【天皇杯・皇后杯】2025以降改編1月に男女集中開催へ ファイナルラウンドは男女24チーム

【天皇杯・皇后杯】2025以降改編1月に男女集中開催へ ファイナルラウンドは男女24チーム

天皇杯と皇后杯が改変されることが3月14日天皇杯前日にJBAの渡邊事務総長から発表された。

2025年度以降天皇杯・皇后杯レギュレーションが変わる。まず、変更内容は①男女ファイナルラウンドの集中開催方式の導入 ②ファイナルラウンド出場枠の再編 ③競技ルールの変更の3つの大きな変更点になる。
その背景には、Bリーグでは開幕前から天皇杯の試合が行われるなど、開幕との調整が難しいとの声があったり、過密日程での選手負担を減らす、選手のプレー向上、ファイナルラウンド集中開催による大会価値の向上がある。変更点は下記になるが、詳細や日程などの最終調整はこれからになる。

 

2025年度天皇杯ファイナルラウンド 

◉1回戦(8試合)
2026年1月6日(火)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

◉2回戦(8試合)
1月7日(水)国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

◉クォーターファイナル
1月8日(木)国立代々木競技場第一体育館

◉セミファイナル
1月10日(土)国立代々木競技場第一体育館

◉ファイナル
1月12日(月・祝)国立代々木競技場第一体育館

 

天皇杯ファイナルラウンド出場枠の再編 男子24チーム

都道府県ラウンド
原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出

各ブロック代表(9枠)
原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ

北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州

社会人推薦枠(1枠)
前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠

大学推薦枠(1枠)
前年インカレの成績から優勝チームのブロックへ1枠、当該シーズンの春季大会の結果で決定

トップリーグ推薦枠(13枠)
前シーズンの成績をもとに
B1 8枠
B2 4枠
B3 1枠

 

2025年度皇后杯ファイナルラウンド

◉1回戦(8試合)
2026年1月5日(月)駒沢体育館

◉2回戦(8試合)
1月6日(火)駒沢体育館

◉クォーターファイナル
1月8日(木)国立代々木競技場第二体育館

◉セミファイナル
1月9日(金)or10日(土)※調整中
国立代々木競技場第一体育館or第二体育館

◉ファイナル
1月11日(日)国立代々木競技場第一体育館

 

皇后杯ファイナルラウンド出場枠の再編 女子24チーム

都道府県ラウンド
原則、当該年度の8月までに都道府県ラウンドを開催し、上位チームがブロックラウンドに進出

各ブロック代表(9枠)
原則、当該年度の11月までにブロックラウンドを開催し、各ブロック1枠ずつ

北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州

社会人推薦枠(2枠)
前シーズンの成績(高松宮記念杯 全日本社会人バスケットボールプレミアムチャンピオンシップ優勝チーム)をもとに1枠ずつ

大学推薦枠(3枠)
前年インカレの成績から各ブロックで当該シーズンの春季大会の結果で3枠

トップリーグ推薦枠(10枠)
前シーズンの成績をもとに
Wプレミア 8枠
Wフューチャー 2枠

 

競技ルールの変更

大会エントリーについて
天皇杯・皇后杯を通じてエントリーできるチームは1人1チームとし、移籍した場合も出場を認めない
※ラウンド中・ラウンドごとにエントリーするチームが変わることは不可
※Bリーグの特別指定選手やWリーグのアーリーエントリーの選手は、当該年度に天皇杯・皇后杯に出場していた場合、出場不可

外国籍選手の登録人数及びオンザコートルールについて
・外国籍選手(留学生含む)の登録は2名まで。エントリー時点で確定し、その後の変更はできない
・コート上でプレーできる外国籍選手は、試合を通じて1チーム1名まで(オン・ザ・コートワン)
・アジア特別枠は廃止し、Bリーグでアジア特別枠で登録してる選手は、外国籍選手として登録
・帰化選手は、試合を通してコート上でプレーできる人数は1名までとし、外国籍選手1名と同時にプレーすることができる

 

