【大学バスケ】オータムリーグを終えて 陸川章監督(東海大) 大怪我から復帰の米須玲音 (日大4年) 岩下准平(筑波大3年) Jbasketインタビュー

【大学バスケ】オータムリーグを終えて 陸川章監督(東海大) 大怪我から復帰の米須玲音 (日大4年) 岩下准平(筑波大3年) Jbasketインタビュー

オータムリーグ、秋のリーグ戦は記念すべき100回大会を迎えた。8月24日から始まって11月3日まで繰り広げられた。今年は拮抗した状態でリーグ戦は10番までもつれていったが、最後は日本体育大学の強さが発揮された形となって25年ぶり25回目の優勝で大会の幕を閉じた。

優勝 日本体育大学 19勝3敗
準優勝 白鷗大学 18勝4敗
3位 東海大学 17勝5敗
4位 日本大学 16勝6敗
5位 大東文化大学 14勝8敗
6位 専修大学 12勝10敗
7位 神奈川大学 11勝11敗
8位 筑波大学 7勝15敗
9位 中央大学 6勝16敗
10位 明治大学 6勝16敗
11位 拓殖大学 5勝17敗
12位 山梨学院大学 1勝20敗

 

米須玲音(日本大4年)
大怪我から復帰してレオトが躍動
オータムリーグでアシスト王とMIP賞を受賞🔥 苦しい数年を乗り越えて復活へ向けて走り出した期待の米須玲音へJbasketインタビュー

J:復帰から視野広くアシストでどんなことを意識していますか

J:インカレ含めて これからの”レオト'” を待ち望んでいるファンへメッセージをお願いします

 

岩下准平 (筑波大学3年)
PG/ 179cm/ 福岡大学付属大濠高校
高校時代は湧川颯斗(三遠)や川島悠翔(シアトル大学)の後輩たちと 2021年ウインターカップ制覇する。世代エースPGの岩下は2度に渡る大怪我を乗り越えてコートに復帰している。オータムリーグ終えてJbasketインタビューに応えてくれた。

J:リーグ戦終えて気持ちを教えて下さい。

J:2度に渡る大怪我から復帰できてコートで躍動しています。どのような気持ちで臨んでいましたか。

J:J:最終戦で米須選手とのマッチングは盛り上がりました。対戦しての感想をお願いします。

J:インカレに向けてどんなプレーでチームを優勝に向けて動かしていきますか

J:メッセージをお願いします

 

陸川章 監督(東海大学)
今季限りで監督を退任し、来季からアソシエイトコーチとして東海大学を支える/秋のリーグ戦終えてJbasketインタビュー🎙️

J:今大会終えてインカレに向けてどうステップアップされていきますか

「やっぱりディエンスのところですね。私たちはディフェンスチームですけど、簡単にレイアップされてるシーンがありました。前半は抑えてたんですけど、メンバーが変わった時にそこを突かれてしまう。まず相手のやりたいことを止められるようにしなきゃいけない。もう少し1on1のディフェンスのところからきっちり作らなきゃいけない。それと、例えばピックアンドロールが多いチームに対しても、我々の守りができている時とできてない時があるんです、まだまだです。誰がローポストに入ったとか、細かなところをもっと修正しなきゃいけないなと感じています。
オフェンスは1on1任せになってる部分があるので、もっとボールを動かすこと、それに合わせてカッティングとか、もう少し全体が動けるように次の段階にクリエイトしないといけないと思っています」。

J:インサイドをもっと上手くどのように活用されていきますか

「ンバアイも成長途中なんですね。昨日の敗戦を凄くショックで落ち込んでいて、今日最初はヘッドダウンしていたんですけど、最後もう1回ファイトしました。結果は負けたんですけど、彼は戦ったと思いますし、その気持ちがある限りどんどんうまくなると思います。なので使っていこうと思います」。

J:秋のリーグ戦終えて先生自身カウントダウンのような気持ち的なところを教えてください

「カウントダウンっていうわけじゃないですけど、やっぱりここで一区切りだと思います。ただ、 “今日がインカレの最後の試合じゃなくてよかったね、まだチャンスあるよ”ってみんなに伝えました。
もう1回自己回復する時間があるから、そこにどう自分が考えて行動するかが大事なんです。試合後のミーティングで、みんないいコメントを言ってくれていたので、その気持ちを今度行動に移してほしいと思っています。
(気持ち的には) もう来年から入野に譲ろうと思ってますから、私にとっても最後のインカレです。だからって言って “よし、何がなんでもって” ことではなくて、彼らがどうしたいかを後押しする役割だと私は思っているので、サポートをしたり、例えば今軌道修正をしたり、それが私の仕事だと思っているので、、別にあんまり気負ってはいないです(笑顔)」。

