【NCAA】崎濱秀斗 いよいよアメリカでの挑戦が始まる。どんな想いで渡米したのか現在地を語る/Jbasketスペシャルインタビュー19の質問

Screenshot
【NCAA】崎濱秀斗 いよいよアメリカでの挑戦が始まる。どんな想いで渡米したのか現在地を語る/Jbasketスペシャルインタビュー19の質問

崎濱秀斗が遂に始動
2023年、昨年末に福岡第一高校をウインターカップの優勝に導いた崎濱秀斗。
崎濱は、左足骨折の手術を乗り越えて臨んだ最後のウインターカップはクォーターファイナルの東山戦で、残り27秒から劇的な逆転3ポイントを沈めるなど、大きなインパクトを残し大会MVPにも選出された。

崎濱秀斗 伝説となった大逆転劇
2023年ウインターカップ東山戦にて

アメリカ挑戦を考え始めたのは新型コロナウイルス禍で練習もなかなかできない中で、ネットなとで米国留学の道を知り、独学で英語の勉強を始めてきた。昨年には現地での練習に実際に参加しここでバスケットを挑戦することを覚悟を決めた。

崎濱は、圧倒的なポテンシャルや勝負強さを兼ね備え、アメリカの大学バスケ、NCAAデビション1(D1) でプレーすることを目標に渡米して半年が過ぎた。スラムダンク奨学生としてプレップスクールの渡邊雄太も在籍したセントトーマスモア・スクールに通いながらNCAA D1への挑戦の道を選んだ。4月にアメリカにきてから同校の練習に参加したり、6月はアディダス主催するユーロキャンプにも参加して、2024年の夏に自身からNCAA D1のメリマック大学へのコミットを発表した。

プレップスクール
レベルの高いバスケットをアメリカの大学でプレーして学ぶには、学力も必要になり、まず英語ができないといけない。そのためには、語学学校で約1年間勉強しバスケットの準備もしなければいけない。そこにプレップスクールという制度を使ってステップアップしていく。プレップスクールとは、高校を卒業してから大学までの間に1年間学ぶ学校になる。英語を勉強しながらバスケットボールの練習をし試合にも出られる。大学でプレーすることを目標にする選手である崎濱は、渡邊雄太と同じセントトーマスモア・スクールというプレップスクールに通うことになる。
崎濱は、「スラムダンク」漫画家の井上雄彦さんの「スラムダンク奨学金」の第17期生に選ばれて、このプレップスクールに通う。
ここを卒業してNBA入りした渡邊雄太は尽誠学園高校→セントトーマス・モア→ジョージ・ワシントン大学→NBAメンフィスグリズリーズという進路を作った。
八村塁はプレップスクールには行かず、明成高校→ゴンザガ大学→NBAワシントンウィザーズという流れでNBAへ進んで行った。八村塁はU17ワールドカップにて得点王になり、多くのオファーがあり名門ゴンザガ大学を選んでいること。アメリカの大学に必要な英語力のテストのスコアを伸ばしてある程度英語力を持って大学に奨学生として進学した。日本からアメリカの大学に挑戦する場合は、プレップスクールや短大・ジュニアカレッジへと進学して挑戦するケースが多い。富永啓生も昨シーズンまでネブラスカ大学でプレーして今シーズンからはGリーグでプレーする。
また、山﨑一渉、ジェイコブス晶、川島悠翔など、日本の世代を代表する選手たちもアメリカでの挑戦に挑んでいる。NCAA D1でプレーをすることは、簡単なことではない。

福岡第一の在学中に海外を意識して培った英語力は優勝会見でも、通訳をかって出る崎濱は、語学もしっかり準備して単身での渡米後どんな生活をしているのか。この秋、アメリカでの生活や今の自身のバスケットに対しての体感は、そしてそこに挑戦する崎濱の心の持ち方、どんな目標や意識をしているのか。崎濱の現在地をJbasketスペシャルインタビュー単独インタビュー。

 

Jbasketスペシャルインタビュー
Screenshot

J:体が大きくなっているように感じますがどうですか

「少し背も伸びてると思いますね。体重は80キロなのですけど、脂肪が減ったというか、最近ちょっとお腹が割れてきているので(笑顔)。体は筋肉質になってきていますね。体重も減ってないので、今のところ凄くいい感じです」。

J:食事はどうですか

「学校にカフェテリアがあるので、そこでご飯食べたりしています。大体もうご飯はここですね。ファーストフードもあります。日本食やお米は、ルームメイトと一緒にシェアしてライス食べたり、あとはお母さんから日本食を送ってもらったりして食べています」。