【お知らせ】バスケットボール専門メディア、Jbasketのコミュニティサイト「Jbasket AND1」をオープンしました🎉

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この度オープンしたのは、Jbasketのコミュニティサイトです。選手・ヘッドコーチなどとの貴重なインタビュー・対談に加え、Jbasketでは掲載していない取材未公開写真が見れる他、ファンが撮影した自慢の写真を投稿することができる「推しPOST」、ファン同士がコミュニケーションできるグループチャットなど、双方向で盛り上がれるファンコミュニティサービスとなっております。

当サイトの詳細は、下記URLよりご確認ください。

コミュニティサイト詳細
■コミュニティサイト名
Jbasket AND1(ジェイバスケット アンドワン)

■URL
https://jbasket.bitfan.id/

 

 

【Wリーグ】馬瓜エブリン 今野紀花がデンソーに加入/エブリン「高田選手に何も持たさずに引退はさせられない」今野「初優勝に貢献」

【Wリーグ】馬瓜エブリン 今野紀花がデンソーに加入/エブリン「高田選手に何も持たさずに引退はさせられない」今野「初優勝に貢献」

日本代表で活躍する高田真希、赤穂ひまわりや本川紗奈生が所属しているデンソーアイリスに馬瓜エブリンと今野紀花という新戦力として新たな力が加わる事になった。
デンソーは強豪でありながらWリーグで優勝がないチームで、来シーズンのケミストリーがデンソーを頂点へ輝かせる事が出来るか更に注目になっていく。

馬瓜エブリンは東京オリンピックで日本の銀メダルに大きく貢献した後に2022年から休養をとって色んな活動をしてきた。1年間の休養後新たな現役復帰の場をデンソーアイリスを選んだ。
そして、もう1人の今野紀花は高校卒業後にアメリカNCAAの名門ルイビル大学に進学して、学業とバスケットを両立させて、3年生ではNCAAトーナメント準決勝まで進んだ経験を持つ。

この2人の会見が6/12に刈谷市で開催された。

 

#0 馬瓜エブリン

Q:デンソーに入団を決めた理由、気持ちを

「このような会見を女子では中々無いので選手を大事にしてくれる所、暖かさという所が思いとしてはあります。
ここは伝統があるチームで、一人一人のポテンシャルみたいなところがすごくあるチームで毎回対戦する度に嫌だなぁという気持ちになります。ここにもし私が加わることによって、初優勝という新しい歴史を作ることができたら、本当にこれはWリーグにとってもまた面白いことができるなと思ってます。

今シーズンは優勝に向けて、そして高田選手に何も持たさずに引退はさせられないという思いがあります。もちろん高田選手は50歳くらいまでプレーすると思いますが、、笑
サポートするだけではなくてですね、高田選手を引っ張るぐらいの選手が出ていかなきゃいけないって思っています」

Q:休養で得たものは

「1年間お休みして、去年の7月に発表したんですが既にバスケットやりたかったです。本当にこのままお休みを取る事に恐怖心がありました。1年間後に戻って来れるのかどうか、この1年でWリーグ、スポーツ界でどれくらいの影響があるのかありましたが、自分の人生を考えた時に、この休みを取って、その中でやりたい事や、外からバスケット界に貢献するという事でした。
今まで関わって来なかったようなビジネス界の方々、それ以外ではアメリカに行ったりなど、スポーツの現状、女子バスケの現状を色んな方々と話してきたり出来たので得たものは大きかったです。」

 

#73 今野紀花

Q:デンソーに入団を決めた理由、気持ちを

「選手を見た時にリツさん(高田真希)を始めとする日本を代表するリーダーが揃っている事、若い選手が多いので勢いのあるチームだと思って、私が加わる事によって更にいいチームになって優勝を狙いたいという気持ちがありました。あともう1つは、サポート体制やチームの方々と会って、温かさや人柄にすごく惚れたという所があります。今シーズンはエブリンさんと同じように、初優勝に貢献出来るように頑張ります」

