天皇杯と皇后杯が改変されることが3月14日天皇杯前日にJBAの渡邊事務総長から発表された。
2025年度以降天皇杯・皇后杯レギュレーションが変わる。まず、変更内容は①男女ファイナルラウンドの集中開催方式の導入 ②ファイナルラウンド出場枠の再編 ③競技ルールの変更の3つの大きな変更点になる。
その背景には、Bリーグでは開幕前から天皇杯の試合が行われるなど、開幕との調整が難しいとの声があったり、過密日程での選手負担を減らす、選手のプレー向上、ファイナルラウンド集中開催による大会価値の向上がある。変更点は下記になるが、詳細や日程などの最終調整はこれからになる。
◉1回戦(8試合)
2026年1月6日(火)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館
◉2回戦(8試合)
1月7日(水)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館
◉クォーターファイナル
1月8日(木)国立代々木競技場第一体育館
◉セミファイナル
1月10日(土)国立代々木競技場第一体育館
◉ファイナル
1月12日(月・祝)国立代々木競技場第一体育館
天皇杯ファイナルラウンド出場枠の再編 男子24チーム
都道府県ラウンド
原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出
各ブロック代表(9枠)
原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ
北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州
社会人推薦枠(1枠)
前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠
大学推薦枠(1枠)
前年インカレの成績から優勝チームのブロックへ1枠、当該シーズンの春季大会の結果で決定
トップリーグ推薦枠(13枠)
前シーズンの成績をもとに
B1 8枠
B2 4枠
B3 1枠
◉1回戦(8試合)
2026年1月5日(月)駒沢体育館
◉2回戦(8試合)
1月6日(火)駒沢体育館
◉クォーターファイナル
1月8日(木)国立代々木競技場第二体育館
◉セミファイナル
1月9日(金)or10日(土)※調整中
国立代々木競技場第一体育館or第二体育館
◉ファイナル
1月11日(日)国立代々木競技場第一体育館
皇后杯ファイナルラウンド出場枠の再編 女子24チーム
都道府県ラウンド
原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出
各ブロック代表(9枠)
原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ
北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州
社会人推薦枠(2枠)
前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠ずつ
大学推薦枠(3枠)
前年インカレの成績から各ブロックで当該シーズンの春季大会の結果で3枠
トップリーグ推薦枠(10枠)
前シーズンの成績をもとに
Wプレミア 8枠
Wフューチャー 2枠
大会エントリーについて
天皇杯・皇后杯を通じてエントリーできるチームは1人1チームとし、移籍した場合も出場を認めない
※ラウンド中・ラウンドごとにエントリーするチームが変わることは不可
※Bリーグの特別指定選手やWリーグのアーリーエントリーの選手は、当該年度に天皇杯・皇后杯に出場していた場合、出場不可
外国籍選手の登録人数及びオンザコートルールについて
・外国籍選手(留学生含む)の登録は2名まで。エントリー時点で確定し、その後の変更はできない
・コート上でプレーできる外国籍選手は、試合を通じて1チーム1名まで(オン・ザ・コートワン)
・アジア特別枠は廃止し、Bリーグでアジア特別枠で登録してる選手は、外国籍選手として登録
・帰化選手は、試合を通してコート上でプレーできる人数は1名までとし、外国籍選手1名と同時にプレーすることができる