。
天皇杯はまだ終わってないけど今日はビッグゲームで船橋アリーナが凄くいい盛り上がりで最高でした。」

小川麻斗のディフェンスについて

「アサトはいい1on1ディフェンスしていた。相手が手や肘を出したりしていてオフェンスファウルにはならなかっだけど、宇都宮の1対1のリズムを崩して、ヘルプディフェンスが来ていた時にチャージング取ったりして、ディフェンスとトラップが凄く効いていたと思います。」

 

比江島慎 (宇都宮)

J:2年連続千葉Jとのセミファイナルでの戦いで、一発勝負の難しさを教えて下さい

 

佐々宜央HC (宇都宮)

J:前半大きくリードして、千葉が追いつき
後半拮抗した展開で勝負となったポイントを教えてください

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【天皇杯】宇都宮が横浜BC破りセミファイナルへ/比江島慎「一発勝負の怖さは理解している 何としても全てのタイトルを獲りたい」

【天皇杯】宇都宮が横浜BC破りセミファイナルへ/比江島慎「一発勝負の怖さは理解している 何としても全てのタイトルを獲りたい」

クォーターファイナル
宇都宮が横浜BCを振り切り勝利🔥
セミファイナルに進出/2.14千葉Jと激突

第99回天皇杯クォーターファイナル 横浜武道館
横浜ビー・コルセアーズ vs 宇都宮ブレックス

横浜BC 65-81 宇都宮
1Q 17-23
2Q 17-23
3Q 10-16
4Q 21-19

<宇都宮>
#6 比江島慎 27得点(3P7/10) 3AST 2BLK 2STL
#25 ニュービル 23得点 3AST
#9 遠藤祐亮 9得点(3P3/7)
#34 グランド・ジェレット 11Reb 5得点 3AST
#42 アイザック・フォトゥ 10Reb 6得点 2AST

<横浜BC>
#1 ジェロード・ユトフ 20得点 9Reb 2STL
#5 河村勇輝 19得点 6AST
#15 デビン・オリバー 10Reb 8得点
#40 ジョシュ・スコット 10Reb 7得点 3AST 2STL 4BLK

お互いアウトサイドから始まり遠藤が3連続スリーポイント決める。横浜もアウトサイドから須藤が決めて追いつき河村がコントロールして、比江島がスリーポイント決めて1Qから激しい攻防が続きあっという間の1Qは23-17宇都宮リードで終える。

ユトフに比江島に外角からエースが決めていく。宇都宮、横浜もインサイドよりアウトサイドが当たっていく中で、ボールを動かし続けて1対1からのオフェンスで宇都宮がリードを広げていく。更にニュービルにキング開がディフェンスにつくも、スリーポイント、ドライブからレイアップと凄まじい個人で打開するオフェンス力を見せてあっという間に15点差にする。
一気に離されるとカムバックが難しい所、河村を起点に流れを戻す大事な場面を作った。このゲームはここから比江島が更に上回りスリーポイントバスカンで点差を広げて流れを引き戻し、46-34で折り返す。

外角からシュートが決まらない宇都宮に対して河村のバスカン、須藤がスリーポイント決め切って一気に8-0のランで4点差に追い上げる。そこでも比江島が決めて切って、ボールを動かして高島がスリー決めて再び点差を広げる。横浜もなんとかディフェンスで宇都宮を食い止めたいが62ー44で最終へ。

追い上げる横浜にオープンから高島がまたしてもスリーポイントを決め切って横浜の勢いを止める。リバウンドも頑張りシュートを打つが中々決まらない。そこから河村がペイントアタックも続ける事でフリーを作り得点し追い上げる。それでも宇都宮のシュートは大事な場面でしっかり決めて点差は縮まらない。
リードをしっかり守って宇都宮は横浜に勝利してセミファイナルに進出を決めた。ミスマッチを作ったりしたがシュートが中々決まらなかったのが痛かった横浜、比江島、ヒュービルで50点を叩き出すオフェンス力とそこから展開していく力が横浜を上回り勝利した。

セミファイナルに進んだ宇都宮は2月14日に千葉ジェッツと対戦する。今シーズンのタイトルを獲るとチームで掲げている宇都宮の試合は続く。

 

試合後📽

比江島慎(宇都宮)

 

河村勇輝(横浜BC)

 

佐々宜央(宇都宮)

 

青木勇人(横浜BC)

 

【天皇杯】横浜BCがSR渋谷を逆転し撃破、川崎と宇都宮、長崎がクォーターファイナル進出へ

【天皇杯】横浜BCがSR渋谷を逆転し撃破、川崎と宇都宮、長崎がクォーターファイナル進出へ

12月13日(水)水曜ゲームは天皇杯の3次ラウンド4試合が行われた。
川崎 77-75 群馬
横浜BC 79-66 SR渋谷
名古屋D 57-84 宇都宮
A東京 79-87 長崎

2024年1月10日(水)クォーターファイナル
川崎 vs 長崎
横浜BC vs 宇都宮

 

横浜BCがホームでSR渋谷を撃破してクォーターファイナル進出🔥
3次ラウンド
12/13(WED) 横浜国際プール
横浜BC 79-66 SR渋谷
1Q 15-18
2Q 21-14
3Q 16-22
4Q 27-12

<横浜>
#1 ジェロード・ユトフ 25得点 8Reb 3AST
#5 河村勇輝 19得点 5AST 2STL
#15 デビン・オリバー 15得点 4AST
#23 キング開 10得点

<渋谷>
#8 ジョシュ・ホーキンソン22得点 10Reb
#5 アンソニー・クレモンズ 11得点 7AST

渋谷はホーキンソンがインサイドで押し込んで得点して入り徹底して勝負して仕掛ける渋谷のオフェンス。7-0のランから河村のドライブでようやく得点してリズムを掴みたい横浜はリバウンドからダイブと流れを変えて河村が引っ張っていくが、渋谷は田中がスリーポイントにドライブからバスカンと得点していき18-15渋谷リードで1Q終える、

2Q横浜ディフェンスのギアが上がって渋谷をしっかり抑えていくが、そこにホーキンソンがしっかり立ちはだかる。ピックからポップしてスリーポイントも決めてリードを広げる。スコットも負けじとインサイドでアタックして繋げる。ユトフもようやくアウトサイドから決めて一進一退の展開に。横浜はボールムーブかペイントにしっかりアタックしてからポップへとスムーズにいい流れを作り出し河村、キングのホットラインでブレイクも決めて36-32で折り返す。

後半はお互いシュートタッチの良さが出てアウトサイドから決めていく。引き離したい横浜にホーキンソンが連続でスリーポイントを決めて追いつく。渋谷も落ち着いてボールを動かしていくが、そこに河村勇輝がスリーポイント決めて前半同様に拮抗した状態で進んでいく。引き離された横浜は河村のブザービータースリーポイントで2点差に追いついて会場のボルテージも盛り上がりも最高潮で最終クォーターへ。

その流れから横浜が勢いつきユトフ、須藤がタフなスリーポイントなどを決めきり逆転してリードを広げていく。ユトフが更に連続でフリーにしてディープスリーを沈め得点を引き離す展開で横浜は2桁得点とする。ハードなディフェンスから最後まで打ち切る横浜らしいバスケットで、チーム一丸となって守った。そして渋谷を抑えて得点取り本来の姿を取り戻し、トーナメントの天皇杯で渋谷から大きな勝利を掴んだ。

 

 

試合後🎙

青木勇人HC(横浜BC)

J:厳しい試合が続いてきましたが3Pを40%超えて決めきって素晴らしい勝利の中で、青木HCは試合中どのような気持ちで戦ってましたか

「試合中どきどきしてました、嘘です(笑顔)。前半は30%切っているんですが、3ポイントが決まってこないと的が絞られやすくなってしまうので、打たないという選択肢はないと思っていました。どれだけオープンで供給出来るかというのをみんなで強調していこうとしてました。それを見ていて打ち続けてくれたので頼もしいなと思いました。”頼む”という意味でオープンで躊躇わないでほしいと思ってました。打ち続けるメンタル、そういう選手になって欲しいと思って試合中感じて見てました。」

 

河村勇輝(横浜BC)

J:厳しい戦いが続く中で自身の気持ちの経緯やチームでこの数試合と天皇杯までに共有してきている事を教えて下さい

「バイウィーク明けてから1勝4敗で本当にチームの雰囲気も勝ててないという事で、ポジティブな声掛けが少しずつ減ってきているのは仕方ない事なのかなとは思っていますが、チームとしては何より勝っていく事が自分達を更にもう一度自信を盛り上げていく、自分達で自信持っていく為には、ビーコルは若い選手達が中心の中で自信を失ってしまうと中々上手くいかないと思っています。その中で今日の勝利はチームとして今1番必要なものだと思います。

僕の中では苦しい状況でも、秋田戦Game1.2でゲーム内容が全く違って負け方も違っているので少しずつチームとして良くなっているのは感じています。Game2の負け方は凄く悔しかったですし切り替えが中々難しかったですけど、直ぐに水曜Gameが来るので、チームとして今日は一発勝負だからもう一回切り替えてやろうとチームでコミュニケーションが取れていたと思います。切り替えて戦えたからこそ、この勝利が生まれたと思います。」

 

ジェロード・ユトフ(横浜BC)
「今日は自分達のプレーが上手く出来たシーンが多い試合でした。オフェンスではしっかりボールを回してチームでプレーする事が出来ましたし、ディフェンスではアグレッシブにハードにプレーする事が出来たので本当にチームとしていいバスケットが出来たと思います。3ポイントではHCがいくつかデザインしてくれて決められたのは良かったです。トランジッションの中でもチームメイトが見つけてくれたので打ち切る事が出来ました。」

 

ルカ・パヴィチェヴィッチHC(SR渋谷)

J:いい試合をやってきてこの試合でのオフェンスでどこが難しかったのか教えて下さい

「いくつか問題があると思います。素直に横浜さんが凄くいいディフェンスをしたという事です。そこは横浜さんに賞賛を送りたいとと思います。
もう一つは、どちらにも言える事だと思いますが、自分達のリズムを掴む、ディフェンスとオフェンスを自分たちのものにするということが凄く難しかった。特に天皇杯のように負けたら終わりのトーナメントで苦労ししました。
まずはしっかり分析をしないといけないと思っていて、どこでゲームの中でボールムーブが出来なかったのか、どこが僕たちのオフェンスができなかったのかしっかり見ていかないといけない。今日のゲームで見つけることが出来なかったのが今日の課題点だと思います。」

 

ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)

J:どこからでもクリエイト出来る能力が高い選手がいる中でどう理解してプレーを上げていくかを教えて下さい

「オフェンスで大事なのは戦術の理解が重要だと思ってます。誰がディフェンスにつかれて守っているのか、その中でピック&ロールてースイッチして攻めていくのか、またクリエイトしたけれどもアドバンテージぎ生まれなかったら次のピック&ロールを作っていく事。
1つ目で崩す事が難しくなってきてるのがチームで、も浸透して次のピック&ロールを遂行すれば相手も守りにくくするのを狙っていく事をしっかり全員が共通認識しながら組み立てている所です。
そこへの完璧な理解度がまだなく時間がかかってしまっていて、いつもよりも得点も少なくなってしまっている。でも、今日は疲れやライアン選手の欠場が大きく影響してしまっていてそれが大きかったです。
試合はまだまだ続きますので、ここから学んで直ぐに次を目指して備えていくのが必要だと思います。」

 

 