Q:対戦したい選手は

「アメリカにいる間は、Wリーグを観戦することは難しかったです。その中でも、赤穂さくらさん、ひまわりさんは、私が中学生の頃からウインターカップなどの試合をみていたので凄く憧れていて、なのでこのチームで一緒に切磋琢磨出来る事を凄く幸せな環境だと思ってますし、シーズン全て一緒に居れる事に幸せに思います。」

 

キャリア

#73 今野紀花
SG/179cm/23歳/宮城県仙台市出身
聖和学園高校
ルイビル大学
・2021年東京オリンピック、ワールドカップ日本代表候補選手選出
・2022年3年次NCAAトーナメントで準決勝進出
・FIBA 3×3アジアカップ日本代表出場
・名門ルイビル大学でのスタッツ
2019-20シーズン 16試合出場 1試合平均 平均4.6得点
2020-21シーズン 30試合出場 平均3.4得点
2021-22シーズン 20試合出場 平均2.7得点
2022-23シーズン 28試合出場 平均2.4得点

デンソーアイリス 2023-新加入

 

#0 馬瓜エブリン
PF/180cm/28歳/愛知県出身
桜花学園 高校三冠
2014-17 アイシン・エィダブリュ ウィングス
2017-22 トヨタ自動車アンテロープス
2020-21、2021-22Wリーグ2連覇
2022-23 1年間休養
2023-デンソーアイリス

日本代表🇯🇵
2012 U-17世界選手権
2014 アジア競技大会3位
2017 アジアカップ 優勝
2018 ワールドカップ 9位
2019 FIBAアジアカップ 優勝
2020 FIBA東京2020予選大会
2021 東京オリンピック 銀メダル🥈

【Wリーグ】オールスター2日間に渡って盛り沢山/日韓戦、フレッシュ、スキルズチャレンジ、3Pコンテスト、車いすバスケ、オールスター戦

Wリーグと韓国WKBLの日韓戦後

【Wリーグ】オールスター2日間に渡って盛り沢山/日韓戦、フレッシュ、スキルズチャレンジ、3Pコンテスト、車いすバスケ、オールスター戦

2023年4月29.30日の2日間に渡って有明アリーナにて開催してされた。
昨シーズンも素晴らしい盛り上がりを見せていたが今シーズンも素晴らしい盛り上げを見せた。
2021-22オールスター

【Wリーグ】オールスターMVPは三好南穂3P6本「最高のバスケット人生でした」MIP篠崎澪「8年間本当にありがとうございました 」/ DAY2

DAY1

Wリーグのルーキー選手達によるフレッシュオールスター、韓国リーグとWリーグ選手のスキルズチャレンジと3ポイントコンテスト、韓国リーグのWKBLから若手中心のオールスターチームとWリーグ各チームから1選手選抜されて戦った。日本が2つともに勝利した。3ポイントコンテストでは山本麻衣が18得点あげて勝利に大きく貢献した。

 

<スキルズチャレンジ>
◉WKBL RISING SATRS
1.チョ スア(サムソン生命)1分12秒
2.イ ヘミ(新韓銀行)41.64秒
3.パク ソヒ(ハナ1Q)38.49秒
TOTAL 2分33.40秒

◉W LEAGUE ALLSTAR UNITED
1.宮崎 早織(ENEOS) 55.01秒
2.平末 明日香(トヨタ紡織) 38.33秒
3.本川 紗奈生(デンソー) 30.61秒
TOTAL 2分04.35秒

<3ポイントコンテスト>
◉KBL RISING SATRS
1.イ ソヒ(BNK SUM)12pt
2.パク チヒョン(ウリ銀行)10pt
3.ホ イェウン(KBスターズ)10pt
TOTAL 32pt

◉W LEAGUE ALLSTAR UNITED
1.宮澤夕貴(富士通)8pt
2.林咲希(ENEOS) 15pt
3.山本麻衣(トヨタ自動車)18pt
TOTAL 41pt

 

そして日本vs韓国の対抗戦オールスター戦が行われた。ゲームは韓国 パク チヒョンが3ポイントを炸裂させて韓国が一気にリードして点差を広げたぎ、徐々に日本もギアが上がってきて、オールスター戦ではあるが、真剣勝負も見れて白熱した素晴らしいゲームを披露してくれた。MVPは東藤なな子が輝いた。

