【It Roster025】 五十嵐圭『集大成と新たな挑戦』B1からB3に降格した新潟を立て直す覚悟を持ってきた

【It Roster025】 五十嵐圭『集大成と新たな挑戦』B1からB3に降格した新潟アルビレックスBBを立て直す覚悟を持ってきた

五十嵐圭
長年に渡って日本のバスケットを牽引してきた選手。若い頃から圧倒的な人気を博してきた五十嵐は、2016-21 新潟アルビレックスBB、その後は群馬へ、そして今シーズン、地元になる新潟アルビレックスBBに復帰した。

新潟アルビレックスBBは、新潟県の名門チームとしてB1に所属してきたが昨シーズンにB2に降格してシーズンを終えた結果、誰もが驚くB3へ降格となる。

そこで、新体制を組み直す新潟は、Wリーグでも監督を経験した鵜澤新HCになり、そこに白羽の矢がたったのが、五十嵐圭だ。
五十嵐は昨シーズンまでB1で優勝を目指す群馬クレインサンダーズに3シーズン所属してしていた。怪我もありなかなかプレータイムを望めない日々も過ごしていた。この日、新潟ホームでの五十嵐圭の練習をみて、44歳の年齢にも関わらず、真骨頂のスピードスターと呼ばれてきた、速さやゲームをコントロールする力は健在だと感じた。何よりもファンブースターは五十嵐がコートで躍動する姿を見たい。そして今シーズンそれが実現する。

4シーズンぶりにオレンジのユニフォームに袖を通す五十嵐は「選手としてしっかりプレーすること、そしてこのクラブを立て直すこと」この想いでB3に降格した新潟アルビレックスBBへ復帰した。そんな中、五十嵐にここに至る経緯やここからの想いを聞くことができた。

 

五十嵐圭へJbasketインタビュー

J:なぜこのチームに復帰をしたのか教えてください

「新潟からのオファーをいただいた中で、自分自身も新潟を離れはしましたが、ずっと新潟の動向は気になっていました。B1からB2、B2からB3という降格を見てきて、素直に残念だなっていう気持ちと、ただ何もできない悔しい気持ちと、色々な思いがあった中で新潟からお話をいただきました。
1番はまず選手としてしっかりとプレーをする、プレーでチームを引っ張って欲しい部分と、もう1つはこのクラブを立て直して欲しいと声をかけていただいたことでした。 自分自身にとってもカテゴリーが変わる、B2、B3と経験したことがなかったけど、ただ、群馬でも過去2シーズンは、なかなかコートへ立つ時間も限られて、 思うように自分自身もプレーできていなかったところもあったので、B3というカテゴリーというよりは、自分自身がしっかりとプレーをする、自分の「集大成」という位置付けで今回戻ってきました。

戻ってきたからには、チームのためになるプレーをするのはもちろんです!それとはまた別に、B3まで落ちてしまったクラブを、選手としてどのように立て直していけるかが、自分にとっての新たな挑戦かなと思っています」。

 

J:新潟をどのように盛り上げて引っ張っていこうと思っていますか

「やはりここ数年で離れていってしまったファン、ブースターの皆さんがたくさんいらっしゃると思うので、そういった方たちに、また戻ってきてもらえるように、そして新しいファンの皆さんたちも、来場してもらえるようにしたいです。
そのためには、まずはしっかり勝つ試合を見せること、そして、また見たい面白いって思ってもらえるようなチームにしていきたいですし、そういうチームを作っていきたいと思っています」。

 

J:鵜澤新HCとは旧知の仲ですが
どんな感じでチームを作られていますか

「自分がこの新潟に戻ってこようと思った1つの要因として、やはり鵜澤がこのチームでヘッドコーチをするというのがすごく大きかったです。僕自身、プレイヤーとして1番長く一緒にプレーしたのが鵜澤なので、やはりそういった意味でも、自分自身、プライベートも含めて本当にに1番信頼している人間がこのチームの指揮を執る、その中で自分自身も一緒にこのクラブを立て直したいなって思いました。
鵜澤は、1つ年下ではありますけど、彼自身も引退をして、 WJBLでアシスタントコーチ、ヘッドコーチと経験もしてきてますけど、ただ、Bリーグのヘッドコーチとしては初めてなので、そういった分はお互いのサポートしながら、コミュニケーションを取りながらやっていければいいかなと思っています」。

 

下記の7つの質問はフルバージョンの動画でご覧ください。

J:新潟に復帰して今はどんな気持ちですか

J:なぜこのチームに復帰をしたのか教えてください

J:新潟をどのように盛り上げて引っ張っていこうと思っていますか

J:スピードスターとしてプレーされてきましたが、緩急含めたどんなプレーを意識されていますか

J:鵜澤新HCとは旧知の仲ですが
どんな感じでチームを作られていますか

J:自身も日本代表🇯🇵の核として活躍
されていましたが、今の日本はどう感じていますか

J:自身とチームの今シーズンの
見どころを教えてください

 

動画🎥

 

日本のバスケットを長きに渡って牽引してきた五十嵐が、まだ叶えていないのがリーグ優勝になる。トップリーグでプレーし続けてきたが、2018-19シーズンで新潟は地区優勝をしたがリーグ優勝はいまだにないことになる。
今回、新潟に移籍してカテゴリーはB3になるが、現役選手である五十嵐の初のリーグ優勝も最大の見どころにもなるので注目していきたい。五十嵐は、年齢に関係なく軽快に体が動く選手。コートで躍動する44歳をこれからもさらに注目したい。

 

この開幕前の取材の日も五十嵐は激しい練習を楽しんでいる。

 

新チームでの決起会では4年ぶりのユニフォーム姿を見せてファンブースターが復帰に喜んだ。

 

キャリア

PG/ 180cm / 1980年5月7日生まれ/
44歳 / 新潟県上越市

◉北陸高校
◉中央大学 インカレ 3位、準優勝

2003-09 日立サンロッカーズ
2009-10 トヨタ自動車アルバルク
2010-16 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
2016-21 新潟アルビレックスBB
2021-24 群馬クレインサンダーズ
2024- 新潟アルビレックスBB

日本代表🇯🇵
2003年 第22回ユニバーシアード
2003年 FIBAアジア選手権
2005年 FIBAアジア選手権
2006年 FIBA世界選手権(ワールドカップ)
2007年 FIBAアジア選手権
2009年 FIBAアジア選手権

【Bリーグ】クラブ史上初CS出場 横浜BC喜びと次なる戦いへコメント/河村勇輝、森川正明、森井健太、青木勇人HC、コナー・ヘンリーHC(新潟)シーズン最後の戦い

【Bリーグ】クラブ史上初CS出場 横浜BC喜びと次なる戦いへコメント/河村勇輝、森川正明、森井健太、青木勇人HC、コナー・ヘンリーHC(新潟)シーズン最後の戦い

4/19(水)横浜BCはクラブ史上初のCS出場を手にした。厳しいい時代を経てのCS出場になり、チーム、選手、スタッフ、何よりも応援し続けたブースターがこの日の勝利の喜びを分かち合った。

【Bリーグ】横浜BCがクラブ史上初となるCS出場を決めた 新潟に対してチームで我慢して森川正明が最後3ポイント炸裂してチームを勝利へ導く

 

コメント

河村勇輝 (横浜BC)
「僕は試合には出れなかったんですけどチームメイトにCS決めてもらって本当に感謝したい気持ちがありますし、CSに向けて中地区代表としてここに満足する事なく、目標であったCS出場は嬉しい事ですがCSで不甲斐ない試合や結果を出す訳にはいかないので、また1つ大きな目標に向かってスタートにたった気持ちてわ頑張っていきたいです」

J:怪我をしてから選手達とどんな話、時間を過ごして臨んでいましたか

「今日の試合後は、みんなで喜んでここがスタートだよってみんなで話しました。試合に出れないのは凄く悔しい気持ちもありましたが、これもまたケガをした事をポジティブに捉えて、更に強くなって戻って来られるように、身体もしっかりトレーニングしてきてますし、試合後に出れないからこそ外から見えるビーコルの良さ、悪さも客観的にベンチ外から見る事が出来たので、それもCSに向けて大事な時間になったと思ってます」