【天皇杯】横浜BCが秋田に勝利で3次ラウンドへ進出 河村勇輝5本のスリーポイントで勝利に貢献

【天皇杯】横浜BCが秋田に勝利で3次ラウンドへ進出 河村勇輝5本のスリーポイントで勝利に貢献

9/24(SUN) @タクミアリーナ

秋田ノーザンハピネッツ55-70横浜ビー・コルセアーズ

1Q 10-24
2Q 13-15
3Q 21-14
4Q 11-20

〈横浜BC〉
#0 ジェロード・ユトフ 20得点
#5 河村勇輝 19得点 8AST 4ST
#40 ジョシュ・スコット 16REB

ホーム秋田と横浜BCの対戦、1Q序盤から横浜は河村がゲームを作りしっかりディフェンスで秋田をオフェンスを抑えトランジションから流れを作り、キングのペイントアタックやユトフの連続スリーポイントなど14点のランで一気に点差を広げ、河村は5アシストと横浜の起点を作る。2Qに入っても秋田は攻めあぐねる時間帯が続くが保岡のスリーポイントから連続スリーを決める。お互い打ち合いが続くが入らず我慢の時間帯の中、河村からスコットへノールックパスからの得点で重たい時間を打開、中山と河村のマッチアップも見応えある。前半は秋田23-39横浜リード。後半、秋田はターンオーバーを抑えて組み立てたい。

3Qは横浜、ユトフと河村の得点で秋田も古川が決め切ってくるが直ぐに点を入れ返して流れを渡さない。そこへ怪我から復帰した田口のスリーポイントが決まると中山も決めてターンオーバーも誘い秋田らしい攻守で6得点差にまで縮めた。最終クォーター、横浜は森井がPGでキングからユトフのハイローで得点、変わって河村が入って早々にスリーポイントを決め、また二桁と得点を広げると4Qだけで3本目と、この試合5本のスリーを決め切り、8アシスト4スティールと、会場も盛り上がりを魅せた。連戦の中スコットは今日も16リバウンドで貢献し、最後までリードを保ち55-70で勝利し3次ラウンドへコマを進めた。

試合後コメント

青木勇人HC

「天皇杯2次ラウンド3戦目、3次ラウンド進出が懸かる試合で勝って横浜に帰りたいという気持ちがチームに強くあった。今日勝ったことで3次ラウンドはホームでできるのではないだろうか。ホームでファン・ブースターの皆さんと試合ができることは我々にとっては強みになる。
昨日、滋賀と秋田の試合が終わったあとからの準備ではあったが、アシスタントコーチとアナリストの力を借りて良い準備ができた。短い時間でも選手たちに何をしなければならないのかを落とし込むことができ、選手たちはそれを表現してくれた。特に相手を55得点に抑えたことは良かった。しかし3Qでの21失点をもっと落とし、コントロールできた部分はあったと思う。
前半では、セカンドチャンスを多く取られていて、嫌な時間帯が続いていた。後半ではディフェンスリバウンドをどれだけコントロールできるかだった。後半で怖かったのは、田口選手と古川選手の3Pシュートだったが、チームとして取り組んだ。秋田の3Pシュートに対してガード陣が頑張り、アクティブにフィジカルに戦えた。 自分たちも途中、ペイントタッチが少なくなり得点が伸びない時間帯があったが、プレーを分散させながら攻めることができた。このことは今回の3試合の中でも評価できることだと思う。
一番心強かったのは、秋田の会場にファン・ブースターの声が最後まで響いていたこと。これは本当に心強かった。秋田での2次ラウンドを勝って終わることができて良かったし、横浜で皆さんと3次ラウンドを戦えることを楽しみにしている。ファン・ブースターの力は本当に偉大だと思う。」

 

河村勇輝

「前半、特に1Qでベンチメンバーがいい活躍をしてくれた。このリードで流れができた。本当に感謝したい。オフェンスがアグレッシブな秋田相手に55失点で終わることができたのは良かったが、自分の不用意なターンオーバーやシュートセレクションの部分で課題が多く残った。相手のオフェンスリバウンドももっと消さないといけない。」

キング開

出だしから、自分たちのやることと秋田がどういうチームか分かってきたので、まずは自分たちから仕掛けることを意識しながら試合に入った。前半は自分たちの強度高いディフェンスとトランジション、オープンからの3Pシュートも決めていたのでいい流れになっていた。3Qも追い詰められてはいたが、ベンチでも自分たちにフォーカスしていれば流れは戻ると話していた。我慢した結果、また(4Qで)点差が開いて勝ちをとれたので良かった。
個人的にはアグレッシブさを忘れずできた。バスケットカウントも3回くらいとれた。あとは課題であるフリースローをしっかりと沈めないといけない。ここはシーズンを通して確率を上げて、もっとやっかいな相手になっていきたい。

12/13(水)に開催される「第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」3次ラウンドは
横浜ビー・コルセアーズのホームでサンロッカーズ渋谷 と対戦が決まった。

https://zennihon2023-24.japanbasketball.jp/

【天皇杯】三遠が8人で厳しい連戦の中福岡に勝利/大野篤史HC「1番は怪我なくシーズン送りたい 8人の中でインテンシティ上げていいパフォーマンスしてくれた」

【天皇杯】三遠が8人で厳しい連戦の中福岡に勝利/大野篤史HC「1番は怪我なくシーズン送りたい 8人の中でインテンシティ上げていいパフォーマンスしてくれた」

三遠が8人という厳しい連戦の中で福岡に勝利/2次栃木ラウンド最終は宇都宮vs三遠に決定。

9/23(SAT) 栃木県立県北体育館
2次ラウンド
三遠ネオフェニックス 90-81 ライジングゼファー福岡
1Q 23-21
2Q 28-16
3Q 28-20
4Q 11-24

<三遠>
#23 デイビッド・ダジンスキー 23得点 11Reb
#0 サーディ・ラベナ 25得点 8Reb
#4 コティ・クラーク 18得点 9Reb
#14 金丸晃輔 8得点

24日に3次ラウンドかけて宇都宮ブレックスと対戦する

 

 

コメント

大野篤史HC (三遠)

.
9/24(SUN)対戦カード

川崎ブレイブサンダース vs シーホース三河

信州ブレイブウォリアーズ vs 長崎ヴェルカ

岐阜スゥープス vs サンロッカーズ渋谷

秋田ノーザンハピネッツ vs 横浜BC

名古屋D vs 香川ファイブアローズ

群馬クレインサンダーズ vs 島根スサノオマジック

アルバルク東京 vs FE名古屋

宇都宮ブレックス vs 三遠ネオフェニックス

 

【天皇杯】宇都宮ブレックスが40分間多彩なバスケットで岡山に勝利/佐々HC「ディフェンスは規律が大きいので最後まで連動してやりたい」

【天皇杯】宇都宮ブレックスが40分間多彩なバスケットで岡山に勝利/佐々HC「ディフェンスは規律が大きいので最後まで連動してやりたい」

9/23(SAT) 栃木県立県北体育館
2次ラウンド

宇都宮ブレックス 84-66 トライフープ岡山
1Q 19-14
2Q 22-19
3Q 26-17
4Q 17-16

<宇都宮>
#42 アイザック・フォトゥ 20得点 7Reb
#25 D.J・ニュービル 16得点 10Reb 6AST
#34 グランド・ジェレット 9得点 9Reb
#9 遠藤祐亮 9得点
#18 鵤誠司 9得点

天皇杯2次ラウンド9/23(土)に栃木県立県北体育館でホームの宇都宮ブレックスが登場。対戦相手はB3トライフープ岡山に対して、宇都宮が前半ディフェンスで色んな仕掛けをしてハードにディフェンスしていく中、岡山も個人で打開してシュートを決めていく。後半、宇都宮はローテーション変えて若手もしっかり機能して強いバスケットを見せて岡山に勝利した。

24日に3次ラウンドかけて三遠ネオフェニックスと対戦する。

 

コメント

佐々宣央HC(宇都宮)

 

9/24(SUN)対戦カード

川崎ブレイブサンダース vs シーホース三河

信州ブレイブウォリアーズ vs 長崎ヴェルカ

岐阜スゥープス vs サンロッカーズ渋谷

秋田ノーザンハピネッツ vs 横浜BC

名古屋D vs 香川ファイブアローズ

群馬クレインサンダーズ vs 島根スサノオマジック

アルバルク東京 vs FE名古屋

宇都宮ブレックス vs 三遠ネオフェニックス

 

【天皇杯】優勝コメント パトリックHC・富樫勇樹・原修太・ムーニー・佐藤卓磨・小川麻斗/桶谷HC・岸本隆一・今村佳太/大会MVP富樫勇樹&ベスト5

【天皇杯】優勝コメント パトリックHC・富樫勇樹・原修太・ムーニー・佐藤卓磨・小川麻斗/桶谷HC・岸本隆一・今村佳太/大会MVP富樫勇樹&ベスト5

全101チームの頂点を決める天皇杯の頂点に立った、千葉ジェッツ
参照:第98回天皇杯チャンピオン🏆千葉ジェッツ

【天皇杯】千葉ジェッツ🏆ローテーション深く全員で戦い抜き琉球の追い上げを退け4年ぶり4回目のチャンピオンに輝く

試合後に両チームのHCや各選手にコメントをもらった。

team CHIBA JETS

 

コメント

ジョン・パトリックHC(千葉J)

J:2ガードなど選手起用も早く、バリエーションありました
「リーグ戦の時にアクティブにやったら次の日試合厳しいけど今回は全力でやるしかないから本当に最初から思い切りダブルチームして、ローテーションして、一番大事な4Qの所で2回、ダーラムとクーリーにスティールがあったのでよかった。みんなステップアップして、ガクがクーリーとディフェンスをして、フミオが3本の3Pを入れて、ソウタとギャビンが居なければここまで来れてなかったので全員に”I’m proud”です」

J:千葉のいい流れの時間が多かったです
「バスケットはミスのスポーツなので、最初に少し緊張してたけどうちのペースで運べました。フミオの3本の3Pはさすがだなと。アサトもルーキーとして自信あった。チームDFも良かった。ムーニーがバトルで勝っていた。クーリーにダブルチームで6得点に抑えてパーフェクトなOFじゃないけど3P30本アテンプトがいいと話してて入ってよかった」

 

富樫勇樹(千葉J)

J:おめでとうございます!

「シンプルに優勝するって嬉しいなと思います!まだまだシーズン続くけど、これは一つの大きな大会として自分達は位置付けて臨んできてたので凄く嬉しいです!」

J:会見中凄くいい笑顔でした

「天皇杯はトーナメントで数年前から感覚が空いての試合なので本当に難しい試合でしたけどファイナルまで来れて結果として昨年を上まわる優勝と素晴らしい形で終わって本当に嬉しいです」

J:自身のプレイを振り返って

「しっかり自分の役割は出来ていたかと思います。得点、アシストもですけど相手のチームのプレッシャーから逃げずに、しっかりアタックする事が出来たと思います。」

 

原修太(千葉J)

「優勝はチームとしては4回目ですが僕としては3回は貢献出来なかった試合だったりで嬉しい反面、個人的には悔しい思いをしてきて、試合に出て貢献出来たことは、どの優勝より嬉しかったです。後、荒尾選手が身体を張って活躍して優勝できた事が個人的に嬉しいです。」

 

西村文男(千葉J)

J:大きな舞台でのプレイについて

「大きい大会になるほどチームがのまれる事もあるのでこういう時こそより一層いつも通りの自分をしようと心掛けています。そういう意味ではいつも通りテーピング巻いて自分のルーティンを貫きました笑。激しい展開の中自分は落ち着いて客観的にプレイ出来たと思います。」 J:4回目の天皇杯優勝でのビッグショットでした 「大きい舞台で活躍するという自信はあるんでしょうね笑笑。考えて考えて頭を使って、自分の実力にも自信を持ってやれてる結果かなと思ってます。」

 

ジョン・ムーニー(千葉J)

「大きな勝ちをこのチームの一員になれて、勝ちを取れたことが嬉しい。チームとしてこの勝ちを語る事が出来て本当に良かったと思います。今夜だけ、この勝ちを味わってまたシーズンの終盤にいいチームを見せれる様に頑張りたいです。」

佐藤卓磨(千葉)

「ギャビン選手が欠場でいつもの千葉Jの試合が出来るか不安だった人も居たと思うんですけど、逆に抜けた穴をみんなで埋めて、よりアグレッシブなディフェンスだったりとか機動力を活かしたプレイが出来きたんじゃないかと思います。

 

小川麻斗(千葉J)

J:大舞台でしっかりローテーション勝ち取ってのプレイでしたね 「多少だと思いますがやっとHCから信頼してもらえてるのかなと思います。怪我人もいますが、やっと来れたかなと。いきなり契約してこんな大舞台で直ぐに貴重な経験させてもらえてると思ってます。」