Wリーグ 89-84 WKBL
<Wリーグ>
#23 山本麻衣 12得点(3P4/9)
#12 本橋菜子 11得点 5AST
#6 白崎みなみ 10得点 8Reb
#8 東藤なな子 9得点 7Reb
#10 渡嘉敷来夢 9得点 4AST

#5 パク・チヒョン 25得点(3P5/10) 12Reb

 

試合後コメント


MVP 東藤なな子(Wリーグ)

「韓国が思ったよりコンタクトも強くシュートも入っていたのでアジャストしながら対応出来ました。代表でのホットラインのようにここに走れば出してくれてアースさんとのバックカット、渡嘉敷さんとのブレイクなど楽しかったです。

J:リーグ終了からどんな過ごし方をしてますか

「1年間通して代表があって、チームに戻ってと密度のある1年間だったので、今は少しずつ身体を動かしながら美味しいものを食べたり、地元に帰ってリフレッシュしてます。日韓戦はオールスターで楽しみもありましたし、その中でも実力試し合いという所もあったので、日本や韓国の良さを伝えられたんじゃないかなと思ってます。」

 

#10 渡嘉敷来夢 (Wリーグ)
「オールスターで韓国と戦って一緒に盛り上げる事が出来るのは嬉しく思います。交流も含めてこれからがたのしみだと感じます。新鮮と楽しいです。来年あるならもっと準備してしていいパフォーマンスを見せたいですね。韓国は能力も高く素晴らしいチームですね。1番は勝ちたい気持ちが大事ですね。私もWNBAの舞台で凄い選手と戦う時に気持ち的に負けてしまう馬場がありので、まずはどんな相手でもやってやるという気持ちが大切になると思います」

J:声を出してどんな試合、楽しみにして臨みましたか
「前半は楽しく出来ればと思って本当に韓国が3Pが入ってこのまま行っちゃうんじゃないのかと少し焦りました。韓国もいい感じに来ていたので後半自分がシュートを打って答えないといけないと思ってやりました。最後の最後も裏パス出してなどやったのでいい試合が出来ました。WKBLの皆さんに感謝してしてます。」

 


#5 パク・チヒョン(WKBL)
「ユース、代表でも日本と戦う事はありますが、今回このようなイベントで楽しくできましたし、日本選手、日本チーム、ファンの皆さまが暖かく迎えて貰えた事でより楽しいイベントになりました。渡嘉敷来夢選手が出場と聞いた時に凄く嬉しかったです。自身WNBAを目標にしているのでWNBAで活躍した選手とこのようにプレー出来て勉強になり凄く尊敬しているので機会を頂けて嬉しく思います。印象に残った選手は東藤選手です。シュートももちろんですが、ゲームの流れを変える所、日本はDFが素晴らしいと思いました」

 

DAY2

車いすバスケットボール男子日本代表、東京パラリンピックでキャプテンだった豊島英氏によるチームとWリーグ選抜の高田真希チームがとの対戦。結果は19-8は豊島チームの勝利。

スキルズチャレンジでは前日の韓国との対抗参加していた宮崎早織、3ポイントコンテストでは同じく林咲希が優勝した。

優勝🥇宮崎 早織(ENEOS)

1 宮崎 早織(ENEOS) 22.44秒
2 平末 明日香(トヨタ紡織) 22.56秒
3 本川 紗奈生(デンソー) 28.06秒
4 小池 遥(シャンソン) 29.98秒
5 白崎 みなみ(姫路) 32.51秒
6 本橋 菜子(東京羽田) 35.05秒
7 東藤 なな子(トヨタ紡織) 39.96秒
8 渡邉 亜弥(三菱電機) 49.26秒
9 川井 麻衣(トヨタ自動車) 1分00.30秒

優勝🥇林 咲希(ENEOS)

