【Wリーグ】馬瓜エブリン 今野紀花がデンソーに加入/エブリン「高田選手に何も持たさずに引退はさせられない」今野「初優勝に貢献」

【Wリーグ】馬瓜エブリン 今野紀花がデンソーに加入/エブリン「高田選手に何も持たさずに引退はさせられない」今野「初優勝に貢献」

日本代表で活躍する高田真希、赤穂ひまわりや本川紗奈生が所属しているデンソーアイリスに馬瓜エブリンと今野紀花という新戦力として新たな力が加わる事になった。
デンソーは強豪でありながらWリーグで優勝がないチームで、来シーズンのケミストリーがデンソーを頂点へ輝かせる事が出来るか更に注目になっていく。

馬瓜エブリンは東京オリンピックで日本の銀メダルに大きく貢献した後に2022年から休養をとって色んな活動をしてきた。1年間の休養後新たな現役復帰の場をデンソーアイリスを選んだ。
そして、もう1人の今野紀花は高校卒業後にアメリカNCAAの名門ルイビル大学に進学して、学業とバスケットを両立させて、3年生ではNCAAトーナメント準決勝まで進んだ経験を持つ。

この2人の会見が6/12に刈谷市で開催された。

 

#0 馬瓜エブリン

Q:デンソーに入団を決めた理由、気持ちを

「このような会見を女子では中々無いので選手を大事にしてくれる所、暖かさという所が思いとしてはあります。
ここは伝統があるチームで、一人一人のポテンシャルみたいなところがすごくあるチームで毎回対戦する度に嫌だなぁという気持ちになります。ここにもし私が加わることによって、初優勝という新しい歴史を作ることができたら、本当にこれはWリーグにとってもまた面白いことができるなと思ってます。

今シーズンは優勝に向けて、そして高田選手に何も持たさずに引退はさせられないという思いがあります。もちろん高田選手は50歳くらいまでプレーすると思いますが、、笑
サポートするだけではなくてですね、高田選手を引っ張るぐらいの選手が出ていかなきゃいけないって思っています」

Q:休養で得たものは

「1年間お休みして、去年の7月に発表したんですが既にバスケットやりたかったです。本当にこのままお休みを取る事に恐怖心がありました。1年間後に戻って来れるのかどうか、この1年でWリーグ、スポーツ界でどれくらいの影響があるのかありましたが、自分の人生を考えた時に、この休みを取って、その中でやりたい事や、外からバスケット界に貢献するという事でした。
今まで関わって来なかったようなビジネス界の方々、それ以外ではアメリカに行ったりなど、スポーツの現状、女子バスケの現状を色んな方々と話してきたり出来たので得たものは大きかったです。」

 

#73 今野紀花

Q:デンソーに入団を決めた理由、気持ちを

「選手を見た時にリツさん(高田真希)を始めとする日本を代表するリーダーが揃っている事、若い選手が多いので勢いのあるチームだと思って、私が加わる事によって更にいいチームになって優勝を狙いたいという気持ちがありました。あともう1つは、サポート体制やチームの方々と会って、温かさや人柄にすごく惚れたという所があります。今シーズンはエブリンさんと同じように、初優勝に貢献出来るように頑張ります」

Q:対戦したい選手は

「アメリカにいる間は、Wリーグを観戦することは難しかったです。その中でも、赤穂さくらさん、ひまわりさんは、私が中学生の頃からウインターカップなどの試合をみていたので凄く憧れていて、なのでこのチームで一緒に切磋琢磨出来る事を凄く幸せな環境だと思ってますし、シーズン全て一緒に居れる事に幸せに思います。」

 

キャリア

#73 今野紀花
SG/179cm/23歳/宮城県仙台市出身
聖和学園高校
ルイビル大学
・2021年東京オリンピック、ワールドカップ日本代表候補選手選出
・2022年3年次NCAAトーナメントで準決勝進出
・FIBA 3×3アジアカップ日本代表出場
・名門ルイビル大学でのスタッツ
2019-20シーズン 16試合出場 1試合平均 平均4.6得点
2020-21シーズン 30試合出場 平均3.4得点
2021-22シーズン 20試合出場 平均2.7得点
2022-23シーズン 28試合出場 平均2.4得点

デンソーアイリス 2023-新加入

 

#0 馬瓜エブリン
PF/180cm/28歳/愛知県出身
桜花学園 高校三冠
2014-17 アイシン・エィダブリュ ウィングス
2017-22 トヨタ自動車アンテロープス
2020-21、2021-22Wリーグ2連覇
2022-23 1年間休養
2023-デンソーアイリス

日本代表🇯🇵
2012 U-17世界選手権
2014 アジア競技大会3位
2017 アジアカップ 優勝
2018 ワールドカップ 9位
2019 FIBAアジアカップ 優勝
2020 FIBA東京2020予選大会
2021 東京オリンピック 銀メダル🥈

【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

4/17(月)
Game2 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3,329人

4/17(月) Game3
ENEOS 72-64 トヨタ自動車
1Q 10-10
2Q 21-18
3Q 11-14
4Q 11-11
OT1 8-8
OT2 11-3

#10 渡嘉敷来夢 20得点 13Reb
#32 宮崎早織 17得点 12AST 6Reb
#21 高田静 11得点
#3 長岡萌映子 10Reb 6得点
#7 林咲希 6得点 7Reb

<トヨタ自動車>
#3 馬瓜ステファニー 20得点 14Reb
#4 川井麻衣 15得点 8Reb 5AST
#23 山本麻衣 14得点 6AST

緊張感漂う中、ステファニーのドライブから得点で入り、渡嘉敷のインサイドに対して速い寄りでターンオーバーを誘い、ステファニーはそこからジャンパーを決めるトヨタ自動車。
ENEOSはピックから長岡がスリーポイント決める得意のオフェンスが出る。直ぐに川井は上手く身体を当ててダイブして得点しトヨタ自動車のリズムで進む。林のコーナースリーで戻すENEOSが10-10で1Q終える。

2Q、トヨタ自動車のディフェンスにアジャストしてきたENEOSはインサイドから渡嘉敷が決めるが、ステファニーがアウトサイドからスリーポイントを決め、更にドライブから決めて積極的にシュートを打ちミスマッチを突いていく。トヨタ自動車のディフェンスが渡嘉敷をしっかりソハナとステファニーで守り、上手くリズムが取れなくシュートも決まらず、トヨタ自動車がリードを広げる。
川井、宮崎とお互いハードなディフェンスを掻い潜りシュートを決めて意地を見せていき、31-28ENEOSリードであっという間に折り返す。

山本のスリーポイントを決めて後半すぐに同点からスタートしたトヨタ自動車は、ピックからの展開はしっかり当てていくのでENEOSのファウルを誘う。お互いディフェンスのギアは上がっていき、拮抗する展開は続く。均衡を破ったのは長岡のスリーポイントだったが、やはり、すぐに山本がドライブして得点と流れは一進一退になって42-42同点で最終へ。

死闘の4Qは、同点のままゲームは進んでいく。まさに一進一退の展開から渡嘉敷がゴール下でソハナからポジション取って押し込んでバスカンでリードしていくが、トヨタ自動車は落ち着いていてここから川井がしっかりピックを当ててジャンパーを決めて ENEOSの流れに刺せない。得点が欲しい両チームは、渡嘉敷とステファニーがインサイドから得点して拮抗状態が続いていく。遂に山本のスリーポイントでトヨタが逆転する。
最終局面に入ってきて、リバウンド争いから山本がドライブからソハナにパスで得点して3点差にリードする。流れはトヨタで残り1分7秒でタイムアウト後から、渡嘉敷へのダブルチームからコーナーの高田がスリーポイントでまたまた逆転する。まさに死闘の展開になる。ステファニーのインサイドが外れて、残り29秒でENEOSボールで渡嘉敷が外れて、残り14秒で同点でトヨタ自動車ボールで、山本のドライブをチェックして2.4秒から入らず53-53で4Q終える。
この展開は誰も予想出来なかった延長戦へ。

延長1
ソハナのジャンパーから入る、渡嘉敷のオフェンスファウルから流れを変える川井のシュートで一気にトヨタが流れを掴むかの所で、流れを星が変える。更にインサイドの攻防で渡嘉敷がソハナをファウルアウトにしてフリースロー1本決めて1点差。インサイドで渡嘉敷が得点して逆転するが、トヨタも入れ返す。残り1分ほどで死闘は続く。同点から山本が決め切りトヨタ有利な時間になるが、残り11秒で宮崎が渾身のフローターで同点にする。トヨタ自動車ボールから決まらず、再延長戦へ突入!!

延長2
死闘は続き、宮崎のドライブから得点して入り、川井もドライブから得点と両チームのガード陣が奮起する。宮崎を起点に渡嘉敷との2メンプレーでボール動かしテイクがトヨタもしっかりディフェンスして、中々決まらず1点差に。ステファニーがフリースロー決めて同点から最終局面へ。
試合通してインサイドをソハナ、梅澤が守ってきたがファウルアウトになってしまったが全員でトヨタもここから踏ん張っていく。ここで ENEOSはコーナーから林がスリーポイント決め切る。そしてブレイクで宮崎がバスカンと一気に流れを手繰り寄せる。フリースロー決めて6点差にする。1分切ってトヨタ自動車ボールからだったが、山本を渡嘉敷がブロックでブレイクでしっかりリードを広げて死闘に決着をつけた。このゲームを制したのは4年ぶり17回目の優勝したENEOSだった。そして皇后杯と併せて2冠に輝いた。

 

 

皇后杯2022レポート

【皇后杯】ENEOSが優勝して10連覇🏆40分出場の渡嘉敷来夢「1対1は負けられないし、負けてない、自分を止められるのは自分、本当にパスをくれた仲間達に感謝」

 

【Wリーグ】ファイナル②ENEOSの気迫がトヨタ自動車を破り両チーム優勝へ王手へ 4/17Game3決戦へ

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ENEOSのオフェンスを強度高いディフェンスで抑えるトヨタ自動車。インサイドとアウトサイドと両チームは日本を代表する選手達がいて激しく攻防するのが最大の魅力でGame1はトヨタ自動車が勝利した。後がなくなったENEOSは渡嘉敷のインサイドとアウトサイドのシュートがどう決めていくか、山本と川井の2人のハンドラーとステファニーらのインサイドワークがGame2のカギになる。

4/16(日)
Game2 武蔵野の森総合スポーツプラザ
5,266人

ENEOS 74-65 トヨタ自動車
1Q 22-20
2Q 14-17
3Q 15-14
4Q 23-14

<ENEOS>
#3 長岡萌映子 17得点 7Reb
#10 渡嘉敷来夢 17得点 14Reb
#21 高田静 15得点
#32 宮崎早織 8得点 6AST 3STL

<トヨタ自動車>
#23 山本麻衣 22得点(3P4/7)
#3 馬瓜ステファニー 19得点 7AST
#28 シラ ソハナ ファトー ジャ 12得点 8Reb

ピックをしっかり当てて、宮崎と山本がズレを作ってそれぞれジャンパーを決めて入る。ENEOS星のドライブからのアタックが昨日と違って1本目から決めていく。ピックを決めてロールして星から渡嘉敷とインサイドが機能して得点する。長岡がミスもあったがスティールから得点、そしてスリーポイントを決めてENEOSの流れにもっていく。ENEOSは落ち着いて入り、ディフェンスもしっかりトヨタを抑える。
点差ついたトヨタ自動車はステファニーが縦にしっかりドライブしてフリースロー、山本のスリーポイントを決めてしっかり対応する。
山本、宮崎が入れ合い、長岡が2本目のスリーポイント10点目をあげる。ENEOSのオフェンスが爆発していく中、山本がまたしても連続でスリーポイント決めて15得点と一気に追いつき22-20ENEOSリードで1Q終える。

2Q入りすぐボールムーブよくインサイドから得点したトヨタ自動車はいい入り。ソハナのリバウンドから得点して逆転する。一気に流れを前日のように持っていきたいトヨタ自動車に対して、落ち着いてフリーを作ってインサイドに渡嘉敷がダイブして得点し逆転とリードする。ディフェンスの強度は高くお互いヘルプ、スイッチもしてバスケットをさせず、ENEOSリードの中シューター平下がスリーポイント決め切り、37-36トヨタ自動車リードで折り返す。
(スリーポイント ENEOS3/10、トヨタ自動車4/7)

大事な後半の入りは2Qに得点がなかった長岡がフリースロー3本決めて逆転して入るENEOS。
ピックはしっかり当たってないが星がタフショット決めてリードする。そしてようやくここで林のスリーポイントが炸裂して勢いに乗るENEOS。トヨタ自動車もフリーのステファニーがスリーポイント、インサイドでバスカンを決めてリードを離させないい。ここで高田がこのクォーター2本目のスリーポイント決めて2ポゼッションのリードする。トヨタ自動車もしっかり対応して、インサイドからズレを作って得点して同点にして51-51で最終へ。

あとがない ENEOSは林が落ち着いて得点して入る。インサイドの攻防は変わらず激しく見応え満載で、更に林のスティールから得点と林の落ち着いたプレーがENEOSに力を与える。長岡の4ファウルで中田に託される。トヨタ自動車もステファニー、ENEOSは渡嘉敷とインサイドで得点して拮抗状態に。
ここで飛び出したのは、林がブレイクしてENEOSのリズムになりそうだが、そこからステファニーが決めて4点差にして終盤、最終局面へ。
ENEOS高田が3本目のスリーポイントを渡嘉敷からのパスで決めて9点差にする。長岡もコートに戻りたいENEOSに勢いつく。

そして残り2分11秒でインサイドで長岡からのバスなどで渡嘉敷が連続で得点して最大の11点差にする。トヨタも返すが長岡のスリーポイントで流れを渡さない。リードをしっかり守ってENEOSがGame2を勝利してお互い王手をかけて翌日のGame3で女王が決まる。

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢 (ENEOS)
「後がない状況があまり経験した事がないので本当に勝てて良かったです。昨日の反省で盛り上げ方、見せ方でエネルギーが足りなかった。とにかくハッスルしたらみんな乗ってくれると思ってチームに貢献出来たと想います」

J:試合終えて膝に手を置いてましたね

「終盤のファウルも効いたのもありましたし、いつもよりエネルギー使いましたね! でもその中でも明日のtipoffまでに十分休めると思っていたので、今日全部出し切りしまた。まだ32歳なので(笑)若いと思って明日もやります。あと2ヶ月で32歳です。明日はやるだけです。勝ちます!」

 

林咲希 (ENEOS)
「自身考えていた事はガード陣が凄くプレッシャーをかけてくれていて相手のガード陣がやりにくそうにしていたので、そこを見ていて、いつかチャンスがあるんじゃないかと思っていてスティール、レイアップといけていたのでDFからブレイクを意識してやってました。3P入らなかったけど、そういう所をやっていけばいずれ入ると思ってやっていますした。渡嘉敷さんや長岡さんもReb入るから打ってと言って貰えてたので、何も迷いなくプレー出来ていました。
チームとしては、インサイド攻められていたけど、3P打たせないと意思疎通出来ていたのが良かったと思います」

 

佐久本智HC(ENEOS)
J:入りからのDF、1対1もしっかり強度高く出来た事について

「ソフトなDFで入って昨日は悪くなってしまったので、ファウルになっても仕方ないくらい食らいついていけという気持ちを出していって、決められたらしょうがないからと伝えました。それを40分間やった事で勝利に繋がった。
1Qの入りから昨日の4QのバスケットをOF、DFと展開しようと我慢して流れを作っていけば勝てると話してゲームに入って勝つ事が出来ました。しっかりバスケットが出来ました。」

 

大神雄子HC (トヨタ自動車)
「結果負けてるので悔しいです。これに尽きます! どこを修正していけばいいか明確になっていると思います。選手達はタフな状況の中で一生懸命頑張っている。経験ある選手に向かって行ってるのでそこには感謝しながら、明日楽しみながらしっかり準備したいと思います。
出だしの3分は特に大事にしてやってきてます。チームのルールをしっかり出来れば勝てる事を証明したいです」

 

山本麻衣(トヨタ自動車)
「今日負けて悔しいです。強い気持ちで戦ったので結果的に得点に繋がりました。自分達のバスケットをやれば大丈夫という確信があるので、明日しっかり体現したいです。DFやRebを40分間コントロールして明日はやっていきたい。」

 


馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)
「悔しいが1番強いです。でも明日3戦目まで出来るという事は最後までこのチームでまた戦えるということをポジティブに考えて、明日はやるしかない!
ので楽しんでやりたいと思います。」

 

【Wリーグ】FINAL①トヨタ自動車が3連覇へ王手/前半一気に引き離し後半追い上げるENEOSを振り切る 大神雄子HC「我慢ができるチームになっている」

【Wリーグ】FINAL①トヨタ自動車が3連覇へ王手/前半一気に引き離し後半追い上げるENEOSを振り切る 大神雄子HC「我慢ができるチームになっている」

遂にWリーグ2022-23シーズンチャンピオンを決める戦いになった、ENEOSサンフラワーズとトヨタ自動車アンテロープス。
ENEOSは12月に行われた皇后杯で決勝でデンソーを破り優勝して10連覇している。40分出場の渡嘉敷来夢の「1対1は負けられないし、負けてない、自分を止められるのは自分、本当にパスをくれた仲間達に感謝」と2冠を目指してここまできた。先週行われたセミファイナルでもリーグ1位のデンソー相手に死闘を繰り広げて2連勝でファイナルに勝ち上がり、長岡と共にインサイドで強さを見せてきた。宮崎、林、星とアウトサイドと合わせて優勝の返り咲きを狙う。

また3連覇を狙うトヨタ自動車は、大神雄子HCに代わりチームが若手中心に一新。ハンドラーの山本と川井がチームの司令塔と得点源になり、インサイドでは梅澤、オールラウンダーのステファニーがいて、平下など強力なアウトサイドで決める選手を擁して、セミファイナルもシャンソンを相手に2連勝して勝ち上がって、若手中心のチームもこのファイナルでの3連覇に向けて勝ち上がってきた。

4/15(土) 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3.975人
ENEOS 47-55 トヨタ自動車
1Q 11-19
2Q 6-19
3Q 18-11
4Q 12-6

<トヨタ自動車>
#3 馬瓜ステファニー 14得点 10Reb 5AST
#23 山本麻衣 13得点 8Reb 3AST
#4 川井麻衣 11得点 4AST

#10 渡嘉敷来夢 17得点 11Reb 4AST 4STL
#59 星杏璃 10得点 4AST

ボールムーブよくコーナーからステファニーがドライブとズレを作ってジャンパー決めて連続得点して入るトヨタ自動車。ENEOSもインサイドから長岡、星のドライブで押し込んで得点とインサイドで両チーム攻めていく。トヨタ自動車はピックからミスマッチを徹底して作っていく。お互いインサイドでのディフェンスも厳しく激しくいく。
ENEOSは渡嘉敷と宮崎を起点に展開して得点する。トヨタ自動車も1対1からの山本は強く、ドライブして得点やコーナーから川井からのパスでスリーポインと更に3連続得点して山本の得意なプレーが出て勢い付けてリード。ENEOSのヘルプが追いついていかない展開になり19-11トヨタ自動車リードで1Q終える。

なんとか流れを戻したいENEOSは渡嘉敷のインサイドから得点して入るが、トヨタ自動車はステファニーのインサイドでのミスマッチを突き2桁得点差にする。
ENEOSはトヨタ自動車のプレッシャーあるディフェンスに中々シュートを決められず、トヨタ自動車は決めていき我慢の時間帯が続く。
オフェンスリバウンドを取ってセカンドチャンスから得点するトヨタ自動車は30-15とダブルスコアで試合の主導権を一気に握る。38-17で折り返す。

何とか食らいつきたいENEOSは長岡のスリーポイントで入る。トヨタ自動車はやはり川井がENEOSの勢いを止めるスリーポイントを決める。前半中々入らなかった星が渡嘉敷からのパスでスリーポインをようやく決める。星が連続スリーポイント決めてリズムをチームにもたらす。そしてアウトサイドから渡嘉敷のインサイドで得点していき49-35トヨタ自動車リードで最終へ。

渡嘉敷からキックアウトで高田がスリーポイント沈めて入るが、川井が必ずこういう所で得点して返す、それでも高田が連続スリーポイント決める。両チームのインサイドでの身体を張ったプレーがゲームを盛り上げる。
10点差で渡嘉敷のスティールからブレイクで林が決めて遂に一桁得点差、8点差にする。残り2分の最終局面になり、林から渡嘉敷で6点差にする。一気に持って行くか ENEOS、守り抜くかトヨタ自動車。残り1分23からENEOSボールだったがトヨタ自動車が守り、オフェンスリバウンドで絡んで時間も取り、川井がドライブして得点と大事な場面での得点はトヨタ自動車が決めてリードを最後守り勝利してGame1を制した。Game2は翌日4/16に行われる。

 

 

試合後コメント

 

大神雄子HC (トヨタ自動車)
「チームを一言で言うなら、我慢ができるチームになっているとつくづく思います。経験豊かなENEOS選手に対してもしっかりと我慢できる選手がいるのが証明できたんじゃないかなと思います。
渡嘉敷選手、林選手、長岡選手と経験ある選手が相手にいる。
ステファニーと山本もオリンピック出てますが大会数や経験は少ないと思います。なので1つのミスで交代する、しっかりと使って自信をつけさせると2つあって、私は後者でそれを全員で補っていくのがチームスタイルなので、時に我慢と辛抱がありシーズン通してチームが出来上がってきていると思います」

 

馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)

J:ENEOSにバスケットをさせなかった大事な出だしについて 「それぞれが役割を果たす事が重要だと思っていてインサイドでは渡嘉敷選手や長岡選手を守るという事が大事で、ガード陣はしっかりスピードを止めて乗せない事が大事と思ってました。そこをフォーカスしてやってたので相手の点を抑える事が出来、それぞれが集中してDFしてRebを取って守り切れたのが大きく、自分達のリズムに乗れたと思います。 後半プレッシャーでボールが止まってしまい得点が伸びなかったのが課題と改めて思ってます。」

 

山本麻衣 (トヨタ自動車)

J:ENEOSにバスケットをさせなかった大事な出だしについて 「まずみんながコートで役割を果たせた事でトヨタの流れになったと思うので、その中でも自分はピックの所をアタックする、DFがある程度どうやってついてくるかは前回の試合見て把握していたので、そこをしっかり突いていけるように最初からリングにアタックする事を心掛けてやっていました。 DF面では宮崎選手にボールプッシュさせないなど、前からしっかりピックアップしてやられないように、それがENEOSのリズムになってくるのでしっかり抑えるように考えて入りました。
前半は思い切って立ち向かっていいプレーが出来ました。後半に課題があるのでプレッシャーが強くなってもどう対応して攻めるか、ピックをどの位置でするか等を明日修正して臨みたいです。

 

渡嘉敷来夢(ENEOS)
「初戦なのでどんな形でも勝ちたかった。ENEOSのバスケットが悪い中でも後半いい所が出たと思います。個人的にも久しぶりのファイナルで少し緊張、恐怖心を感じて、でも明日からは失うものは何もないと気持ちを切り替えていきたいです」

J:中と外の手応えはどうでしたか

「明日は絶対入ると思います!
そしてアウトサイドが気持ちよく打てるように自分が相手を引きつけて、そこにしっかりパスをだして、外れても自分がRebを取れるようにしたいです。そこが1番のアドバンテージだと思うので自分が居るから打てるというのを証明したいです」

 

星杏璃 (ENEOS)
「入りは凄く悪かったと 思います。相手のDFも中に寄って外が打てる状況だったんですが、自分も前半6本打って外しているので、外のシュートが入らないと中も空かないと思います。今日は中をアジャストされていたのでガード陣がもっとやれるべき事があったと反省してます」

 

佐久本智 HC(ENEOS)
「ゲームの出だしに相手のプレッシャーを受けてしまって中々流れを作れなかった。渡嘉敷に入れて展開するうちのバスケットが前半できなかったが、後半は気持ちを切り替えてDFからやれたんですが20点差を縮められなかったです」

J:ハイプレッシャーのDFに対してHCからみて選手はどう感じてましたか

「今シーズン久しぶりのファイナルで緊張した事もあったと思いますが、こういう舞台で自分達のプランをゲームでしっかり出来ないとこの結果になってしまう。でも明日は反省踏まえて出だしから激しいDF、得意なスピードや渡嘉敷中心にやっていきたいと思ってます」

 

【Wリーグ】ENEOSが富士通を撃破してセミファイナルへ 渡嘉敷来夢19得点 13Reb 5BLK 4AST勝利に貢献

【Wリーグ】ENEOSが富士通を撃破してセミファイナルへ 渡嘉敷来夢19得点 13Reb 5BLK 4AST勝利に貢献

Wリーグはいよいよ大詰めに差し掛かっている。第24回Wリーグプレーオフのクォーターファイナルが開催された。
昨シーズンファイナルでトヨタ自動車に惜敗している富士通は、この日8人で臨む厳しいチーム状態から最後まで戦い抜いた。
またENEOSは昨シーズンセミファイナルてー富士通に負けて終了しているので、この試合てわ絶対負けられない想いでゲームに臨む注目のカードとなった。

一戦先勝方式
4/2(日) 新潟市東総合スポーツセンター
ENEOS 76-69 富士通
1Q 23-14
2Q 14-12
3Q 18-21
4Q 21-22

#10 渡嘉敷来夢 19得点 13Reb 5BLK 4AST
#3 長岡萌映子 19得点 4AST
#32 宮崎早織 11得点 4AST
#5 藤本愛瑚 11得点
#21 高田静 11得点

<富士通>
#10 町田瑠唯 22得点(3P4/6) 4AST 4STL
#27 江良萌香 16得点 7Reb
#22 中村優花 12得点

ENEOSがゲーム入りからギアを上げて激しいディフェンスからインサイドで宮崎から渡嘉敷に渡りバスカンで得点して10-0でランする。
富士通は町田を起点に展開するがシュートが決まらなかったが、町田から宮澤に出てようやく得点する。富士通はリズムが掴めない間にENEOSはどんどん攻めていく。町田、宮澤のスリーポイントでなんとか繋いで離れた得点差も一気に一桁得点差に戻す富士通。

ENEOS渡嘉敷、長岡のインサイドでの強さを富士通が止められず、リバウンドもENEOSが制していき追い上げる富士通を突き放していく。
富士通は江良、安江のアウトサイドからの得点で繋いでいく。その富士通に対してENEOSのディフェンス強度が高く、中々富士通のバスケットをさせない。そこから町田から江良へパス出てスリーポイント決めて再び1桁得点差にする。
37-36ENEOSリードで折り返す。

大事な後半の入りはターンオーバーから内尾、宮澤、そして町田9-0のランをして一気に2点差に追いついた。その後は一進一退になり、ENEOSも渡嘉敷を中心に守り、宮崎、高田がアウトサイドから決めて55-47で最終へ。

追い上げる富士通に対して、ENEOSはボールムーブよく決めていき一気に15点差を広げる。富士通は速い展開で追いつきたい所、ENEOSのペースを崩して一気に畳み掛けていくディフェンスを魅せて、最後気迫を見せて得点差するが追いつく事はできずにENEOSが76-69で勝利して準決勝に進んだ。
富士通は今シーズン準々決勝で終了した。

 

スケジュール

Wリーグプレーオフ 2戦先勝
セミファイナル

4/8(土) 武蔵の森総合スポーツプラザ
Game1
15:00 tipoff
トヨタ自動車 vs シャンソン

17:00 tipoff
デンソー vs ENEOS

4/9 (日) 武蔵の森総合スポーツプラザ
Game2

16:00 tippoff
トヨタ自動車 vs シャンソン

18:00 tipoff
デンソー vs ENEOS

4/10Game3は1勝1敗時に開催

【Wリーグ】デンソー最終節連勝してチーム初のリーグ戦1位で終える/4.1からプレーオフへ

【Wリーグ】デンソー最終節連勝してチーム初のリーグ戦1位で終える/4.1からプレーオフへ

3/18-19が終わってWリーグ最終節で7試合が行われてリーグ戦が終了し順位が決定した。
デンソーはトヨタ自動車に連勝してチーム史上初となるリーグ戦を1位で終える素晴らしいパフォーマンスを見せた。トヨタ自動車は2位ながら3連覇に向けてプレーオフに入る。また、ENEOSはトヨタ紡織に対して連勝してリーグ戦14連勝して3位につけて終了した。3位の三菱電機は姫路に連勝してリーグ戦を終了。

 

最終順位
1.デンソー 22勝4敗
2.トヨタ自動車 22勝4敗
3.三菱電機 20勝6敗
4.ENEOS 20勝6敗
5.富士通 16勝10敗
6.トヨタ紡織 16勝10敗
7.シャンソン化粧品 15勝11敗
8.日立ハイテク 14勝12敗
9.アイシン 10勝16敗
10.アランマーレ 8勝18敗
11.東京羽田 7勝19敗
12.山梨QB 5勝21敗
13.姫路 4勝22敗
14.新潟 3勝23敗

順位決定方法
①順位は勝ち点により決定する(勝ち:2/負け:1/不成立:1/没収試合:0)
②2チーム以上が同じ勝ち点の場合は、下記の順序で順位を決定する
●当該チーム間での対戦試合の勝ち点
●当該チーム間での対戦試合の総得失点差
●リーグ戦での全試合の総得失点差
●リーグ戦での全試合の総得点の大きいチーム

 

プレーオフ日程

8チームで争われて4月1日から始まる。
リーグ戦1位のデンソーと昨シーズン覇者で3連覇を目指すリーグ戦2位のトヨタ自動車は準決勝から登場する事になる。

◉SQF セミクォーターファイナル
1戦先勝方式
シーズン5位vs8位、6位vs7位

4/1 (土) 新潟市東総合スポーツセンター
14:00 tipoff
富士通 vs 日立ハイテク

16:00 tipoff
トヨタ紡織 vs シャンソン化粧品

◉QF クォーターファイナル
1戦先勝方式
シーズン3位、4位とSQFの勝者との戦い

4/2 (日)新潟市東総合スポーツセンター
13:00 tipoff
ENEOS vs SQF①勝者

15:00 tipoff
三菱電機 vs SQF②勝者

 

◉SF セミファイナル
2戦先勝
4/8-10 武蔵野の森総合スポーツプラザ

4/8 (土)
15:00 tipoff
トヨタ自動車 vs QF②勝者

17:00 tipoff
デンソー vs QF①勝者

4/9 (日)
16:00 tipoff
トヨタ自動車 vs QF②勝者

18:00 tipoff
デンソー vs QF①勝者

4/10(月)
17:00 tipoff
トヨタ自動車 vs QF②勝者

19:00 tipoff
デンソー vs QF①勝者

 

◉FINAL ファイナル
2戦先勝
4/15-17 武蔵野の森総合スポーツプラザ

4/15(土)
15:00 tipoff

4/16(日)
15:00 tipoff

4/17(月)
19:00 tipoff

 

【Wリーグ】SUPERGAMES 3位決定戦はU19日本代表がU22日本代表に勝利/U19 横山智那美、森岡ほのか躍動

【Wリーグ】SUPERGAMES 3位決定戦はU19🇯🇵日本代表がU22🇯🇵日本代表に勝利/U19 横山智那美、森岡ほのか躍動

Wリーグスーパーゲームス 2/11.12(土,日)国立代々木第二体育館で開催された。
今大会は、今年7月15日からスペイン マドリード開催が決まっている「U19女子ワールドカップ」に向けてU19日本代表の強化も兼ねている。前回大会はハンガリーで行われて9位。FIBA U18女子アジア選手権3位で出場を決めている。またU22日本代表は、中国 成都で7月28日から開催される「FISUユニバーシティゲームズ」に向けて強化の大会にもなる。

2/12(日) 国立代々木第二体育館
U22日本代表 66-76 U19日本代表
1Q12-18
2Q 15-21
3Q 19-18
4Q 20-19

<U19日本代表>
#2森岡ほのか 13得点
#32 薮未奈海 13得点
#77 都野七海 13得点 5AST
#91 大脇晴 10得点 7Reb
#3 横山智那美 9得点 5Reb 2AST

<U22日本代表>
#2 林真帆 22得点 (3P5/10)
#15 三浦舞華 9得点
#12 朝比奈あずさ 8得点 7Reb
#1 江村優有 8得点 2Ast 2STL