ハーパー ジャン ローレンス ジュニアと轟琉維について

「ルイ(轟)とJJ(ハーパー)がうちの中心選手でチームを引っ張ってくれていて、 逆にルイが欠場で抜けてしまったので、ちょっとJJが力入りすぎたかなっていう感はあるんですけど、ルイは着実にうちのエースガードとして成長してると思いますし、怪我を治してインカレにはもっといい姿を見せてほしいなと思います」。

 

オータムリーグ最終日
ハーパー ジャン ローレンス ジュニア(東海大4年)

佐藤涼成(白鷗大学3年)

野溝利一(山梨学院大4年)

ムトンボ ジャンピエール(日本体育大4年)

コンゴロー デイビッド(日本大4年)

西田陽成(東海大4年)

小澤飛悠(日体大2年)

山田哲汰(日大2年)

【大学バスケ】関東大学新人戦3位決定戦は大東文化大が筑波大を撃破して勝利3位入賞

【大学バスケ】関東大学新人戦3位決定戦は大東文化大が筑波大を撃破して勝利3位入賞

6/12(日)代々木第二体育館
第62回関東大学バスケットボール新人戦
3位決定戦
大東文化大 74-58 筑波大
1Q 21-12
2Q 20-8
3Q 19-21
4Q 14-17

<大東文化大>
#39 アブドゥレイ トラオレ 19得点 18リバウンド
#25 山内ジャヘル琉人 18得点
#21 富山仁貴 13得点
#9 田中流嘉洲 12得点

<筑波大>
#31 小川敦也 18得点
#13 岩下准平 15得点

連戦で疲れがあるはずだが、試合はディフェンスの強度が試合開始から高く展開していく。
試合入りは、大東文化大が落ち着いて試合に入りシュートを決めていき12-5とランする。筑波大は、小川、岩下を中心に作っていくが、大東文化大のリバウンドが強く流れは大東文化大が掴んでいく。筑波大もペイントにアタックやドライブして追い上げる。それでもインサイドで確実に得点してリードする大東文化大。

シュートが中々決まらない筑波大は苦しい展開になり、ドライブして、オフェンスリバウンドから得点する大東文化大がじわじわ点差を広げて2桁得点リードする。なんと得点差は25点差までになり大東文化大の爆発力を見せる。
更にディフェンスの強度が上がる大東文化大が、一気に流れを引き寄せる。
筑波大は意地を出し、岩下が連続得点して繋ぎ、アウトサイドも決めて、一気に後半スタートから11点差まで詰める。が、そこから大東文化大は、ディフェンスから仕掛けていきターンオーバーも誘い、また得点を開き19点差にする。エナジー高いディフェンスとブレイクで大東文化大のバスケットを展開する。ここからまたまた筑波大は全員でリバウンドでもハッスルして、ペイントを守り、得点して6点差まで追い上げる粘りを見せてくれる。それでも大東文化大の山内の個人技で点差を広げて、リードを保ち最終的には74-58で筑波大を破り大東文化大が勝利して3位入賞した。

 

【男子ウィンターカップ】死のブロックから福岡大学附属大濠が28年ぶり優勝/岩下「怪我で応援席から2年ぶりに帰ってきて恩返しできて感謝」

写真提供:JBA

【男子ウィンター】死のブロックから福岡大学附属大濠が28年ぶり優勝/岩下「怪我で応援席から2年ぶりに帰ってきて恩返しできて感謝」

12/29(水) 男子決勝戦
東京体育館

福岡大学附属大濠 59-56 帝京長岡
1Q 14-9
2Q 14-16
3Q 15-16
4Q 16-15

<福大大濠>
#8 川島悠翔 15得点 8リバウンド
#13 岩下准平 13得点 6アシスト
#14 湧川颯斗 12得点 6アシスト

<帝京長岡>
#5 古川晟 15得点 8アシスト
#コネ ボウゴウジィ ディット ハメード 21得点 20リバウンド 9ブロック

川島のリバウンドからそのままドライブで得点して始まった。川島がドライブと積極的にオフェンスを仕掛ける。大濠はこの試合を通して徹底してディフェンスはゾーン敷いてリズムを変える。ハイポストを使って得点とすぐ対応する帝京長岡。
ディフェンスはお互い読み合ってハードにいく。大濠湧川がドライブにインサイドにとハッスルして得点してチームを引っ張る。14-9で大濠リードで1Q終える。