J:今はアメリカのどのエリアでどんな生活のスケジュールを送っているかを教えてください

「今はアメリカのコネチカット州という田舎の町にいるんですけど、セントトーマスモアというプレップスクールでバスケをしています。
スケジュールとしては、基本は毎日学校にいって授業は1日大体2回で、バスケに集中できる環境です。また、授業の中にもバスケがあるし、大体午後1時ぐらいに授業が終わって、2時からずっとバスケをするという感じなので、バスケットに打ち込める環境でできていると思います」。

J:その後も含めて1日のスケジュールはどうですか

「基本的に日本と比べると、自分は福岡第一にいたのでそこの練習に比べたら本当に少ないと思いますね(笑顔)。 アメリカはギシってすぐ終わらすタイプといいますか、スタイル、カルチャーといいますか、2時間で全体練習を終わらせて、それ以外は個人練習であったり、ここにきて改めて感じたことで、体をしっかりケアすることの大切さをみんなが気づいているので、バスケ以外の時は睡眠をしっかり取ったり、ゲームをしたり、夜の8時からまたチームでウエイトトレーニングがあって、それが1時間半ぐらいあるので、それ以外はみんなリラックスしながら、やりたいことをやる。バスケをしたかったらバスケしてという感じで、本当にいい環境でできてます」。

J:そうすると自ら率先してメニューをつくってやっていくということも多いということですか

「そうですね。今はシーズン前なので、チーム練習は10月からで、今はたくさんの大学のコーチが見に来て、まだ大学にコミットしていない選手たちを見ています。そういったのがあってもずっと1時間半ぐらい5on5をやっています。クラスの中でもバスケの授業があって、その中ではもう1時間がっちりワークアウト、コーチとワークアウトできるんで、そういったところで個人スキルを上げてこれてるかなと思っています」。

J:セントトーマスモア・スクールでのメンバーや試合などはこれからどんな予定になっていますか

「メンバーは13名が1番上のチームにいて、11月の中旬からシーズンが始まるので、そこまではずっとチーム練習などして、 自分たちは “オープンワン” 呼んでいるんですけど、5mn5だけをする練習、試合形式をずっとやってカレッジからオファーをもらう形で今はずっとやっています」。

J:来年大学へコミットされていますね、大会はどんな大会を

「自分も今年初めてなのであまりよくわからないところもありますが、大会には結構出場すると思われます。ニューイングランドという場所なので、そういった地域にあるプレップスクールと対戦したり、勝ったらナショナルと言って、アメリカ全体のプレップスクールのチームと対戦すると思います。そういった大会に出て、あとはAUというコーチたちの前でプレーできる機会、チームとしてそういった機会がいくつもあるって聞いています。今年は自分が1年目なので、 大学行く前にこうやってプレップスクールで高いレベルでいい経験ができて大学行けるのは本当に大きいと思っています」。

J:チームにはいろんな国の選手がいますか

「自分のチームはアイルランドとトルコの選手がいますね。それ以外はみんなアメリカ人です」。

J:英語の方は実際に今どのくらいまで話せていますか

「生活面とかは、ほとんど困ることはなくて、1年目はほとんどの人が苦労していたので、自分もそういう感じになるだろうって思っていたんですけど、ここに来てもう半年くらい経ちますが、だいぶ慣れたというか、チームメイトともめちゃくちゃ仲良くやれているし、コートの中でもちろん会話もできているし、そこまで勉強っていうよりもバスケが大事なので、そこは会話も全然楽しくできていて、みんなとすぐ仲良くなってやっています」。

J:そのチームメイトにはなんて呼ばれていますか

「shuto!って呼ばれています」。

J;ここアメリカに挑戦を決めた大きなポイントはなんですか

「1番は、中学生の頃にアメリカでプレーをしたいっていう思いがあって、それからずっと英語も勉強して、 高校終わったら絶対にアメリカに進学したいっていう思いがありました。それがアメリカに来た1番の理由です。
もちろん日本のバスケットのレベルも本当に高いと思いますし、素晴らしい競争もできると思いますが、アメリカに来て何か違ったものを学べると思っていて、競争の激しさで言ったら、アメリカが本当に1番激しく激しい国だと思うので、そういったところで、メンタル面であったり、競争の激しさを世界のトップレベルで将来的にやっていくためには、やっぱりアメリカに早めに来て学んで、将来は世界レベルでバスケできるようになる、なれると自分の中で前から思っていました。それがアメリカに来た1番の理由です」。