U19大脇がリバウンド、スティールにハッスルしてチームを盛り上げて、横山を起点にゲームを作っていく。お互いアウトサイドが決まらない時間が続く。横山と江村のマッチアップもこのゲームならではで、見応えあり。インサイドとフリースロー貰ってU19がリードをしていき18-12でU19がリードの1Q。

ボールムーブとリバウンドでU19が踏ん張り、都野がフリーを作ってスリーポイントを決める。U22は、東京医療の岡本、林がしっかり決めていき突いていく。ディフェンスで1対1で守りきれてないのでスペースが空いてそこを上手く突きU19がリードを広げる。森岡ほのかの1対1からドライブしてバスカン取るプレイも見せる。ボールの動きがよく、展開がいいU19に、どうディフェンスをアジャストしていくか。即席チームでやっているが、お互い知っている中での戦いがここから更にギアが上がる。追い上げるU22に都野の連続スリーポイントが決まって流れを渡さない。39-27とU19がリードして折り返す。

後半、U22はシュートを打ち続けていくが中々決まらなく我慢の時間帯になる。U19も決まらず、U22はディフェンスからリバウンドと取っていくが、アウトサイドやジャンパーと打っていっていて、10点リードしているU19に対して、オフェンスで流れを掴んで得点を1つ取っていきたい。江村がドライブして2本フリースロー決め、対して横山もブレイクでそのまま得点、ここから点も動いていく。U22林が2本連続でスリーポイントを決めて流れはU22に傾くかに見えたが、落ち着いてU19がプレイしてドライブし、スリーポイント決めて57-46とリードして最終へ。

4Qは藪が得点を重ねて、追い上げるU22を引き離す。スティールからリズムをしっかり掴み、ボールもよく動きU22が対応できずリードを広げて19点差にする。U22江村、林と得点するが、U19横山、森岡もきっちり決めて点差はなかなか縮まらない。終盤にU22のディフェンスもよく、U19にプレッシャーを与えて得点して8点差にする。ここで慌てないU19はしっかりキープして最後まで攻撃してU22に勝利した。

 

 

試合後コメント

藪内夏美HC(女子U19日本代表)

J:OFの流れよくボールムーブもよくどれくらいの仕上がりですか

「相手がハードショー含めてかなりプレッシャーかけてくると思われたのでボールの出所を探さないと攻略できないと思ったので、味方を信じてどれだけボールを離せるがを、作りたいチャンスの一つとして、クローズアウト作りたいのでボールを展開する事を選手がわかってきたと思います」

J:何%の仕上がりですか
「もう90%の仕上がりです!今あるベストを選手はやってくれました。
DFはフルコートでプレッシャーをかける。もう一つがP&Rが多いので、ファイトオーバーも頑張って相手に時間をかけさせる準備をしました。ポストに対してのトラップと3つのDFを意識して遂行できました。」

 

森岡ほのか (U19女子日本代表)

J:ゲームメイクやボールハンドラーとしてこのゲームではどうでしたか

「代表ではピックを使うのが多いので、そこからのOFが課題になると思います。その中でドライブしたり、仲間にアシストするのが重要だと思うので、今日はドライブはあったんですけどアシストが出来てなかったので、もっと自分がドライブしている時こそ周りを見てアシストしていきたいと思います。」

J:対戦や同じチームでプレイして楽しかった選手はいましたか

「町田選手、本川選手は山の手のOGで、力を抜いていたと思うんですけどその中でもスピード感溢れるバスケで、こういうバスケットをしないと世界で戦えないとわかっているので、少しでも近づきたいなとおもってます。」

J:この一年の自身での目標を

「PGをやりながら2.3番ポジションをやらないといけないと思っているので、ポジションが変わってもオールラウンダーとして、チームにアジャストして得点、アシストをしっかりやりながら貢献していきたいです。」

 

横山智那美 (U19女子日本代表)

J:ウインターカップから勝つ事に対して強い思いを感じます

「負けの重みを知っているので1点でも勝つ事が大事だと思ってます。局面局面、1秒1秒を大事にしながらやってます。」

J:今大会で対戦や同じチームでやってみて楽しかった選手はいますか

「少しの時間でしたけど、WNBAでも活躍した町田選手とプレイする時間を作ってもらって、試合入る前に凄くワクワクして、実際にやってみて、ボールのキープ力や身体の強さは凄いなと自分で感じる事が出来たので凄く勉強になりました。」

J:ここからの日本代表含めてどんな思いですか

「自分にとってこの一年は凄く大事な時期だと思っていて、次の世界大会でしっかりアピールして2024年パリ五輪に招集がかかるように、世界にも日本にもアピールしていきたいと思ってます。」

 

朝比奈あずさ (U22女子日本代表)

今年7月15日からスペインで「U19女子ワールドカップ」U22は中国で7月28日から「FISUユニバーシティゲームズ」も合わせての大会になった。

J:この2試合で感じた事を
「1試合目はWの選手と高いレベルの選手達と試合が出来て2試合目は若い上手い選手達と出来て、自分やチームの足りない所を実感出来るいい機会だったと思います。」

J:また学んだり楽しかった事は
「中々練習したりは出来なかったけど、チームで練習した事、セットプレイなと出来た事は楽しかったですね。」

J:対戦、同じチームてープレイして良かった選手はいますか
「A代表でやってきた選手達ともう一回この場で出来た事は良かったですし、先輩達もレベルアップしてたので、自分ももっとやっていきたいと感じました。特に桜花の後輩達も試合に出て活躍してるので、自分も負けてられないと感じました。また、ステファニーさん、ひまわりさんと一緒に出来て、A代表で教わった事をまたやっていきたいと感じました。」

J:今後の代表への思いを
「A代表で課題にした事は、チームに帰ってからも意識してやるようにしてます。世界では自分は大きくないので、3Pやドライブも武器になると思うのでやっていきたいです。またU22は中々経験出来ないので凄くプラスになっていくので、無駄にしないように一つずつ吸収していきます。楽しんでやっていきます。」

 

チームメンバー

女子U22🇯🇵日本代表
F 伊森 可琳 東京医療保健大学/富士通
G 鈴置 彩夏 白鴎大学
GF 安江 沙碧梨 日本体育大学/富士通
SF 林 未紗 筑波大学/日立ハイテク
SG 岡本 美優 東京医療保健大学
SF 森岡 奈菜未 筑波大学
F 三浦 舞華 白鴎大学
G 池松 美波 東京医療保健大学
C 田中 平和 白鴎大学
SG 林 真帆 東京医療保健大学
F 舘山 萌菜 白鴎大学
G 江村 優有 早稲田大学
PF 粟谷 真帆 筑波大学
PG 山田 葵 筑波大学
C 朝比奈 あずさ 筑波大学

女子U19🇯🇵日本代表
SG 八十川 ゆずゆ 筑波大学
SF 佐坂 光咲 白鴎大学
GF 大脇 晴 東京医療保健大学
PF 山本 遥香 立命館大学
C 瀬川 怜奈 専修大学
PF 古谷 早紀 筑波大学
G 横山 智那美 桜花学園高校/トヨタ自動車
F 高木 美波 桜花学園高校
SF 森 美麗 桜花学園高校/東京羽田
GF 永野 紗弥香 安城学園高校
F 薮 未奈海 八雲学園高校/デンソー
C 澤 知央 龍谷富山高校
SG 川井田 風寧 千葉経済大学付属高校
SG 森岡 ほのか 札幌山の手高校/日立ハイテク
PG 都野 七海 大阪薫英女学院高校/トヨタ紡織
PG 池田 凛 明星学園高校

 

【Wリーグ】アーリーエントリー26名発表 テミトペ、伊森可琳は富士通、横山智那美はトヨタ自動車、ウチェがシャンソンへ加入が決定

【Wリーグ】アーリーエントリー26名発表 テミトペ、伊森可琳は富士通、横山智那美はトヨタ自動車、ウチェがシャンソンへ加入が決定

Wリーグから今シーズンのアーリーエントリー26選手と2人のスタッフの加入が発表された。

皇后杯ベスト8に進出して、インカレ6連覇を達成した、東京都医療保健大学からテミトペと伊森可琳が富士通レッドウェーブへ。
桜花学園でのエースでキャプテンであり、今年FIBA・NBA主催のBWB Asia2022でオールスターズでは、MVPを獲得した横山智那美はWリーグ連覇しているトヨタ自動車アンテロープスへ、京都精華学園高校をインターハイ初優勝に貢献したイゾジェ ウチェがシャンソン化粧品Vマジックへの加入が決まった。

エントリー選手はされた大学生21名、高校生7名の選手は、W リーグ公式戦 2023 年 1 月 6 日(金)より出場が可能になっている。

トヨタ自動車 アンテロープス
#7 横山 智那美 PG 桜花学園高校
マネージャー 小泉 真優 拓殖大学
アナリスト 千木良 知春 東京医療保健大学

富士通 レッドウェーブ
#8 ジョシュア ンフォンノボン テミトペ C 東京医療保健大学
#13 安江 沙碧梨 SG 日本体育大学
#45 伊森 可琳 SF 東京医療保健大学

シャンソン化粧品 シャンソン V マジック
#4 イゾジェ ウチェ C 京都精華学園高校
#10 C トラオレ セトゥ C 武庫川女子大学

デンソー アイリス
#3 平賀 真帆 PG 桜花学園高校
#18 藪 未奈海 SF 八雲学園高校

トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
#7 都野 七海 PG 大阪薫英女学院高校

日立ハイテク クーガーズ
#14 森岡 ほのか PG 札幌山の手高校
#31 PG 窪田 真優 PG 桐蔭横浜大学
#34 SF 林 未紗 SF 筑波大学

東京羽田ヴィッキーズ
#2 森 美麗 PF 桜花学園高校
#13 穴澤 冴 C 筑波大学

山梨クィーンビーズ
#1 アンモール プリート コール C 大阪体育大学
#2 池田 沙紀 PG 筑波大学
#3 清水 咲来 PG 大阪人間科学大学
#22 三好 青花 SF 東京医療保健大学

アイシン ウィングス
#5 坂本 雅 SG 愛知学泉大学
#7 サンブ アストゥ PF 江戸川大学
#30 大村 早和 PF 白鷗大学

プレステージ・インターナショナル アランマーレ
#5 野田 遥 C 山梨学院大学
#12 松永 夏海 SG 白鷗大学
#19 鈴木 侑 SG 筑波大学

姫路イーグレッツ
#29 石牧 葵 SG 愛知学泉大学
#31 遠藤 真帆 SF 日本福祉大学

 

Wリーグより
「アーリーエントリーとは、競技者が申請チームとの雇用契約あるいは入団契約が内定した場合に限り、入社および入団前にエントリー(競技者登録)できる制度」。

「Wリーグにおける将来の活躍が期待される若手競技者に、早期に活動の場を提供することにより、若手選手の育成とリーグの戦力向上を図ること」を目的とする。

【Wリーグ】富士通が開幕戦東京羽田に逆転勝ち、町田12得点6AST、宮澤夕貴25得点チームを牽引

【Wリーグ】富士通が開幕戦東京羽田に逆転勝ち、町田12得点6AST、宮澤夕貴25得点チームを牽引

町田瑠唯がアメリカプロバスケットWNBAでプレーして帰国後、Wリーグの開幕戦に出場。町田にとっても、両チームにとっても今シーズンの開幕になる大事な一戦。東京羽田のハードなプレッシャーディフェンスが効き、スリーポイントも炸裂する展開から後半、富士通が対応し接戦、逆転勝ちと見応えある開幕試合になった。

10/21(金) 大田区総合体育館
東京羽田 77-73 富士通
1Q 30-18
2Q 17-14
3Q 11-23
4Q 15-22

<富士通>
#52 宮澤夕貴 25得点 8Reb
#27 江良萌香 24得点(3P6/10)
#10 町田瑠唯 12得点 6AST 2STL

<東京羽田>
#21 尾崎早弥子 18得点
#74 水野菜穂 17得点
#12 本橋菜子 7得点 3AST 2Reb

藤本のペイントのジャンパーから得点する富士通。水野もエルボーからジャンパー決めていく東京羽田。この後も展開の速いバスケットに、ブロックからそのままプッシュしてブレイクだして宮澤が決めて、軸丸がスリーポイント決める。早速フリーになれば町田の日本での久しぶりのスリーポイントや、ドライブからレイアップと連続で決めて会場を盛り上げる。

東京羽田もアタックしていくが、スティールされて乗り切れなかったが、ここからスリーポイント決めて、スティールからバスカンとチームでしっかり逆転してそのまま勢いに乗りシュートを決めていく東京羽田。本橋がしっかりコントロールしてスリーポイントも決まり、30-18東京羽田リード1Q終える。

富士通相手に、1Qで30点とハイパフォーマンスで、シュート決定率も高く、進化した今シーズンの力強いプレーを見せる東京羽田。
富士通もフリーを作ってスリーポイント狙っていくが、東京羽田のディフェンスはハードにつき、ドライブされてもヘルプがしっかり出てチームディフェンスが機能していく。富士通もなんとか繋いで得点するも東京羽田の得点は続きリードを広げて47-32で折り返す。

スリーポイントは、東京羽田は7/14で50%、富士通は4/19で21%。
後半アウトサイドから富士通が入って速い展開に持っていきたいが、東京羽田もしっかりディフェンスしてブレイクを出し前半勢いもって後半に入る。富士通もインサイド、ゴール下からのシュートを落としてしまう。宮澤が入りインサイドでの粘りから得点、スリーポイントを決めてようやく富士通にいい流れを呼び9点差にする。
その後も富士通はディフェンスの強度をあげトラップ仕掛けて、コーナーに追い込みターンオーバーから得点、更に江良のスリーポイントで一気に追い上げ2点差にする。58-55東京羽田リードで最終クォーターへ。

東京羽田も追い上げられるがペイントから得点してスリーポイント決めて流れをより戻りした。東京羽田の新しい強さを見せる。
町田、宮澤でリズムを作り、インサイドからアウトサイドから得点して、宮澤のパフォーマンスで2点差にする。宮澤のスリーポイントで逆転する。宮澤が圧倒的な決定力とここぞの力を見せる。
残り2分切っての5点差の攻防は、宮澤が決めてリードを広げて富士通に引き寄せる。
宮澤のオールラウンダーの活躍は素晴らしく、富士通にエナジーを与える。それでも最後まで諦めない東京羽田は、残り1分で2点差にするが、宮澤はまたしてもローポストからインサイドにアタックしてバスカン3点プレーでリードを保ち富士通が76-71で東京羽田を破り辛勝した。
開幕戦にふさわしい熱戦になった。

 

試合後コメント

BTテーブス HC(富士通)

「選手達は自分に高い理想を持っている。前半は恥ずかしい、僕も含めて。出来るだけ40分富士通のバスケットをやりたい。もし負けても結果は結果。今日前半はうちのチームじゃないね。シュートは確率より外れ方を見てる。遠慮してたらベンチにすぐ下げる。
ゴール下のポロポロしたのは緊張じゃない!このレベルでもそういうミスはあってそれは許さない。3Pとは違う。後半は出だしからボールプレッシャーかけてうちの良さが出てきて逆転出来た。選手たちが硬かった。」

 

町田瑠唯(富士通)

「アメリカと日本では会場の雰囲気が違って日本はコロナ禍で声が出せない中、沢山のお客様やハリセンで叩いてくれていたので本当に力になりますし、一人一人のメッセージや応援があって暖かいなぁと思いながら試合やりました。今日は前半は自分たちのバスケットが出来ず相手の強みを出させてしまったので苦しい展開になったけど、後半しっかり切り替えて、持ち味であるDFから立て直して勝つ事は出来てよかった。WNBAと日本では速さや運動量は日本が圧倒的にあると思う。自分がコントロールして、これから更に調整してやっていきたい。」

 

宮澤夕貴(富士通)

「 前半は相手の3Pを抑える事が出来なくて同じやられ方で終始やられた。富士通はDFのチームなので、後半はDFを変えてプレッシャーDFで相手の3Pを抑えられて相手のミスを誘ってそこから良い流れに変わった。終始リバウンド、今日は勝てたけど課題です。」

 

荻原HC(東京羽田)

「DFはいくつか準備していて、そのDFに富士通が対応してきたので持ちきれなかったのと、DFの我々のルールを遂行出来なかった。細かいところのミスから崩れてしまって、ターンオーバーから自滅かなというところがあったかなと思います。
うちは、サイズが小さいので、1つのカギはリバウンドかなと思っていて、互角だった。そこはよかったですね。3Qが本当に課題で、選手交代、ボールの展開で対応していきたい。」