 

森川正明 (横浜BC)
J:CS出場試合後率直な気持ちを

「横浜に加入してからCSに出場するのはずっと目標にしてきて、今年3年目で目標が達成出来て凄く感慨深いなと思います。若手選手の成長がチームにとって大きな事でした。思い切りプレー出来る雰囲気やプレーで引っ張ってベンチから自分の役割を果たすように意識してやってきました」

J:横浜BCで中心選手としてプレーしてきてる事について

「三河時代もCS出場しましたが、選手として貢献出来たのは少なかったのでまた違った立場でCSを決める事が出来たのは自分の中では大きな事です。自分だけの力ではなく、チームの力、関わってきた人達が積み上げてきた物をしっかり受け継いで一人一人結束したのがこの結果になったと思います。チームの一員として関われたのは凄く嬉しいことです」

J:どんな思いで3P打ち続けてきましたか

「今日の試合もしっかりチームとして勝つ事を意識してきました。シュートのタッチが良かったのでチームメイトも自分を活かすプレーオフを作ってくれたので、その中で決める事が出来てよかったですし、1本決めるごとにファンの方々が凄く声援を送って下さったのが、力になって波に乗っていけた思います。」

 

森井健太 (横浜BC)

「今日はホームで他チームの結果次第ではCS出場が決まるというゲームだったんですけど、ここ最近マジックが点灯してからチームとして経験がないこともあると思うですけど、少しプレッシャーを感じているのかなとチームを見ていて僕自身感じました。河村選手が怪我をしてしまって、戦えている部分がありましたが勝ち切れなかったという本当に苦しい期間でした。今日の試合では4Qに自分達が今まで今年大事にしてきたDFの部分をしっかり出せて、最後森川選手がいい所でたくさんシュートを決めてくれました。
本当にビーコルのチームを象徴するようなゲームを4Q出せたので、そういう意味でCSへも繋がるいい試合だったと思います。

今シーズンはCS出場という目標を最初から掲げていて、その舞台に立つというのは一つ目標を達成したことになりますが、ここからは本当にチャレンジャー。本当に失うものは何もないと思うので、まず1戦1戦CSまでの6試合をその期間でどれだけチームが成長できるか、CSを戦っていく上で一番重要なことだと思うので、この6試合を無駄にせず、チームをどんどん強くしてCSではチャレンジャーとして臨んでいきたいと思います」

 

青木勇人 (横浜BC)

「率直に言って嬉しいです、興奮してます!新潟もタフに戦ってきて、我慢の展開が続く試合でしたが、タフな新潟に対してDFのギアが上がった事、違いを生む選手として、今までチームをずっと支えてきた森井選手のDFや、森川選手の最後の得点は横浜を象徴するシーンと思います。今シーズン若い選手が脚光を浴びがちでしたが、その中でずっと横浜を支えてきた森井選手、森川選手、須藤選手とか他の選手も含めてこのチームで勝ちたいという気持ちを持って戦ってきて、そのシーンを最後この大事な試合の4Qに出たのは、本当に横浜らしい勝ち方ができたと思います。

また皆さんに知ってもらいたいのは、今シーズンは練習環境などで色々な方の協力があって、色々な所を借りたり、他のチームに比べると環境面では厳しい所もあって、選手達はその中でも最善を尽くそうと努力してくれました。誰一人言い訳をせずにここまで戦ってきました。それを支えるマネージャー、ストレングスコーチ、トレーナー、メディカルスタッフ、コーチ陣も、この環境の中で選手たちを支えてここまできしました。
自分達の体育館を持っていない中で毎回荷物を持って移動するのは非常に大変な事なんですが、それを全く苦にせずにスタッフ全員がこのチームのために身を粉にして選手たちを支えてくれた。そんな思いがコート上に表れてる試合が多かったのではないかと思います。その気持ちと今まで私たちを支えてくれたファン・ブースターの皆さんとレギュラーシーズンを強く終えて、CSでさらに強く戦えるように成長していきたいです。」

 

コナー・ヘンリー HC(新潟)
「1つ言えることは40分間次の試合も自分達のバスケットを遂行し続けて勝ちに向かって前に進むしかないと思います。最後の大事な所で選手がレフリーと戦ってしまう所も見えました、34分間は自分達のバスケットが出来たのですが最後噛み合わず勝ちきれなかった順位も、勝ちきれないのも自分の責任です。後6ゲームの中、ホームが2試合あるので、自分達にとって、組織にとってどれだけ大事なものか理解してるつもりです、勝つことに向かってチームとして進んでいきます。」

 

 

【Bリーグ】横浜BCがクラブ史上初となるCS出場を決めた 新潟に対してチームで我慢して森川正明が最後3ポイント炸裂してチームを勝利へ導く

【Bリーグ】横浜BCがクラブ史上初となるCS出場を決めた 新潟に対してチームで我慢して森川正明が最後3ポイント炸裂してチームを勝利へ導く

シーズンも佳境に入り、中地区2位横浜BCは8位新潟アルビレックスBBと対戦。新潟はB1残留に向けて負けられない戦いが続いている。踏ん張る新潟に対して拮抗状態から森川正明が3本スリーポイントを決めて勝利に貢献して、試合後もう1つの同地区対戦、信州とSR渋谷による対戦を待って、信州が勝利したことにより横浜BCがクラブ史上初のCS進出を決めた。

4/19(水) トッケイセキュリティ平塚総合体育館

横浜BC 88-80 新潟
1Q 16-16
2Q 21-25
3Q 18-20
4Q 33-19

<横浜BC>
#9 森川正明 21得点(3P5/8)
#10 チャールズ・ジャクソン 18得点 11Reb
#15 デビン・オリバー 12得点 10Reb
#23 キング開 12得点

<新潟>
#25 ロスコ・アレン 27得点 8Reb
#4 ケヴェ・アルマ 19得点
#21 コフィ・コーバーン 16得点 10Reb

ジャクソンのインサイドからの得点で入る横浜。新潟はシューター人を引っ張ってきている遠藤が決めて入る。河村が欠場の中、スターターでチームを牽引している森井が積極的にアタックしてジャクソンがしっかりリバウンドを取って得点と横浜のプレーが出る。オフェンスリバウンドを取ってインサイドのジャクソンに渡しバスカンに、新潟のコーバーンに対してもしっかりディフェンスする。インサイドでのジャクソンのコートで鼓舞してチーム盛り上げるのが横浜のもう1つの強さになっている。横浜のボールムーブに新潟のディフェンスが対応できず12-4と横浜の流れに持っていく。絶対負けられない新潟はアレンが1対1からアタックして押し込んで得点、更に更に気を吐きバスカンで一気に追い上げて同点にする。新潟の意地を見せる。16-16で1Q終える。

2Qではアウトサイドでボール展開して、コーバーンのインサイドで得点と新潟のプレーを出して逆転する。ボールコントロールするキング開がスリーポイントをすかさず決めて新潟に流れを渡さない。コーバーンの得意のインサイドにどう横浜が対応するか。お互いインサイドでの得点していく中、ジャクソンがコーバーンからオフェンスファウルを身体張って取る。新潟のゾーンに対してしっかりボール動かして大庭が打ち切りスリーポイントを決める。更にブレイクを出してジャクソンが走り得点して横浜の流れに戻したのようだったが、アルマが連続でスリーポイント決めて逆転する。新潟の意地がまたしても返していき、41-37新潟リードで折り返す。

須藤のバスカンで直ぐに追いつく横浜の後半の入り。点を取れたくない新潟は激しくディフェンスする分ファウルも増えていくが、強度を下げずに張っていく。アレンがアウトサイドから決めてバスカン、横浜も返すがアレンが止まらない、リードを広げて8点差に。キング開のスティールからそのまま得点して横浜が流れを切っていく。
ここで新潟も木村がフリースロー3本入れて点差をリードし、61-55新潟がリードで最終へ。