J:その想いは中学何年生でしたか

「自分が中学3年生の頃で、コロナの時期で外出も禁止で、緊急事態宣言の時にバスケのアメリカの留学の動画をたまたま見ていて、安藤誓哉さんが留学に行かれていて、それを見てすごくアメリカでやりたいなって思って、それから本当ずっとアメリカを意識するようになりました」。

J:メリマック大学に来年コミットしましたが、決まりですか

「まだコミットということですね。サインをまだしていないです。 もしいいオファーがあったら考えたりもしますが、個人的にはメリマック大学、ここは大学バスケでも乗ってるチームらしくて、HCも結構熱い方で有名で、自分的にもプレースタイルも好きです」。

J:ここは渡邊雄太選手も通っていましたが、どんな意識、気づきがありますか

「1番は自信を持つこと。
コートに立ったら友達も関係なしで、もうバチバチにやるところと、ここに来て1日1日を本当に気合い入れないとコート上でやっていけないぐらい、本当に競争が激しい場所なので、そこはもうコートに入ったら自分が1番の選手なんだって思わないと、ここではやっていけないと思っているので、メンタル部分で強く、強い気持ちを持ってやること。あとはアメリカの選手は、やっぱりシュートがすごくうまくて外さないですね。この1年間で改善していきたいところはあるなと思っています」。

J:フィジカル面では負けないと思いますがどうでしょうか

「フィジカル的には全然負けてるっていうのは全く感じていないです。
むしろディフェンスにしろやっぱり福岡第一でやってきたからこそできていることで、 そういったところはディフェンスでアドバンテージを取れています。ミスマッチが起きてもいけると感じています」。

J:河村先輩はパリ五輪含めてどう感じて見ていますか

「河村勇輝選手はヤバいなと思いました。
なんて言うんすかね、なんか言葉が出なかったですね。
ああいった舞台で、身長もあんまり高くないのに、ゲームを支配していて、フランス戦にしろ、もう河村劇場みたいな感じで、試合は負けはしたんですけど、あそこでコンスタントに活躍できていてNBAにも繋がっていると思いました。もう素晴らしいとしか思いませんでした」。

J:日の丸に対しての想いを教えてください

「もちろん将来的には日本代表、河村勇輝選手のように活躍して、日本を背負ってチームを勝たせられるようなガードになりたいと思っていますが、正直今の現状言うと、全然まだまだだと思っています。本当に相当頑張らないとまだまだあのレベルには追いつかないと思うので、そこは先を見すぎず、もちろんロサンゼルスオリンピックに出たいという思いもありますが、自分は間に合う、間に合わないかなと思っているので、その後のオリンピックでプレーできたらいいなとも思っています」。

J:近々の目標を教えてください

「直近の目標としては、まずは今年のプレップスクールでしっかり活躍して、1年目のアメリカでバスケットもしっかり慣れていくこと。とにかく1番は、高校生の時からずっと言ってたNCAA D1の大学で試合に出て活躍するのが自分の目標なので、この1年間しっかりやって来年のために準備して行くことです。
来年からすぐ試合に出て活躍できるような選手になって、Bリーグでも何年後かにドラフトがあると聞いているので、ドラフトされてプレーして活躍して、河村勇輝選手のように海外挑戦ができたらいいなと今考えています。まずはしっかり大学で活躍して、 日本で活躍するのが今自分の目標かなと思っています」。

J:最後にメッセージをお願いします

「本当にたくさんの方々に応援されていて、支えられていると思うので、しっかり自分は結果で返したいと思っています。まずはしっかりこの1年間、プレップスクールで成長して、来年からNCAA D1の大学で活躍できるように頑張るので、日本からも応援よろしくお願いします」。

 

【NCAA】川島悠翔 アメリカD1のシアトル大学進学を自身のSNSで発表する「自分の夢に向かって頑張っていく」

【NCAA】川島悠翔 アメリカD1のシアトル大進学を自身のSNSで発表する「自分の夢に向かって頑張っていく」

川島悠翔 19歳/200cm/ PF
世代トッププレーヤーで日本代表でも活躍したNBAアカデミーでプレーしている川島が、アメリカNCAAディビジョン1のシアトル大学に進学することを自身のSNSで発表した。

「この度D1に所属しているシアトル大学に進学する事になりました。このチームでバスケができる事をとても嬉しく思います!これまで支えてくださった方々に感謝し,自分の夢に向かって頑張っていこうと思います。これからも応援よろしくお願いします」。