1 林 咲希(ENEOS)18点
1 宮澤 夕貴(富士通)17点
3 平下 愛佳(トヨタ自動車)16点
3 山本 麻衣(トヨタ自動車)15点
5 吉田 舞衣(シャンソン)12点
6 岡 萌乃(山梨)11点
6 酒井 彩等(アイシン)11点
8 白鞘 郁里(日立ハイテク )10点
8 内尾 聡菜(富士通)10点
10 根本 葉瑠乃(三菱電機)9点

そしてオールスターゲームでは、渡嘉敷来夢チームと山本麻衣チームに選手が分かれての対戦になった。渡嘉敷来夢率いるteamSUNRISEが山本麻衣率いるteamSTARLIGHTに勝利した。とんねるずの石橋貴明氏が女子バスケ応援アンバサダーとして高田真希とタッグを組んで、とんねるずの「もじもじくん」コスプレで盛り上げた。また渡嘉敷来夢もファンの期待に応えて今大会欠場の町田瑠唯の顔写真と共に盛り上げた。今シーズンのオールスター戦も昨シーズンに引き続き、ファイナル後に開催されて選手の楽しむシーンが多く素晴らしい大会になった。

 

SUNRISE 88-87 STARLIGHT

MVP #8 高田真希
17得点 6Reb

MIP #7 林咲希
15得点(3P3/6)

【Wリーグ】優勝🏆ENEOS、準優勝トヨタ自動車コメント /渡嘉敷来夢、長岡萌映子、宮崎早織、林咲希、星杏璃、佐久本HC/大神雄子HC、山本麻衣、馬瓜ステファニー 

【Wリーグ】優勝🏆ENEOS、準優勝トヨタコメント/渡嘉敷来夢、長岡萌映子、宮崎早織、林咲希、星杏璃、佐久本HC/大神雄子HC、山本麻衣、馬瓜ステファニー

2022−23シーズン再延長の激闘、死闘の末にENEOSが4年ぶり17回目の優勝に輝き、皇后と杯併せて2冠を達成 Jbasket記事

【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

 

ENEOS優勝コメント

渡嘉敷来夢 (ENEOS)
「長引けば長引くほどうちが有利かなと思ってました。そしていつか自分達の時間が来ると思ってたので、それが最後の最後に、本当に我慢して出た結果だと思います。本当に勝てて良かったです。はい!
最後の最後まで自分達を信じきれた。3Pやられても誰も顔を下げる事なく、自分達だったらできると強い気持ち!それだけだと思います。」

J:相手の全てのDFに対してどう対応していきましたか

「苦しかったですね。それでもみんなが信じてくれてのが本当に嬉しかった、、それで踏ん張れてました。
フィジカル強く寄ってきて外に出しても”今のはいける”ってチームからの声で行くしかないんだなっていうのは思いました。
誰が来てもやるしかなかったです!
はい、でも本当にキツかったです。」

 

長岡萌映子(ENEOS)
「本当に嬉しかったです。古巣という事もあって2連覇しているトヨタに対して優勝出来てよかったです!我慢の時間で相手に突き放されずに、チームでやろうと、自分は得点こそ決めれなかったですけど、DFで何かできる事をやれて勝てて本当に良かったです。ここはタクさんがいるのが絶対的な存在だし、チームの軸としてあるので、それをどう上手くやるかだったので、そのタクさん使えたら強いんじゃないかなと思ってENEOSに来たので、タクさんを1番に見る事を意識してやってきました。苦しい時間帯もありましたがそこを信じてやってきたので私だけじゃなくみんなもそうだったと思います」

渡嘉敷来夢「何回も助けられました、、、」

「こう言ってもらえて光栄ですけどもっと出来たかなって、開幕は酷いバスケットだったですけど後半になるにつれてやりたいものが見えてきて優勝に繋げられてよかったな思います」

 

宮崎早織(ENEOS)
「去年から悔しい思いをずっとしていて、今シーズン無事にいい結果が出て良かったなって、正直不安だったのが一気に晴れて嬉しい気持ちで一杯なんですけど、今日はスターター、ベンチメンバーが頑張ってくれました。出れなかった選手もいるんですけど、ENEOSが強い所はスターターだけじゃなく、途中からの選手が流れを持ってきてくれるのがもう一つの強みだと思っているので感謝したいと思ってます」