何としても追いつきたい横浜は大庭のスリーポイントから入る。新潟も引かずお互いスリーポイントを入れ合う。そしてインサイドへ展開してお互い得点する。ジャクソンのリバウンドからダンクを叩き込み遂に逆転して会場のボルテージはマックスに。
中盤から終盤に向けて同点から、新潟は粘るが横浜もすかさず返していく。コーバーンのインサイドの得点に、森川がフリーからスリーポイントを決めきり、痺れる展開になっていく。
そして最終局面に入っていき、森川がまたしてもスリーポイントトを決め切り逆転からリードする。残り1分25秒で横浜ボールからジャクソンがインサイドで押し込み、新潟はコーバーンがバスカンと2点差と全くわからない展開を森井の渾身のドライブからレイアップと横浜がそれぞれが役割を果たしていき、新潟を振り切って勝利する。

 

勝利した後、同地区カードの信州がSR渋谷に勝利して、CS出場の結果を待っていたブースターと喜びを分かち合った。

 

【Bリーグ】自分を貫き続ける川村卓也が新潟の選手としてBリーグのコートに帰ってきた /Jbasketインタビュー

【Bリーグ】自分を貫き続ける川村卓也が新潟の選手としてBリーグのコートに帰ってきた/Jbasketインタビュー

日本のバスケット界を牽引してきた川村卓也がコートに帰ってきた

日本人初の高卒トップリーグ選手で、リーグ得点王に3回輝きオフェンスマシーンの異名のもと、2009年、2013年に2度にわたりNBAへ挑戦。日本のリーグで数々の実績を残し、日本代表のエースとして活躍してきた川村卓也。

高校卒業後のオーエスジーでは、新人王、最年少ベスト5選出されて注目を一気に集め、国内リーグで16シーズンプレイして得点王、アシスト王、オールスターMVPなど数々のタイトルも獲得した。もちろん日本代表でも活躍して、2005年初招集、2006年世界選手権、2007年、2011年アジア選手権などで日本のエースとして活躍した。Bリーグは、横浜BC、三河、西宮と昨年2022年に西宮に在籍していた。

そして、昨シーズンの西宮では、52試合の出場で372得点(平均7.2得点)122リバウンド(同2.4リバウンド)157アシスト(同3.0アシスト)、3ポイントシュート成功率36.8パーセントを記録し退団後は、その去就に注目が集まった。今シーズンは解説などもしていたが、次の活躍の場を探し、2023年2月に新潟アルビレックスBBリリースで練習生として参加して、そして3月の今月に契約合意に至った。

川村卓也は、新潟アルビレックスBBの公式発表でコメントを出した。
「シーズン残り3分の1のゲームを残した段階で、招き入れていただき非常に感謝しています。チームが苦しい状況だということは理解しています。選手やブースターの皆さんが諦めていない気持ちを背負って、自分たちがどこの位置で今シーズンを終えるのか、自分たちの追い求めている形でシーズンを終えられるように、チームの力になれるように全力でパフォーマンスしていきます。ゲームを重ねてチームにアジャストして、何よりも勝利を最優先に全力で取り組んでいきたいと思っています。」

チームに合流して3試合にベンチ入りしていた川村は、4試合目になる3月22日サンロッカーズ渋谷戦の1Q途中に2022年5月8日以来のコートに立った。長年のバスケットボールファン、川村ファンが待ちわびていた瞬間だった。試合開始前のアップ時間も、サンロッカーズのマスコットのサンディと絡みパスだしをさせるなどして、川村を見るために楽しみにして来場して来たファンへサービスにも余念が無い。このゲームではシュートアテンプトは無かったものの、1OFリバウンドで5分14秒の出場し積極的にコート内外、選手たちへの声出しも行う姿をみれた。そして、その試合後にJbasketインタビューに応えてもらった。

 

Jbasketインタビュー

J:B1での復帰戦、率直な気持ちを教えてください

「まずはB1のコートに戻って来れたことがとても嬉しいです。どんな時でも気にかけてくれた仲間やファン・ブースターの皆様に心から感謝しています。」

J:シュートアテンプトはなかったですが、ディフェンスで激しく魅せてくれて、チームにエナジーを吹き込んでましたが、関野選手とのマッチアップなどのお気持ちを教えて下さい

「本来であればシュートを打ちたかったですし、欲を言えば点数を取りたかったです。それが自分の良さや強みだと思っているからこその思いであります。しかしチームの流れやシステムがあるので今日はその機会に恵まれませんでしたが、次の試合もいい準備をして、次こそはチームに貢献したいと思っています。
関野選手は非常に身体も強く、攻守にわたり、素晴らしいパフォーマンスが出来る選手だと思っています。彼に関わらず、レベルの高い素晴らしい選手たちとコートの上でバスケがまた出来たことが感慨深いです。」

 

J:チームに積極的に声を出してましたがどんな役割を担ってますか、また残り試合でどんな事をチームに影響を与えようと考えてますか

「ベテランの立ち回りの一つとして雰囲気作りは大切だと思っています。
結果が出ていない現状をみても、どんな状況であれ、チャレンジする気持ちを持ち、それを勝ち取ろうとする姿勢が重要だと思い、声出しはじめ雰囲気作りに取り組んでいます。
ただ、このチームに加入させてもらったのは結果を意識してのことだと思っています。オフェンス・ディフェンス、両方でのパフォーマンスを求められてると思うので、残り17試合の中ですぐにチームにアジャストしてチーム内での信頼獲得に向けて全力を尽くし、結果に応えたいと強く思っています。」

J:川村ファンがこの日を大変喜んでいると思われますので、待ち望んでいたファンにメッセージを下さい

「どこにも所属せずにいた時間が続いた中でも、多くの方々がコートに戻ってくることを願ってくれていました。皆さんの熱いサポートなくして今の自分の立場はありません。心から感謝しています。皆さんが川村卓也を気にかけててよかったー!と思ってもらえるように、皆さんが一つでも多く笑顔になってくれるようにまた1から頑張りますので、これからもそばにいてくださいね!よろしくお願いします!」

 

勝負強く、最後まで諦めない、クラッチタイムで結果を出したきた川村はブザービーターでも幾度となくチームを救ってきた。2016-17には B.LEAGUE 2016-17 タフショット賞を受賞した。その中でも印象的なプレイを1つ紹介します。

 

川村卓也 キャリア

2005-2007 オーエスジーフェニックス(現 三遠ネオフェニックス)
2007-2008 オーエスジーフェニックス東三河 (現 三遠ネオフェニックス)
2008-2013 リンク栃木ブレックス (現 宇都宮ブレックス)
2013-2015 和歌山トライアンズ
2015-2016 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋 (現 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
2016-2019 横浜ビー・コルセアーズ
2019-2021 シーホース三河
2021-2022 西宮ストークス
2023.3- 新潟アルビレックスBB

タイトル
2005-06 JBLルーキー・オブ・ザ・イヤー、天皇杯最年少ベスト5選出
2006-07 JBLベスト5選出
2007 天皇杯ベスト5選出
2008-09 JBLオールスターMVP、JBL得点王、JBLベスト5選出
2009-10 JBL得点王、ベスト5選出
2010-11 JBL得点王、JBLベスト5選出
2011 バスケットボールアジア選手権ベスト5選出
2011-12 JBL得点王、アシスト王、ベスト5選出、JBLオールスターMVP
2013-14 NBLベスト5、天皇杯ベスト5選出
2016-17 B.LEAGUE 2016-17 タフショット賞

🇯🇵日本代表
2004 U18日本代表
2005 アジア選手権
2006 世界選手権(ワールドカップ)
2007 アジア選手権兼北京オリンピック予選
2011 日本代表 東アジア選手権
2011 アジア選手権兼ロンドンオリンピック予選