2Qに入って前日スリーポイントが炸裂して9本含む38得点あげた、岩下がスリーポイントをフリーになって決めて始まる。
両チームディフェンスの重要性を持ってプレーしてるので中々フリーになれない岩下が、2本目のスリーポイント決めて流れが行きかけるが、帝京長岡はディフェンスから、ルーズポール、ブロックと守って得点して得点も追いつく。
大濠の徹底したゾーンディフェンスにもインサイドから得点してついていき、28-25大濠リードで前半折り返す。

後半は、帝京長岡からドライブして得点、古川のスリーポイントが決まり、同点から長岡が逆転する。大濠はオールコートでプレッシャーディフェンスを仕掛け、帝京長岡もライン際はダブルチームにと激しくいき、高校トップレベルのディフェンスを見せる。得点も5点差以内で進んでいく。3Q終わりはビッグマンの川島、ハメードが得点してチーム引っ張り、43-41大濠リードで最終クォーターへ。

大濠の得点から始まった4Q、1点の重みがクォーター初めから感じるクォーターになる。帝京長岡はインサイドにボール集める。どこで勝負するか難しい選択が残り4分ほどになる中、岩下のドライブからアシストで得点。スティールから帝京長岡の田中が得点と、お互い速い展開で点の入れ合いになり、残り2分切って52-54帝京長岡がリードの展開から、残り1:27岩下のスリーポイントで逆転する。最終局で凄いパフォーマンスが出る両チーム。

残り14秒で岩下のドライブから外れたポールをタップして押し込んだ湧川、チームを引っ張ってきた2人の合わせ技で勝負を決定づけた。

大濠は28年ぶりの3回目の優勝に。

死のブロックと言われた強豪校の中からのベスト4までハイスコアで勝利もあったが、決勝は
ロースコアの中から、得意のプレーが出て、それをまた潰して激しいディフェンスからの展開の試合になった。

 

大会ベスト5

川島悠翔 (福大大濠#8)
岩下准平 (福大大濠#13)
湧川颯斗 (福大大濠#14)
島倉欧佑 (帝京長岡#7)
コネ ボウゴウジィ ディット ハメード (帝京長岡#14)

 

試合後コメント

片峯コーチ(福大大濠)
今日のゲームは苦しい展開で帝京長岡さんがしっかり選手たちの特徴をしっかり捉えてやってきたのでロースコアの試合でしたがディフェンスさえ崩れなければ粘り勝ちだと思っていたので、チームで頑張り抜いた、今大会を象徴する様な試合で、岩下のスリー、泉のスリー、川島の留学生とマッチアップ、スリー、勇気のあるドライブだったり、副島が果敢にアタックしてくれていたし、しっかり留学生とマッチアップして数字には現れないが役割を持ってチームとして結束して勝ち得た勝利だった。

 

泉登翔(福大大濠#7)
始めからシュートが入らず自分達のバスケが出来なかったが、粘り強くディフェンスを40分間遂行できた。個人的に昨日からスリーポイントが入らなくて、それでもチーメイトから打ち続けろと言ってくれたので最後入れて良かった。中学校から実績もなく、大濠にこれて、全国大会にも経験のない自分が優勝できて良かった。

 

川島悠翔(福大大濠#8)
自分が留学生とマッチアップで始め思いっきり出来なく、後半、先輩たちからのドンドンやれと言ってくれた声で強気でいけた。ディフェンスでも飛び込んでいけてチームメイトに感謝しかないです。来年、再来年も優勝を目指して頑張ります。

 

岩下准平(福大大濠#13)
自分達の思うオフェンスが出来ず重いバスケになったが、ディフェンスでは粘り強よさで後半は粘り強さで勝てた。昨年ベスト16から怪我で応援席から見守って、苦しくて、悔しくて、申し訳なくでしたが、2年ぶりに東京体育館のコートでプレイできて戻ってこれて、優勝、夢の様な最高の2021年を締めくくる事が出来た。両親、関係者に感謝で優勝できてよかった。