【Bリーグ】アルバルク東京 東京お台場 青海に2025年新アリーナ誕生「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動/ 田中大貴、三好南穂アリーナの可能性に期待

【Bリーグ】アルバルク東京 東京お台場 青海に2025年新アリーナ誕生「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動/ 田中大貴、三好南穂アリーナの可能性に期待

トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京が新アリーナ構想を8/29に発表した。

TOKYO A-ARENA PROJECTとは
・アルバルク東京のA
・地域の皆様から愛されてほしいという想いから、青海のA
・人の可能性を広げたい想いから、人の持つAbilityのA
・アルファベットの始まり、すべての始まりという想いを込めたA

新アリーナは2025年からアルバルク東京のホームアリーナを始め、Wリーグ、日本代表戦、天皇杯・皇后杯、地域の大会やジュニア、高校バスケ、インカレ、車椅子バスケ 、
FIBA公認の国際大会、NBAなど夢見る舞台を提供する。

アリーナは1万人収容でき、楕円形でどこからでもよく見えるように設計され、コート最前列は、手が届きそうな至近距離で味わえて迫力満点ないろんな仕掛けを駆使して観客を盛り上げる。また、VIPスィート、パティオスィート、最上階からの眺望NOスカイラウンジ、VIPラウンジ、ファンのアルバルクラウンジなど目的に応じて観戦を楽しめるようになる予定。モビリティの活用により新しい観戦体験ができる。

TOKYO A-ARENAは都心からのアクセスが抜群で、臨海副都心の中心に誕生する新アリーナ。
東京、新宿、渋谷などの主要駅から30分以内。羽田空港からも乗り換え1回、最寄駅は、新交通ゆりかもめ 「青海駅」徒歩4分、りんかい線「東京テレポート駅」徒歩6分。駅からは目の前という抜群のアクセスの良さも大事な要素になる。

屋外では試合のない日にも使用できる、ファミリーパーク、アルバルククラブハウス、スポーツパーク、ガーデンテラス、アリーナ内にサブアリーナと施設の環境も充実を図る。

 

コメント

田中大貴 (アルバルク東京)

「すごいワクワクしています。いますぐにでもこのアリーナで試合がしたい気持ちです。これまで日本代表など、大きなアリーナで熱狂的なファンの前ででプレーされてもらいましたけども、そういう雰囲気でプレーするのはアスリートにとって特別なものでここもそういう雰囲気にしていけたらとおもいます。
このアリーナには、アルバルクの練習施設、クラブハウスがあったり、三好さんがいったように、クリニック、アカデミーが行われている際により近くにいれると思うので参加したり、協力していきたいそういう場になると思います。
伝統があるクラブなので日本一のアリーナになると思いますし、日本一を目指してやっていきました。次世代の子供達にここでプレーして活躍したいと思ってもらいたい、責任あるので可能性を繋いでいくアリーナになって欲しいしいと思います。」

 

三好南穂 (トヨタアンテロープスサポートコーチ)

「このアリーナは選手、アスリートが目指すべき場所になると思います。東京五輪で無観客を経験しましたが、Wリーグで7000人というお客さんの前でプレー出来てパワーになったし、一緒に戦っているていう雰囲気で出来た経験があるので、それより多い10000人でプレーできる選手、アスリートは幸せだと思います。プレーをしているのをたくさんの人に見てもらえるのは嬉しいことですね。

林社長にお願いがあります!!
1つ目は、このアリーナで、子供達のためにクリニック、アカデミーをやりたいと思ってます。
その際には講師として私を(笑)
2つ目は、女子のアンテロープスの試合をこのアリーナで合同開催したいです。
これが私のミッションです(笑)

(林社長はどちらも実現に向けていくという返答でした!)私のミッションは成功しました!
可能性が詰まったアリーナだと思います。3年後が楽しみでです。」

 

川合俊一 (トヨタ自動車ビーチバレーボール部GM)

「東京で1万人は2つくらいしか思い出せない。世界大会だと2.3年前に計画していくので、そういった意味ではこういうアリーナが東京にできるというのは楽しみにしている。
去年、実はトヨタ側として、バレーボール協会に姉街にいったら、今年協会の会長になってしまったので、色々アピールしたので、ぜひ使わせて頂きたいです。
こういうアリーナが増えていっていってほしい。バスケのホームコートは盛り上がりますね。
いい音がするので、ビーチバレーも使いたいですね。
いろんなスポーツのここでやりたって思うアリーナにあんると思うで期待したいです。」

 

佐藤圭太 (トヨタ自動車所属パラ陸上 短距離)

「チャレンジする上で、義足なのですがテクノロジーが発展してからこそスポーツに熱中できたので、ぜひこのアリーナでテクノジーの進化とスポーツとの掛け合いで新た可能性を期待したです。
また、アクセスは大切で、アクセスが簡単になれば挑戦しやすくなるで大事です。
可能性のあるアリーナをみんなで作っていきましょう。」

 

林邦彦 トヨタアルバルク東京株式会社社長

「アルバルクのホームアリーナですけど色々な競技で使っていただきた。する、見る、支えるなのでこのアリーナの使命で任務だと思ってます。今後はこの場所でビジネスシーンにも使ってもらいたい。ラウンジもありますし、運動会、展示会など照明やおとが格段にすごいものを釣っていくので楽しく使っていただきたい。
繋げていく、継続していくこと、3年後を楽しみにして頂きたい。」

 

TOKYO A-ARENA PROJECT

 

豊田章 トヨタ自動車社長・トヨタ不動産会長

「私は今までスポーツに何度も助けられてきました。社長になってから13年平穏無事と思える時
度も私には訪れませんでした。しかし、そんなで私を元気づけてくれていたのがアスリートたちです。
スポーツには人を勇気づける力があるのだと思います。
そしてもう一つは「可能性へ挑戦する人をサポートし続けたい」という想いです。このアリーナは、トヨタのバスケットボールチーム「アルバルク東京」の新しいホームでもありますが、さまざまな競技の聖地になっていって欲しいと考えています。パラスポーツや、競技人口が少なかったり、知名度が低くまだまだファンやサポーターが少ない競技などの力にもなっていければと思っています。

見たことのないアスリートたちの戦いを間近で見れるようになったり、人類が今までは到達しえなかった記録を破り新たな可能性を拓いていく、そんなことが実現できたら私自身も含め多くの人が勇気づけられ笑顔になれるのではと信じています。」

 

【WNBA】町田瑠唯WNBAシーズン終わって「味方と息の合った時のアシスト、自分のパスを受けてシュート決めてくれる瞬間が好きです」/10月からWリーグでプレー

【WNBA】町田瑠唯WNBAシーズン終わって「味方と息の合った時のアシスト、自分のパスを受けてシュート決めてくれる瞬間が好きです」/10月からWリーグでプレー

8/24深夜(日本時間)にWNBAでの今シーズン プレーが終了したミスティックス所属の町田瑠唯選手がメディア向けに今シーズンを振り返ってくれた。

プレーオフでも出場し、スリーポイント、アシスト、リバウンドも記録した。スリーポイントは日本人初の記録も残した。先日の会見でミスティックスのマイク・ティボーHCは町田に対して「ルイはシーズン通して成長した」とコメントを残した。
毎試合釘付けになって応援した日本にいるファンも沢山いて、本当にバスケットファンをワクワクさせてくれた。そんな町田が応対してくれた。

 

町田瑠唯 初の2022シーズンWNBAスタッツ
町田はポイントガードとしてプレーしているので数字だけでは語れないプレーが満載なのが前提でスタッツも参考にして欲しい。

36試合全試合出場、プレーオフ2試合出場
スターター2試合
平均出場時間 12.9分
平均1.8得点 (合計65得点)
フィールドゴール率 31.0%(26/84)
3P成功率 20.6% (7/34)
フリースロー成功率 66.7%(6/9)
平均リバウンド 1.1 (OR6、DR34)
平均アシスト 2.6 (93個)
平均スティール 0.4 (16個)
平均ブロック 0.1 (2個)
平均ターンオーバー 1.1 (38個)
平均ファウル 0.7 (25個)

 

コメント

町田瑠唯
「学んだ事があり過ぎて1番ていうのは決められないけど、いい事だったり、悩んだ事だったり、壁にぶつかった事も凄くいい経験になったと思います。
個人的には納得のいくプレー、いい結果が残せたかっていうのはあまりないんですけど、でも本当に自分がチームとして求められている事だったりを徹底してどのタイミングでも、どの時間でもやる事は出来たと思う。
今後ですが10月からはWリーグでプレーします。10月から4月まで日本でプレーします。

コートでのパスについては、言わなくても阿吽の呼吸というか、味方と息の合った時のアシスト、自分のパスを受けてしっかりシュート決めてくれる瞬間が好きです。

自分がシュート決めた時、チームメイトが凄く喜んでくれたり、ホームでファンが沸いてくれたりとかその瞬間は嬉しいですし、ルイコールをしてくれて恥ずかしさもあったけど日本では味わえないような瞬間がありました。

WNBAで36試合の中でのケアは難しかった。休みが日本のように定期的ないので、調整が難しかったけど、練習前にセルフケアしたり、チームのトレーニングはありますが、自分はしっかりトレーニングやらないと筋肉が落ちていってしまう体質なのでみんなより多めのトレーニングしたり調整しながらやってました。

アメリカに来るのに沢山の方にサポートしてもらい感謝してます。アメリカと日本と時差のある中で毎試合見てくれるファン、DMくれる方も沢山いてくれてWNBAのシーズン頑張れました。

WNBAでの挑戦はまたしたいと思ってます。もちろんです!!」

 

また日本代表に関しては具体的には言及しなかった。
町田は日本人で3人目のWNBA選手としての今シーズンは終わったが、また来年以降に挑戦する機会がファンは待ち望んでいる。そして10月から凱旋帰国して日本でのWリーグでプレーも楽しみになる。

【Jbasketインタビュー】三好南穂と編集長が対決/ 日本代表で東京五輪銀メダルを牽引し突然の引退を選んだ三好南穂が選ぶベスト5

【Jbasketインタビュー】三好南穂と編集長が対決/ 日本代表で東京五輪銀メダルを牽引し突然の引退を選んだ三好南穂が選ぶベスト5 [#Jの部屋 vol.8】

Wリーグ2021-22シーズンで2連覇したトヨタ自動車アンテロープスが締めくくった。
そしてそのコートには、3ポイント女王、フリースロー確率No. 1の2冠のタイトルも手にした選手が三好南穂。長年Wリーグ、日本代表として女子バスケットボール界を牽引してきた。

シーズン終盤の3月30日、ファイナルの前に突然、今シーズンで現役選手としてピリオドを打つことを発表して、多くのファンを驚かせた。現役引退表明はシーズン終了後の発表がセオリーでもあるが、三好は、あえてファイナルの前にSNSで表明した。

「これまで、オリンピック出場や、リーグも優勝させて貰えて、終えた後に皆様へ伝えたら、「あれが最後だったんだ」と、思わせてしまう事を考え。先に伝えられた方がが良いと思い、発表しました。」と、その後の引退会見でも素敵な笑顔からは想像を絶する過酷な戦いをずっとしてきた事を伝えてくれた三好南穂。

引退会見はこちら>>>https://jbasket.jp/w-league/24051.html

そして、見事優勝2連覇し三好が最後のユニフォームを着たのはオールスターの場所となり、ここでも彼女らしく締め括る試合を魅せてくれた。その後に特別に時間もらい、選手生活を振り返って、想いやエピソードを話してもらった。

 

場所はトヨタ本拠地のある普段選手たちが練習している体育館

選手としての分岐点はいつだったか、タフなメンタリティは、どう築いてきたのか。世界を相手にいかにフリーを作ってスリーポイントを打って決めたのかなど三好の技術面などは必見。そして三好が選ぶベスト5、趣味のカメラの話、これからチャレンジしたい事など…

ここでしか聞けないことをぶつけてみました。

それはYouTube Jbasketチャンネルで是非、みて欲しい。


そして、最後にオールスター後、ボールを触ることがなかった、
世界、日本屈指のシューター三好南穂と編集長Jとフリースロー対決はドキドキ緊張でしたが、やはり流石の三好と言えるパフォーマンスで締め括る、真剣勝負あり、笑いありの対談でした。

現在は、トヨタ自動車のサポートコーチの就任を発表、チームをサポートし、クリニックやイベント等にも積極的に参加していく様子で三好南穂のSNSを是非、チェックしてみてください。

 

 

 

三好南穂(トヨタ自動車)キャリア

コートネーム:サン
生年月日:1993年12月21日
出身地:千葉県市川市
出身高校:桜花学園
身長:167㎝
ポジション:PG

2012-17 シャンソンVマジック
2017-22 トヨタ自動車アンテロープス
2020東京オリンピック 銀メダル

日本代表
第1回U17世界選手権
第1回3×3ユース世界選手権
2014年アジア競技大会3位
2016年リオデジャネイロオリンピック ベスト8
2021 東京オリンピック 銀メダル
2022 FIBAワールドカップ2022予選

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https://twitter.com/n12miyoshi

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【Wリーグ】オールスターMVPは三好南穂3P6本「最高のバスケット人生でした」MIP篠崎澪「8年間本当にありがとうございました 」/ DAY2

【Wリーグ】オールスターMVPは三好南穂3P6本「最高のバスケット人生でした」MIP篠崎澪「8年間本当にありがとうございました 」/ DAY2

2年ぶりに開催されたWリーグオールスター本戦。会場はチケット前売り完売で埋め尽くされたファンの熱気と選手たちの楽しい姿で最高潮の盛り上がりを見せたオールスターになった。

この日に引退する三好南穂(トヨタ自動車)、篠崎澪(富士通)の2選手を含めチーム原宿、チーム渋谷の2チームに分かれて戦う。

またチーム渋谷は高田真希キャプテンを中心にタイムアウトで繰り広げられるショーケースて、選手が赤ちゃんになり哺乳瓶で飲んだり、ストッキングを被り引っ張り合ったり、風船ピストルでロシアンルーレット選出たちの普段見れない笑顔が会場を笑顔にする。

また高田真希キャプテンは作戦ボードでタイムアウトで指示を出したりもした。一方、チーム原宿は、ゲームではリードを奪われていたが、エブリンキャプテンを中心に追い上げてを見せた。

引退する同じチームメイトの篠崎vs宮澤夕貴のインサイドでのマッチアップも会場を沸かせた。
ゲームも後半になってギアが上がってきて同点で迎えた4Qは素晴らしい攻防が出る。試合の最後にかかってきて、三好がスリーポイントを決めれば、篠崎澪がスリーポイントを入れ返す展開に会場は最高潮になる。
残り2.7秒で2点ビハインドのチーム渋谷は渡嘉敷来夢が魅せる、ターンアラウドシュートで同点になり初の延長戦に突入。

チーム原宿の宮澤らが得点して入りリードしていく、そして最終局面でまた、素晴らしいシーンになる。三好南穂と篠崎澪の現役最後となる2人の本気の1on1が始まる。お互いドリブルからドライブして決め合って得点と感動の時間が過ぎていく。最後は92-86でチーム原宿が勝利する。

<Team原宿>
ファン投票
PG 町田瑠唯(富士通)※不参加
SG 東藤なな子(トヨタ紡織)
SF 宮澤夕貴(富士通)
SG 三好南穂(トヨタ自動車)
PF 馬瓜エブリン キャプテン(トヨタ自動車)

リーグ推薦
PF 長岡萌映子(トヨタ自動車)
SF 本川紗奈生(デンソー)
PF オコエ桃仁花(富士通)
C 西岡里紗(三菱電機)
SF 加藤優希(トヨタ紡織)
PF 谷村里佳(日立ハイテク)
PG 藤岡麻菜美(シャンソン)
PG 軸丸ひかる(東京羽田)
SG 遠藤桐(アイシン)
SF 永田萌絵(トヨタ自動車)
PF 田中真美子(富士通)
Twitter 投票
SF 奥田花(東京羽田)

内海知秀HC(日立ハイテク)

 

<Team渋谷>
ファン投票
C 髙田真希キャプテン(デンソー)
SG 篠崎澪(富士通)
SF 赤穂ひまわり(デンソー)
SG 林咲希(ENEOS)※不参加
PG 宮崎早織(ENEOS)