【Bリーグ】負けられないSR渋谷と新潟の戦いは最後にベンドラメが勝負を決めた「相手にリードされても粘って我慢して戦えてる」

【Bリーグ】負けられないSR渋谷と新潟の戦いは最後にベンドラメが勝負を決めた「相手にリードされても粘って我慢して戦えてる」

前節渋谷ダービーを1-1タイで分けた渋谷はチームの状態が上がっている。シーズン終盤でCSに向けて負けられない戦いが続く。また新潟も前節1-1で終えている。リュチームの対戦は前回新潟がSR渋谷を圧倒してるのでSR渋谷は負けられない。また新潟はB1残留に向けてリーグ最下位から何としても抜け出し、また川村卓也を加入して終盤に勢いつけて勝利ををもぎ取りたい。(川村卓也に関してJbasketで別記事で掲載)

3/22(水) 青山学院記念館
SR渋谷 97-93 新潟
1Q 24-26
2Q 20-16
3Q 29-29
4Q 24-22

<SR渋谷>
#34 ライアン・ケリー 27得点
#5 ケビン・ジョーンズ 20得点 10rteb
#14 ジェームズ・マイケル・マカドゥ 16得点 11Reb
#9 ベンドラメ礼生 13得点 10AST

<新潟>
#21 コフィ・コーバーン 34得点 (FT12/15) 5AST
#25 ロスコ・アレン 15得点 9Reb 7AST
#34 遠藤善 14得点

渋谷のジョーンズがフリーで開始すぐさまスリーポイントを決めて、負けられない新潟もインサイドで得点して入る。渋谷はゲーム入りから勢いよくケリーがティップして入れこみ、ボールムーブして関野、ケリーがスリーポイントを決めて11-2とランしていい入りをした。
ヘルプが遅くなってる新潟は修正してディフェンスから立て直して追いつきたい所、ジャンパーを決め、アルマとコーバーンのインサイドも得点して追い上げ離れた得点を同点に戻す。このゲームでコーバーンのインサイドの破壊力を見せつけた。そして川村が残り2:09でコートインしてB1復帰を果たし躍動する。26-24新潟リードで1Q終える。

ヘルプディフェンスがやや遅れるケースもあるが、ディフェンスが大きなカギを握っているこのゲームで渋谷が、アウトサイドからケリー、インサイドからマカドゥの得点でいい流れにしてリードを広げる。新潟はディフェンスのコンテストとヘルプでしっかり対抗していき、引き離されずについていく新潟がディフェンスから粘りを見せる。また渋谷もコーバーンのインサイドに対してはしっかりダブルチーム、ヘルプでしっかり守り抜き44-42渋谷リードで折り返す。

後半に入り、フリーで打たせたくないジョーンズのスリーポイントが決まり、ベンドラメが作って得点して、9-3と 新潟はやりたかったバスケットをやられてしまう。なんとか遠藤、モサクが繋げていく。渋谷はジョーンズ、ケリーと渋谷を牽引する選手たちが得点して新潟を引き離す。コーバーンに対しては徹底的にダブルチームでディフェンスする渋谷に、しっかり対応していく新潟はインサイドから得点を挙げていき2点差にして遠藤のスリーポイントで遂に逆転する。対して渋谷はジョーンズも入れ返し73-71渋谷リードで最終へ。

4Qに新潟はコーバーンのインサイドでバスカンから再び逆転し粘りがチームにエナジーを与える。 ここからお互い点の入れ合いで、渋谷が決めてリードすれば、新潟もブレイク出して得点する展開になり、新潟がリードする。
終盤関野、ベンドラメと相手のディフェンスをしっかりかわして得点する強さを見せ、それでも新潟は食らいつき1点差で、コーバーンにボールを集めて決め切りフリースローも決め逆転する。
残り1分01秒フリーなったベンドラメがスリーポイント決め93-91とリードして、ここから新潟の意地がゲームを盛り上げる。コーバーンのインサイドで同点にするも、やはりベンドラメが魅せる。ここから更に決め切り2点差にして勝負を決めた。最後渋谷が守りきり入れ合いを制して渋谷が新潟に勝利した。
お互い負けれない戦いは渋谷に軍配は上がったがここから残り試合更に激しいゲームになっていく。

 

試合後コメント

 

浜中謙 HC(SR渋谷)
J:DFに関してローテーションどんな点を注意してましたか

「新潟さんアロマ選手がアクシデントになる前はスモールラインナップの時速いテンポでコーバーン選手の時はインサイド中心にプランを二つもっているチームでアクシデントの後、結果的に34点取られてしまって選手は僕の指示通り遂行してくれた。コーバーン選手はやはり色んな試合でもダブルチームされているので周りの選手たちの動きや外で待っている選手がいたり素晴らしいケミストリーにも少しやられた。あと2試合あるので、調整しないといけない。」

J:接戦の中、大きな一勝でしたが一言お願いします

「また最高です!ていうとしつこいでしょうか、笑。 いや、本当に僕たちは佳境に入ってきてCSはとか色んな皆さんの期待とか質問があるんですが、愚直に目の前の試合を一つ一つ全力でサンロッカーズらしく出せるかなので、一つ一つ結果が出せていて良かったと思います。」

 

ベンドラメ礼生 (SR渋谷)

J:終盤に入ってSR渋谷らしプレイが出てきてどんなチームにもアジャストしていると思うのですが

「CSに向けての危機感がチームを一つにしていると思うし、それがシーズンを通して持ってないといけない事だと思うし、今いい状態で試合に臨めてることは良い事なんですけど、これを切らさずに最後まで保ち続けていくのは精神的な体力が必要な事でそこはチーム全員で頑張って乗り越えていきたいと思います」

J:チームの雰囲気はどうですか

「凄く良いと思います。大崩れしないし、相手にリードされても粘って我慢して戦えてるのはチームの雰囲気がいい証拠だと思っています」

J:この時期に勝つ為に大事にしていく事を
「SR渋谷として“リバウンドとディフェンス、ルーズボール” は絶対に負けない事。流れが悪くなっても、そこが立ち返れる場所なので、今日も集中力を切らした時もあって残りの試合1分1秒、大事な時間帯が来るのでそこを強く意識していきたい」

 

コナー・ヘンリー HC(新潟)

J:ヘルプDFなどチームDFについて教えて下さい

「コートにいる5人がスイッチが入っている状態の時はいいDFをしてると思います。ウィークサイドのヘルプに関しても自分が思い描くようによくやってくれているんですけど。色んな守りをしないといけない状況で最善は尽くしました。最後ベンドラメ選手にビッグショット決められてまとめられなかった。勝負が決まる最後の場面で違う守り方が指示出来たと思うので自分の責任だと思います。
OFに関してはボールがよく動いて点も入りましたし、自分達のバスケットが出来ました。ダブルチームやってくるのがわかっている中でコーバーンはよくやってくれた。チームとしていいバスケットが出来たと思うので結果に繋げていきたい。」

 

【It Roster013】武藤俊太朗(開志国際3年)新潟での特別指定「今後はスコアラーとしてやっていく」/Jbasketインタビュー

【It roster013】武藤俊太朗(開志国際3年)新潟での特別指定「今後はスコアラーとしてやっていく」/Jbasketインタビュー

ウインターカップ2022開志国際高を優勝に導き、日本代表🇯🇵アンダーカテゴリーで活躍してきた武藤俊太朗がB1新潟アルビレックスBBで特別指定選手としてプレイしている。

その武藤俊太朗選手(現在開志国際高3年生)にJbasketインタビューの時間をもらえました。

新潟では、#60 190cm、ポジションはSF。試合では1/21の三河戦に1分28秒出場した。シュートはまだ決めていなが、決定力をB1プロチームでも発揮してもらいたい。ここから特別指定選手期間の出場タイムは楽しみになる。

 

武藤俊太朗Jbasketインタビュー

J:Bリーグ入ってテーマはありますか

「高校の試合でのフィジカルだったりぜんぜん違うので学ぶ所は沢山あります。試合に出る事が出来たらシュートを積極的に打って得点を取りたいです。オフェンス面は、ワークアウトだったり、3Pだったりシューターの動きをやっているのでそこを伸ばしていきたいと思ってます。