J:DFでのかなり厳しいピックに対してどう対応してましたか

「トムさんと清美さんに1年目から2年目にかけてDFを徹底的に教わり、凄い怒られもしました笑。身体が弱くて誰よりもファイトオーバーができなくて、毎日泣いて練習していました。そのOFが岡本さん、吉田さんに練習やってもらっていたので絶対意地でもついていく、相手に対して削って削っていくのが仕事だと思っていたので意地でついていくという事を最初からやりました」

 

林咲希(ENEOS)
「50分間長い試合だったですけど、コートの中で選手達でずっと声を掛け合ってましたし、ベンチもずっと声を出してくれていたので、本当にチーム一丸となって戦えたんじゃないかなと思います。相手の3Pが入らず、自分達も良くはなかったですけど要所要所で決める事が出来たので、最後どっちに転ぶかわからない状況で勝ちきれてよかったなと思います」

 

星杏璃(ENEOS)
「4年目なんですけど、初めてリーグ優勝、皇后杯と2冠を取って勝つ事がこんなに嬉しいんだなって感じました。大事な所で自分はベンチにいたんですけど、その緊迫した試合の中でも助けてくれるお姉さん達が勝ち切ってくれるのが頼もしかったです。ありがとうございました」

 

佐久本智HC (ENEOS)
「こういうゲーム展開になると思っていなかったので、もう本当になんて言うんだろう、、我慢我慢の連続でそれを選手達がしっかり耐えて、自分達のプレーを信じて仲間を信じてやった結果だと思います。目標としていた2冠を達成出来たのでホッとしてます。苦しい場面で点が入らない、その時はDFとReb取ろうと自分達の流れを待って、走るチャンスが生まれてペースが作れたと思ってます。我慢とはOFが上手くいかない時にDFでしっかり頑張ってチャンスを狙う、その経験が活きていると思ってます」

J:今回の優勝は現役も含めてどう感じてますか

「現役時代になってというのは個人的な事だったり嬉しい気持ちがあるんですがコーチになって選手、スタッフ、ファンの皆さんが喜んでいるのを見て、それで本当にみんなに応援されているんだなと思って喜びが湧き、選手の時よりもコーチになってからの方が本当に嬉しくこのメンバーでやれて本当に楽しかったです」

 

トヨタ自動車コメント

大神雄子HC (トヨタ自動車)
「みんなが全力を尽くしたベストゲームだったんじゃないかと思ってます!戦術どうのこうのじゃなく、トヨタもENEOSさんも、、なんて言うんですかね、、、もう言葉では表せない、そんな試合でした。
改めてバスケットの楽しさを選手が表現してくれての50分本当はもっと見たいと思ってくれてる人達がいると思うんですけど、選手はよく戦ったと思います。本当にありがとうございました」

J:毎試合作戦を少しずつ変えて戦ったチーム力について

「リーグ2位で通過出来たのでしっかりと準備する期間がありました。その中でスクリーンのかけ方、かけた時の逆のビッグマンの動き方と含めて練習してきました。渡嘉敷選手に対して、うちのビッグマンをどこに置くか、他のチームとはまた違うしスカウティングにアジャストしていかないといけなかったです。ただうちには2人のハンドラーがいるので、ステファニーとどう絡ませてやるかワクワクさせてくれるようなプレーをみんながデザインしてくれたと思ってます。DFはeffortとenergyなのでみんなから50分感じたので何も言う事はないと思ってます。」

 

山本麻衣(トヨタ自動車)
「優勝を狙ってたので負けて凄く悔しいです。自分もOTに入る時1本のシュートを決めきれなくて、、、悔しくて、、でもみんなでここまで成長して来れて最後OTまでプレー出来た事が嬉しく、本当に1番いい顔をしていたと思います。それは自信をもって言えるので、この経験を来年に繋げてまた戻って来たいと思います」