リーグ推薦
PG 山本麻衣(トヨタ自動車)
PF 馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)
PF 渡嘉敷来夢(ENEOS)
SG 渡邉亜弥(三菱電機)
SG 北村悠貴(日立ハイテク)
PG 小池遥(シャンソン)
PG 本橋菜子(東京羽田)
SF 水野菜穂(山梨QB)
PG 宮坂桃菜(新潟)
PG 平松飛鳥(アランマーレ秋田)
SF 奥山理々嘉(ENEOS)
SF 𠮷田舞衣(シャンソン)
Twitter投票
PG 平末明日香(トヨタ紡織)

鵜澤潤HC(シャンソン) ※李玉慈から変更

 

 

試合後コメント

MVP
三好南穂 3P6本ゲームハイ20得点

「チームメイトが本当にシュートを打っていいとボールを託してくれたので沢山打つことが出来ました。オーバータイムになって更に5分プレーする事が出来てよかったと思ってます。篠崎澪選手とのマッチアップでは、最後本気の1on1をしようとなって、今までずっとライバルチームとして戦ってきた選手なので最後出来て幸せでした。
現役生活で、最後こんなにいい思いをしていいくらい最高でした。最後に光栄な賞を頂けて幸せです。長い間沢山の方に応援して頂いてありがとうございました。最高のバスケット人生でした。ありがとうございました。」

 

MIP受賞
篠崎澪 11得点 8アシスト

「本当に最後だと実感を持ちながら最高な仲間たちとプレー出来て楽しかったです。
三好選手とのマッチアップでは、最高に楽しい時間でした。やっぱりやっててちょっと衰えたかなって凄い思いました(笑)
チームメイトの宮澤夕貴選手とのインサイドでのマッチアップは、絶対オフェンスファウルだと思います(笑)
8年間沢山応援して頂いてありがとうございました…(涙を見せる)
大勢のお客さんの前で最後にプレー出来た事を嬉しく思います。8年間本当にありがとうございました。」

 

高田真希 チーム渋谷キャプテン
「最後勝ちたかったですけど、みなさんが楽しんでもらえたら嬉しいのでよかったかなと思います。女子バスケは今たくさんの人に注目してもらって、こういう舞台でプレー出来るのは選手のモチベーションになるので、次のシーズンでもこれからも応援よろしくお願いします。
仲間である、町田選手がアメリカで挑戦しているので、一緒に応援していきましょう!」

 

馬瓜エブリン チーム原宿キャプテン
「今日のチーム原宿のテーマが本気のバスケットで感情を爆発させて楽しんで頂くことでした。面白さではチーム渋谷に完敗しました。オーバータイムは初めてで選手たちは心からバスケットをここから愛してやってます。オリンピックは終わりましたが、選手たちの進化は止まらないので、これから楽しんで見て頂きたい。Wリーグ応援よろしくお願いします!」

 

DAY1「フレッシュ⭐︎オールスター」「Wリーグオールスター3×3大会」
DAY2「スキルズチャレンジコンテスト」「スリーポイントコンテスト」

◉フレッシュ⭐︎オールスター
今シーズンルーキー、2年目20歳以下の選手で開催された。
U19日本代表でも活躍した平下愛佳、三田七南やシャンソンの吉田舞衣、佐藤由璃果らが名を連ねた。
ウエスト 35-22 イースト
MVP 赤木里帆(富士通)

 

◉Wリーグ3×3オールスターマッチ
東京オリンピックで日本代表の、篠崎澪、西岡里紗、山本麻衣、馬瓜ステファニー、永田萌絵、田中真美子がこの日だけでまた再結成した。この6人とWリーグオールスター選手が激突。
Wリーグ 20-19 東京オリンピック代表

 

スキルズチャレンジ
優勝 本川紗奈生(4回目)

NBAでもお馴染みのこの競技は、パス、ドリブル、シュートを時間の速さでクリアを競う競技。
本川紗奈生(3連続優勝)や宮崎早織(1回優勝)、篠崎澪、東藤なな子、平末明日香、永田萌絵、馬瓜エブリン、小池遥、本橋菜子が参戦。

 

スリーポイントコンテスト
優勝 山本麻依 (初優勝)

これぞシューター対決になる人気コンテスト。
前回優勝の三好南穂、山本麻衣、長岡萌映子、奥山理々嘉、吉田舞衣、赤穂ひまわり、宮澤夕貴、オコエ桃仁花、北村悠貴の9選手が参戦。
12点で同点で山本麻衣と宮澤夕貴が決勝で対戦して山本麻衣が15点をあげた。

1位 山本麻衣(トヨタ自動車)12点 / 15点
2位 宮澤夕貴(富士通)12点 / 10点
3位 奥山理々嘉(ENEOS)11点
3位 赤穂ひまわり(デンソー)11点
5位 オコエ桃仁花(富士通)10点
6位 三好南穂(トヨタ自動車)9点
7位 吉田舞衣(シャンソン)8点
7位 北村悠貴(日立ハイテク)8点
9位 長岡萌映子(トヨタ自動車)5点

 

【Wリーグ】第23回レギュラーシーズン・アウォード MVP2年ぶり8回目渡嘉敷来夢(ENEOS)が受賞

【Wリーグ】第23回レギュラーシーズン・アウォード MVP2年ぶり8回目渡嘉敷来夢(ENEOS)が受賞

◉シーズンMVP
渡嘉敷来夢 (ENEOS)
2年ぶり8回目受賞

自身のInstagramより
「ENEOSのスタッフ・チームメイト・リーグ関係者・ファンの皆様のおかげで復帰のシーズンにレギュラーシーズンMVPを頂くことができました。ただリーグ優勝が目標だっただけにチームを勝利に導けなかった不甲斐なさ、力不足を感じてます。
ファイナルの舞台に立って戦っているみなさんは本当にかっこよかった。
そろそろベテラン枠に入ってきてると思いますが、若い子達からたくさん刺激を受けながらもっと成長して必ずファイナルの舞台に戻ってきます。今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました。」


◉シーズンベスト5
G 町田瑠唯 (富士通)
2年ぶり5回目受賞

SG 三好南穂 (トヨタ自動車)
初受賞

SF 赤穂ひまわり (デンソー)
2年連続2回目受賞

PF 渡嘉敷来夢 (ENEOS)
2年ぶり10回目受賞

C 高田真希 (デンソー)
6年連続10回目受賞



◉ルーキーオブザ イヤー
吉田舞衣(シャンソン)

◉ベストディフェンダー
渡邉亜弥(三菱電機)

◉コーチオブザ イヤー
ルーカスモンデーロ(トヨタ自動車)

◉ベス6thマン
平末明日香(トヨタ紡織)

◉レフリーオブザイヤー
渡邊諭

【Wリーグ】追いかける展開をトヨタが逆転して王手/馬瓜エブリン「泥臭いトヨタをやらない限り勝利がない」

【Wリーグ】追いかける展開をトヨタが逆転して王手/馬瓜エブリン「泥臭いトヨタをやらない限り勝利がない」

Wリーグファイナル 第1戦
4/16(土)代々木第一体育館
富士通 69-74トヨタ自動車 
1Q 18-11
2Q 23-20
3Q 20-23
4Q 8-20

<トヨタ自動車>
シラ ソハナ ファトー ジャ 21得点
山本麻衣 15得点 7アシスト
馬瓜エブリン 13得点
馬瓜ステファニー 9得点 12リバウンド

<富士通>
篠崎澪 24得点 8アシスト
宮澤夕貴 18得点
町田瑠唯 7得点 8アシスト

町田のドライブレイからアップ、篠崎のジャンパーも決めていい入りをする富士通。
トヨタはすぐに三好がスリーポイントを決める。それぞれのマッチアップが見応え満載の戦い。

富士通はボールの展開を大きく回してスペース作ってドライブしていく。トヨタはインサイドでのリバウンドとシュートをどう攻めていくかだが、リズムを掴めずの展開になる。富士通はドライブ、スリーポイントとシュートが当たってくる。富士通のディフェンスを崩せないトヨタはアウトサイド中心で決まらず18-11富士通リードで終える。

2Q富士通は宮澤と篠崎のドライブから得点して点差を縮めさせない。インサイドでトヨタ川村がしっかり得点していき流れを引き寄せて、トヨタはコントロールする町田にはしっかりディフェンスしていく。追い上げるトヨタに富士通はスリーポイント決め切って2ケタ得点差に戻す。町田のドライブからインサイドの宮澤にパスで得点と富士通は勢いに乗っていく。トヨタのオフェンスリバウンドを1本のトータル16本、富士通は21本とインサイドでファイトして41-31富士通リードで折り返す。

後半はお互い得点して宮澤、トヨタ山本のスリーポイントを入れ合う展開からスタート。両チームともディフェンスが更に激しくなり我慢の時間になる。インサイド強いトヨタのアタックに対して富士通のディフェンスも頑張り61-54富士通リードで最終クォーターへ。

4Q入りが大事になるトヨタにとってしっかり得点して入り点差をすぐに61-58にしていい入りをする。富士通の展開にしっかりトヨタのディフェンスはスイッチして富士通のリズムを崩す事に成功する。2分ほどでトヨタ山本のスリーポイントで同点に、そしてシラで逆転するトヨタ。富士通は追いつかれても入れ返し、ここから得点の入れ合いになり会場のボルテージも最高潮になっていく。

両チーム気迫あるプレーが続き、残り5分で67-67の同点になる。残り1:30トヨタ山本がスペースが空いたらすぐ打ちまたスリーポイントで逆転する。

残り27秒で72-69トヨタ3点リードで最後のタイムアウト。山本がドライブしてレイアップでバスカン5点差にする。そのリードを保ちトヨタが逆転勝利でファイナルチャンピオンに王手を掛ける。

 

 

試合後コメント

馬瓜エブリン(トヨタ自動車)
「前半は自分達のペースでプレー出来なくて苦しい時間帯が続きました。そこから一人一人今までの経験から、目を合わせて毎回自分達のやる事を遂行していく事が徐々に出来る様になって最後に粘り勝つ事が出来ました。
スローガンとして”泥臭いトヨタ”を掲げてやってきました。それをやらない限り勝利がないと思います。」

 

馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)
「前半はかなり苦しくて中々自分達のプレーをする事が出来なかったんですけど、そこでズルズルと負けないと言うのは自分達が成長した部分です。シーズンでこんなに負けてる展開はなかったので1番いい経験が出来ました。
明日は吹っ切って、やり切ってもっとトヨタらしさをお見せできるように頑張っていきたいです。」

 

ルーカス モンデーロHC(トヨタ自動車)
「試合は予定していたプランに沿ってやっていったが感情のコントロールが出来ない部分がありました。ディフェンスは簡単なシュートを決められたり、選手自身がプレッシャーを感じているように感じました。途中からうちのペースに持ってこれました。勝利出来たのは選手が最後の最後までしっかりメンタル強くして集中を保ってくれたおかげです。」

 

町田瑠唯(富士通)
「久々のファイナルで自分自身楽しみにしてました。1戦目の出だしが大事と思ってたのでどれだけインパクトを与えられるかそれは出来ました。最後の終わり方が甘かったです。明日しっかり集中して40分間頑張りたいです。
4Q相手のディフェンスがマッチアップを変えてきてそこでどうやって攻めるか。メンバーでいつも通りのオフェンスの流れに出来ていなかった。」

 

篠崎澪(富士通)
「6年ぶりのファイナルで楽しみにしてました。自分達がチームを引っ張ろうと思って出だしからやりました。大事な所でのシュートミス、ターンオーバー、判断ミスがあったのでそこをもう一度修正していきたい。
ディフェンスで大事な所で守りきれなかったり、相手の勢いにのまれてしまった。明日は自分達のプレーを続けていかないといけない。チームでも個人でも最後までやり切れるかが大事だと思ってます。」

 

BTテーブスHC(富士通)
「トヨタのソハナ選手に決められたシュートをどこまで打たせるか全部守れないから、分析して明日のゲームプランを見直します。4Qで勝てるチャンスは十分あった。ゲームプランは変えることはないけど4Qを修正していきます。」

 

【Wリーグ】ファイナルに向けて/ 町田瑠唯菜、オコエ桃仁花、山本麻衣、馬瓜ステファニー、会見コメント

【Wリーグ】ファイナルに向けて/ 町田瑠唯菜、オコエ桃仁花、山本麻衣、馬瓜ステファニー、会見コメント

4/16.17.18 代々木第一体育館で今シーズンの日本一を決める、Wリーグファイナルが行われる。対戦カードは2連覇をかけるトヨタ自動車アンテロープスvs富士通レッドウェーブは6年ぶりのファイナル進出になる。

4/12にオンライン会見が行われた。
会見には、富士通レッドウェーブからは町田瑠唯選手、オコエ桃仁花選手。トヨタ自動車アンテロープスからは山本麻衣選手、馬瓜ステファニー選手がコメントを出した。

トヨタ自動車は、今シーズン、ポイント王(51.95%)とフリースロー王(91.89%)の2冠に輝いた三好南穂がこのファイナルで引退を先だってしたばかり。バックアップからコートに出る選手も素晴らしいパフォーマンスを見せる強さのトヨタ自動車。

一方、東京オリンピックで日本代表として活躍した、町田瑠唯、宮澤夕貴、オコエ桃仁花、篠崎澪の布陣で今シーズン戦ってきた。コロナ禍で試合開催が難しく、5位でシーズン終わり、セミクォーターファイナルから勝ち上がってきた。
今週末に日本一を決めるこのカードは日本中が注目している。

 

富士通レッドウェーブ

【町田瑠唯】
「トヨタは個々能力が凄く高いチームでフィジカルが強い印象です。自分がマッチアップする山本選手、三好選手が上手くコントロールして攻めてくると思うので注意して守りたい。リバウンドやフィジカルが強いので負けないようにチーム全員でやっていきたいと思います。

まず、ファイナルという舞台をしっかり楽しんでチーム一丸となって優勝目指して頑張っていきたいと思います。

 

【オコエ桃仁花】
「トヨタは日本代表の選手が数多くいるので、選手層が厚いのと、リバウンドがすごく強いので、リバウンドの部分が勝敗になるという印象です。マッチアップするエブリン選手、ソハナ選手はパワーと身長が高いので、ここをやららてしまうと富士通のディフェンスが成立しないのでここの戦いを警戒するのと、個人的にステファニー選手もチームの中心なので警戒しています。

優勝の為に練習してしてきたので、出し切れるように頑張るのと、感謝の気持ちをもって最後の1秒まで戦い抜きたいと思います。

代々木第一体育館での記憶があまりなくて、広いって聞いてるので会場に圧倒されないように体育館の検索して下調べして臨みます(笑)」

 

トヨタ自動車アンテロープス

【山本麻衣】
「富士通は、町田選手を中心としたオフェンス力のあるチームだと思っているので、自分達のディフェンスでどれだけ相手の点数をどれだけ抑えるのががカギだと思うので、シュート力を警戒しています。富士通のオフェンスを止める為にはガードからしっかりプレッシャーかけていきたいと思ってます。

厳しい戦いになると思いますけど、ファイナルに立てるのはこの2チームなので、それぞれが楽しんでプレーしたいですし、怪我なく全員で笑顔で笑って終われるようにしたいです。

引退する三好選手は、今シーズン良い成績を残しててチームにもいい影響を与えてくれて、プレーとか背中で見せてくれる選手。三好選手の覚悟も見えますし、最後は三好選手を胴上げして花道作って終わらせてあげたいと本当に思ってます。」

 

【馬瓜ステファニー】
「皇后杯の時は自分達が抑えられて、中々自分達のリズムに持っていくことは出来なかったと覚えているので、相手のディフェンスを警戒していますし、一人一人の能力も高いので、自分達がどれだけ守れるかが大事だと思ってます。
マッチアップするオコエ選手、宮澤選手、中村選手は中からも外も出来るオールラウンダーなので、しっかり自分が抑えられるようにしたい。