 

湧川颯斗(福大大濠#14)

入りから自分達のバスケが出来ないが後半、我慢勝負で自分達のバスケが出来て良かった。三年生がしっかりリーダーシップのある先輩で自分は岩下さんみたいなって来年も優勝したい。

 

副島成翔(福大大濠#15)
留学生を抑えきれず、川島にお願いして、ベンチに下がって声出し、自分に出来る事をしました。この1年間、負けてきたけど、チームの結束力が優勝できた。来年もウィンターカップ連勝して連覇したい。

 

柴田コーチ(帝京長岡)
準優勝という結果だったがこの大会を通して長岡らしいバスケットが出来た。終始ディフェンシブな、頼もしいバスケットを、一戦、一戦、勇気のあるプレイをしてくれた。3点差、采配など子供達を慌ててさせてしまったところもあり私自身も勉強になった。また戻ってきたいと思っています。

 

島倉欧佑(帝京長岡#7)
今回、先生と3年間頑張ってきた仲間達とここまで来れて良かったです。先生を胴上げさせて上げたかった。後輩たちに道しるべを見せる事が出来たので優勝を託したい。自分は大学でもこの大舞台を経験出来たのは糧となると思う。大学ても頑張っていきます。

 

【男子ウィンターカップ】死闘を制した福岡大学大濠が決勝へ/ 38得点の岩下准平「3P狙った、修正して優勝します」

写真提供:JBA

【男子ウィンターカップ】死闘を制した福岡大学大濠が決勝へ/ 38得点の岩下准平「3P狙った、修正して優勝します」

12/28(火)準決勝第一試合
福岡大学附属大濠 81-73 仙台大学附属明成
1Q 18-30
2Q 25-13
3Q 22-16
4Q 16-14

<福大大濠>
岩下准平(#13) 38得点 (3P9/17) 15リバウンド 5アシスト
湧川颯斗(#14) 24得点 5スティール 3ブロック
川島悠翔(#8) 10得点 9リバウンド 5ブロック

<仙大明成>
山崎一渉(#8) 28得点 14リバウンド
菅野ブルース(#10) 24得点 8アシスト

大濠岩下(#13)のドライブからの得点でスタート。山崎紀人(#9)もスリーポイント、ドライブですぐさま返して早い展開で得点する明成。
岩下、湧川、菅野ブルース、山崎一渉とお互いドライブで得点する、超高校級の選手のやり合いが見応え満載。1Qからラッシュする明成が30点を取るオフェンスの力を見せて30-18で1Qを終える。

2Qに入って、川島のスリーポイント、岩下のスティールで大濠に流れが出るかのところで明成タイムアウトで切る。その後、徐々に大濠がディフェンス立て直しすが、オフェンスが1on1になってしまって得点に結びつかない。対して明成はボールを展開してシュートを決める。最大16点差になる。大濠は、岩下の渾身のスリーポイント2本で勢いつけて、速攻出して6点差まで追い上げる。これが大濠の爆発力だ。さらに岩下のスリーポイント、スティールからアシストで1点差にする大濠は、43-43同点にして折り返す。岩下は前半で24得点(3P5/8)、ディフェンスもスティール3という超高校級相手に超高校級のプレーで返す。

後半は明成が得点していくが、明成のディフェンスに大濠もすぐ対応してインサイドにアタックしていく。大濠のオールコートディフェンスで明成のリズムを狂わせて、逆転する。明成もエース山崎一渉のスリーポイントで逆転する拮抗した展開になる。
ここで岩下が2本入れてスリーポイント8本目を決めてリードする。65-59で最終クォーターへ。

4Q山崎一渉が4ファウル目を喫する。そこにこの試合でハードワークしまくっている湧川がドライブでバスカンと流れを大濠にもってくる。そこから更に山崎一渉を2つブロックする。それでも山崎一渉がスリーポイント決めて2点差にしてエース対決になる。
ハードワーク、ブロックでお互い持っているエナジーを出して得点も取り合う。

まさに死闘になっている。
残り1:38で76-72の6点差から、得点を重ねる大濠がリードを最後の最後まで守って大濠が決勝進出を決めた。

 

 

 