J:自身について
「今はOFよりも相手のキーマンへのDF、どれだけ体力を削るか等考えてやってます。OFは空いたら打つ事、アタック出来たらする。勇樹さんも厳しいマークを受けているのでアシストだったり意識してますが中々まだ出来てませんが、ここからリーグ戦、CSへ自分のレベルアップしていきます!」

 

桶谷大HC(琉球)

「今の段階で自分達がまだ日本一になる為の力がなかったと率直に思います。1ポゼッションを千葉さんの方が大事にプレーされていましたし、ここ一番で決め切る力だったり守る力が上回ったと思っていますし、率直に自分達が負けたところをしっかりと受け止めないといけないと思います。今年、天皇杯決勝で負けた経験をできたのは自分達しかいないのでそれを活かすも殺すも自分達次第だと思っているので、この経験をしっかり活かせるようこれからBリーグでは優勝に値するチームになっていたいと思います。」

 

岸本隆一(琉球)

「プレイ的な所よりも個人の感覚として場数の差を感じました。勝負所でシュートを決め切る力や、自分達が球際のボールを取れなく相手ボールになったりそれが結果的にスコアに繋がった。戦術では説明できない部分が試合の中で多かったのでこういう場所で何度も戦ってるチームとの差だと感じています。良い経験になったかどうかはまだわかりませんが、受け止め方としては、次千葉さんを倒すことを個人的には頭にいれて今後やっていきたいと思います。」

 

今村佳太(琉球)

「去年のチャンピオンシップと同じく決勝という舞台で負けてしまって決勝終えて思うのは、千葉さんの方がタフさがあったと思っています。1ポゼッションの大切さをコートで表現していたのは千葉さんだったと思いますし、どんなことがあっても下を向かずに、40分間やる事を突き通した結果が負けなので、そこのタフさを僕たちが身につけない限り、チャンピオンシップでの優勝はあり得ないと思っているので何回も良い経験になったというばかりでは歯がゆいですが、自分達の経験にしなければいけないと思います。」

 

第98回天皇杯MVP&ベスト5

MVP
富樫勇樹 4大会ぶり2回目受賞

ベスト5
富樫勇樹 (千葉ジェッツ) 4回目
原修太 (千葉ジェッツ) 初受賞
ジョン・ムーニー ( 千葉ジェッツ ) 初受賞
今村佳太 (琉球ゴールデンキングス ) 初受賞
河村勇輝 (横浜ビー・コルセアーズ ) 初受賞

 

 

【天皇杯】千葉ジェッツ🏆ローテーション深く全員で戦い抜き琉球の追い上げを退け4年ぶり4回目のチャンピオンに輝く

【天皇杯】千葉ジェッツ🏆ローテーション深く全員で戦い抜き琉球の追い上げを退け4年ぶり4回目のチャンピオンに輝く

第98回天皇杯は千葉ジェッツ激闘を制し4年ぶり4度目のチャンピオンに輝いた(第92.93.94.98回優勝)千葉ジェッツ。
決勝で琉球はbjリーグじたいにここ有明コロシアムで4回の優勝をしている馴染み深い会場になり、Bリーグになってから初の天皇杯チャンピオンに挑んだ。

3/12(日) 有明コロシアム
千葉ジェッツ 87-76 琉球ゴールデンキングス
1Q 19-15
2Q 27-24
3Q 20-19
4Q 21-18

<千葉J>
#31 原修太 20得点(3P4/8)
#2 富樫勇樹 19得点 8AST
#33 ジョン・ムーニー 17得点 12Reb
#11 西村文男 9得点(3P3/6)
#34 クリストファー・スミス 9得点

<琉球>
#30 今村佳太 17得点
#88 牧隼利 14得点
#7 アレン・ダーラム 13得点
#14 岸本隆一 10得点

全101チームの頂点を決める天皇杯、最後の決勝戦は、
インサイドの攻防とディフェンスの強度の高さがどう出るかが注目となった。

入りは岸本がいきなりフリーでスリーポイントを決め、千葉もローがスリーポイントを決め返し、原もアウトサイドから決めてくる。そしてインサイドからムーニーが返していくと3-11とランをする。お互いディフェンスの強度が高いのでスペースがあれば早めに仕掛けてリバウンドの争いも両チーム激しく戦っていく。
原のディフェンスからブレイクでムーニーがダンクを決めて流れを掴む千葉は小川を入れてディフェンスを固めてる。小川はパトリックHCの信頼を勝ち取っていってローテーションに入ってきている。牧がインサイドで落ち着いて3連続得点して千葉に流れを渡さない。原と今村のやり合いも激しくやり合って、クーリーに対してダブルチームに行きしっかりデフェンスする千葉。ベテラン荒尾のオフェンスリバウンド、西村のスリーポイントが存在感を出し、19-15千葉リードで1Q終える。

2Qは原が1Qからの好調を続けてジャンパーを決める。琉球はインサイドでの得点をしていき、千葉は富樫、西村の2ガードで、岸本に原がディフェンスしてプレッシャーをかけて形を変えて入った。一方琉球は古巣相手にインサイドの強さを見せるダンカンに、岸本がコントロールしてしっかり返してバスカンとり3点プレイでチームを牽引する展開でお互いの軸となる選手が見せる。更に富樫がスリーポイントを決めて流れを千葉に手繰り寄せる。インサイドで攻防は見応え満載。その中ディフェンス、スリーポイントで千葉に引き離されず追いついていく今村がチームを牽引、そしてPGでは富樫が決めれば、牧も負けてない。
難しい場面でもしっかり決めて行く両チームだが46-39千葉リードで前半を折り返す。

3Pは、千葉が9/22で40.9%、琉球の3Pは3/16
18.8%。リバウンドでは千葉が16(OR6)、琉球が21(OR8)両チームのスタッツがスコアにでた前半になった。

後半はクーリーのダブルチームによりオープンになるので打ち続けて確率を上げていきたい琉球は、今村の2本目のスリーポイントから入る。すぐさま千葉はやはり富樫がジャンパー、そして1対1からのスリーポイント決めていい入りをする。今村が富樫をディンフェンスしてどう守るのか。そして今村のドライブからバスカンと2人のやり合いが会場も沸かせる。千葉のインサイドでのリバウンドの強さ粘りを見せる。
3点差にした琉球に原のスリーポイントで引き離す。そして富樫のペイントアタックしてディフェンスを収縮させてから開かせてムーニーがダンクと千葉のバスケットが展開される。ここから琉球も返して行くが、スミスの個人技のスリーポイント、スティールから原がブレイクで得点してこのゲーム初めて2桁得点差になる。
キャプテン田代も決めて追い上げる琉球だが西村3本目のスリーポイントを決めて流れを渡さない。66-58千葉リードで最終へ。

最終Qで田代がタフなスリーを決めきって入り5点差にして行く琉球。千葉はこのゲーム通して2ガードを適用してディフェンスを強固にしていく。ここからお互い得点を入れ合うしびれる展開に。インサイドでムーニーが強力な琉球のインサイドに対してアタックして打開して得点して千葉に力を与える。
千葉は終盤にかけて、富樫と西村、小川で2ガードで守り、岸本には原が守る形でディフェンスから作っていく中、琉球が反撃の狼煙をあげるダンカン、牧、岸本とスリーポイントがでて一気に4点差に追い上げて会場のボルテージはマックスになるが、富樫が値千金のスリーポイントで返していき、原がドライブからレイアップで、更にスリーポイント決めてまた引き離し、琉球の勢いを止めた。このままリードをしっかり守り千葉が4年ぶり4回目の天皇杯チャンピオンに輝いた。
琉球にとっては初の天皇杯チャンピオンのチャンスだったが悔しい惜敗となった。

 

【天皇杯】準決勝②琉球後半に横浜BC河村45得点怒涛の攻撃に死闘で逃げ切りファイナルへ進出/沖縄アリーナ8503人最多入場更新

【天皇杯】準決勝②琉球後半に横浜BC河村45得点怒涛の攻撃に死闘で逃げ切りファイナルへ進出/沖縄アリーナ8503人最多入場更新

天皇杯セミファイナル、昨シーズンの琉球キングスは初のベスト4に進んだが、千葉ジェッツに敗れる結果となり、今シーズンこそコマを進めて栄冠を目指してきた。リーグでは6連勝してホームで迎え撃つは“河村勇輝”率いる横浜ビー・コルセアーズ。

横浜BCはチーム初の天皇杯セミファイナル進出、琉球との対戦は1月に横浜ホームで1勝1敗イーブンとし、現在シーズン最多勝利数記録を更新して挑む。どちらがファイナルへ駒を進めるか一発勝負の注目の戦いになった。お互いbjリーグ時代、琉球は2012-13シーズンに有明で優勝、6年ぶりに有明へ行けるのか、横浜は2013-14シーズン以来の有明になるのか。

2/15(水) @沖縄アリーナ
琉球 96-91 横浜BC
1Q 29-18
2Q 27-26
3Q 18-23
4Q 22-24⁡

<琉球>
#45 ジャッククーリー23 得点17Reb
#30 今村佳太 21得点(3P4/6)
#88 牧隼利 12得点(3P4/4)
#1 ジョシュダンカン 11得点
#7 アレン・ダーラム11 得点

⁡ <横浜BC>
#5 河村勇輝 45得点 (3P 9/17)7アシスト
#10 チャールズ・ジャクソン 15得点

入りは、河村のスリーポイントから入る。河村には琉球の今村がマッチアップ。琉球はダンカン、牧のスリーポイントから、岸本、ダンカンと連続アウトサイドが決まり9得点のラン。横浜は河村からジャクソンと得点なパターンで攻めるが、琉球のプレッシャーの強さハードなディフェンスでジャクソンのファウルトラブルが早々に起こり、オフェンスのリズムを掴む間に、琉球は次々とアウトサイドから得点して、今村がスリーを決ると会場の立ち見満席もソールドアウトの沖縄アリーナは歓声で響き渡る。1Qから29-18オフェンスが爆発。

2Qお互いインサイドの強さを出してくる中、琉球はクーリーがしっかりリバウンドからのセカンドチャンスで得点を重ねる。横浜は森井のパスからケガから復帰した森川が入り得点。琉球は田代がマッチアップし、田代のスティールからの得点で流れを渡さない。岸本からクーリーとボールムーブ良く、ダーラムもゴール下の強さを見せ今村の連続得点で点差を広げる。横浜は河村が入り森井と2ガードで、河村の速攻からバスカンを取り横浜の得意のトランジションゲームにもっていき、一桁得点差までもっていきたいが、琉球は牧のスリーがまたもや決まり、出てくる選手たちの外からのシュートタッチも良く(3P 7/10)前半は56-44と琉球のハイスコアで折り返す。

前半は、琉球が3P(8/12)66.7% に対して横浜BC(3/12)25%
リバウンドは琉球21本に対して横浜11本とゴール下でも強さをみせる。

 

後半、横浜はリバウンドからオフェンスと流れを掴みたいがジャクソンのファウルが早々に取られ、アウダとオリバーがゴール下で気を吐く。アウトサイドの確率を上げていきたい横浜はディフェンスからギアを上げ河村のスリーポイントで一桁にし、スティールから速攻もでて、須藤のスリーポイントとアウトサイドが決まり出した横浜は点差を5点差と詰めてくる。更に河村のスリーポイントが決まり2点差まで詰めよると、沖縄アリーナが静まりかえり、すかさず岸本がスリーポイントをやり返すが、タイムアウト後も河村はステップバックスリーを決め、琉球は河村が、決めると必ず牧がやり返し4本目のスリーポイントを決めなど、クーリーのブロックショットも出て会場のボルテージも上がる。

ここから拮抗する展開となる4Qは、河村がタフショットからも連続でスリーポイントを含めどこからでも決めてくる粘り強さに、この試合で最多入場者数を更新した沖縄アリーナは、響めきと静けさの繰り返しとなる。1点差までくると、クーリーがゴール下を譲らない。ここで松脇がしっかりオープンから決め切る。更にタイムアウト後、この試合に河村にマッチアップしていた今村が、スリーポイントで突き放すと会場のボルテージは一気にあがりアリーナが揺れる。