J:世界大会出てからどんな事が変わりましたか

「フィジカル面では世界大会出てから意識的に変わりました。
今は世界大会よりも上手くなっているの思うので.高校では4番ポジションだったけど、大学では2番3番ポジションやってスコアラーになりたいと思っているので、スキルトレーニングでそこを磨いています。」

J:この期間でやってみたい事は

「今、ピック&ロール使ってから練習を結構しているので、ここからスリーポイントだったり決めていきたいです。」

J:同世代も活躍してますね

「同世代で活躍している人が多いので負けられないなと思います。」

J:ここを見て欲しいという所は

「高校までは泥臭いプレイだったりあんまり目立たないプレイが多かったんですが、そこももちろん忘れずにやっていきながら、大学にいったらプレイスタイル変えて、スコアラーとしてやっていくので、プレイスタイルチェンジを見てもらいたいです。頑張ります!」

参照
ウインターカップ2022
開志国際高優勝
https://jbasket.jp/highschool/30277.html

 

武藤俊太郎キャリア

新潟出身
新潟市立横越中学
開志国際高校
1年ウインターカップ(3回戦)
2年インターハイ(3回戦)、ウインターカップ(1回戦 コロナで出場不可)
3年 インターハイ(準優勝)、ウインターカップ優勝
新潟アルビレックスBB特別指定選手

🇯🇵日本代表
U16 アジア選手権
U17 3×3アジアカップ
U17 ワールドカップ

 

 

【Bリーグ】安藤周人2日で3ポイント13本で爆発しチームのA東京ホーム14連勝に貢献「使命感、自分の成長に繋がる」

【Bリーグ】安藤周人2日で3ポイント13本で爆発しチームのA東京ホーム14連勝に貢献「使命感、自分の成長に繋がる」

アルバルク東京は27勝6敗と好調な成績で後半入っているが、千葉Jが15連勝で29勝4敗とリーグ1位の結果を出している。そしてホーム13連勝と圧倒的な強さを見せている。一方、新潟はここ5試合で1勝4敗で中地区最下位に位置していて厳しい戦いになっていて、強豪相手に突破口を見出したい。

1/29(日) アリーナ立川立飛
A東京 67-63新潟
1Q 16-22
2Q 16-9
3Q 20-15
4Q 15-17

<A東京>
#9 安藤周人 21得点(3P6/12) 9AST
#11 セバスチャン・サイズ 20得点 14Reb
#53 アレックス・カーク 14得点

<新潟>
#21 コフィ・コーバーン 25得点 14Reb
#4 ケヴェ・アルマ 14得点 9Reb
#3 澁田怜音 9AST 6得点

好調安藤がスリーポイントから得点して入る。インサイドのロシター、サイズが強さを見せて落ち着いて得点する。A東京はディフェンスでしっかり1対1で守りリズムを作り、スペースを広く使ってフリーを作ってシュートを決め切っていく。新潟もインさどでアルマがハッスルして得点してついていき、こーバーンのパワーでダンクを決めて逆転する。新潟はリバウンドも取りオフェンスにいい流れを持ってきてリードを広げて新潟がペースを掴むみ、22-16で新潟リードの1Q。

2Q安藤が3本目のスリーポイントから入る。新潟は1対1からグリーンがダンクで流れを渡さない。A東京はピックから安藤が持ちボールムーブしてt連会していくが得点がない時間が続く。新潟がディフェンスを頑張り、いい流れでシュートを決めてリード保っていく。安藤4本目の汁ーポイントを決める。A東京はサイズのところでしっかり作って得点していき、セカンドチャンスを得点して前半終了間際に逆転して32-31リードで折り返す。

 

後半新潟は木村のスリーポイントから入るが、安藤が5本目6本目とのスリーポイントを決めて止まらない。逆転する。新潟はここで引き離されないように踏ん張る時間帯になる。安藤からロールして入るカークに渡って得点したすぐにあるまがスリーポイント決めて、ついていく新潟。スティールからバランスキーがスリーポイント決めて新潟にリードを徐々に広げていき、A東京の大事な場面での決定力がさすが冴え渡る。澁谷のスリーでなんとか食らいつく。
新潟。それでも安藤を起点にインサイド陣がゴール下で押し込んで得点。新潟もこーバーンのインサイドから繋いでいく。52-46A東京リードで最終へ。

最終で、安藤がフリースローも決めてチームを牽引する。サイズが新潟のディフェンスをかわし得点して2けた得点差にする。新潟はここが我慢してディフェンスからいい流れを作りたい所、リバウンドをA東京が支配してきたが、新潟もとえりいいオフェンスに繋げていき、4点差まで詰める。残り1分程で、サイズがフリースロー決めて6点差になる、アルマが返す、安藤が1対1からドライブしてそのまま得点して残り29秒で6点差にするA東京は、シュート打つ新潟をしっかり抑えて勝利して、2連勝でホーム14連勝した。

 

試合後コメント

アドマイティスHC(A東京)
J::ホームで14連勝の率直な感想を
「正直14連勝とか考える余裕がなく最後に考える事だと思います。勿論連勝する事はチームにとって素晴らしい事ですが現在我々はたくさんの問題を抱えているので先ずは目先の1試合に集中してどう戦っていくかを毎週考ええいます。まだまだシーズン途中をどう乗り越え勝つかを考え挑んでいます。」

J :ここから後半戦OFの部分でプラスして行こうと思っている事があれば教えて下さい
「いい形でクリエイトしてPGだけでは無く2.3番のウイングマンも良い状況判断をしてどのドライブから割って入って、そこからいい形でリズムを作っていく事が大切だと思ってます。」

 

安藤周人 (A東京)
J:毎試合での決定力を振り返って
「今日に関しては3Pは入りましたけど2Pはレイアップ入れないといけない時に外したり駆け引きが難しくてやられてしまった。フィニッシュ力が浮き彫りに出た所もあるけど、だからといって辞める訳にはいかないし、今のチーム状況だとピックを使える選手が限られている中で何としても自分がやらないといけない中、勝てて良かったです。と思いつつも反省点は多い試合でした。」

J:スペーシングに関して
「あまり深く考えてないというか感覚でやってる所もあるので、HCからの指示も細かくありますが何処を攻めるかあるけど、やるのは僕らなのでその場、その場の判断で今は良い感じで良く周りが見えていますし、今、自分自身の調子が良いからこそチーム全体の得点力を伸ばさないといけないので、シーズン後半効率よくミスなく出来ればと思います。」

J:OF起点になっている事で思う事は
「やらないといけない状況ですし、やるにはしっかり責任感持ってやらなくてはと思う。小坂部が戻ってきたらもう少し負担は減ると思うけど、使命感でオールラウンドでシンドイですが、自分の成長に繋がる良い糧となるので楽しんでいます」

J:全国の安藤ファンへ
「スリーポイントを打つのが仕事なので、この土日は積極的に打ってきましたし、いま調子もよくチームメイトもパスもくれていて迷いなく打てているので後半戦も、もっととっと頑張っていきたいです」

 

コナー・ヘンリーHC(新潟)
J::クロージングの所のポジションの所で思い描いた通りだったのかそれとも違う形になったのですか
「2ポゼッションの中で、何個かは自分達が遂行出来なかったポジションもありましたが、遂行できた時に得点に繋がらなかったのでどっちとは言えませがフィジカルにチームとしては戦い続けられたと思います。」

 

【Bリーグ】2022-23新シーズン TIPOFFカンファレンス24チーム代表選手が集結まもなくBリーグ開幕/テーマは「ココロ、たぎる。」

【Bリーグ】2022-23新シーズン TIPOFFカンファレンス24チーム代表選手が集結まもなくBリーグ開幕/テーマは「ココロ、たぎる。」

冒頭、島田チェアマンが登場して3年ぶりとなる、カンフアレス開催を喜び、Bリーグの価値を言葉で表現して始まった。

「ココロ、たぎる。」

ここから、この文字通り盛り上げていくBリーグが掲げるテーマになる。

今シーズンB1では昇降格があり、9/29から皮切りにリーグ戦が始まる。2023年1月中旬オールスター、5月5日からB2プレーオフ、5月11日からチャンピオンシップ(CS)、そして5月27日から30日にBリーグファイナル@横浜アリーナにて開催となる。