最後の最後なので、ここまでやって来た事を自分達がしっかり出せるように、そして見ている人たちにも元気を与えられるようなプレーが出来たらと思います。」

 
ファイナル
富士通レッドウェーブ vs トヨタ自動車アンテロープス

2戦先勝
4/16(土) 18:00 tippoff
4/17(日) 18:00 tippoff
4/18(月) 19:00 tippoff

放送
NHK BS1 3試合生中継

配信
SPOTV NOW
バスケットLIVE 3試合生中継

【Wリーグ】富士通2連勝でファイナルへ/ 篠崎澪「最後に立てる嬉しさとしっかり楽しんでプレーして勝ち切って終わりたい」

【Wリーグ】富士通2連勝でファイナルへ/ 篠崎澪「最後に立てる嬉しさとしっかり楽しんでプレーして勝ち切って終わりたい」

4/10(日)セミファイナル Game2
代々木第二体育館
ENEOS 53-61 富士通
1Q 4-19
2Q 18-13
3Q 16-16
4Q 15-13

<富士通>
篠崎澪 17得点
町田瑠唯 13得点 3アシスト 3スティール
宮澤夕貴 10得点
オコエ桃仁花 9得点 10リバウンド

渡嘉敷来夢 15得点
奥山理々嘉 10得点 4スティール

ゲーム入りは渡嘉敷が得点してENEOSから入り、富士通もすぐ返してその後打ち合いから富士通が得点していく。ENEOSもゲームを作っていくがシュートが決まらず、ターンオーバーも出る、一方富士通は町田を中心に得点していき、宮澤がインサイドで決めて、富士通が走って16-4でランする。ENEOSから移籍した、宮澤、中村の得点がコートでチームにエナジーを与えて19-4でリードして終える。

2Q早々に宮澤がスリーポイント決める。ようやくENEOS得意のインサイドで渡嘉敷から梅沢で得点する。ロースコアのENEOSは高さを活かしてインサイドで得点差したいところ、富士通のディフェンスの寄りが速くしっかりフィニッシュまで行けず我慢の時間帯になる。ENEOS奥山が得意なスリーポイントを連続で決めて食らいつく。渡嘉敷もペイントにアタックするがオコエのディフェンスでフィジカルの強いさを見せる。圧倒されていたENEOSだが宮崎がスリーポイントを決め切って32-22の10点差で前半を折り返す。

後半インサイドでの得点からアウトサイドに繋げてスリーポイントを決めたいENEOSに対して、ディフェンスの強度を上げる富士通の戦いに。

入りで渡嘉敷のドライブからレイアップ、梅沢のシュートで得点して一気に6点差にして流れを引き寄せる。インサイドでの渡嘉敷と宮澤のマッチアップが見応えあり、すぐさま富士通もスリーポイントを返して流れを渡さない、そこから富士通オコエのスリーポイントと速攻、篠崎のドライブからバスカンでで縮んだ点差を一気に離して18点差にする富士通の爆発力を見せる。ENEOSはここからまた追い上げていき48-38で最終クォーターへ。

4Qの大事な入りは、富士通が裏をかき、スティールから速攻で4得点して14点差にする。ENEOSもアタックしたいが富士通のディフェンスの強度は変わらず中々アタック出来ない。渡嘉敷のインサイドから得点して追い上げ、ENEOSは残り5分で10点差に詰める。
渡嘉敷のバスカンと得点して7点差に詰めてENEOSの流れにしたい、さらに宮崎が決めて残り2分で56-51の5点差。富士通はENEOSのオフェンスを抑えて、篠崎からペイントにアタックしてきたオコエが決めて7点差で残り1:13で3ポゼッションにする。最後は町田の1on1からドライブでバスカンで決めて富士通がENEOSを破って勝利する。2連勝で6年ぶりにファイナルへコマを進めた。
ENEOSも素晴らしい追い上げを見せてくれた。

 

試合後コメント

富士通レッドウェーブ

町田瑠唯選手
「今日の出だしはうちの流れに持って行けたと思いますが、中盤ENEOSにディフェンスでやられてしまった。オフェンスでも積極性が無くなってしまったり、ターンオーバーも起きて、完全に自分達の流れに持っていけなかった。最後はしっかり勝ち切れたのが良かったです。
宮澤選手、中村選手の存在はプレーだけでなく、優勝している経験が凄く大きいと感じています。劣勢の時に声を掛けたり、チームを鼓舞する言葉を出してくれるので助けられています。」

 

篠崎澪選手
「昨日よりはいい入りができたたと思います。その後の集中が足りなかったと思ってて、でも最後に接戦を勝ち切れたのは成長であり、次に繋がると思います。もう一回最後引き締めてやっていかないといけないと思います。
ファイナルまで長かったです。
でもファイナルに立てる嬉しさはあるのでしっかり楽しんでプレーする事を1番に、勝ち切って終われるように頑張りたいと思います。」

 

BTテーブスHC
「昨日よりいい出だしがあって修正しないといけない所を選手たちはやってくれて、2Qでうちのいい流れが消えてENEOSらしい、しつこいゲーム、ハイロー、ポストでやられてしまった。正直完全にうちの流れを作り、チャンスを掴まないといけないけど選手たちが掴んでなかった。シュートが入らなくてもしっかりケアしてうちのいいバスケットを続ける事。4Qいい流れを作ったけど最後うまくいかなかった。最後勝って良かった。」

 

ENEOSサンフラワーズ

渡嘉敷来夢選手
「1Qが全てだったと思います。最後にまで全員で出来たのは次に繋がると思ってます。自分は他の選手に比べて経験もありますし、年も取っているので、若い選手達に伝えていけば更にいいチームになると思ってます。今から来シーズンに向けていいイメージを持ってしっかりリフレッシュしていきたいと思います。正直悔しいです。
こういうシーズンになると感じてました。足の事は気になってて恐怖心が取れればいいと思ってましたが、試合を重ねていき無くなっていきました。この結果に満足してないので、膝と向き合いながらやっていきたい。ファイナルにまた帰って来たいです。」

 

宮崎早織選手
「ただただ自分の力不足だと思います。
インサイドの渡嘉敷選手、梅沢選手に自分が確実にパスが出せなかった所と大事な場面でターンオーバー6と自分の責任だと思いますし、インサイド以外にも若い選手が頑張ってくれてたし、(涙を見せる、渡嘉敷選手が声をかける)

今シーズンは自分の不甲斐なさに悔しいシーズンだったです。色んな経験をさせてもらえました、申し訳ない気持ちです。」

佐藤HC
「1Qが全てだったと思います。最後までゲームを捨てずに勝ちにこだわって戦ってくれて嬉しく思います。勝ちたいという気持ちが凄く出てああいう形になってしまったと思います。」

 

【Wリーグ】①ENEOSvs富士通②トヨタ自動車vsシャンソン化粧品/SFに向けて選手がコメント

【Wリーグ】①ENEOSvs富士通②トヨタ自動車vsシャンソン化粧品/SFに向けて選手がコメント

4/4(月)に4/9-11に代々木第二体育館で行われるWリーグセミファイナルに向けて、対戦チームのオンライン会見が行われた。

 

セミファイナル①

トヨタ自動車 vs シャンソン化粧品

<トヨタ自動車>レギュラーシーズン2位
河村美幸選手
「シャンソンはガード、フォワードにそれぞれ起点となる選手がいて、出ている選手が常にオフェンス、ディフェンスと連動して、リバウンドもチーム全体で勢いよく絡んでくる所があるので、そこを注意して戦って行ければと思ってます。
プレーオフは勝つ事が第一条件になってくるので相手より一点でも多く取った方が勝ちなので、勝ちに拘って貪欲に戦っていきたいです。」

 

馬瓜エブリン選手
「シャンソンはブレークだったり、ガードを起点にした速いパス、シュートに繋げていく所がすごく脅威だなと思っているで、意識して全員でしっかりとチーム一丸となって戦っていきたいと思います。
皇后杯での負けをみんなで話し合って、その中でトヨタは泥臭く一つ一つの試合をみんなで戦って行こうとシーズン意識してやってきたので、再度そこの気持ちをしっかりと入れ直してどんなボール、リバウンドも追っていく、取っていってプレーして目の前の試合を勝っていきたいです。」

 

<シャンソン化粧品>
小池遥選手

「トヨタは一人一人の能力が高くてどこからでも誰もが得点を取れるというのが印象です。
セミファイナルでも自分達のバスケットを最初から体現して、ベスト4という目標は達成できたんですけど、それ以上に結果を出していきたいです。」

 

吉田舞衣選手
「トヨタは選手層が厚くて全員がパワーがあるチームだと思ってます。みんなで目標にしてきたベスト4に来る事は出来たんですけど、これで満足しないで行ける所まで更に上を目指して戦いたいです。
去年は良く分からずの経験をしたけど、今年はしっかり果たせるようにプレーしていきます。」

 

セミファイナル②

ENEOS vs 富士通

<ENEOS>レギュラーシーズン1位
渡嘉敷来夢選手
「富士通は外の選手が得点能力があり、センター陣もスリーポイントも打てるのでしっかり守っていきたいと思ってます。
自分達のバスケットをしたいなと思ってます。そしてこの舞台を楽しみながらプレーしたいと思ってます。
宮澤選手のスリーポイントも私がしっかり止めます!!ハイ!!」

 

宮崎早織選手
「富士通は外回りの選手が思い切ってシュートを打ってくるのと、スリーポイントが決まると富士通の流れになっていってしまうので怖いチームだと思ってます。
本当に楽しみだなと思っているのと、相手に関係なく自分達のディフェンスから流れを持っていくバスケットが出来たらと思ってます。」

 

<富士通>
町田瑠唯選手

「ENEOSはインサイドをメインとしたチームでペイントエリア、リバウンドが強いチームが印象で、若い選手も得点能力が高い選手が多い印象です。
セミファイナルでは出だしから富士通らしいバスケットを40分間やり続けてチーム全体で勝ち上がって行けるように頑張ります。」

 

宮澤夕貴選手
「ENEOSはプレーオフになると一つギアを上げてくるチームだと思ってます。元々自分が所属していたのもありますけど、富士通のバスケットと似ていて、ディフェンスをしっかりやってそこからブレークにもっていかれてしまうとENEOSのペースになってしまう。
古巣対決ということもあり、凄く楽しみにしていて、自分達には高さはないけど、チーム全員で勝ちにいきたいと思います。」

 

 

【Wリーグ】富士通がセミファイナルへ/ 町田瑠唯「4Qディフェンスで我慢出来て自分達のリズムに持っていけた」QF①

【Wリーグ】富士通がセミファイナルへ/ 町田瑠唯「4Qディフェンスで我慢出来て自分達のリズムに持っていけた」QF①

4/3(日)トッケイセキュリティ平塚総合体育館
クォーターファイナル①
トヨタ紡織 61-71 富士通
1Q 14-20
2Q 17-20
3Q 24-8
4Q 6-23

<富士通>
#11 篠崎澪 17得点
#99 オコエ桃仁花 16得点 6リバウンド 5ブロック
#52 宮澤夕貴 13得点(3P3/4)
#10 町田瑠唯 11アシスト 7得点

<トヨタ紡織>
#8 東藤なな子 14得点
#15 加藤優希 12得点
#13 平松明日香 12得点

トヨタ紡織の入り良く、ディフェンスのギアも上がっていいディフェンスから入る。
すぐさまトランジッションを見せて富士通も返していく速い展開に。東藤と町田のマッチアップから東藤がターンアラウンドで決める。オコエ、内尾のスリーポイントで富士通が走る。そしてディフェンスでトヨタ紡織にオフェンスをさせない。

2Qはトヨタ紡織がボールを展開出来て得点して、ディフェンスでも富士通にオフェンスをさせずいい流れを掴んでいき2点差にする。
富士通はそんな時間帯でもアウトサイドからオコエ、宮澤夕貴が決めて流れを切る力を見せて40-31で富士通リードで折り返す。

後半に入って、トヨタ紡織が反撃する。東藤が3連続得点で一気に2点差に、東藤も爆発して、トヨタ紡織のオフェンスを富士通ディフェンスも中々止められない。富士通町田のパスもトヨタ紡織にスティールされ流れはトヨタ紡織にいく。富士通は裏をつくがフィニッシュが決まらず、トヨタ紡織が逆転してこのクォーターはトヨタ紡織のクォーターにする。さらに加藤がスリーポイント決めて点差を広げる。中々オフェンスがうまくいかない富士通だったが、内尾スリーポイント、町田がそのままドライブでレイアップで逆転する。ここからお互い点を入れ合って拮抗して、抜けたのはトヨタ紡織で55-48リードで最終クォーターへ。

富士通はオコエのスリーポイントで勢いつけて、町田のドライブから得点で追い上げ、宮澤のスリーポイントで逆転、そして篠崎のスリーポイントで一気に富士通の流れに自分達で引き寄せる。シューターもしっかり自分のポジションで待って必ずくるパスを決め切る富士通の強さが出る。
インサイドでのオコエのディフェンス、町田と篠崎の速攻で一気に点差を2桁得点差にする。その後リードを保ち富士通が勝負所の爆発力を見せて勝利し、セミファイナルにコマを進めて4/9(代々木第二体育館)から始まるセミファイナルでENEOSと戦う。

写真提供 Wリーグ

 

 

試合後コメント

町田瑠唯(富士通)
自分達のリズムを掴んだ時に、ターンオーバーしてしまったり、イージーシュートミスをしたり、乗り切れなかったところがあった。
後半特に、4Qでしっかりディフェンスで我慢できて、リバウンドも一回で取り、自分達のリズムに持っていけた事が今日の勝因だと思います。
セミファイナルENEOS戦には、インサイドとガードが起点にオフェンスするチームなので、そこをどれだけ全員で抑えて、リバウンドも強いチームなので一回で取り切ることが大事。

 

オコエ桃仁花(富士通)
チームミーティングで、リーグのディフェンスNo. 1が富士通で、トヨタ紡織がディフェンス2位のチームだったので、ディフェンスの戦いになるのを予想していた。ディフェンスの寄りが速かったので中々リングにアタック出来なかったんですけど、最後は中と外のバランスが取れてプレーが出来たので勝つ事が出来たと思います。我慢して自分達の流れが来ると信じてやりました。
ENEOS戦は、渡嘉敷選手とマッチアップするのでしっかり足でディフェンスしていい波に乗らせないようにする、勝ち方を知っているチームだけど、この2試合で自信もついているので、富士通らしいバスケットをして頑張りたいです。

 

BT・テーブスHC
今日の試合はディフェンスの勝負になると思っていた。我慢の時間がすごく大切になる。前半の最後はごちゃごちゃにオフェンスがなってしまった。指示が選手に届いていなかったので、ハーフタイムに話し合ったが、3Qリードされて、チームは落ちてたが修正してその後、選手達は切り替えられた。ディフェンスで止めたのが目立って、最後は選手がいいシュートを決めてくれた。
ENEOS戦には、自分達のオフェンス、ディフェンスに集中した方が大切。渡嘉敷選手に爆発させないようにさせる。

【Wリーグ】今シーズンで引退を表明した三好南穂が3PとFT部門で2冠/ 高田真希、渡嘉敷来夢、町田瑠唯も受賞

【Wリーグ】今シーズンで引退を表明した三好南穂が3PとFT部門で2冠/高田真希、渡嘉敷来夢、町田瑠唯も受賞

Wリーグ今シーズンのリーダーズが発表された。日本バスケ界を牽引する高田真希、渡嘉敷来夢や、今年からからWNBAに挑戦する町田瑠唯、3×3で東京オリンピックで活躍した馬瓜ステファニーも輝いた。スティールでは山梨の水野菜穂が初受賞になった。

また、3/30(水)に突然公式SNSにて日本代表でオリンピック銀メダルに貢献した、屈指のシューターの三好南穂選手が今シーズン限りで引退表明した。

 

リーダーズ

得点
高田真希 (デンソーアイリス#8)
2年連続 8回目受賞 (計354点 Avg.19.67)

 

アシスト
町田瑠唯 (富士通レッドウェーブ#10)
5年連続 6回目受賞 (計161本 Avg.8.05)

 

リバウンド
渡嘉敷来夢 (ENEOSサンフラワーズ#10)
2年連続 4回目受賞 (計264本 Avg.11.00)

フィールドゴール成功率
渡嘉敷来夢 (ENEOSサンフラワーズ#10)
8年連続 9回目受賞 (計167/238本 69.58%)

 

スティール
水野菜穂 (山梨クィーンビーズ#74)
初受賞 (計48本 Avg.2.18)

 

ブロックショット
馬瓜ステファニー (トヨタ自動車アンテロープス#33)
初受賞 (計40本 Avg.2.00)

 

スリーポイントシュート成功率
三好南穂 (トヨタ自動車アンテロープス#12)
4年ぶり 2回目受賞 (計40/77本 51.95%)

フリースロー成功率
三好南穂 (トヨタ自動車アンテロープス#12)
初受賞 (計34/37本 91.89%)