そして残り15秒切って、河村のスリーポイントで45得点目のキャリアハイを決めると会場は静まりかえる。横浜は2点差とこれまで同じ様な局面で、河村の逆転弾で勝利してきたが琉球はダーラムがリバウンドからフリースローを決め、横浜の猛追を逃げ切りホームで勝利した。

河村のキャリアハイを更新する凄まじ攻撃を最後まで集中して全員で得点し、守り切った琉球ゴールデンキングスが、有明アリーナでのファイナルへ駒を進めた。

 

 

試合後コメント

桶谷大 HC(琉球)
「いやぁ、、死闘でしたね。1Q僕たちがプラン通りイニシアチブが取れたが徐々に河村君を乗せてしまった。前半そこまで当たってると思ってなかったが、トランジションやペネトレイトでファウルしたり3Pプレイを結構やられちゃったところで一気に突き放せなかった所は反省しないといけない。後半に入って、河村くん対キングスという構図に見えたけどキングスの選手たちが河村君より%高いシュートを決めてくれた所も見て欲しいし、僕たちはチームでしっかりバスケットをした。ボールもよく回っていてプラン通り出来た。
賞賛されるのは河村君でスター性もあってここ大一番であれだけの活躍ができるのは素晴らしいと思うし、僅差でもキングスはチームでしっかり勝てた。ホームでファンの皆さん、スタッフ球団の皆さん、琉球キングスに関わる皆様のおかげです。」

 

今村佳太(琉球)
J:前半からハードに行ったDFで河村選手とのマッチアップは

「今日初めて河村選手につかせて貰ったんですがやはり速かったですね。それが彼の最高の武器だと思いました。本当に素晴らしい選手で、しっかりと抑えられなくて後半勢いをつけさせてしまった。今日は僕だったり、日本人選手たちがついてチーム全員で守りました。」

J: 沖縄アリーナが立ち見満席の中、今村選手の3Pが決まった時ブースターの歓声など体感は

「凄かったです!これまでも皆さんの声援で後押しして貰いましたし、天皇杯をホームで闘えた事はとても大きく、河村君のいる横浜さんが相手でブースターの皆様、沢山の人達が集まってくれました。これからも自分たちの力でアリーナがいつも埋まる様に頑張っていきたいです。」

 

岸本隆一(琉球)
「今日はOFでは自分達のやりたい事は出来たが、個人的に河村君にやられた感じしか今は残ってないですね。40点越えは想定外ですが、沖縄はチームで勝てた。試合を重ねる毎にいいチームの状態になってきているので、天皇杯初の決勝で次の舞台もしっかりと気持ちを入れて臨みたい。」

 

青木勇人HC (横浜BC)
「この沖縄アリーナのホームで、琉球が素晴らしいパフォーマンスをしたと思います。プランとしては遂行出来たとこはあったが序盤の点差が響いたと思う」

J: 一発勝負の難しさのところを聞かせてください
「一発勝負恐ろしさ先ずは1Qの出だしだと思います。そこでホームで昨年の悔しさを思いっきり横浜にぶつけて来た琉球、そんな出だしだったと思う。そこを経験したからこそのアグレッシブさだと思っています」

J:後半からの猛攻、ハーフタイム選手たちにどんな声かけをされましたか
「あの状況でもこの点差で終わって良かった。それでも12点差は何回も逆転した事もありそんな経験値があるので、具体的にはオーバーヘルプを減らそうと一番メインにして難しいシュートを打たせRebを取れたら、トランジションからの爆発力は横浜に分があるので徹底しようと伝えた。OF部分はコツコツ追いつきながら最後の最後慌てず自分のプレイをするにはやはりディフェンスが重要になると伝え送りだしました。その結果、なんとかあの点差まで縮めたと思うし、最終的には今まで最後まで一緒に闘ってくれたブースターの皆様の声援が選手たちを後押しして最後まで粘り強く闘わせて貰ったと思っています。」

 

河村勇輝 (横浜)
J:今日の後半の怒涛の攻撃でHCからの指示は
「前半琉球さんの3Pの確率が良くて12得点差で抑えられたし、まだ望みはあるとチームで共有しました。自分達の時間帯があるし信じて我慢して自分達の時間を作った。最後の最後まで分からない試合になってきて、そこは大事だと痛感しましたし、やはり40分間前半からやり続けなといけないと思った試合でした」

J:琉球のDFに対してこれまでも外国人選手たちが付いて直ぐアジャストできていて今回のマッチアップについて
「千葉、FE名古屋で外国人スリービックで自分に着き、琉球さんは日本人選手でしたが組織的に自分についてくる素晴らしさがあった。千葉もFEさんも組織的なDFもあるけど、やはり一人打開してもヘルプだったり、ローテーションが組み込まれている所が凄くて沖縄さんのDFの圧を感じました。一発勝負の難しさ、強度の高いDFでまだまだトップチームから学ぶ必要があると思いました。」

 

【天皇杯】準決勝①千葉Jが前半完璧なDFで猛追する宇都宮に勝利し目標の3冠の1つ目天皇杯ファイナル進出へ

【天皇杯】準決勝①千葉Jが前半完璧なDFで猛追する宇都宮に勝利し目標の3冠の1つ目天皇杯ファイナル進出へ

昨年の天皇杯を決勝で川崎に惜敗して、今年の天皇杯に千葉Jは昨シーズンBリーグチャンピオンの宇都宮とブレックスアリーナで対戦。千葉Jは今シーズン現在20連勝とリーグタイ記録の勢いで首位を絶好調でひた走っている。一方宇都宮は今シーズン現在20勝18敗で東地区5位に位置している。
一発勝負の天皇杯なので、1つ1つのプレイが勝敗に直結すこともあり、前半からお互い厳しいディフェンスからの展開が注目になった。

2/15(水) ブレックスアリーナ
宇都宮 65-77 千葉J
1Q 7-15
2Q 16-28
3Q 27-21
4Q 15-13

<千葉J>
#2 富樫勇樹 17得点 4AST
#34 クリストファー・スミス 16得点
#14 佐藤卓磨 10得点(3P3/3)
#31 原修太 9得点 2AST 2STL

<宇都宮>
#6 比江島慎 20得点(3P3/4) 4AST
#42 アイザック・ファトゥ 20得点
#40 ジョシュ・スコット 10Reb 6得点

インサイドからローと富樫のスリーポイントで良い入りの千葉。その後はディフェンスにより宇都宮に得点を決めさせない強度高く、インテンシティ高いDFを完璧に見せる千葉。そして宇都宮のインサイドに対しても寄りも早くしっかり抑えて15-7で1Qを終える。

2Qはボールムーブして、インサイドにアタックしていく宇都宮を千葉のダブルチームや速い寄りに対して宇都宮がどうアジャストしていくか。千葉は富樫、原を起点にエドワーズがポップしてアウトサイドからスリーポイントを決め出してきて千葉の得意なプレイが出てくる。
オフェンスリバウンドも取る千葉は、ロースコアの中でしっかり流れを自分達に持ってくる。そして、富樫からのパスでローがアリウープダンクを叩き込む。スペースを上手く使い千葉のバスケが展開される。そしてスミスの連続シュートで千葉が爆発して一気に引き離した。パトリックHCが試合後に「前半はパーフェクトな内容だった」とあったように千葉のインテンシティ高いディフェンスが光った。

後半は入りが大事な宇都宮は、千葉に先行されたが遠藤の連続シュート、比江島が得点してリズムが出てくる。比江島がフリーを作ってようやく得点して、更に起点を鵤の所に変えて、富樫にポストアップしてここから一気に追い上げ体制に入り、比江島の3本目のスリーポイントで宇都宮は得意のディフェンスから流れを作る。DFもマンツーマンとゾーンと切り替えて仕掛けていく。
それでも千葉は佐藤、原がコーナーからしっかりスリーポイントを決めて得点を決めて追い上げる宇都宮を引き離す。そして富樫がスペースにドライブしてそのまま得点を連続でして64-50で最終へ。

あっという間にきた4Qは、富樫がフロア、相手を見てドライブして得点して千葉は流れを渡さず進んでいき、佐藤がスリーポイントを決め切ってリードを広げ、比江島もやり返す中、激しい攻防からしっかり点差をつけてリードを守り千葉が勝利して、天皇杯ファイナルへコマを進めた。2年連続ファイナル進出になる。

 

試合後コメント

パトリックHC(千葉J)
J:強度高いDFで選手の高いパフォーマンスについて

「前半はパーフェクトに近いハーフコートDFでした。ただRebはDFの一部なので、少し集中が切れてしまった部分はありました。オフェンスReb取ったらもっと良かったと思います。」

J:OFについて

「TOが多すぎて、ファストブレイクの所、ハーフコートでドリブルし過ぎる所があったけど、ボールの動きが良かった時はオープンシュートもレイアップも良かった。それでも19のOFReb取れて大事な時でも取れて流れを止めた。タクマが大事な時に決めてくれて、うちのストレスを、プレッシャーを弾けてくれたと思います。あと1つで大きい目標が近づいてくるので3/12楽しみにしてます。」

 

富樫勇樹(千葉J)

J:DFとOFでチームに貢献してる自身のプレイについて
「個人的にはシュートタッチが良かった日ではないですけどその中でドライブだったり自分の仕事はある程度は出来たと思ってます。チームとしても重い時間帯もありましたけど、今日はDFの勝利だと思います。
負ければ終わりの天皇杯準決勝の大事な一戦でまずは勝てた事が1番大きいと思います。

J:ファイナルに進みました
「今年勝てば天皇杯優勝は4年ぶりですかね。3連覇してから少し期間が空いてしまっていて、2年連続ファイナルに行けた事は嬉しいですけどしっかり優勝したいです。三冠を目標にしてるのでまず1つ目を勝ち獲りたいです。」

 

佐々宣央 HC(宇都宮)

J:OFでのインサイド含めてどう展開出来ればという点があれば教えて下さい

「ハンドラーのマコトが苦しい展開でもやっている中で相手のDFもディナイしてきてボールを動かさないと剥がれていかなくて、後半遠藤が解決してくれましたが簡単に千葉は打たせてかれない。うちが3P20本で千葉が33本なので、どうやって作っていくか。中に行ってもう一個外が空いてる所へが必要になってくると思います。やらないといけない事ははっきりしていて、僕らは言葉を伝えていきますが、選手達は激しいコートで頭でりかいしながらハードにやっているのですが要求しながらあと3回千葉戦にチャレンジしていきます。」

 

比江島慎(宇都宮)

J:強度の高い両チームでこのような展開でポイントになる事は

「ある程度集中力を保って全員連動してDFの強度を上げながらやれていたと思うのですが、しっかり絞る所は絞って3P打たせる所やヘルプ寄ったり意識してましたが、確率よく決められてしまった。
追いかける展開になってしまうとこういう一発勝負の大会は難しさと20連勝しているチームなので苦しくなってしまい、悔しい結果になってしまった。これを糧にリーグ戦で千葉と3回あるので切り替えていきたい。自分のワザも増やしながら、コンディションも良いので代表でも生かしていきたい。」

 

【天皇杯】千葉が延長戦で信州を制してセミファイナル進出 富樫勇樹「全員で天皇杯を獲りに行く」

【天皇杯】千葉が延長戦で信州を制してセミファイナル進出 富樫勇樹「全員で天皇杯を獲りに行く」

Bリーグのタイトなスケジュールの間に天皇杯のクォーターファイナルが開催された。1/4(水)では、船橋アリーナで千葉が大接戦の末、延長で千葉が信州に勝利をした。もう1ゲームの郡馬対横浜BCは逆転で横浜BCがクラブ初の準決勝にコマを進めた。

1/4(水) クォーターファイナル ⁡ 船橋アリーナ
千葉ジェッツ 89-82 信州ブレイブウォリアーズ
1Q 28-21
2Q 15-16
3Q 16-17
4Q 20-25
OT 10-3 ⁡

<千葉>
#2 富樫勇樹 27得点 4AST
#4 ヴィック・ロー 20得点 10Reb
#33 ジョン・ムーニー 16得点 16Reb
#31 原修太 16得点