福岡大学附属大濠高校(中退)してNBAアカデミーに進んだ川島は、2022年 U16日本代表、U18日本代表アジア選手権に参加した。U16大会ではMVPを受賞。U18大会ではオールスターファイブ(ベスト5)を受賞して日本代表アンダーカテゴリーを牽引してきた。また、FIBA U17ワールドカップでも大会得点ランキングで2位にランクインする活躍を見せる。川島自身が世界レベルのプレーヤーであることを証明した。そしてU19日本代表メンバーに選出されて、日本史上初のベスト8に入賞し日本代表に貢献した。

2024年2月22日に開催されたFIBAアジアカップ2025 Window1のグアム戦77-56勝利してA代表デビューを果たし、13分56秒の出場で6得点、3リバウンド、2アシスト、1ブロックとスタッツを残して、これからの日本代表の活躍に期待されている。

 

参照: 川島悠翔 18歳アジアカップ予選で代表デビューで初得点 ポテンシャル高き期待に応えたプレーでグアム戦の勝利に貢献/Jbasketインタビュー

【男子日本代表】川島悠翔 18歳アジアカップ予選で代表デビューで初得点 ポテンシャル高き期待に応えたプレーでグアム戦の勝利に貢献

 

また、パリ五輪で活躍したジェイコブス晶(ハワイ大学)と共にNBAアカデミーからD1の大学に進学と同じ道を歩んでいて、次世代エースとして期待されている。

 

キャリア

群馬大学共同教育学部附属中
福岡大学附属大濠高校(中退)
1年
・U19日本代表→FIBA U19ワールドカップ2021出場
・インターハイ3位
・ウインターカップ優勝 ベスト5選出
2年
・U16日本代表→FIBA U16アジア選手権 準優勝 大会MVP、得点ランキング1位、オールスター5選出
・U17日本代表→FIBA U17ワールドカップ 得点ランキング2位
・BWB(バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズアジア)2022参加
・U18日本代表→FIBA U18アジア選手権準優勝 オールスター5選出
・ウインターカップ 準々決勝敗退
・日本代表→ディペロップメントキャンプ参加
・日本代表→FIBAワールドカップ2023アジア予選window6強化合宿参加

NBAグローバルアカデミー
・U19日本代表→FIBAワールドカップ2023出場 史上初ベスト8入り

日本代表🇯🇵
・FIBA U16アジア選手権
・FIBA U17ワールドカップ
・FIBA U18アジア選手権
・FIBA U19ワールドカップ
・FIBA アジアカップ2025 window1 グアム戦デビュー

【日本代表】富永啓生帰国後会見「今後はNBA選手になる事、日本代表としてパリ五輪で日本の歴史を作っていきたい」

【日本代表】富永啓生帰国後会見「今後はNBA選手になる事、日本代表としてパリ五輪で日本の歴史を作っていきたい」

富永啓生がネブラスカ大学を卒業して、自身が目指すNBA選手になるために、シカゴ・ブルズの他にロサンゼルス・クリッパーズとサクラメント・キングスのワークアウトに参加していた。他にも6.7チームから声もかかっていたという。スリーポイントを武器にフィジカルのレベルアップをしっかりアピールができたと語った。そして6/5に日本に帰国して6/6に地元の愛知県で会見を開いた。

 

富永啓生コメント

「チームの中心選手としてマーチマッドネスに出場できてよかったです。雰囲気も最高で、目指していた場所だった。もっともっと試合をしたかったです。スリーポイントコンテストでの優勝は、あそこの場に呼ばれることが嬉しいことでした。
ネブラスカでは毎日毎日バスケットに関わっている時間がいい思い出になってます。強いパデュー大学に勝ったのはいい思い出です。

NBA選手になることが目標で、ブラさずにやっています。パリ五輪にもしっかり出場して頑張りたい。NBAのワークアウト、限られた時間の中で手応えはありました。

これから日本代表での活動を楽しみにしています。河村勇輝選手とのプレーは楽しみにしています。河村選手とは代表のことなど話しています。パリ五輪は特別なのもので、世界のトップの大会だと思っています。日本のバスケットの歴史を作っていきたい。自分たちの力を出し切ってやっていきたい。人生の中でも忘れないものだと思います。悔いのないようにやっていきたいと思ってます。
まず北海道大会は凄く楽しみにしています。個人としては、NBA選手になる事、日本代表としてパリ五輪で日本の歴史を作っていきたいと思っています」。