また、東アジアスーパーリーグに、宇都宮ブレックスと琉球ゴールデンキングスが出場。
2022 10/19、11/2、12/7、12/21
2023 1/4、1/25(宇都宮)、2/1(琉球)
3/3-5 とスケジュールが決まっている。

会場には、Bリーグ開幕に向けて
B1各チームの代表選手たち今シーズンにかける思いやメッセージを語った。

 

今シーズン最初の開幕カード
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs シーホース三河

◉名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 須田侑太郎
「アグレッシブ」
我々ドルフィンズは攻守共ににアグレッシブなチームなのでよりそこに磨きをかけて、応援して下さってる方々がエキサイトしてもらえるような試合をしていきたいです。
開幕戦は注目されているので、三河はタレントのあるチームなのでしっかり押さえて、勝利していい流れを掴んでいきたいです。

◉シーホース三河 柏木真介
「ハードワーク」
若い選手が多いので、よりエネルギッシュに激しく、ハードワークが普通になっていくと思いますので、今シーズンはそれをテーマにやっていきたいと思います。
名古屋も代表選手や力がある選手が揃ってるので、うちの若いチームがチャレンジしながら戦っていきたいです。また開幕戦にふさわしいベストを尽くすゲームをしたいと思います。

 

2021-22ファイナルカードが開幕戦に
琉球ゴールデンキングス vs 宇都宮ブレックス

◉琉球ゴールデンキングス 田代直希
「ディフェンス」
我々キングスはディフェンスのチームなのでディフェンスで勝つチームだと思ってます。何よりキングスファンの皆さんがディフェンスが大好きなので、ディフェンスに注目してください。
このカードは昨シーズンファイナルの舞台で悔しい思いをしたので、今年はホームで開幕戦を迎えられるので宇都宮にチャレンジしていい開幕戦を迎えたいです。個人的にはゆっくり身体を作っていきたい。最終的にチームに必要とされる選手になれると思ってます。

◉🏆ディフェンディングチャンピオン🏆
宇都宮ブレックス 比江島慎
「勝利への執着心」
先シーズン優勝出来ましたが、まだまだ天皇杯や2連覇もやった事ないですし、EASL(東アジアスーパーリーグ)の大会もありますし、貪欲に狙っていきたいなと思ってます。
注目のカードなので、楽しんでいきたいです。マブンガが加わって、個人で打開できる素晴らしい選手なので、P&Rなどバリエーション豊富でチームの為にやってくれてるので、パワーアップしたブレックスをお見せ出来ると思います。

 

群馬クレインサンダーズ vs 滋賀レイクス

◉群馬クレインサンダーズ 野本建吾
「チーム一丸」
チームに関わってくださってる全ての人々の思いを胸にチーム一眼となって戦っていく姿勢を皆さんに届けられればと思ってます。
プレシーズンもやってチームはいい状態です。開幕戦をホームで出来るので、勝利できるように頑張ります。

◉滋賀レイクス テーブス海
「情熱」
若い選手が多いチームなので、パッション溢れるプレーに注目してもらいたいと思います。プレシーズンで積み重ねてやった来た事を開幕戦で新しい滋賀レイクスをブースターの皆さんに見せたいと思います。

 

レバンガ北海道 vs 秋田ノーザンハピネッツ

◉レバンガ北海道 橋本竜馬
「激しい 熱い 戦い!!」
まず、ココロたぎるは自分の中ではきていて、いいなと思います。そのなかで、激しく熱い戦いをファンの皆様に毎試合見てもらいたいと思ってます。

◉秋田ノーザンハピネッツ 田口成浩
「駆け巡る」
ココロたぎる、駆け巡る
秋田の選手がコートで駆け巡る姿を皆さんに届けていきたいなと!!思います。
(会場の空気を盛り上げてくれます)
おいさーー!!

 

茨城ロボッツ vs ファイティングイーグルス名古屋(B1昇格)

◉茨城ロボッツ 平尾充庸
「アップテンポなバスケットボール」
ロボッツはリーグの中でも非常にスモールラインナップなので、皆さんにアップテンポな速いバスケットを披露できると思います。

◉ファイティングイーグルス名古屋 宮崎恭行
「チーム 会場との一体感」
我々のコートと観客席が凄く近く、熱いブースターが多いのでチームとブースターと会場が一つになって戦っていきます。

 

千葉ジェッツ vs 大阪エヴェッサ

◉千葉ジェッツ 富樫勇樹
「スピード!」
千葉はスタッフが入れ替わりましたが、今シーズン変わらずスピードで皆さんをたぎっていきたいと思います。(使い方)合ってますか笑

◉大阪エヴェッサ 竹内譲次
「爆発力」
大阪エヴェッサには得点力が高いので選手が沢山いるので、得点を沢山取って爆発力のあるバスケットを見せたいと思ってます。

 

三遠ネオフェニックス vs 川崎ブレイブサンダース

◉三遠ネオフェニックス サーディ・ラベナ
「ENERGY AND PASSION」
試合を見てもらった人に、エナジー、情熱を持って試合をして、自分達がこれを与えられるような試合をしたいと思ってます。
開幕戦楽しみにしている。新しい選手、コーチ陣で、最善を尽くして頑張ります。
開幕戦非常に楽しみにしています。新しい選手とコーチ陣で、強豪チームの川崎と浜松の会場で戦う事を楽しみにしてます。

◉川崎ブレイブサンダース 藤井祐眞
「エンターテイメント」
前日、YouTuberのクリエイターオールスターズと試合をして色んな方面からからもっとバスケットを盛り上げられるように頑張りたいと思ってます。
三遠は何もかも変わられて、どんなチームになるのか今まで千葉を率いた大野篤史HCに代わって更にいいチームになってると思うので楽しみです。

 

新潟アルビレックスBB vs 島根スサノオマジック

◉新潟アルビレックスBB 澁田怜音
「勢い」
今シーズンは若い戦士が多いので沢山走ってアップテンポなバスケットをするのが、チームのキーワードなので勢いもってバスケットをしたいです。

◉島根スサノオマジック 安藤誓哉
「激しさ」
バズソースタイルで昨シーズンはやったので、いいオフェンスが出来て、今シーズンはディフェンスにもフォーカスして、激しくたぎらせていきたいと思います。いいモーターになれるように頑張ります。ココロたぎらせたいと思います!

(バズソースタイルとは、丸鋸、まるのこの意味でチェーンソーみたいにオフェンスからディフェンスと回り続けるスタイルの事を指す)

 

富山グラウジーズ vs サンロッカーズ渋谷

◉富山グラウジーズ 晴山ケビン
「圧倒的なインサイド力」
去年に引き続きインサイドを制圧して、インサイドを起点としたバスケットでファンのみんなと後半出来ればと思います。

◉サンロッカーズ渋谷 ベンドラメ礼生
「エナジー」
ココロたぎらせるにはエナジーだと思います。サンロッカーズ渋谷の武器であるディフェンスから会場のファンの方、我慢越しで応援してくれるファンの方が思わず立ち上がって声を出したくなるようなエナジーもって表現したいと思います。

 

信州ブレイブウォリアーズ vs アルバルク東京

◉信州ブレイブウォリアーズ 三ツ井利也
「若い力と遂行力」
日本人選手では僕と生原が最年長でして、本当に若いチームなんですけど、練習やプレシーズンでインパクトを残してますしそういった所を見てもらいたいです。遂行力は、B2からこれを高く持ってやる事で、ここまで来れたのでここも是非注目してもらいたいです。