試合後コメント

岩下選手(福大大濠#13)
今日はスリーを狙って入ったのが良かった。
自分達は我慢してディフェンスからブレイク、積極的に打ってスリーを狙った。スリーポイントを山崎一渉が積極的に決めてきてるので自分も負けないと思って思いっきり打ちました。川島選手たちの活躍、ブロックしたのを周りが飛びついてしっかり得点に結びつけられたのが良かった。今日の修正をして明日優勝します。

 

湧川颯斗 (福大大濠#14)
今までマッチアップしたかった山崎一渉選手とエース対決を出来て良かったです。負けない気持ちを持って臨みました。ボールを持たせない事を意識してしてやりました。リングにアタックできて、自分のプレーが出来ました。
チーム的にもいいディフェンスが出来たのが勝因だと思います。

 

川島悠翔 (福大大濠#8)
ミスしてしまったけど、岩下選手が決めてくれてよかったです。試合終盤で、チームでディフェンスして速攻で決まった時は勝てると思いました。

 

佐藤久夫コーチ(仙大明成)
対戦した大濠は素晴らしいチームで、個人技も優れてるけど、チームワークが固く勉強させてもらいました。4Q残り5分までは自分達のプレーしてディフェンスしようと選手たちに伝えた。
プレスきた時にゴール下まで持っていこうしたがそれが出来なかったです。

菅野ブルースは、1年プレー出来なかったから今年が初の全国大会のようで、よくやってくれた。
山崎紀人は、パスの良さをコートで出してくれた。
山崎一渉は、単発で終わってしまった。ゴール下の粘り強いプレーが出しきれなかった。

【男子ウィンターカップ】4日目/福大大濠がインターハイチャンピオン中部第一を4Q一気に逆転して勝利してベスト8へ

写真提供:日本バスケットボール協会

【男子ウィンターカップ】4日目/福大大濠がインターハイチャンピオン中部第一を4Q一気に逆転して勝利してベスト8へ

大会4日目の男子は、3回戦。
ベスト8をかけて熱戦が繰り広げられた。
注目の一戦が行われた。福大大濠がインターハイチャンピオンの中部第一に接戦を制して勝利。

中部第一(愛知) 57-65 福大大濠(福岡)
1Q 12-17
2Q 20-15
3Q 14-12
4Q 11-21

<福大大濠>
#13 岩下准平 22得点 8リバウンド 4アシスト 5スティール
#14 湧川颯斗 22得点 4スティール
#7 泉登翔 8得点
#8 川島悠翔 6得点 6リバウンド 3ブロック

入りは、大濠アウトサイドからいきなりスリーポイントから始まる。中部第一もインサイドから得点。すぐさまエース岩下のドライブも冴を見せて速い展開のバスケが繰り広げられ、中部第一もエース田中のドライブからの得点で12-17で大濠リードで1Q終える。

2Q中部第一がリズムを作る。ディフェンスも良くなり攻めきれない大濠。田中のインサイドから得点して逆転する。ここから拮抗した戦いになる。大濠はリングに嫌われて我慢の時間帯が続き点差が開きかけだが、岩下の連続スリーポイントで32-32の同点で前半を折り返す。

アンダーで活躍する日本のトップレベルのバスケットが展開される。

後半は、お互いインサイドから得点していき、ゾーンとマンツーマンディフェンスで流れを変えたい時間帯。岩下、田中と両エースが得点をこじ開けて接戦が続く。アウトサイドから決める中部第一が速攻も出してこの日最大7点差をつける。大濠はオールコートのディフェンスから得点して追い上げ46-44中部第一のリードで最終クォーターへ。

中部第一の田中の得点から入る。大濠も、ディフェンスを一気にギアをあげて、川島、湧川のドライブで逆転する。川島らしいプレーがオフェンスで出る。オールコートのプレッシャーディフェンスが炸裂して連続得点8点のリードを大濠が一気につける。

時間は残り1:30を切り、岩下がコントロールしてインサイドから川島が得点、中部第一も坂本が渾身のスリーポイントを決めて、残り51秒で、60-55大濠のリードで迎える最終局面。3点差まで追い上げる中部第一は残り24秒で大濠のフリースローで2本決めて勝利を決定づける。

凄い試合を大濠がインターハイチャンピオンの中部第一を破ってベスト8にコマを進めた。

 

 

pick up Games

◉土浦日本大学(茨城) 74-83 帝京長岡(新潟)