J:起点となってスクリーンを精度高くプレーしていたOFについて

「ピックの所でアドバンテージが出来ていたのはわかっていたのでそこをどう上手く組み立ててやるのか、パスからなのかドリブルから入るのか、都度都度コートの中でしっかりコミュニケーション取って、試合の中でもアジャスト出来ていて、センターとも合わす事も出来ていたと思います。前半は自分がドライブからシュートが多かったですが、後半はチームプレーの合わせも試合通して成長出来たと思います。」

 

馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)
「優勝した経験があるからこそ悔しいなと改めて思いました。気持ちの部分が凄く大きくて、途中から勝ち負けよりずっとこの時間が続けばいいと、、 楽しくなって、最後負けてしまったんですけど、今シーズン正直ここまで来れるとは信じられなかった。でもみんな凄く成長して一人一人が気持ちを強くもって、経験あるチームにダブルOTなったのは自信にも繋がったなと思います。トヨタファンに言いたいのはトヨタの未来は明るいぞって言いたいです。最後自分が決めきれなかったのは凄く悔しいな、、と思ってます。スラムダンク風に言うと自分に足りない経験はこれだったのかって、、楽しく出来ました。」

J:起点となってスクリーンを精度高くプレーしていたOFについて

「山本選手とは3×3も含めてずっと長い間やってきてるので、欲しい時に自分がいられるように、シュートが打ちやすいようにどうスクリーンかけたらいいか2人の経験でお互いに瞬間瞬間に判断してこれてると思うので、最後は相手がファイトオーバーしてきたりなどありましたが、やっぱり理解しあえてるのでそれに周りも合わせてくれた。話せばすぐに切り替えてくれるのでチームにいい形で繋いでくれたと思ってます」

 

 

【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

4/17(月)
Game2 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3,329人

4/17(月) Game3
ENEOS 72-64 トヨタ自動車
1Q 10-10
2Q 21-18
3Q 11-14
4Q 11-11
OT1 8-8
OT2 11-3

#10 渡嘉敷来夢 20得点 13Reb
#32 宮崎早織 17得点 12AST 6Reb
#21 高田静 11得点
#3 長岡萌映子 10Reb 6得点
#7 林咲希 6得点 7Reb

<トヨタ自動車>
#3 馬瓜ステファニー 20得点 14Reb
#4 川井麻衣 15得点 8Reb 5AST
#23 山本麻衣 14得点 6AST

緊張感漂う中、ステファニーのドライブから得点で入り、渡嘉敷のインサイドに対して速い寄りでターンオーバーを誘い、ステファニーはそこからジャンパーを決めるトヨタ自動車。
ENEOSはピックから長岡がスリーポイント決める得意のオフェンスが出る。直ぐに川井は上手く身体を当ててダイブして得点しトヨタ自動車のリズムで進む。林のコーナースリーで戻すENEOSが10-10で1Q終える。

2Q、トヨタ自動車のディフェンスにアジャストしてきたENEOSはインサイドから渡嘉敷が決めるが、ステファニーがアウトサイドからスリーポイントを決め、更にドライブから決めて積極的にシュートを打ちミスマッチを突いていく。トヨタ自動車のディフェンスが渡嘉敷をしっかりソハナとステファニーで守り、上手くリズムが取れなくシュートも決まらず、トヨタ自動車がリードを広げる。
川井、宮崎とお互いハードなディフェンスを掻い潜りシュートを決めて意地を見せていき、31-28ENEOSリードであっという間に折り返す。

山本のスリーポイントを決めて後半すぐに同点からスタートしたトヨタ自動車は、ピックからの展開はしっかり当てていくのでENEOSのファウルを誘う。お互いディフェンスのギアは上がっていき、拮抗する展開は続く。均衡を破ったのは長岡のスリーポイントだったが、やはり、すぐに山本がドライブして得点と流れは一進一退になって42-42同点で最終へ。