◉アルバルク東京 安藤周人
「NEXT FAZE」
今年からホームアリーナが立川から代々木第一体育館に代わるのと、HCもルカからアドマイティスに変わって新しいステージに向かうという意味を込めてNEXT FAZEにしました。

 

京都ハンナリーズ vs 仙台89ers(B1復帰)

◉京都ハンナリーズ 久保田義章
「若さで登る!」
若い選手が沢山いるので、失敗を恐れずに積極的に勝ちにこだわって、全員で登っていきたいです。

◉仙台89ERS 渡辺翔太
「Grind!」
仙台はディフェンスのチームなので、強度の互いディフェンスを、泥臭さで見に来てくれるファンにパワーを与えられるような戦いを見せていきたいと思ってます。

 

広島ドラゴンフライズ vs 横浜ビー・コルセアーズ

◉広島ドラゴンフライズ 辻直人
「楽しい!」
皆さんも今楽しまれてますか?
僕は今非常に楽しんでます。本当は大きい声で笑いたいけど、このご時世で仕方ないなと自分に言い聞かせてこの場をなんとか乗り切ろうとしてます笑!
楽しんでバスケットやる事で、見ている人に与えらる事が出来るんじゃないかと思ってますので、楽しい、広島のバスケットが楽しいと思ってもらえるように、そんな思いを込めてこれにしました。

◉横浜ビー・コルセアーズ 森井健太
「エナジー」
横浜は今年若い選手が多いのでエナジー溢れる、アグレッシブなプレーで皆さんを魅了できるように頑張っていきたいと思います。

 

ワールドカップ2023

第2部では、ワールドカップ2023に向けて三屋会長が壇上し、FIBAワールドカップ2023“ローカルアンバサダー” として、Bリーグが就任した事を発表。バスケットのワールドカップを沖縄での開催を盛り上げていきたいと述べた。

島田チェアマンは任命を受けて、Bリーグ全体、サポーターの皆様と、日本全国で、ワールドカップを盛り上げていきたいと、意気込みを語った。

 

今シーズン地区

東地区
レバンガ北海道
仙台89ERS
秋田ノーザンハピネッツ
茨城ロボッツ
宇都宮ブレックス
群馬クレインサンダーズ
アルバルク東京
千葉ジェッツ

中地区
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース
横浜ビー・コルセアーズ
新潟アルビレックスBB
富山グラウジーズ
信州ブレイブウォリアーズ
三遠ネオフェニックス
シーホース三河

西地区
ファイティングイーグルス名古屋
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクス
京都ハンナリーズ
大阪エヴェッサ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
琉球ゴールデンキングス

 

【Bリーグ】4Q最後に爆発して79-78でA東京逆転勝利/田中大貴、カーク、ロシターが牽引

【Bリーグ】4Q最後に爆発して79-78でA東京逆転勝利/田中大貴、カーク、ロシターが牽引

第5節10/27(水) アリーナ立川立飛
A東京 79-78 新潟
1Q 18-19
2Q 18-21
3Q 19-23
4Q 24-15

<A東京>
アレックス・カーク 22得点
セバスチャン・サイズ 14得点 8リバウンド
小酒部泰暉 11得点
ライアン・ロシター 11得点
田中大貴 10得点 6アシスト

<新潟>
#ロスコアレン 28得点

新潟は佐藤のタフシャットやブロックショット、ターンオーバーも速攻で得点していい入りをしてA東京にリードする。

A東京はオフェンスリバウンド取ってロシターが得点するので、アウトサイドからは打ちやすくなる。田中からロシターとインサイドでしっかりファウルをもらってアルバルク得意の攻撃で追い上げる。

オフェンスリバウンドに絡むサイズがいることが大きい。
ピック&ポップも含めてカークの今シーズン決定力のあるシュートが決まりA東京のペースにしていく所が今シーズンのインサイドのケミストリーが凄いのてー爆発したら止められない。

新潟のオフェンスがシンプルになってしまっていき、タフシャットを決めて離されずについていく。

A東京はディフェンスして速攻をだす、点差はないがA東京のペースでゲームは進んでいたが、新潟がアレンがアウトサイドからスリーポイント含む連続得点で逆転する。このクォーターで12得点あげる。

40-36で新潟リードで折り返す。

アウトサイドを決める新潟はどんどん確率高くシュートを決めていき、14点差まで広げて、8点差で最終クォーターへ。
A東京はテンポよくシュートが入り始める。小酒部がチームを引っ張る。ディフェンスのテイラーのスティールからロシターが決めてようやくA東京らしいプレーが連続で出る。

新潟も反撃をしっかりする、ボールを展開してフリーでスリーポイントを決める。この日のフィールドゴールも3Pも4Q残り5分を切ってもどちらも新潟がシュート確率が高く数字でしっかり出てる。
10点差がついて残り4分から、田中大貴がスリーポイント、バスカンも決めて連続6得点決めて4点差へ。ここからお互いリングへアタックして拮抗する。

残り1分で1点リードを追い上げるA東京だが、この日は新潟アレンが爆発して3点差にするが、ここからA東京のロシターが魅せる、スティールから連続4得点して20秒で79-78に逆転する。会場のボルテージは最高潮に上がる。新潟の最後のオフェンスを凌いで大逆転勝利する。

この日は、中々シュートが決まらないA東京が4Q終盤に、田中大貴、カーク、ロシターの活躍で勝負を決めた。

 

試合後コメント

ルカHC(東京)
「本当に最後まで諦めず粘り強くタフな試合を勝ちきれた。新潟さんの攻撃も素晴らしくエキサイティングな試合でした。ディフェンスでは新潟のセットオフィスは守り切れた。オフィスからトランジションに走られ、そこから一対一、エンディングのオフィスリバンウンドをを修正したい。」

ロシター(東京)
タフゲームで我々のチームも選手も何がなんでも勝とうと思った。新潟に点を取られたが最終的に勝てたのは良かった。前半堅かった、声を掛けてエンジョイしながら自分達のゲームをしようと伝えた。最後スティールは思い切って勝負して描いた通りにゴール下のスコアになって嬉しかった」

カーク(東京)
「良いゲーム、ビハインドの時間が長かったがカムバックできて良かった。ディフェンス面は反省する事が多くチームで話して修正していこうと思う。相手のディフェンスのアドバンテージを上手く使えた。リバウンドはもう少し取りたい。インサイドのディフェンスも強化したい。」

ロスコ・アレン(新潟)
「アルバルクさんのような強豪チームはミスも少なく自分達はミスから失点された。ここ数試合、負けが続いて最後に点を取られたりするゲームが多いのでしっかり集中して次の試合は臨みたい。負けた試合で喜ぶのは難しいがもっとインテンシティ高く強化していきたい。」

平岡HC(新潟)
「アウェイの中で選手たちは最後まで諦める事なく頑張りましたがクロスゲーム連続落としてるので、ここを勝てるチームにならないとB1ではやっていけない。試合を重ねる毎にボールも周りディフェンスも強度は上がってきた。最後の3分最高のパフォーマンスを出せる様にしたい。」

【Bリーグ】ミスターバスケット佐古レバンガ今シーズン初勝利をホームで飾る/ 闘将橋本竜馬20得点(3P4本)

【Bリーグ】ミスターバスケット佐古レバンガ今シーズン初勝利をホームで飾る/ 闘将橋本竜馬20得点(3P4本)

2021.10.16.Sat 北海きたえーる
レバンガ北海道 88-75 新潟アルビレックスBB
1Q 31-10
2Q 14-19
3Q 22-20
4Q 21-26

<北海道>
橋本竜馬 20得点
デモン・ブルックス 13得点 11リバウンド
中野司 13得点
寺園脩人 12得点 5アシスト
牧全 11得点(3P3/6)