<信州> #77 岡田侑大 16得点
#24 ジョシュ・ホーキンソン 14得点 5AST
#15 前田怜緒 10得点 4AST
#12 栗原ルイス 10得点

インサイドから得点する信州はリードしていい入りをする。千葉は富樫が個人で打開して連続得点していく。いいリズムでシュートを打つ信州はアウトサイドから前田がスリーを決めていく。それでも、富樫は止まらない、スペースが空けばスリーポイントを放ち連続で決めて信州を捉える。西村のスティールからブレイクで得点、ダイブするヴィック・ローへアシストと千葉のプレーの安定させて一気に得点して28-21とリードして1Q終える。

2Q入りも富樫を起点にしっかり得点していく。富樫から原へとブレイクで得点そして原のスリーポイントと千葉の猛攻が続く。信州も前田がペイントから、スリーポイントからと得点してついていく。岡田のドライブからの得点で4点差まで追い上げる信州の強さを見せ44-37千葉リードで折り返す。千葉の強力なオフェンスに対してディフェンスで対応して、後半インサイドでの得点、リバウンドがカギになる信州。

後半、信州は栗原のスリーポイントから入ってリズムつけたいところ、やはりそこは流れを渡さない富樫がバスカンでしっかり返していき、スティールからブレイク出して千葉がリズムを作っていく。信州も熊谷がブレイクからそのままペイントへ行き得点と繋げば、富樫が決めて引き離していく展開が続く。
信州もこのゲームで常に粘り強くボールムーブよく回し、マクヘンリーがスリーポイント決めて追い上げる展開を見せる。59-54千葉リードで最終へ。

4Qでは、インサイドから得点してジワジワとリードする千葉。ここから粘り強くバスケットする信州はようやくホーキンソンのスリーポイントが決まり、またカムバックして3点差まで追い上げる。ここで西村の値千金のスリーポイントが決まり千葉がリードする。
その後は、お互い得点して2ポゼッションで進んでいき、信州がスリーポイント決めて2点差に、残り1分43秒でモズリーがペイントでスペースにダイブそのままダンクして遂に捉えて1点差に。信州の粘り強さがここで発揮される。その後、エドワーズがフリースローで2点差にするも、残り35秒でホーキンソンがファウルからフリースロー2本決めて同点へ。千葉ボールからローの1対1からのジャンパーを決め切る。決まったと思ったが、ここから信州は見せる。残り14秒で信州ボールから、ホーキンソンのジャンパーが決まり同点で終了して延長戦へ突入。

オーバータイムは5分で、均衡を破ったのはムーニーのインサイドからファウルで2本フリースローを決める。そして、富樫からローにわたりスリーポイントを決めきった。勝負強さを見せる千葉、そして富樫がドライブから得点して一気に7点差にして粘る信州を振り切って勝利して、天皇杯準決勝にコマを進めた。

 

 

試合後コメント

富樫勇樹(千葉)
「とにかく勝てた事がよかったです」

J:今日も良いところで決め切って次へのステップで連戦の中で感じることを教えて下さい
「スケジュール的に大変な中ですけど、やっぱり全員で天皇杯を獲りに行きたいという気持ちがあります。今年は今年でまず天皇杯を獲りたいです」

J:試合後バックヤードでのチームの盛り上がりについて
「HC、選手がいなかったりする中で、しっかり勝っていけてるのがチームの強みですし、一発勝負の大事な試合だったのでいい結果になったと思います」

 

西村文男(千葉)

最後気持ちの勝負だったのでリバウンド取れたうちに勝ちに転がったと思う試合でした。

J:このような試合での大事にしてるポイントは何ですか
「一発勝負なのでいつも以上に雰囲気が悪くなる手前で口を開くようにしてます。戦術の細かい所ですとか、そうならなかったとしても色んな選手に“こうなるかも”などいつも以上に伝えたりしてます。後はうちのやりたいバスケットができるようにしてます。僕がブレると1番チームがブレると思っているので、コートには助けてくれる4人がいるので、頼りながら色々と考えながらやってます」

 


J:DFでもハッスルしてましたが最後に負けてしまったちょっとした差を教えて下さい
「千葉は素晴らしいメンバーでビッグラインナップで数字に表れていてRebを取られてしまった所、最後の延長に関しては、やられてはいけない人にやられてしまいました。OFでも我慢する所を出来なかったりして、千葉さんはそこが出来ていたので自分達は学ばないといけないと思いました」

J:どのように次に繋げていくか教えて下さい
「DFは良かった所がありました。僕たちはDFチームなので、やられてはいけない選手にやられたので、もう一回DFからやって、エナジーはもうあるので次の挑戦はDFからヒットして最初からやってやると言う気持ちでやるべきだと思います」

 

天皇杯セミファイナル

2/15(水)
宇都宮ブレックスvs千葉ジェッツ
19:00 tipoff ブレックスアリーナ

琉球ゴールデンキングスvs横浜ビー・コルセアーズ
19:00 tipoff 沖縄アリーナ

【天皇杯】横浜BCが三遠に競り勝ち クラブ史上初のクォーターファイナル進出 河村勇輝3P8本含む36得点

【天皇杯】横浜BCが三遠に競り勝ち クラブ史上初のクォーターファイナル進出 河村勇輝3P8本含む36得点

昨シーズンBリーグチャンピオン宇都宮ホームで2連勝してきた横浜BC。その中心に河村勇輝、キング開がいる。また三遠は怪我人が続出して今シーズン5連敗を喫している中で得点をチーム全員でどう取っていくか。天皇杯は1発勝負の為お互い調整してこの一戦に臨んだ。

4次ラウンド勝ち上がったのは横浜BC、河村勇輝は三戦連続でキャリアハイを更新し、クラブ初のクォーターファイナル進出を決めた

横浜BC 95-85 三遠
1Q 21-16
2Q 25-24
3Q 20-22
4Q 29-23

<横浜BC>
#5 河村勇輝 36得(3P8/15)#10 チャールス・ジャクソン 22得点 15Reb
#23 キング開 12得点
#15 デビン・オリバー 6得点 14Reb

<三遠>
#24 佐々木隆成 25得点(3P6/10)
#4 アイゼイア・ヒックス 19得点 14Reb 6AST
#0 サーディ・ラベナ 13得点 8Reb 6AST

試合は河村のジャンパーから入り、更にドライブからペイントにアタックしてフリースローを決めていき勢いよくそのまま入っていく。一方、三遠は大田のフリースローで得点、リバウンドからブレイク狙うがターンオーバーになり、その間、横浜は得点を重ねる。三遠は細川がフリーを作ってコーナーからスリーポイント決めて三遠らしいプレーが出る。直ぐに河村がステップバックスリーも見せて21-16横浜BCリードする。

三遠はディフェンスから作り、細川のスリーポイントで追い上げる、横浜のインサイドは高くリバウンドからプッシュして河村が決める。三遠はチェンジングディフェンスで流れを変えていくが、横浜のインサイドは押し込んでいき2桁得点差となる。お互いディフェンスがハードに、三遠も粘り強くついていくなかPGの所では髙橋と河村の得点をやり合うシーンは見応え満載で、前半は46-40横浜BCリードで折り返す。

後半は、キング開がスリーポイントでチームの流れを作り、河村が6本目のスリーポイントを決めてリードをまた2桁得点差にする。
ペイント内での強さを活かして得点をする横浜BCに対して、三遠はリバウンドからブレイク出して4点差にする。横浜に何度も流れはいくがしっかり止めて押し返す三遠。66-62で最終クォーターへ。

横浜BCが掴みリードしていくが、三遠佐々木がスリーポイントと追い上げて2点差にして、諦めない三遠が今シーズンの新しい力を見せる。試合終盤ではお互い激しく、均衡を破ったのは横浜BCで森川、河村がスリーポイントを決めて一気に9点差にして広げる。三遠は最後まで粘り佐々木がスリーポイントを決め切って追い上げを見せたが95-85で三遠に勝利して、クラブ初の天皇杯クォーターファイナル進出を決めた。

 

 

試合後コメント

青木HC(横浜BC)

J:追い上げる三遠にどんな組み立てをしていきましたか

「前半TOからの得点が目立ったのでそこを消していく。シュートで終わるのが良いOFの終わり方と話ました。相手のDFが変わってくるので、単発のシュートではなくボールをムーブしてシュート、ドライブしてくれたので打開して、良いシュートが打てたのでねじ伏せられました。三遠のアグレッシブなウィング陣に点を取られていたのでどう抑えるか、都度修正が出来ました」

J:天皇杯チーム初のクォーターファイナルについて

「横浜、始まって以来荒波に揉まれてきて少しずつ成長してきて、天皇杯をホームで開催できる歴史的なゲームでした。沢山のブースターの期待に応えて自分も関われて光栄だと思ってます。ただ先を見てるので、みんなと一緒に頑張っていきたいです。」

 

河村勇輝(横浜BC)

J:PGとして得点、ゲームメイクと相手も対策している中どう反応してプレーしてますか

「自分を止める為にいろんな策を練ってDFしてくるので相手の反応を見て、相手のDFに対して1番嫌な事、効果的な事をプレーしたいと思ってます。その為には自分のスキル、幅広いプレーの選択ができるように練習しています。こういう経験が僕にとってプラスになってくると思ってやってます。」

J:その中で大きいスタッツ出す感覚はどうですか

「シュートタッチは好調です。この3試合は得点だけで言えば、満足できる所です。スコアがいいからと言って2点が2/9だったり、15本も3P打ってるのでチームにとってベストなのか考える事も必要だと思ってます。完璧な試合は一つもないのでダメだった所にフォーカスして成長したいです。」

 

キング開(横浜BC)

J:試合でのプレーがより積極的になっている事についてどうですか

「アグレッシブにやってる時がいいプレーができている。チームの代表がコートに立っていて、期待を込めて出してもらっているので、力を全て発揮して、その為にオフシーズンにトレーニングしてきたので、どんなシュチュエーションでもクリエイトしてボールも去年より回ってくるので発揮できてると思います。」

 

大野篤史HC(三遠)

J:DFしてカムバック何回も出来た事について

「先週酷い試合を2試合してしまったので、そこからはバウンスバック出来た。意識して努力し、出来ることをし続けないといけない。Rebは意識だと思っているので、そこの徹底をまだまだしていかないといけない。」

J:またシーズン始まってどう組み立てていきますか

「今までやり続けた事をやる。ヘッズダウンしないで戦えてたのでこれを継続してやっていきたい。尚且つ意識を高めていく事を選手に伝えていきたい。」

 

髙橋快成(三遠)

J:今シーズンのプレー面の幅、積極性について

「試合を通して成長してるのは感じてるんですけど、まだまだ試合で出来る事、自分のいい所が出てはいないので、これからシーズン長いので焦らず一歩ずつ成長していきたいです。」

J:仲間がインカレで頑張ってますね

「中京のチームメイトか戦う姿を見て、やっぱり先輩方が頑張っているので、自分も舞台は違いますけど頑張らないといけないと思ってます。みんなと、連絡は取ってます。」

 

天皇杯クォーターファイナル

1/4(水)

①千葉ジェッツ vs 信州ブレイブウォリアーズ

②群馬クレイン vs 横浜ビー・コルセアーズ

2/15(水)
宇都宮ブレックス vs ①勝利チーム

琉球ゴールデンキングス vs ②勝利チーム

 

【天皇杯】接戦から抜け出し千葉ベスト8へ 原修太27得点3P5本決め切る「カップ戦は結果が全てなので多分みんな満足してる」

【天皇杯】接戦から抜け出し千葉ベスト8へ 原修太27得点3P5本決め切る「カップ戦は結果が全てなので多分みんな満足してる」

天皇杯3次ラウンド
10/31 ウィンドヒルくしろアリーナ

千葉J 88-75 北海道
1Q 27-25
2Q 27-15
3Q 19-21
4Q 15-14

<千葉>
#31 原修太 27得点(3P5/7)
#4 ヴィック・ロー 16得点
#33 ジョン・ムーニー 16得点 9リバウンド

<北海道>
#5 アレックス・マーフィー 18得点
#2 ドワイト・ラモス 14得点 8リバウンド
#8 高橋耕陽 12得点

試合は、千葉の原、富樫のスリーポイントで千葉がすっといい入りをする。北海道はモータム、マーフィーと繋いでいく。
北海道は闘将、橋本を中心に組み立てていく、ディフェンスから流れを作り、千葉に最後まで対応していけるかがポイントになる。千葉はボール展開を速く、フリーにしてシュートを決めていく。
北海道はラモスのフィジカルの強さ、マーフィーでの得点を見せて千葉に同点に追いつき、高橋のスリーポイントで逆転する。