インターハイ2021準優勝の帝京長岡は、ディフェンスから速攻で得点を得意とするチーム。アグレッシブにプレーする。リバウンドも強い。

<帝京長岡>
#14 ハメード 25得点 22リバウンド
#7 島倉欧佑 20得点

 

◉福岡第一(福岡) 82-56 別府溝部学園(大分)


<福岡第一>
#52 小田優太 17得点
#24 星賀舞也 13得点

 

◉西海学園(長崎) 33-116 仙大明成(宮城)

<仙大明成>
#8 山崎一渉 36得点(3P8/18) 14リバウンド
#6 内藤晴樹 15得点
#10 菅野ブルース 14得点

 

【男子ウィンターカップ2021】2日目/ いきなり強豪対決 福岡大大濠が開志国際に勝利/ 昨年準優勝の東山が地元久我山に勝利

写真提供:日本バスケットボール協会

【男子ウィンターカップ】2日目/ いきなり強豪対決 福岡大大濠が開志国際に勝利/ 昨年準優勝の東山が地元久我山に勝利

12/24(金)クリスマスイブに大会2日目が開催された。いきなりの強豪校の対決もあり、福岡大学附属大濠vs開志国際の対決が行われた。お互い日本一を経験し、両ヘッドコーチも日本でも知られる存在であり、なりよりU19日本代表であり、怪我からの復帰で今大会注目選手である、岩下准平と1年生でありながら2mを超えダンク、アウトサイドシュートと日本を背負って立つ選手と今年日本に来た話題の介川アンソニー翔との対戦。また、昨年米須玲音(日大1年)率いて準優勝の東山が悲願の初優勝に向けて準備して今大会を迎えている。ここから男子も強豪が出てくるので楽しみになる。

 

pick up Games

◉福岡大学附属大濠 88-64 開志国際

男子1回戦でいきなり注目校の対戦。
福岡大大濠U19代表の岩下と2mある1年川島、開志国際の2年介川アンソニーの注目選手を従えての対戦。

福岡大学附属大濠 88-64 開志国際
1Q 32-14
2Q 23-16
3Q 13-17
4Q 20-17

<大濠>
#13 岩下准平 20得点 4アシスト 5スティール
#8 川島悠翔 15得点
#4 大澤翔貴 14得点

<開志国際>
介川アンソニー翔 6得点 9リバウンド 6アシスト

福岡大大濠のディフェンスがハードワーてオールコートてー仕掛けてターンオーバーを誘いそこから得点してリズムを一気に持ってくる。1Qからダブルスコアになる。開志国際高が反撃を始める。大濠がそこからしっかりリードをして岩下、川島を中心にディフェンスからハードワークして得点して終始開志国際をリードした。

 

 

◉東山(京都) 101-79 国学院大久我山(東京)

昨年準優勝の東山が東京の国学院久我山に100点ゲームで初戦勝利。

2021.12.24 駒沢体育館
東山101-79 国学院大久我山
20-17
21-17
33-25
27-20

<東山>
#12 佐藤友 27得点
#5 堀陽稀 24得点
#15 矢倉啓輔 16得点 16リバウンド
#4 西部秀馬 17得点

1Q久我山がレイアップでスタート
#8 柳田のブロック、高さを活かした攻撃。ゴール下のリバウンドから得点していく。
東山は昨年準優勝のチームほ、ボールを上手くまわして果敢にインサイドをこじ開けアタックし、アウトサイド、スリーポイントもしっかり沈める。2Q、東山の連続ポイント、#4 西部 スリーポイントが決まり10得点差と広げる。ディフェンスもダブルチームで久我山の攻撃を抑える。久我山は#8柳田が戻り、しっかりディフェンス、リバウンドから攻撃のリズムを戻して#7宇津木がスリーポイントを決め、バスカンと点差を縮めるが、東山の#12佐藤がリバウンドから連続得点、スリーポイントと前半で13得点の活躍で後半へ、41-34

後半は、東山のオフェンスのギアが更にあがる。#13清水がしっかりボールをまわし、#12佐藤のスリーポイントへの得点から。ペイントエリアへの攻撃でも、うまくファウルをとり#5堀の連続得点。東山のオフェンスの勢いを止められず最終クォーターへ。東山のオフェンスの勢いは変わらず、必ず決める決定力、21得点差ついた後も、最後まで東山のリズムは変わらず、残り1.0秒で101得点で終わる。