 

 

【Wリーグ】町田瑠唯 谷村里佳 稲井桃子 坂本美樹 渡邉亜弥 小池遥 /4/2.3プレーオフに向けて各チームキャプテン会見

【Wリーグ】町田瑠唯 谷村里佳 稲井桃子 坂本美樹 渡邉亜弥 小池遥 /4/2.3プレーオフに向けて各チームキャプテン会見

2021-22シーズンが終了してプレーオフに突入する。今シーズンもコロナ禍で試合も全て開催されず、各自で練習したり、zoomでトレーニングやメンタル面でケアし合ったりと、チームも難しい状況で厳しいシーズンを乗り切った。

4/2.3で一発勝負のセミクォーターファイナル、クォーターファイナルがトッケイセキュリティ平塚総合体育館開催される。そのチームのキャプテンが3/29(火)にオンラインでプレーオフに向けて会見が行われた。

提供:Wleague

 

4/2(土) セミクォーターファイナル① 日立ハイテククーガーズ vs 富士通レッドウェーブ

<日立ハイテク>
谷村里佳cap

「開幕してからいい戦いが出来たけど、怪我人も出て主力選手が中々揃わない状態が続いて結果として負けが続いていたので苦しい状態が長かったと思います。後半は選手も戻ってきてプレーオフでは全員揃って戦えるんじゃないかなと思っています。
富士通は、オールラウンダーの選手が沢山いる印象が1番あります。展開が速いバスケット、スリーポイントが多いチームと思ってます。
町田選手から展開されて、オコエ選手も警戒していきたい。スリーポイント、ドライブで身体のあたりも強く勢いに乗ったら中々止められないのでしっかり対策していきたいです。
目標がベスト4なのでまず初戦から頑張っていきたい。」

 

<富士通>
町田瑠唯cap

「今シーズンは新しい選手が加入して、富士通のバスケットに慣れるまで時間はかかったと感じているんですけど、2.3年目の選手が試合での経験も増えて成長していて、選手層が厚くなってきていると感じています。
日立ハイテクは、インサイドの強い印象で、アウトサイドが当たってノッてくると怖いチームだと思っています。
谷村選手、北村選手は警戒で、谷村選手のインサイドの得点からプレーが作られているのでそこをしっかり止めにいきたいと思いますし、北村選手がノッてくるとチームもノッてくるのでチームとして守っていきたいです。
一発勝負になるので富士通らしいバスケットして勝ち進んで行きたい。」

 

4/3(日)クォーターファイナル①
(上の勝利チームと対戦)

<トヨタ紡織サンシャインラビッツ>
坂本美樹cap

「シーズン前半は負けが続いてしまったけど、試合を重ねるにつれて練習で強調してきた事が試合で段々と形になって手応えを感じています。
どちらが勝って上がってきても自分達のバスケットは変わらないと思うのでしっかり試合に向けて準備しています。富士通にはシーズンで2敗してしまってるので勝ち切って借りを返したい気持ちはあります。#8 東藤選手と#15加藤選手がキーになると思います。攻守において起点になるので安定したプレーで引っ張ってくれると思います。強みの速攻を軸に全員バスケットで40分間戦い抜きたいと思います。そして挑戦者として楽しんでベスト4の壁を越えられるように頑張ります。」

 

4/2(土) セミクォーターファイナル② 三菱電機コアラーズ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック

<三菱電機>
渡邉亜弥cap

「今シーズンは途中から試合を重ねるにつれてチームも上手くいくようになって、右肩上がりになってきているんじゃないかなと思います。
シャンソンは、若くて走るイメージがあるので、そこをどれだけ止められるかが大事だと思ってます。
小池選手のドライブ、ピック&ロール、スリーポイントなど全部器用に出来る選手なので、自分達が止められるかと、吉田選手のスリーポイントが当たってくると怖いので止めていきたい。勢い乗った方が勝つので、それ一つだと思います。勝ち進んでいきたいと思います。」

 

<シャンソン化粧品>
小池遥cap

「シーズン前半は上位チームと戦って負けてしまって苦しい展開が続いたんですけど、途中から自分達のバスケットがしっかり出来てきて噛み合うようになって、チームも一歩ずつ成長出来てると感じていました。
三菱電機は、中と外のバランスが良くて、中に寄ると外でスリーポイントを決めるというプレーをやられてしまう印象です。
渡邉選手はエースでもあり、オフェンスもディフェンスも中心に展開してるので、みんなで守っていけるようにしたいです。
昨シーズンもセミクォーターファイナルで戦って負けているので、今年はリベンジも兼ねて40分間自分達のバスケットして、目標であるベスト4に向かって頑張りたいです。」

 

>4/3(日)クォーターファイナル②
(上の勝利チームと対戦)

<デンソーアイリス>
稲井桃子cap

「HCが2年目のシーズンなので全員が求められるバスケットを理解してコートで表現出来てきいるので手応えはあります。
シャンソンは小池選手を中心に個々の能力が高くスピーディなバスケットのイメージです。三菱電機はチーム力があって中と外のバランスが良いチームなのでどちらが勝ち上がってもいいようにしっかり準備していきたいです。
#7高橋選手は今シーズンプレータイムも伸びていて、1番成長している選手なのでクォーターファイナルでも期待したいです。
負けたら終わりの一回勝負なのでしっかりいい準備をして戦っていきたいです。」

 

 

 

【WNBA】町田瑠唯“ミスティクス”への想い「ボコボコにされるかもしれないけど、それも一つの経験ですし、それが一つの成功になる」/HCコメントも届く

【WNBA】町田瑠唯“ミスティクス”への想い「ボコボコにされるかもしれないけど、それも一つの経験ですし、それが一つの成功になる」/HCコメントも届く

3/5(土) 町田瑠唯選手のWNBAでの契約、活動について試合後に会見が行われた。

町田選手は今回WNBAではルーキーになる。ルーキーはトレーニングキャンプ契約で試合もこの契約で出場する事になる。

今シーズンのプレーオフ終了までは富士通の選手として試合に出場。Wリーグ終わってからアメリカへ行き、2022年5月に開幕するWNBAの新シーズンからプレーする予定となっている。WNBAが9月に終わって、日本に戻りWリーグに参戦する。WNBAで戦いその後Wリーグでプレーする事になる。

今回の町田へのオファーは今年の1月にテーブスHCに連絡が来てその後、町田選手と話し、丸山部長と話して決まった流れがある。チームのポイントガードとして、町田選手のような選手がいない、トランジッション、速さ、パス、アシスト、得点を取る事をミスティクスから期待しているというオファーだったという事を明かした。

 

町田瑠唯選手コメント

新しい挑戦で不安はありますけど、とても楽しみにしてます。自分の持ち味を出してチームに貢献出来るように頑張っていきたい。
正直オファーを頂けるとは思ってなかったのでとても驚きました。話を聞いてるうちに凄くワクワクして挑戦してみたいという強い気持ちなりました。

こんなチャンスは中々ないので決断しました。
WNBAは女子バスケットの最高峰で色んな国のトップレベル選手が集まる所で、沢山の選手が挑戦してみたいと思える場所だと思っています。
どの選手もレベルが高いのでどの選手ともマッチアップしてプレーするのを楽しみにしています。

WNBAは初めてなので不安はあります。コンディションの管理を気をつけて、調整しながらやったいきたい。戦い方、スキル、考え方、沢山の事を吸収して、富士通のチームにも貢献出来るように頑張っていきたいと思ってます。

今回東京オリンピックで銀メダルのお陰で声をかけて貰えたと思います。
プレー面では、アシストだけだと守りやすい選手になってしまうので、アメリカでもしっかりアタックして得点を意識しながら、初めてやる選手たちのプレーを理解してポイントガードとしてコントロールできるようにやっていきたい。

英語でのコミュニケーションは、得意ではないので勉強中です。

今のチームからは「頑張ってきて」とか言われました。(笑)

アメリカでそんなに簡単に上手くいくとは思ってないですし、少ないプレータイムでもチームにしっかり貢献出来るように頑張っていきたい、色んな壁があったり、ボコボコにされるかもしれないけど、それも一つの経験ですし、それが一つの成功になると思います。

 

会見の間に、ワシントン・ミスティクスのマイク・ティボー(Mike Thibault)HCより、町田選手へのメッセージも伝えられ、アメリカでの活躍を楽しみにしている内容も伝えられた。

マイク・ティボーHC(ワシントン・ミスティクス)コメント

「瑠唯がミスティクスに加わったことをすごく嬉しく思う。ここ数年、彼女の活躍をたくさんチェックしてきた。我々にとって今年のオフの大きな補強プランだった。彼女は大事なローテーションの選手になりチームにインパクトをもたらしてくれるだろう。彼女のパス ファーストの意識と得点力は、このチームのオフェンスをよりアップテンポにして引き立ててくれる。凄く楽しみだ。瑠唯もこのチームいる選手とプレーするのを楽しんでくれるだろう。2019シーズンの優勝メンバーも万全な状態になって戻ってきた。みんなで力を合わせて、またWNBAチャンピオンシップを目指したい。瑠唯の加入を凄く嬉しく思っている。アメリカのみんなが、彼女の活躍を日々観られることも楽しみだ。瑠唯 See you soon!」

 

テーブスHC(富士通)
今回のWNBAでのプレーについて

ミスティクス側はかなりルイに期待している。ルイの役割は、日本でのプレーと変わらない。
視野が広く、パスの技術、スピードもあり、WリーグでNo.1かもしれない。
与えられたプレータイムでチャンスを掴まなければならない。オリンピックで大きい選手、上手い選手とやってもできるので自信もってやってほしい。

 

WNBAでプレーした日本人

萩原美樹子氏(東京羽田ヴィッキーズHC)

大神雄子氏(トヨタ自動車アンテロープスAC)

渡嘉敷来夢選手(ENEOSサンフラワーズ)

4人目の日本人WNBAプレーヤーが誕生する。

そして、なによりもミスティクスは、ワシントンD.C.がホームであり、日本代表のエース八村塁選手が所属するワシントン・ウィザーズと同じ街でプレーする事になる町田選手。

日本人としてこれをイメージした人はいないと思う。今年”ダブル・ルイ”が見れることは間違いなく日本人にとってこれほどワクワクすることはない。

【Wリーグ】ENEOSがトヨタに2連敗から今節は日立ハイテクに2連勝で15勝3敗に

写真提供:Wリーグ

【Wリーグ】ENEOSがトヨタに2連敗から今節は日立ハイテクに2連勝で15勝3敗に

第10週 1/8(土) 9(日) 代々木第二体育館
1/8(土)
日立ハイテク 60-74 ENEOS
1Q 25-14
2Q 10-17
3Q 13-19
4Q 12-24

渡嘉敷来夢 (#10) 15得点 6リバウンド 3アシスト 2スティール 3ブロック 2ターンオーバー
梅沢カディシャ樹奈 (#24) 15得点 14リバウンド
宮崎早織 (#32) 13得点 7アシスト
林早紀希 (#11) 11得点(3P3/9)

皇后杯を優勝して、2冠を目指すENEOSの新年はトヨタ自動車との対戦で2連敗して、この日立ハイテクとの試合は大事な2連戦になる。1Qに11点のビハインドにとなって、ENEOSはそこからインサイド、アウトサイドと持ち直し渡嘉敷来夢、梅沢カディシャ樹奈を中心にチームを牽引して大事な勝利を収める。
梅沢カディシャ樹奈はダブルダブルの活躍を見せた。

 

1/9(日)
日立ハイテク 59-77 ENEOS
1Q 15-22
2Q 13-16
3Q 16-21
4Q 15-18

梅沢カディシャ樹奈(#24) 23得点 7リバウンド
林咲希 (#7) 22得点(3P5/7) 5アシスト
渡嘉敷来(#10) 14得点 9リバウンド 5アシスト
高田静 (#21) 11得点

2試合目になる試合は、ENEOSがゲーム入りからしっかりコントロールして、林咲希のスリーポイント5本と炸裂する。この日も、渡嘉敷来夢、梅沢カディシャ樹奈がインサイドを支配して、終始ENEOSのペースで勝利する。

またWリーグ公式戦・第10週の試合後ENEOSサンフラワーズの8位以上が確定し、第23回Wリーグのプレーオフ進出が決定した。

【Wリーグ】三菱電機が首位富士通を60点台に抑え2連勝/ 西岡里紗、渡邉亜弥が勝負強さを見せる

写真提供:Wリーグ

【Wリーグ】三菱電機が首位富士通を60点台に抑え2連勝/ 西岡里紗、渡邉亜弥が勝負強さを見せる

第10週 1/8(土)9(日)名古屋市稲永スポーツセンターで行われた。
首位の富士通相手に2試合とも60点台に抑えて勝ち切る勝負強さを見せた。また富士通は開幕から16連勝してからの2連敗を喫した。

1/8(土)
三菱電機 68-67 富士通
1Q 20-17
2Q 16-12
3Q 13-16
4Q 19-22

<三菱電機>
根本葉瑠乃(#4) 19得点 (3P3/5) 7リバウンド
渡邉亜弥 (#45) 14得点 7アシスト
西岡里紗 (#15) 11得点 8リバウンド
小菅由香 (#9) 10得点 6リバウンド

<富士通>
町田瑠唯 (#10) 13得点 9アシスト
篠崎澪 (#11) 11得点
岡田英里 (#3) 11得点

ゲームの入りは富士通らしい強さを見せて得点ラッシュしてリードする。富士通町田、篠崎を中心に得点していくが、三菱電機の粘りあるディフェンスを見せて富士通の強力なオフェンスを止める。三菱電機の狙いがガチッとはまる。
三菱電機はディフェンスをゾーンに変えて、追い上げたい富士通のリズムを狂わせてターンオーバー起こさせる。
インサイドでもオコエが得点すると西岡がしっかり返していき、流れを渡さない。
最後はお互い中々決まらない時間帯もあったが、三菱電機の渡邉が残り33秒でバスカン取り、富士通は残り29秒で内野が決めて1点差にして凄い展開になる。最後は、富士通がシュートを打つが外れてしまって僅差で三菱電機が首位の富士通に今シーズン初の黒星をつけた。

 

1/9(日) 2試合目
3Qで富士通が一気にラッシュして追いつき、逆転してそのまま行くと思われる展開になったが、三菱電機が粘り強さと集中力で逆転して勝利する。

三菱電機 68-66 富士通
1Q 17-11
2Q 20-12
3Q 15-33
4Q 16-10

<三菱電機>
渡邉亜弥 (#45) 24得点
西岡里紗 (#15) 15得点 6リバウンド 5アシスト
永井唯菜 (#3) 14得点

<富士通>
篠崎澪 (#11) 23得点
オコエ桃仁花 (#99) 18得点 12リバウンド

三菱電機は渡邉を中心にゲーム入りから得点していく。富士通も町田を中心に前日とは違うバスケットをしていくが、三菱電機もディフェンスを仕掛けて富士通にリズムを乗せないで抑えていく。そこに西岡がしっかり得点して引き離す。リードを富士通に許さないまま後半に入っていく。
富士通は宮澤のスリーポイント、そしてカギを握った篠崎が連続で得点してチームを牽引して逆転する。
6点差を広がったが、三菱電機はタイムアウトでしっかり修正してディフェンスのギアを上げて富士通の得点を止める。
リードをして最終の富士通は、インサイドの西岡にスティールされて得点してまたまた三菱電機が逆転でリード。富士通も町田がドライブしてエースのプレーで同点にする、手に汗握る展開になる。
最後は渡邉がジャンパーを決めて残り2秒で2点差にする。エースとはこういうプレーをするということを見せてくれた。
残り1秒で富士通が放ったシュートは外れてゲームオーバーで、三菱電機が首位富士通から2連勝するというビッグゲームをやってのけた。

 

【Wリーグ】三菱電機がシャンソンを圧倒/西岡里紗26得点「ダブルダブル目標に存在感を出していきたい」

【Wリーグ】三菱電機がシャンソンを圧倒/西岡里紗26得点「ダブルダブル目標に存在感を出していきたい」

1/3(月)代々木第二体育館
シャンソン 71-99 三菱電機
1Q 18-22
2Q 15-28
3Q 17-26
4Q 21-23

<三菱電機>
西岡里紗(#15) 26得点 3スティール 4ブロック
渡邉亜弥(#45) 18得点 10アシスト
笠置晴菜 (#21) 12得点
根本葉瑠乃(#4) 11得点