 

ワールドカップ2023
カーボベルデ戦での6本のスリーポイントを決め切った富永啓生は日本にとって大きな武器になる。カーボベルデ戦後の富永啓生コメント。

⁡
「今回も2.3番ポジションの競争が高く、合宿からそういう激しい練習が出来たからこそ自分達が強くなれたと思いますし、これから若い選手が入ってきたりすると思いますが、自分は自分のできる事を最大限やって、この1年間はアメリカに戻りますが、そこで成長してもっともっと日本の為に貢献出来る選手になれたらいいなと思ってます。
先輩方から本当に助けて貰ってばっかりで、自分達若い力は経験が全然なかったですけど、先輩達が引っ張ってくれて、自分達がついていくだけでしたが本当に頼もしかったですし、自分達もそうなっていかないといけないと思いました」


富永啓生
SG/ 188cm/ 23歳
2001年2月1日生まれ
桜丘高等学校
レンジャー・カレッジ
ネブラスカ大学

 

第2次強化合宿参加メンバー24名発表

6/22.23北海道での国際強化試合男子オーストラリア代表戦直前合宿メンバー

比江島 慎 (SG / 191cm / 宇都宮)
須田 侑太郎 (SG / 190cm / 名古屋D)
張本 天傑 (PF / 198cm / 名古屋D))
富樫 勇樹 (PG / 167cm / 千葉J)
原 修太 (SG / 187cm / 千葉J)
阿部 諒 (SG / 184cm / 仙台)
ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / SR渋谷)
馬場 雄大 (SF / 195cm / 長崎)
今村 佳太 (SG / 191cm / 琉球)
佐々木 隆成 (PG / 180cm / 三遠)
シェーファーアヴィ幸樹 (PF / 206cm / 三河)
吉井 裕鷹 (SF / 196cm / A東京)
川真田 紘也 (C / 204cm / 滋賀)
テーブス 海 (PG / 188cm / A東京)
渡邉 飛勇 (C / 207cm / 琉球)
西田 優大 (SG / 190cm / 三河)
井上 宗一郎 (PF / 201cm / 越谷)
富永 啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
河村 勇輝 (PG / 172cm / 横浜BC)
市川 真人 (C / 206cm / 静岡)
金近 廉 (SF / 196cm / 千葉J)
山ノ内 勇登 (C / 207cm / ポートランド大学)
ジェイコブス 晶 (SF / 203cm / ハワイ大学)
川島 悠翔 (PF / 200cm / NBAグローバルアカデミー)

平均194.0cm、26.0歳

【NCAA】”日本のステフィン・カリー”と言わしめた富永啓生(ネブラスカ大)へ、カリーから熱いメッセージが入る

【NCAA】”日本のステフィン・カリー”と言わしめた富永啓生(ネブラスカ大)へ、カリーから熱いメッセージが入る

富永啓生(ネブラスカ大学)NCAAのディビジョン1でプレイでの活躍が注目される。ネブラスカ大ではここ4試合で合計98得点をマークし、1試合平均スリーポイント成功数は4・5本と爆発中。

スターターで出場して、ゲームハイ、チームハイでチームの勝利を貢献している富永を、”日本のステフィン・カリー”とBig Ten Networkが紹介したツィートに、NBAスーパースター ステフィン・カリーが反応して、エールを送ってくれたのだ。そして富永もそれに呼応して”ありがとうステフ”と返してそれが話題になり注目を集めている。

 

富永はもちろん実力であるのは間違いないが、ここ数試合は特に覚醒していると言っていいほどのチームの勝利に貢献して、大事なショットを決めきり、毎日SNSで富永を見ない日はない程、アメリカメディアでも注目の選手となっている。

 

◉ネブラスカ大 72-93 ミシガン州立大
#30 富永啓生
スターター 36分出場
24得点(3P4/8) 2Reb 2AST
前試合でキャリアハイ30得点の爆発力を見せて、試合は負けたが24得点とチームハイで牽引した。

◉ウィスコンシン大 63-73 ネブラスカ大
スターター出場で今日もチームを勝利に導く富永啓生はチームハイ22得点あげる
#30 富永啓生
38分出場
22得点(3P5/11 FT3/4) 2Reb

◉ネブラスカ大 82-72 ラトガーズ大
富永啓生スターターで出場しこのゲームもチームハイ22得点で活躍して貢献
#30 富永啓生
32分出場 22得点(3P4/9)