北海道はボールプッシュしてからインサイド、アウトサイドと昨シーズンより確実に得点力がアップしていて、オフェンスバリエーションが増えている。あとはディフェンスで相手のオフェンスをどれだけ抑えられるか。見応えある1Qになり、27-25千葉Jリード。

2Qの入りも両チーム好調で、得点の入れ合いから始まり、千葉原の決定力は増して行く。北海道もスティールから得点してリードしていきオフェンスの爆発力を見せる。
徐々に千葉のリードが広がるが、ラモスのフロースローで食らいつく北海道。
橋本と大倉のPGマッチアップも見応えあり、原はインサイドでペイントアタックしてフィジカルの強さも見せてバスカンで3点プレーで、この後北海道は得点取れず54-40と千葉がリードして折り返す。

後半に入って、ペイントアタックからキックアウト、ピックからといいオフェンスをしている北海道はシュートがリングから嫌われてしまう。その間千葉Jはしっかり得点を重ねていく。
ローとムーニーもインサイドとアウトサイドでチームに貢献していく。北海道はここから引き離されず得点して1桁得点差に戻し、73-61で最終クォーターへ。

4Q中野のスリーポイントから入り追い上げたいが、千葉のオフェンスを止められない。千葉は大倉、原、そして富樫が得点をあげるので差が埋まらない厳しい時間帯になる。
千葉は速い展開、そしてフリーを作って決め切り、そのまま最後まで強さを見せていき、88-75で北海道に勝利してベスト8にコマを進めた。
北海道はミスターバスケットボール、佐古賢一HCを中心に確実にチーム力は上がっている、シーズンを通してチーム変革をしている最中で一戦一戦が勝負になっている。オフェンス力はあり、ディフェンスの対応がここから強度を上げていけるはずだ。

 

ベスト8進出チーム

北海道会場
千葉ジェッツ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

長野会場
アルバルク東京
信州ブレイブウォリアーズ

三重会場
島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ

宮崎会場
横浜ビー・コルセアーズ
三遠ネオフェニックス

 

試合後コメント

パトリックHC(千葉J)公式SNSより

「難しい状況でしたが2日間勝てて良かったです。今日は原が攻守ともに貢献してくれて、ムーニーもインサイドをよく守ってくれました。次のラウンドに進めるのはとても嬉しいです。リーグ戦から6連勝でバイウィークに入れるので気持ちの面でもリフレッシュできるかなと思います。」

 

原修太(千葉J) 公式SNSより

「昨日はかなりコンディションが悪かったんですが、今日はしっかり休んで臨めたので皆動けていたかと思います。昨日の課題だった前からのプレッシャーを掛けるところで、北海道#0 橋本選手にプッシュされたりもしましたが、後半は徐々にアジャストできたかなと思います。
欲を言えばもう少し離して勝ちたかったですが、カップ戦は結果が全てなので多分みんな満足してると思います。また、応援してくれた皆さん、ハロウィンのイベントよりバスケットを選んでくれてありがとうございます。本当に力になりました!」

 

佐古賢一HC(北海道)

「全体的には自分たちが目指していた戦術戦略で進められましたが、前半、(千葉J)原選手の高確率な3PTに苦しむ場面がありました。ここに我慢強くついていきたいと思っていたところ、2Qの後半など、3Pを要所で決められる時間帯に自分たちのオフェンスの足が止まってしまい、ここが悔やまれる時間帯となりました。
後半はしっかりディフェンスからマインドを切り替えて戦うことができたので、苦しい時間帯でどんどん気持ちを切り替えて、ゲームにアジャストしていく必要があると感じています。ただ、何が良くて、何が悪いか、悪い時間帯はどのようにして点を繋いでいくべきかがしっかり整理されてきたので、バイウィーク中は自分たちが目指すバスケの基盤をより強固にする時間にできますし、リーグ戦再開後のゲームが楽しみです。」

 

橋本竜馬(北海道)

「全体を通して良い部分もあった中、勝ち切れなかったというところは、自分たち一人ひとりの我慢や、一つのプレーに対しての強度が、千葉Jさんの方が上回っていたと改めて感じたので、このバイウィーク中に自分たちが何をするべきかを見つめ直す時間にしなければいけないです。

最終的に13点差になってしまいましたが、先行された時に着実に点差を縮めていき逆転するためには、毎日の練習での積み重ねが大切になってきます。次回千葉Jさんと対戦する時には、同じ展開になったとしてもしっかりと逆転できるようにチームで準備していきたいと思います。」

 

【天皇杯】8強揃う/A東京が茨城に勝利 笹倉怜寿「チャンスを与えられたからには思い切ってプレーしようと臨んでます」

【天皇杯】8強揃う/A東京が茨城に勝利 笹倉怜寿「チャンスを与えられたからには思い切ってプレーしようと臨んでます」

アルバルク東京 77-59 茨城ロボッツ
1Q 13-13
2Q 21-16
3Q 24-17
4Q 19-13

<A東京>
#9 安藤周人 16得点(3P4/7)
#33 笹倉怜寿 11得点
#1 ジャスティン・コブス 9得点 5アシスト
#11 セバスチャン・サイズ 9得点 10リバウンド

<茨城>
#21 エリック・ジェイコブセン 12得点
#5 LJ・ピーク 9得点 6リバウンド

今シーズン勢いに乗る、茨城がA東京より先に得点する。A東京のピックにしっかり対応していく茨城。安藤のスリーポイントは好調が続き得点してA東京を引っ張る。平日午前中の試合の為、客席も少なく、朝からの試合に難しい感じも伝わってくる。
茨城は#21、#5がペイントにアタックして得点りてリードを広げ13-5でA東京タイムアウト。
田中大貴がコートインしてリズムを変え13-13に追いつき1Q終える。

2Q笹倉のスリーポイント、バックドアで逆転して入るA東京。しっかりディフェンスするA東京に茨城は個人でアタックして打開して、福澤の得意のスリーポイントが出て追いつく。A東京はしっかりフリーを作って小酒部がスリーポイント決めて引き離す。両チーム中々シュートが決まらない時間が続く。A東京が決めれば、茨城は平尾がアシスト、スリーポイントとチームを牽引、34-29A東京リードで折り返す。

後半に入ってA東京のインサイドとアウトサイドで得点して2ケタ得点差にする。サイズを含めて、茨城は強度が上がってきたA東京のディフェンスに攻めあぐねて得点が中々できない。58-46A東京リードで最終クォーターへ。

4Q山口、笹倉とスリーポイントでお互い入る。インサイドでの強さを見せるのはA東京。
じわじわ得点差が開き、得点差を20点差にする。 A東京か茨城に勝利して4次ラウンドへコマを進めた。

ベスト8進出チーム

北海道会場
千葉ジェッツ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

長野会場
アルバルク東京
信州ブレイブウォリアーズ

三重会場
島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ

宮崎会場
横浜ビー・コルセアーズ
三遠ネオフェニックス

 

試合後コメント

アドマイティス HC(A東京)

「昨日同様、40 分間集中して戦うことができ、攻守ともに我々のルールがしっかり遂行でき ている時間帯はいい流れで試合を進めることができたと思います。ベンチから出たメンバ ーも非常に良い働きをしてくれて、たくさん良い状況での 3P も決めてくれました。試合 によって、オフェンスは選手の活躍に波があることもありますが、ディフェンスは全員で 助け合うことができますので、このような試合を今後も続けられるよう、次のラウンドに突き進んでいきたいと思います。」

 

#1 ジャスティン・コブス(A東京)

「リーグ戦から試合を重ねるごとにいいチームワークができていて、しっかり結果もついて きているのでとても良いことだと思います。特に昨日今日は、チーム一丸となって、集中 力高くプレーできました。いいプロセスが作れていると思うので、このような試合を続け ていけるよう、次回の試合に向けてバイウィークにしっかり準備をしてみんなで高め合っ ていきたいと思います。ファンの皆さん今日も素晴らしい応援をありがとうございました!」

#33 笹倉怜寿(A東京)

「今日の試合は、入りの部分で若干緩くなってしまった部分があったので、選手、スタッフ が声を掛け合って、2Q の入りからディフェンスをチーム全員で我慢強く守り続けまし た。オフェンスはいい形でシュートを決めることができ、結果点差も引き離せたのかと思 います。ですが、まだ40分間安定した戦い方はできていないので、そこがこれからの課題だと思います。
リーグ開幕戦でも、ホワイトリングで少しプレーしましたが、その時は自分のプレーができなかったので、今回チャンスを与えられたからには思い切ってプレーしようと臨みました。昨日も含め、高校時代を過ごした⻑野ということで見に来てくれる方もたくさんいて、自分自身も嬉しく伸び伸びプレーができたと思います。」

グレスマンHC(茨城)

試合を振り返って
前半は良いディフェンスのマインドセットがあり、粘り強く守ることができたと思います。前日からの連戦という部分やリーグでも屈指のA東京さんとの対戦ということが、後半に響いてしまったと感じます。ディフェンスは緊張感を持って挑めていましたが、シュートを決め切ることができませんでした。A東京さんのような素晴らしいチームと戦う時は、粘り強くやり続けることが大切だと改めて感じました。

-バイウィークでの調整
攻守ともにより良くなっていかなければならないと思います。自分たちは平均で81得点ではありますが、もっとできると思っています。ディフェンスももっと強度を高くし、40分間持続できるようにしていきたいです。この2日間良い面も成長しなくてはいけない部分もたくさん見られたので、次に活かしていきたいと思います。

【天皇杯】三遠ベスト8へ 大野篤史HC「ディフェンスのエナジーレベルも高く、最後まで自分たちのやるべきことを遂行できた」

【天皇杯】三遠ベスト8へ 大野篤史HC「ディフェンスのエナジーレベルも高く、最後まで自分たちのやるべきことを遂行できた」

天皇杯3次ラウンド
10/30 早水公園体育文化センター(宮崎県)

三遠 84-53 SR渋谷
1Q 17-10
2Q 35-6
3Q 14-18
4Q 18-19

<三遠>
#1 ヤンテ・メイテン 31得点 16リバウンド
#24 佐々木隆成 13得点
#55 カイル・コリンズワース
12得点 12リバウンド 8アシスト 5スティール
#23 半澤凌太 10得点
#29 細川一輝 10得点

<SR渋谷>
#14 ジェームズ・マイケル・マカドゥ 21得点 8リバウンド
#5 ケビン・ジョーンズ 11得点

試合入りはお互いスティールし合って激しいディフェンスの入りをする。三遠は渋谷に先行されるも、佐々木、メイテンを中心にしっかりボールムーブしてからペイントにアタックして得点していき、リードを広げる。渋谷は中々自分達のリズムに乗れず得点が止まってしまい、17-10三遠リードで1Q終える。

2Qも三遠は激しいディフェンスからスティールから得点して、渋谷に好きにオフェンスをさせない。アウトサイドからも決める三遠は、渋谷相手に2ケタ得点21点差にして一気に差を広げる。更に
ハードなディフェンスからブレイク、メイテンのペイントアタックと渋谷がやりたい事を抑えて三遠がゲーム展開をしっかり作っていき、細川、佐々木、コリンズワースの活躍によりダブルスコア以上になりこのクォーター渋谷を6点に抑えて、52-16というスコアで前半を折り返す。