<新潟>
コービー・パラス 13得点
ロスコ・アレン 12得点

佐古賢一HC率いる北海道は、開幕からいい試合、惜しい試合が続いているが4連敗をしている。そしてホーム開幕戦は、新潟を迎え入れて行われた。
ほとんど勝ってもおかしくない試合を展開していた北海道は、この日は特にエナジー全開な試合をした。試合はスリーポイントを1Qから爆発して、橋本の2本を含めて5/5と高確率の決定力が出て31-10と新潟に出鼻を挫かせて大量リードをして始まった。
新潟も、#6 パラス、#15 ネパウェがしっかり決めて来て反撃するが、インサイドは北海道がハッスルしてリバウンドも秋田11で、北海道は16と、得点が取れない苦しい時間帯もしっかり守って前半44-29で折り返す。

後半に入って北海道は、#0 橋本、#3 牧、#7 中野の日本人選手のスリーポイントがチームを救い、ブルックスがインサイドでリバウンド、得点と追い上げる新潟を引き離す。
最終クォーターでも、橋本、牧に、寺園がスリーポイントを決めて試合を決めた。

とにかく北海道には何よりもホームでの勝利が大きい。チームを新たに形成していく中で、どんな形でも勝利がチームに勢いつける。
そんな思いがこもった試合だった。

 

試合後コメント

佐古賢一HC
「最初のクォーターから自分たちが目指してきた内容をしっかりと遂行できて、ゲームをコントロールできたと思います。
1Qで3Pができ過ぎなくらい入ったので、そこでイニシアチブを取れた部分もありました。
今季は、ディフェンスでしっかり守って速い展開に持っていくことと、トランジション・ハーフコートオフェンス、どちらのケースでも、コーナーに出たボールはシュートを打っていくことを目指しています。
開幕からの4戦でスリーポイントの確率が上がらず、大事な場面を攻め急いでしまうところがありました。
今日も攻め急ぐことが何回かあったのですが、要所でいいスリーポイントが決まって良かったと思っています。」

#0 橋本竜馬選手
「自分たちのボールをプッシュするという、今節のチームの課題としていたことをしっかり遂行できて良かったと思います。
試合をコントロールすることはできましたが、3Qの相手のゾーンディフェンスに対する対応が難しかった部分がありました。
そこに対しては明日、点を取るにもまずはディフェンスからであるということを改めて全員で理解してやっていく必要があります。
今日は絶対にホームで勝つ、勝って勢いをつけると強く思ってプレーをしていました。
全員がその想いで臨んだからこそ、いいゲームができたと思います。」

#3 牧全選手
「この1勝はもちろん嬉しいですが、試合が終わった後すぐにチームはもう明日のことを考えており、チームで同じ方向を向いて2連勝するための改善点を話し合ったので、切り替えてまた明日の試合に臨みたいと思います。

プレータイムとスタッツが伸びたことに関しては、佐古HCやAC陣が与えてくれたものを選手一人ひとりが試合で出せているからだと思います。
佐古HCのコーチングスタイルに本当に助けてもらっていますし、切り替えを大事にして失敗を恐れずにチャレンジできていますし、自信をもらっています。

ここまでの4試合でスリーポイントの成功率がチームとして非常に低かったのですが、今日の試合に向けて、オープンのシュートはしっかり決めるようHCからも言われましたし、今日はチームでボールが動くよう意識していましたし、ボールが回ってきたときは気持ちよく打つことができたと思います。」

[Bリーグ] 2チームが規約違反による制裁決定。愛媛庄司HC暴力で3ヶ月職務停止、開社長にも制裁金、新潟小菅社長兼GMパワハラでけん責と制裁金

[Bリーグ] 2チームが規約違反による制裁決定。愛媛庄司HC暴力で3ヶ月職務停止、開社長にも制裁金、新潟小菅社長兼GMパワハラでけん責と制裁金

慎重にヒアリングをした後に、事実認定を行い、本制裁決定に至った。

愛媛オレンジバイキングス
◉庄司 和広ヘッドコーチ
暴力行為と暴言
3ヶ月間の公式試合に関わる職務全部の停止

1 暴力行為
①練習中の以下行為
2020年8月頃、練習中に自分の番を終えた選手(以下、「選手A」)が、練習参加者が少なかったことから、気を利かせて再度練習に加わったところ、選手 Aの入りが遅いと勘違いし、選手Aを叱責するとともに、手拳(裏拳)でみぞおちを殴打したもの

②練習外での以下行為
 2020年12月1日、チーム全体でインフルエンザ予防接種を受けるため集まった 際、選手Aに対し、突然、左肩(三角筋部分)を手拳で6回殴打したもの

2 暴言
① 2020年7月から12月にかけて、選手Aが練習前後の準備や片付けに少しでも遅
れたり、ミスがあったりすると、同選手に対し、暴言を頻繁に浴びせていたも

②試合でミスの多かった選手(以下、「選手B」)に対し暴言を吐いたもの。また選手Bに対して2020年7月から12月にかけて、暴言を繰り返していたもの。

 

◉株式会社エヒメスポーツエンターテイメント(愛媛オレンジバイキングス)
開 大輔 代表取締役社長兼GM
制裁金100万円

庄司和広ヘッドコーチの言動に問題があることを、一部の選手、スタッフから相談や報告を受け、庄司和広ヘッドコーチに対し抽象的に問題点の指摘を行ったものの、具体的な言動の中身を確認していなかったため、上記言動を把握することも無く、その後の更 なるパワーハラスメントを招いたもの

制裁理由
1 上記違反行為は、リーグや協会ひいてはバスケットボール界全体の価値を貶めるものであり、厳に慎むべきものであるため

2 ヘッドコーチよりも上位の立場にあり、かつ庄司和広ヘッドコーチのパワーハラス
メントを止めさせる機会が実際にあったにもかかわらず、GMとして選手、スタッ フとの信頼関係を構築出来ていなかったこと、さらに代表取締役社長として、会社 全体のガバナンスを機能させられなかったことで、状況を十分に把握することが出 来ず、理不尽な暴力や暴言の横行を招いたため

制裁理由
 上記、庄司和広ヘッドコーチのパワーハラスメント行為等、および開大輔代表取締役社長兼GMの不適切・不十分な対応は重大な規約違反であり、リーグや協会ひいてはバス ケットボール界全体の価値を貶めたことに鑑み、管理責任を問うもの。

▼発覚から裁定決定までの経緯
1. 2020年12月26日、B.LEAGUEが設置する「外部の弁護士通報相談窓口」に庄司和広ヘッド
コーチの行為がパワーハラスメントに該当するのではないかとの通報が入る
2. 調査を進めたところ、複数の選手が暴力・暴言・ハラスメント行為を受けた、その行為を複数 の選手、チームスタッフが見ていたことがわかり、関係のある多数の選手、スタッフに対し、慎重にヒアリングをした後に、事実認定を行い、本制裁決定に至った。

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新潟アルビレックスBB
◉株式会社新潟プロバスケットボール(新潟アルビレックスBB)
小菅学 代表取 締役社長兼GM
パワーハラスメント(侮辱的、人格否定的、恫喝的な発言)
けん責および制裁金50万円

①2021年1月30日の以下行為
試合後のチームホテルにて、約2時間20分にわたりチームスタッフと面談した際、 同チームスタッフに対し侮辱的、人格否定的、恫喝的な発言を行ったもの

②2021年1月31日の以下行為
 前述の面談によって不安定な精神状態に陥っている同チームスタッフに対し、反省文を強要するもの
上記各行為は、代表取締役社長兼GMと言う強い優位性を背景に、指導などの適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与え、又はチーム環境を悪化させる行為で あることから、パワーハラスメント※に該当し、規約に違反する行為である。

▼発覚から裁定決定までの経緯
1. 2020年12月30日、B.LEAGUEが設置する「B.LEAGUE通報相談窓口」に小菅学代表取締役兼
GMの行為がパワーハラスメントに該当するのではないかとの通報が入る
2. 調査を進めたところ、チームスタッフが暴言・ハラスメント行為を受けた、その行為を複数のチーム関係者が見ていたことがわかり、関係のある多数の選手、チーム関係者に対し、慎重にヒアリングをした後に、事実認定を行い、本制裁決定に至った。