そんな富永は10代の頃からカリーが憧れで、目標にしていたことは有名だった。そのカリーとのTwitterでのやり取りは素晴らしいものであって、ここから富永の次なるステージに注目が集まる。

 

 

2019年カリー来日の時に、富永はカリーに会うことができて直接指導もしてもらえたのだ。その映像は下記参照してください。

富永選手へ直接取材

 

富永啓生 キャリア

ネブラスカ大学 ビッグ10
SG 188cm 22歳

桜丘高校
NJCAA(全米短期大学体育協会 ) 1部 レンジャー・カレッジ
ネブラスカ大学

日本代表🇯🇵
2017 高校2年 U16
2018 U18アジア選手権
2019 3x3U23ネーションズリーグ
2021 3×3東京オリンピック 準々決勝まで進出全選手中55得点で全体6位の得点力を見せた
2022 FIBAワールドカップアジア地区予選
2022 FIBAアジアカップ 3P確率41.3%、オーストラリア戦チームハイ33得点を叩き出した

 

【NCAA】山﨑一渉(仙台大学附属明成高卒)D1のラドフォード大ハイランダーズの男子バスケットボールへ

【NCAA】山﨑一渉(仙台大学附属明成高卒)D1のラドフォード大ハイランダーズの男子バスケットボールへ

山﨑一渉がD1のラドフォード大ハイランダーズの男子バスケットボールへ決まった。
ラドフォード大はNCAAディビジョン1で活躍する大学になる。

 

また、明成高校で同じバスケ部の菅野ブルースがNJCAAエルスワース・コミュニティカレッジへの進学を自身のSNSで発表した。短大→NCAAへと冨永啓生選手と同じ道を目指す事になる。

 

山﨑一渉(やまざき いぶ)
生年月日:2003年7月10日
出身:千葉県松戸市
身長:199cm
両親:父 ギニア人/母 日本人

2016年〜千葉県立松戸市立第一中学校
2019年〜仙台大学付属明誠高等学校
2022年〜ラドフォード大学(バージニア州)

山﨑一渉は、千葉ジェッツU15で練習、スキルを修得しその成果は明らか。U16日本代表ではチェコ遠征にも参加し、エースとしてクリスタル・ボヘミアカップの優勝に貢献し大会ベスト5に選出される山﨑は、その後、仙台大学附属明成高等学校(以下明成)で3年間、日本高校バスケ界を沸かせてきた選手。

2年ではウィンターカップを圧倒的な力で勝利で優勝し、3年生のウィンターカップでは準決勝で福岡大学付属大濠高校に敗退した。

明成は、山﨑一渉の他に、菅野ブルース(アメリカ留学準備中)、山崎紀人(中央大学)、この3選手を中心するチームでウィンターカップ、インターハイベスト4となった。

山﨑一渉は199cm(高校時)でオールラウンダーの選手で、アウトサイドからのスリーポイントの決定力は群を抜いて凄かった。

また、2021年にはFIBAU19ワールドカップで佐古賢一HC率いる、日本代表のエースとして日本代表を牽引した。

若い時代からから世界と戦って、勝つ為に必要なことも経験してきてる山﨑が、とうとうアメリカ留学が決まり、それがディビジョン1に留学という嬉しいニュースが飛び込んで来た。

ここから新たな挑戦に日本のバスケファンは楽しみでしかない。

 

関連記事

ウィンターカップ
https://jbasket.jp/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97/20628.html

FIBA U19ワールドカップ2021
https://jbasket.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bb%a3%e8%a1%a8u19/17878.html

第50回 B1への挑戦!広島ドラゴンフライズ 2019年2月11日配信

Podcaster=橋本J、写真=mami

《番組内容》
●B1への挑戦!広島ドラゴンフライズ
●NBAとNCAA

《番組詳細》
◆B1への挑戦!広島ドラゴンフライズ
・朝山正悟(広島) 2019年2月8日の試合後・・・[18:58〜]
・朝山正悟(広島) 2019年2月9日の試合後・・・[24:43〜]

◆NBAとNCAA
・NBAとNCAAについて



Podcaster:橋本 J Hashimoto J
Basketball Journalist / Podcaster
Bリーグ、NBAの情報を配信。
ミスターバスケットボール 佐古賢一氏と20代前半に出会いバスケに感銘を受けて20年以上自身もバスケをしている。
また、広島ドラゴンフライズ球団設立時TAKEOFF大使務める。
twitter:@k2_superj / Instagram:@k2superj