三遠のディフェンスを崩して流れを変えたい渋谷にとって後半連続得点で入るが、佐々木は前半から変わらず得点し、スティールからブレイクとスリーポイントを決める半澤が見せ、渋谷にリズムを渡さない。
また、渋谷は強度の高いディフェンスからリズムを作ってオフェンスに入るチームなので、三遠に大量得点されて中々自分達の時間を作る事が難しくなってしまっていて、これほどの点差を渋谷がつけられるのをほとんど見た事がない。

4Qでも三遠のスティールから走って得点する。渋谷は井上がスリーポイントを決め、終盤渋谷らしいバスケットをどこまで出来るか。後半は渋谷が三遠にリードしているが、前半の得点差が大きく離れてしまったのが大きかった。
三遠はその大きなリードを保ち、終始自分達のリズムで展開して84-53で三遠がSR渋谷に勝利して、ベスト8にコマを進めた。

大野篤史HCが就任して、どんなチームを作るのか、カルチャーを根付かせて行く事、諦める事は絶対に許さないなど、大野HCが大事にしている事が新たなチームに浸透してきていることは間違いない。
開幕から中地区首位、天皇杯ベスト8といいスタートを切った。
ここからまたどんな試合でバスケット界を盛り上げてくれるのか楽しみになる。

 

ベスト8進出チーム

北海道会場
千葉ジェッツ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

長野会場
アルバルク東京
信州ブレイブウォリアーズ

三重会場
島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ

宮崎会場
横浜ビー・コルセアーズ
三遠ネオフェニックス

 

試合後コメント

大野篤史HC(三遠)
公式HPより

「ディフェンスのエナジーレベルも高く、最後まで自分たちのやるべきことを遂行できた試合だったと思います。また、特に#23 半澤選手がディフェンスでトーンをセットしてくれたのが大きかったです。プレータイムがない中でも、努力を続けてくれて、ステップアップしてくれたと思います。」

 

#23 半澤凌太 (三遠)

「それぞれが自分たちの役割をこなして、ディフェンスから試合を運ぶことができたので、それが今日の勝因だと思います。
僕の役割は流れを変えることだと思うので、どんな場面でもしっかりとプレーして、チームにどんな形でもプラスの影響を与えようと思って今日はプレーしました。」

 

伊佐勉HC(SR渋谷)
SR渋谷公式より

「三遠さんの強度が高すぎて全く何も通用しなかった試合でした。同じ中地区で現在1位の三遠さんの強度を経験して、天皇杯は今日で終わってしまいましたが、レギュラーシーズンでは勝てるようにバイウィークから取り組んでいかなくてはいけないなと改めて思いました。内容については全く話せるような状態ではなく、フィジカルゲームで全然対抗できなかった印象です。」

 

ベンドラメ礼生(SR渋谷)
SR渋谷公式より

「相手の強いプレッシャーに対して、なかなか押し勝てなかったことが敗因の一つだと思います。強度強くやられた時にチームとしてどう打開していくのか、もっとリングに向かって縦にアタックしていくことや、よりアップテンポに攻めていくタイミングが必要だったのかなと思います。
高校3年間過ごした宮崎でプロの試合ができて、久々に会う友人や恩師・先生方がたくさん応援に来てくれたので、プレーできてとてもよかったです。
宮崎でバスケットをやることで、宮崎のスポーツが盛り上がると思うので、宮崎からプロ選手が出てくると嬉しいです。」

【天皇杯】8強揃う 河村勇輝残り1.1秒ビッグショットで逆転勝利「チーム全員の気持ちがこもったシュートだった」

【天皇杯】8強揃う 河村勇輝残り1.1秒ビッグショットで逆転勝利「チーム全員の気持ちがこもったシュートだった」

天皇杯3次ラウンド
10/31(月) 宮崎県早水公園体育文化センター

川崎 74-77 横浜BC
1Q 30-15
2Q 12-19
3Q 16-19
4Q 16-24

<横浜BC>
#5 河村勇輝 18得点 6リバウンド 9アシスト 4スティール
#10 チャールズ・ジャクソン 10得点 12リバウンド

<川崎>
#29マイケル・ヤングジュニア 29得点 9リバウンド 5アシスト
#21 納見悠仁 13得点

昨年王者で三連覇を狙う川崎、藤井と開幕から絶好調の記録を更新している河村のマッチアップにも注目が集まる。その藤井から得点して、河村がドライブして得点して入る。その後も直ぐにやりあう2人。
川崎はブレイクも出し得点してリードを広げる。横浜はボールムーブから河村からインサイドへパス出して得点と河村の起点から横浜のオフェンスのバリエーションが生まれる。
川崎はヤングのアウトサイド、インサイドでのヒースで更に怒涛の得点で、2ケタ得点差にリードを広げて川崎の勢いが増していく。30-15川崎リードの1Q。

2Qは、キング開、赤穂のスリーポイント、ブレイクで横浜が返して追い上げる。バックアップから出て行く選手がしっかり得点する横浜のチーム力は格段と強くなっている今シーズン。川崎が点差を広げるも、河村から起点になってオープンを作り森川がスリーポイント決めてまた1桁得点差にする。42-34川崎リードで折り返す。

後半、ヤングジュニアのスリーポイントから入るが、横浜も須藤のバスカンで返し、河村のスリーポイント、森川へスリーポイント決めてジャクソンのインサイドで1点差まで追い上げる。ここからお互いに得点して拮抗していき、森川のブレイクで横浜がここで逆転する。川崎はインサイドで得点して続けてリードを広げ58-53川崎リードで最終クォーターへ。

4Qは川崎のインサイドで得点で、なんとか横浜もついていく。ディフェンスもゾーンにして変化をもたらして流れを変えにいく横浜。中盤から終盤にかけてのスリーポイントの決定はチームに力。勝敗に大きく影響するので、決め切る事が選手には求められる。
残り4分切って一進一退になる。
河村がフリーを作って自ら得点する。納見のスリーポイントで74-74の同点から、残り10秒の攻防は河村がキープ。フリーを作って残り1.1秒スリーポイントを決め切った。

15点差までついた前半の得点差を見事にカムバックして大逆転勝利で、4次ラウンドに横浜がコマを進めた。

ベスト8進出チーム

北海道会場
千葉ジェッツ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

長野会場
アルバルク東京
信州ブレイブウォリアーズ

三重会場
島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ

宮崎会場
横浜ビー・コルセアーズ
三遠ネオフェニックス

 

試合後コメント

青木HC(横浜BC)

「選手による我慢の勝利。1Qで川崎が30得点を挙げ、ビッグクォーターを作って勢いに乗ったが、選手たちは慌てず4Qに向けてディフェンスで我慢をしながらヤマを作り、一歩一歩追い詰めて最後に逆転した。我々らしい勝ち方だった。
特に30点を取られたあと、相手を12得点、16得点、16得点とディフェンスで抑えることができたことは大きい。我慢のディフェンスを続けて、最後にビッグショットを決めて逃げ切ることができた。本当にチーム全体の勝利だと思う。」

 

河村勇輝(横浜BC)

勝ったことは素直にうれしい。天皇杯というリーグ戦だけではない日本一を目指すことができる一発勝負の舞台で勝つことができたのは本当に良かった。

(4Q土壇場残り2秒で勝利を決めた逆転3Pシュートについて)
この試合にかけているチーム全員の気持ちが大きかった。神奈川ダービーということもあって天皇杯だけではない他のプレッシャーもあった。最後のあの3Pシュートはチームみんなが託してくれたシュート。チーム全員の気持ちがこもったシュートだったと思う。

 

佐藤HC(川崎)

我々としては天皇杯3連覇を目標のひとつに掲げていましたし、そのひとつがここで消えてしまったんですけど、泥臭くても何としてでもとにかく1点でも多く勝って次のラウンドを全員で戦いたかったですがここで消えてしまいました。本当に残念です。今日、宮崎まで応援に来てくださった方がたくさんいらっしゃったので、勝利をお見せすることができなくて本当に申し訳なく思っています。

(敗因は)ディフェンス面では最後の最後まで河村選手のペイントの中に入っていく縦の動きをなかなか止められなくて、ピックアンドロールだけではなく1対1でも破られるシーンがあって、止めようという話をしていたけど最後まで止められなかったは、うちのディフェンスを上回る河村選手の凄さだと思います。オフェンス面に関してはマイク(・ヤングジュニア)が起点となって良いオフェンスもいっぱいありましたが、ゾーンディフェンスに惑わされてしまった部分があったので、そこはもったいなかったと思います。

 

#7篠山竜青(川崎)

「40分間の中でいい時間帯も悪い時間帯もありましたが、チーム全員で戦えたし、収穫も多かったゲームだとは思いますが、最後勝ち切るところまでもう1つチームとしての力が足りなかったと思っています。
川崎ブレイブサンダースの現在地を思い知らされたゲームでした。
今シーズンから今まで以上に人とボールを動かして、全員でアタックするという形をチャレンジしていて、中心メンバーが変わらない成熟したチームと思ってもらえることも多いですが、Bリーグファイナルまで届かないという中で、チームを見つめなおして、積み上げていくというのを今やっているところです。今日の試合もそのチャレンジ自体は出来ていたと思いますが、それも勝ちに結びつけることができなかったので、今日試合に出た10人全員が当事者意識を持って、また新たに積み上げていくための良い負けにしなくてはいけないと思います。」

 

[天皇杯・皇后杯]第98回天皇杯・第89回皇后杯の概要組み合わせ決定/今大会は男子101チーム、女子は61チームが参加

[天皇杯・皇后杯]第98回天皇杯・第89回皇后杯の概要組み合わせ決定/今大会は男子101チーム、女子は61チームが参加 

第98回天皇杯、第89回皇后杯、全日本バスケットボール選手権大会の概要がJBAから発表された。

昨年はコロナ禍で縮小されいたが、今年は、男子 101 チーム、女子 61 チームが参加。

天皇杯ファイナルは有明コロシアムで開催され、皇后杯ファイナルが国立代々木競技場第二体育館で開催される。

写真:JBA

 

第98回天皇杯

1次ラウンド
2022年9月17日(土)~18日(日) ※会場都合により、中日本のみ18日(日)~19日(月・祝)で開催
47チーム 都道府県代表47チーム
<東日本大会> 北海道~山梨の都道府県代表15チーム
<中日本大会> 長野~和歌山の都道府県代表15チーム
<西日本大会> 鳥取~沖縄の都道府県代表17チーム
※1次ラウンド出場に向けた各都道府県予選は8月末までに終了し、都道府県代表チームを決定する。

一次ラウンドのスケジュールはこちら
https://zennihon2022-23.japanbasketball.jp/schedule/1nd-round/sexcategory1/

2次ラウンド
2022年9月23日(金・祝)~25日(日) スカイホール豊田(愛知県豊田市)
23チーム / 1次ラウンド突破7チーム+B3リーグ 16クラブ※
※前シーズンの成績および入替戦等の結果を基に、2022-23シーズンB3リーグ参戦クラブ

3次ラウンド
2022年10月29日(土)~31日(月)
40チーム / 2次ラウンド突破4チーム+B1リーグ22クラブ(前年成績3位以下)+B2リーグ14クラブ
※前シーズンの成績および入替戦の結果を基に2022-23シーズンのB1、B2リーグ参戦クラブ
①ウインドヒルくしろスーパーアリーナ(北海道釧路市)
②ホワイトリング(長野県長野市)
③津市産業・スポーツセンター サオリーナ(三重県津市)
④早水公園体育文化センター(宮崎県都城市)

4次ラウンド
2022年12月7日(水)
4次ラウンド進出B1上位クラブのホームエリア内アリーナ
8チーム / 3次ラウンド突破8チーム

クォーターファイナル(準々決勝)
2023年1月4日(水) Bクラブ上位クラブホームエリア内アリーナ
4チーム / 4次ラウンド突破4チーム

セミファイナル(準決勝)
2023年2月15日(水)
2021-22シーズンB1(1~2位)クラブのホームエリア内アリーナ
4チーム / クォーターファイナル突破2チーム+B1リーグ2クラブ(前年成績1~2位)

ファイナル(決勝)
2023年3月12日(日)
有明コロシアム(東京都江東区)
2チーム / セミファイナル突破2チーム

 