<シャンソン>
小池遙(#1) 25得点

試合の入りは三菱、3×3日本代表選手でもある#15西岡里紗の連続得点、#45ワタナベのハッスルプレーで得点する。#4根本もアウトサイドからフリーでスリーポイントをしっかり決めてリード。シャンソンも#1小池が気を吐いてスリーポイントを決める。50-33三菱電機のリードで折り返す。

後半シャンソンも追い上げていくが、三菱電機は3Qでこの日最大20点差をつける。インサイドにパスがしっかり出て、西岡が得点を重ねていき、更に点差を広げ、試合はそのままリードを保ち三菱電機が勝利して強さを見せた。

シャンソンは要の藤岡が足を痛めていたが試合後に確認したら、大事には至らず次節から変わらずプレー出来るとのことだった。

三菱電機は、インサイドとアウトサイドのバランスが良く出て得点ラッシュがあるのでここから上位を狙っていく。今後の三菱電機を注目したい。

 

 

試合後コメント
西岡里紗選手(三菱電機)

「本日の26得点、フリースロー決めていたら30得点言ってた(笑)心機一転、練習してきた事が試合に出せて良かったと思います。チームメイトともインサイドがアドバンテージだと思っていたので意気があって良かった。フィジカル面は、3×3で海外の選手たちとあったていたので強くなっていると思う、メンタル面でもプレイの選択や判断は身について、オリンピックという舞台に立てた事がエネルギーになって自分の責任もチームの中で芽生えてきているので大切にしていきたい。

自分の強みを自分の仕事を全うするという事は意識しています。スタッツの目標は20得点リバンウンド10本のダブルダブルで、ブロックは3本以上、自分のマークマンはエースが多いので10点未満に抑えることを目標にして2022年は、ひとつ、ひとつ、経験して個人として高みを目指してリーグ戦でも存在感を出してコンスタントに出していきたい。

★お正月らしい事は、お餅2たつ食べました(笑)寮で出してもらえておかわりしたかったです。チームからのお年玉ゲームはゲット出来ず(笑)

今シーズン、ここに立てるのはファンの方々、チームの方々のお陰でそれを忘れずににコートの中で爆破させて自分も楽しめるよう、自分のプレイを見て元気をもらえるプレイをしていきます。皆様、応援よろしくお願いします!」

 

【皇后杯】1Qの5得点から猛攻逆転で富士通がトヨタ自動車に勝利して準決勝へ/町田瑠唯17得点 6アシスト


写真提供 : 日本バスケットボール協会

【皇后杯】1Qの5得点から猛攻逆転で富士通がトヨタ自動車に勝利して準決勝へ/町田瑠唯17得点 6アシスト

12/16 (木)準々決勝第二試合
代々木第二体育館

トヨタ自動車アンテロープス 55-62 富士通レッドウェーブ

1Q 15-5
2Q 15-23
3Q 7-14
4Q 18-20

<富士通レッドウェーブ>
#10町田瑠唯 17得点 6アシスト
#11篠崎澪 15得点
#99オコエ桃仁花 15得点


<トヨタ自動車アンテロープス>
#2長岡萌映子 14得点 11リバウンド



今シーズン、初対戦が皇后杯となる両チーム。

富士通は、アシストのオリンピック記録を作ったPG町田瑠唯、オコエ桃仁花、移籍してきたシューター宮澤夕貴、3×3代表の篠崎澪。

昨シーズンWリーグ優勝のトヨタ自動車は、オリンピック組、馬瓜エブリン、馬瓜ステファニー、山本、三好。


1Q入りは、トヨタ長岡のインサイド、スリーポイントと連続得点から始まる。ボールもオールコートでパスを回しドライブからアタックと、果敢に攻めてくる。トヨタの攻撃とディフェンスに、富士通は町田瑠衣の得点後、いつものオフェンス展開が出来ない。残り18秒で漸く#8内野のスリーポイントがやっと決まり、15-5

2Q、富士通は早々に、町田のスリーポイントを連続決めてくる。起点となる町田、篠崎からの合わせからドライブとオコエの得点もあり点差を詰めてくるが、トヨタも高さと強いディフェンスでインサイドを抑えてくる。ここから、また町田のカッティング、ドライブから得点、宮澤のミドルの後に更に町田が自らドライブし、点差2点まで詰めて寄る猛攻で、30-28後半へ。


後半、両チームギアをあげトランジションの早い展開。富士通はディフェンスから流れを作り、オフェンスリバウンドをしっかりと、オコエの得点で同点。ドライブでインサイドをこじ開けるフィジカルの強い篠崎の3連続得点で一気に逆転となり流れは富士通へ。

トヨタは4分過ぎて我慢の時間から粘ってエブリンがゴール下からねじ込みバスカン。お互い、ハードにディフェンスし、このクォーター、トヨタは7得点に抑えられ37-42で富士通リードで最終クォーターへ。

トヨタはインサイドで得点、富士通はボールを回して展開し、篠崎のスティールから得点で流れを渡さない。オコエのドライブからアタック。ディフェンスも早く寄せてきてトヨタのインサイドからの攻撃もしっかり抑えて、残り3分、篠崎のスリーポイントが決まり、10得点差になる。

トヨタは、ここで交代した#14平下のスリーポイントが出るが、富士通はその後も、うまくズレを作り、篠崎と町田のスリーポイントが決まり最後までリードを保って55 – 62で富士通レッドウェーブが勝利した。

 

 

次は、準決勝、12月18日(土)19時から、デンソーアイリスとの対戦となる。

 

 

試合後コメント

  • テーブスHC(富士通)
    全体通してプラン通り行ったと思う。40分間、同じ質が出来るか今シーズン出せるか課題があった。出だし硬いところがあった。1Q、5点のままの時タイムアウトでディフェンスの確認をして意識も確認してリズムが掴めた。


    町田選手(富士通)
    出だしが硬くて2Qしっかり立て直して勝利できた。オフェンスでアタック出来てなく決めきれなかったので、個人的に意識した。トヨタ戦はリバウンドの意志をした。移籍してきた2人にしっかりリバウンドを取って貰って自分の仕事に集中できた。
    次の試合、デンソーさんもリバウンド、インサイトが強いので皆んなで確認して走るバスケットをして行こうと思います。目標は優勝、一つ一つ戦っていきます。

    篠崎選手(富士通)
    しっかり、リバウンドとディフェンスで我慢して我慢して勝てた。昨年に比べて成長出来た。後半は町田のアタックだけだったので監督からも1人に頼ってはダメと言われ自分の仕事をしっかりやろうと思った。次も先ずは自分たちのディフェンスをハードにして速いバスケをしていく。



    エブリン選手(トヨタ自動車)
    トヨタの良くないところが出た試合になった。
    みんな同じ方向が見れて無かったと思う、環境の変化もありましたが準備する時間も充分あったので自分達の目指すものをしっかり意識してリーグ優勝へ向けていきます。

    長岡選手(トヨタ自動車)
    自分達は後半、ミス、ターンオーバーが多く波に乗れなくディフェンスからやられたく無い事をやられた。自分が出てる時間は力強いプレイを心がけた。今シーズン初対戦、気合いが入っていていつも通り意識してきた。次アジャストして活かせたい。

【Wリーグ】大黒柱エース高田真希が牽引するデンソーアイリスは開幕10連勝で首位に/今シーズンは何としても初悲願へ

【Wリーグ】大黒柱エース高田真希が牽引するデンソーアイリスは開幕10連勝で首位に/今シーズンはなんとしても初悲願へ

デンソーのみならず、日本の大黒柱の高田真希選手。オリンピック後はテレビ出演、ネット出演が増えて日本女子バスケ界の認知、人気に貢献してきた。
また今シーズンは、自身のYouTubeチャンネル「高田真希チャンネル」を開設、会社も設立してパワーある活動をしている。

https://youtube.com/channel/UCSjomId2R711bjrrYuuwevg

何よりもデンソーのリーグ初優勝を目指している今シーズンの高田真希選手は21日は、30得点と爆発した。もちろん高田真希選手は数字だけでは語れない選手なのはもちろんだが30得点と得点でもチームを牽引した。

デンソーには、オリンピックやアジアカップ5連覇してMVPに輝いた赤穂ひまわり選手、姉の赤穂さくら選手、日本代表でも活躍してきた本川紗奈生選手を中心にチーム一丸となって悲願の初優勝に向かって戦い、開幕10連勝で首位を走っている。
富士通も10勝、ENEOSは9勝と僅差での戦いが最後まで続くと思われる熱いシーズンになる。

第6週11/20(土)21(日)ウィングアリーナ刈谷

20日(土)
デンソー 85-65 アイシン
高田真希
22:51出場
20得点(3P3/3) 4リバウンド 3アシスト


21日(日)
デンソー 71-63 アイシン
高田真希
32:02出場
30得点 9リバウンド 4アシスト

#8 高田真希

#88 赤穂ひまわり

#6 本川紗奈生

#12 赤穂さくら

 

順位と個人スタッツ 11/21時点

順位
1.デンソー 勝ち点20 10勝0敗
2.富士通 勝ち点20 10勝0敗
3.ENEOS 勝ち点19 9勝1敗


個人スタッツ
得点
1.渡嘉敷来夢(ENEOS) 21.00
2.高田真希 (デンソー) 20.20
3.オコエ桃仁花(富士通) 16.25

アシスト
1.町田瑠唯(富士通) 9.20
2.宮崎早織(ENEOS) 8.30
3.渡邉亜弥(三菱電機) 6.80

リバウンド
1.渡嘉敷来夢(ENEOS) 11.50
2.高田真希(デンソー) 9.30
3.ダラーメ・マレム・ドイ(日立ハイテク) 8.67

ブロックショット
1.馬瓜ステファニー(トヨタ自動車) 1.63
2.渡嘉敷来夢(ENEOS) 1.60
3.オコエ桃仁花(富士通) 1.13

フィールドゴール
1.渡嘉敷来夢(ENEOS) 76.79%
2.ダラーメ・マレイ・ドイ(日立ハイテク) 75%
3.ディヤイ・ファトー(シャンソン) 68.18%

3P成功率
1.上長美菜(アイシン) 52.38%
2.三好南穂(トヨタ自動車) 48.48%
3. 奥山理々嘉(ENEOS) 47.62%

フリースロー成功率
1.馬瓜ステファニー(トヨタ自動車) 89.47%
2. 藤本愛瑚(ENEOS) 89.47%

【Wリーグ】渡嘉敷来夢2試合連続15得点9リバウンドでチームに貢献 / デンソー、富士通は10連勝

写真提供 : Wリーグ

【Wリーグ】渡嘉敷来夢2試合連続15得点9リバウンドでチームに貢献 / デンソー、富士通は10連勝

Wリーグは第6週6試合が2日間行われた。堺市大浜体育館ではENEOSが2連勝した。
11.20-21 堺市大浜体育館

11/20(土)
ENEOSサンフラワーズ 95-56 新潟アルビレックスBBラビッツ

#7 林咲希 13得点(3P3/5)
#10 渡嘉敷来夢 15得点 9リバウンド
#24 梅沢カディシャ樹奈 15得点 10リバウンド
#32 宮崎早織 6得点 10アシスト
#21 高田静 16得点

11/21(日)
ENEOSサンフラワーズ 95-67 新潟アルビレックスBBラビッツ

#10 渡嘉敷来夢 15得点 9リバウンド 4アシスト
#2 奥山 理々嘉 18得点(3P4/4) 7リバウンド
#5 藤本愛瑚 18得点

2日目、ENEOSがゲーム入りは抜け出したが、新潟も得点して追いついていく。渡嘉敷ドライブ、奥山の連続スリーポイントでENEOSのリズムにしていく。藤本も安定して得点し新潟を一気に引き離す。

前半からENEOSらしいプレーが出てリバウンドにもこの点差が出ている。新潟はなんとか渡嘉敷へのディフェンスをダブルチームでいくがアウトサイドから得点して追いつこうとするが後半のENEOSは、奥山、藤本と次世代を担う選手がチームを引っ張り得点して点差は広がりENEOSは2連勝した。

この2日間で、デンソーと富士通は2連勝して無敗の9連勝で走っている。高田真希はアイシン戦で、30得点と絶好調。

ENEOSは3位につけている。昨シーズンチャンピオンのトヨタ自動車は、トヨタ紡績に負けて今シーズン1敗する。

 

#2 奥山 理々嘉

#5 藤本愛瑚

#32 宮崎早織

#24 梅沢カデイシャ樹奈

#21 高田静

 

【Wリーグ】町田瑠唯、オコエ桃仁花がトヨタ紡績に行きかけた流れを渡さず富士通開幕6連勝

【Wリーグ】町田瑠唯、オコエ桃仁花がトヨタ紡績に行きかけた流れを渡さず富士通開幕6連勝

11.6(土)第4週 カルッツかわさきでGame2が行われた。
前日の11/5(金)にGame1が行われて71-57で富士通が勝利している。町田9得点、11リバウンド 、12アシストとゲームを引っ張り、オコエが16得点(3P4/7)のチームハイ、宮澤夕貴、篠崎澪が14得点のスコアで開幕から全勝で迎えたこの日は中々厳しい試合になった。

富士通レッドウェーブ 51-44 トヨタ紡績サンシャインラビッツ
1Q 10-8
2Q 12-5
3Q 16-17
4Q 13-14

<富士通>
#99 オコエ桃仁花 16得点(3P3/4) 7リバウンド
#10 町田瑠唯 11得点 4リバウンド 3アシスト

<トヨタ紡績>
#8 東藤なな子 10得点

富士通とトヨタ紡績のこの試合は、ロースコアで試合は進んでいくが、4Qでトヨタ紡績がようやく掴まえる。2点差まで追い上げて、流れがトヨタ紡績に行きかけたところ、富士通がスターターに戻して、ボールをしっかり展開して、オコエ、宮澤と得点して点差をまた広げる。そして町田がコントロールして、得点が欲しい時にしっかり取る富士通はここが今シーズンの強みになっている。
トヨタ紡績の粘り強さも出て追い上げたが、勝負どころで富士通が得点して、トヨタ紡績を振り切って開幕から全勝で2連勝する。

 

 

 

試合後コメント

町田瑠唯キャプテン
「スッキリした試合ではなかったが、しっかり勝ててよかった。修正して来週もしっかり勝ちに行きたい。」

【Wリーグ】渡嘉敷来夢が帰ってきた/ じん帯断裂から10ヶ月/ ENEOS開幕4連勝で快勝

【Wリーグ】渡嘉敷来夢が帰ってきた/ じん帯断裂から10ヶ月/ ENEOS開幕4連勝で快勝

渡嘉敷来夢とENEOSの今シーズンの開幕は、10/23(土)、24日(日)に鐘山スポーツセンターで山梨QBと戦って2連勝で始まった。

23日は、山梨QB 95-91 ENEOSのスコアで、渡嘉敷来夢は、35得点 9リバウンド

翌日の第2戦は、山梨QB 65-81 ENEOSのスコアで、渡嘉敷来夢は、23得点15リバウンドのダブルダブルでENEOS2連勝に大きく貢献した。

チームには、オリンピックで活躍した、林咲希、アジア大会ベスト5に選出された宮崎早織、日本代表の中田珠美、次世代エース奥山理々嘉など、そうそうたるメンバーが揃っているENEOSだが、このチームを牽引してきた渡嘉敷来夢の10ヶ月ぶりの復帰。昨シーズンのWリーグ覇者となったトヨタ自動車に、奪われたリーグ優勝奪還に向けて発進した。

そして、東京羽田戦が10/30.31で行われて、2連勝し渡嘉敷来夢の存在感を存分に知らしめた。

10/30(土) ウィング・ハット春日部
ENEOS 85-68 東京羽田
渡嘉敷来夢 35分33出場
23得点 12リバウンドのダブルダブル。
3アシスト 2スティール 6ブロック

10/31(日)
ENEOS 東京羽田
渡嘉敷来夢 26分38出場
24得点 10リバウンド 2アシスト 3ブロック

とても長いブランクとは全く感じさせないプレーを見せた。
また、渡嘉敷来夢の笑顔がコートにある事は日本の女子バスケットボール界を盛り上げてくれる。

次戦のカードはシャンソンとの対戦になる。11/6(土)7日(日)
東祥アリーナ安城(愛知県)
ENEOS vsシャンソン