第89回皇后杯

1次ラウンド
2022年9月17日(土)~18日(日)
※会場都合により、中日本のみ18日(日)~19日(月・祝)で開催

47チーム 都道府県代表47チーム
<東日本大会> 北海道~山梨の都道府県代表15チーム
<中日本大会> 長野~和歌山の都道府県代表15チーム
<西日本大会> 鳥取~沖縄の都道府県代表17チーム
※1次ラウンド出場に向けた各都道府県予選は8月末までに終了し、都道府県代表チームを決定する。

<東日本大会> 北海きたえーる(北海道札幌市)
<中日本大会> 岸和田市総合体育館(大阪府岸和田市)
※会場都合により、18日(日)~19日(月・祝)で開催
<西日本大会> アミノバリューホール(徳島県鳴門市)
一次ラウンドのスケジュールはこちら
https://zennihon2022-23.japanbasketball.jp/schedule/1nd-round/sexcategory2/

 

2次ラウンド
2022年12月3日(土)~4日(日)
27チーム 1次ラウンドで勝利した13チーム+Wリーグ14チーム
<神奈川大会> トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川県平塚市)
<大阪大会> 堺市立大浜体育館(大阪府堺市)
<愛媛大会> 愛媛県総合運動公園体育館(愛媛県松山市)

ファイナルラウンド
2022年12月14日(水)~18日(日)
8チーム 2次ラウンドで勝利し、ファイナルラウンドに進出した8チーム
国立代々木競技場第二体育館

 

大会公式サイト 

https://zennihon2022-23.japanbasketball.jp/

【天皇杯】川崎が千葉を撃破して天皇杯を2連覇 MVP藤井祐眞cap「最後は気持ちで相手に勝った」

【天皇杯】川崎が千葉を撃破して天皇杯を2連覇 MVP藤井祐眞cap「最後は気持ちで相手に勝った」

天皇杯決勝
3/12(土)さいたまスーパーアリーナ
千葉ジェッツ 72-82 川崎ブレイブサンダース

1Q 17-26
2Q 19-26
3Q 26-20
4Q 13-10

<川崎>
#0 藤井祐眞 25得点
#23 マット・ジャニング 19得点
#22 ニック・ファジーカス 13得点 8リバウンド
#34 パブロ・アギラール 10得点 11リバウンド

<千葉>
#2 富樫勇樹 19得点 10アシスト
#34 クリストファー・スミス 13得点
#33 ジョン・ムーニー 12得点 14リバウンド

3連覇し、昨シーズンBリーグ制覇した千葉に、昨シーズン天皇杯制した川崎の対戦になった決勝戦。

千葉は富樫、原のスリーポイントから入る。そして富樫がドライブからレイアップを決める。このまま千葉が早々にリードしていくのかと思われたが、川崎はその後、藤井、ニックで得点し、アギラール のインサイドで逆転し15-0でランして流れを一気に川崎にする。

千葉は変わった大倉はすぐさまドライブからペイントにアタックしてレイアップで勢いを戻す。川崎のアウトサイドの決定率が高く川崎がリードを開げていき、26-17で1Q川崎リードする。

川崎は、藤井と篠山の2ガードで富樫がコントロールするリズムを徹底したインテンシティの高いディフェンスでボールの展開を変える。そしてこの日得点でチームを引っ張る藤井がジャンパーを決めて2ケタ得点差にする。

千葉は富樫、大倉のガードで早い展開で得点したいが、川崎のディフェンスのギアが上がって千葉は中々得点出来ず、ここが我慢の時間帯になる。一方、川崎のオフェンスは、千葉の裏をかいたり、強くペイントにアタック、アウトサイドからスペースを作って藤井がスリーポイントを炸裂して早くも2Q、5分以上残して40点まであげ、前半を終わって52-33川崎リードで折り返す。藤井は前半で17得点と爆発する。

後半、千葉はディフェンスをどう修正するか、川崎はこのまま勢いを乗せていくのか。
入りは前半好調の藤井のスリーポイントから入る。千葉はディフェンスを仕掛けていき、スミスが連続スリーポイントで追い上げに入る。
そして富樫のドライブからキックアウトして佐藤かスリーポイント決める。ここから粘りようやく展開良くパスが周り猛攻、一桁得点差にする場面もあるが、川崎はすぐに引き離す。72-59川崎リードで最終へ。

この試合を通してインサイドでのリバウンド、ペイントアタックが川崎が上回っていて、川崎の粘り強いディフェンスに千葉は中々攻めきれない。川崎は終始ディフェンスの強度が落ちない。
土壇場で強い千葉は富樫のスリーポイントが決まり、流れをここで変えるか、残りの時間を考えて大事なシーンになってくる。

藤井が入りコントロールしてインサイドにもしっかり振り分け、ニックが得点と2ケタ得点差を縮めさせない。残り2:30で9点差。後半は千葉のキャプテン富樫の奮闘もあったが、川崎は、40分間走り攻め切り、最後は守り抜いて、タイムアップで勝利して天皇杯を連覇する。

 

 

大会MVP #0 藤井祐眞(川崎)

 

大会ベスト5
#0 藤井祐眞(川崎)
#22 ニック・ファジーカス(川崎)
#23 マット・ジャニング(川崎)
#1 ジョシュ・ダンカン(千葉)
#2 富樫勇樹(千葉)

 

試合後コメント

佐藤HC(川崎)
試合前のミーティングでは今持ってるいる我々の力を全て40分間出し尽くそうと話し、ミスを恐れず積極的に一人一人がコートで、その通りの前半はディフェンスもしっかり足が動いてアグレッシブに良いゲームを作れた、後半は相手の攻撃に我慢の時間があったけど我慢したけと、最後のクォーターディフェンスのマインドが落ちなかった事がチーム全体でディフェンスをやり切れた事が勝ちきれたことだと思う。連覇というより、川崎のバスケットが出来た事に達成感を感じました。一発勝負の決勝という大きな舞台に全員が目指していた川崎のバスケが出来て本当に良かったと思います。

 

篠山選手(川崎)
監督の言ったとおり素晴らしい試合展開でした。
連覇を意識しては無く、1人1人が、やるべき事をしっかり目の事に集中できた。千葉に追い上げられた時はファイナルの確認やどこにアドバンテージがあるか、コントロール出来て、これまでの経験が生きたと思います。リーグ戦も怪我なく今年こそと言う気持ち、「旅の始まり」気を引き締めていきたい。

 

前田選手(川崎)
川崎でバスケが出来て優勝できたと思います。

 

藤井選手(川崎)
前半凄く良い形でバスケが出来た。後半我慢の時間が続いて、最後は気持ちで相手に勝ったのかと思っています。4Q、呼ばれ時はしっかり仕事をしようと思った。

 

ジャニング選手(川崎)
スタートのメンバーが凄く良くムードで、ベンチからのメンバーもそれを繋いで行こうという気持ちで全員で勝ち切った勝利だと思っています。佐藤HCのゲームプランが素晴らしく、自分達もファーストパンチを相手に喰らわせようと、アグレッシブにプラン通り体現出来た事が良かった。

 

ファジーカス(川崎)
後半に関しては千葉がやり返す事は想定内ではあったが、ジャニング選手が起点になってしっかり失点を抑えられたのが勝利の要因だと思う。

 

大野HC(千葉)
ファイナルで負けるのは本当に辛い川崎さんの表彰式を見るのも辛いが、まだCSへ向けて今日出た課題をしっかり修正してシーズンの中で成長出来る様に取り組んでいきたい。後半、自分達のやってきた事を川崎さんにやられた。もう少し早くピック&ロールのカバレッジ、ディフェンスところを変えられたんではないかと思う。リバンウンドでやられたが、選手たちは後半発揮していたので、自分の責任も大きいと思います。

 

富樫選手(千葉)
もちろん悔しい。かなりやられてしまった。後半に向けて修正して、もう一つ連覇という目標へ気持ちを切り替えて後半戦へいきたい。後半、点差と言うよりは、ディフェンスで、取り返すのでは無くオフェンスで取り返そうとした流れがあった。しっかり自分達のバスケをやろうとしたが、後半はいつも出来てるバスケであっただけで前半のプレイが敗因だったと思う。ブースターさん、スポンサーさんに勝って恩返ししたかったですが、シーズン最後まで応援よろしくお願いします。

 

佐藤選手(千葉)
まず、この負けを全員で受け止めて課題をやり直していきたい。リーグが多くなるので総力戦で下を向かずリベンジ出来るようにしたい。

 

ダンカン選手(千葉)
明らかにこの負けは悔しいのですが、これからのシーズンも続きますので2、3日はこの痛みは残るでしょうが、プレイオフに向けてやる事をやって行きたい。

 

【天皇杯】川崎が2連覇に向けて決勝進出/藤井祐眞14得点12ast「本当にいいバスケットが出来た」

【天皇杯】川崎が2連覇に向けて決勝進出/藤井祐眞14得点12ast「本当にいいバスケットが出来た」

天皇杯セミファイナル
2月9日(水)ブレックスアリーナ
宇都宮ブレックス 72-82 川崎ブレイブサンダース
1Q 14-15
2Q 17-31
3Q 18-19
4Q 23-17

<川崎>
ニック・ファジーカス 28得点 (3P4/6) 8リバウンド
マット・ジャニング 18得点 (3P4/6)
藤井祐眞 14得点 12アシスト

<宇都宮>
ジョシュ・スコット 18得点 11リバウンド
アイザック・フォトゥ 12得点

現在東地区首位の川崎と宇都宮の好カードの天皇杯セミファイナル。

前半
宇都宮は最初からディフェンスやリバウンドを徹底し比江島と北川の3Pの連続得点でリードした。
川崎は流れを掴めないもののファジーカスの得点で食らいつく。
シーソーゲームの攻防が続く中、流れを変えたのはマットの連続3Pと、藤井のアグレッシブなドライブでファウルを誘いバスケットカウントを決めた。
2Q最後には藤井のブザービーターシュートで31-46で川崎のリードで前半終了。

後半
宇都宮フォトゥやスコットのインサイドの得点で10点差まで詰め寄る。
しかし川崎の篠山のゲームメイクとファジーカスの大量得点でリードを守りきり川崎が82-72で勝利した。
3月12日にさいたまスーパーアリーナにて行われるファイナルに進出が決まった。

 

J basket Kei’s Eye
敗戦した宇都宮は遠藤が不在の中、安齋HCは荒谷を要所要所で起用。
思い切ったプレイも目立ち存在感を出していた。
それぞれのチームでも若い選手にチャンスを与え、それを掴む選手の準備も必要だが期待に応えられるメンタルも育っていく。そんな姿を見る私自身も楽しみが増している感がある。

 

 

試合後コメント

藤井祐眞(川崎)
出だしで宇都宮さんに流れがいってしまいました。相手の激しいディフェンスやピックアンドロールのところでトラブルが起きてしまい、そこからミスに繋がり、相手のリズムになってしまいましたが、タイムアウト明けから自分たちのバスケットができたかなと思います。
2Qは特にディフェンスでは相手を17点に抑え、自分たちは31点とることが出来て、本当にいいバスケットが出来たと思います。

(アシストが多かったことについて)ニックやマット、悟が決めてくれましたが、自分がしっかりアタックすることで、周りのスペースが空いて3pシュートを打てる状況を作れたと思うので、アタックするメンタルでいったことがよかったと思っています。

#22ニック・ファジーカス(川崎)
宇都宮さんのホームアリーナでやるので、すごく厳しい試合になると最初から分かっていたので、スタートからいいエナジーで入ることができてよかったです。
自分たちが昨年の優勝者でもあるので、もう1回優勝するために、という想いで試合に入りました。

(ファイナルに向けて)まだ少し先になりますが、再びさいたまスーパーアリーナのファイナルの舞台に立てることが確定したので、しっかりと準備していければと思います。

#23マット・ジャニング(川崎)
最初から良いエナジーで出来たと思いますし、ディフェンスのお陰で良いリードを作ることもでき、そこからオープンショットにも繋がり早い展開で相手にしっかりプレッシャーをかけることが出来ました。前半でしっかりリードを作れたことが大きく、最後まで自分たちのペースでプレーを出来たことが今日の勝因だと思います。