死闘の4Qは、同点のままゲームは進んでいく。まさに一進一退の展開から渡嘉敷がゴール下でソハナからポジション取って押し込んでバスカンでリードしていくが、トヨタ自動車は落ち着いていてここから川井がしっかりピックを当ててジャンパーを決めて ENEOSの流れに刺せない。得点が欲しい両チームは、渡嘉敷とステファニーがインサイドから得点して拮抗状態が続いていく。遂に山本のスリーポイントでトヨタが逆転する。
最終局面に入ってきて、リバウンド争いから山本がドライブからソハナにパスで得点して3点差にリードする。流れはトヨタで残り1分7秒でタイムアウト後から、渡嘉敷へのダブルチームからコーナーの高田がスリーポイントでまたまた逆転する。まさに死闘の展開になる。ステファニーのインサイドが外れて、残り29秒でENEOSボールで渡嘉敷が外れて、残り14秒で同点でトヨタ自動車ボールで、山本のドライブをチェックして2.4秒から入らず53-53で4Q終える。
この展開は誰も予想出来なかった延長戦へ。

延長1
ソハナのジャンパーから入る、渡嘉敷のオフェンスファウルから流れを変える川井のシュートで一気にトヨタが流れを掴むかの所で、流れを星が変える。更にインサイドの攻防で渡嘉敷がソハナをファウルアウトにしてフリースロー1本決めて1点差。インサイドで渡嘉敷が得点して逆転するが、トヨタも入れ返す。残り1分ほどで死闘は続く。同点から山本が決め切りトヨタ有利な時間になるが、残り11秒で宮崎が渾身のフローターで同点にする。トヨタ自動車ボールから決まらず、再延長戦へ突入!!

延長2
死闘は続き、宮崎のドライブから得点して入り、川井もドライブから得点と両チームのガード陣が奮起する。宮崎を起点に渡嘉敷との2メンプレーでボール動かしテイクがトヨタもしっかりディフェンスして、中々決まらず1点差に。ステファニーがフリースロー決めて同点から最終局面へ。
試合通してインサイドをソハナ、梅澤が守ってきたがファウルアウトになってしまったが全員でトヨタもここから踏ん張っていく。ここで ENEOSはコーナーから林がスリーポイント決め切る。そしてブレイクで宮崎がバスカンと一気に流れを手繰り寄せる。フリースロー決めて6点差にする。1分切ってトヨタ自動車ボールからだったが、山本を渡嘉敷がブロックでブレイクでしっかりリードを広げて死闘に決着をつけた。このゲームを制したのは4年ぶり17回目の優勝したENEOSだった。そして皇后杯と併せて2冠に輝いた。

 

 

皇后杯2022レポート

【皇后杯】ENEOSが優勝して10連覇🏆40分出場の渡嘉敷来夢「1対1は負けられないし、負けてない、自分を止められるのは自分、本当にパスをくれた仲間達に感謝」

 

【Wリーグ】ファイナル②ENEOSの気迫がトヨタ自動車を破り両チーム優勝へ王手へ 4/17Game3決戦へ

【Wリーグ】ファイナル②ENEOSの気迫がトヨタ自動車を破り両チーム優勝へ王手へ 4/17Game3決戦へ

ENEOSのオフェンスを強度高いディフェンスで抑えるトヨタ自動車。インサイドとアウトサイドと両チームは日本を代表する選手達がいて激しく攻防するのが最大の魅力でGame1はトヨタ自動車が勝利した。後がなくなったENEOSは渡嘉敷のインサイドとアウトサイドのシュートがどう決めていくか、山本と川井の2人のハンドラーとステファニーらのインサイドワークがGame2のカギになる。

4/16(日)
Game2 武蔵野の森総合スポーツプラザ
5,266人

ENEOS 74-65 トヨタ自動車
1Q 22-20
2Q 14-17
3Q 15-14
4Q 23-14

<ENEOS>
#3 長岡萌映子 17得点 7Reb
#10 渡嘉敷来夢 17得点 14Reb
#21 高田静 15得点
#32 宮崎早織 8得点 6AST 3STL

<トヨタ自動車>
#23 山本麻衣 22得点(3P4/7)
#3 馬瓜ステファニー 19得点 7AST
#28 シラ ソハナ ファトー ジャ 12得点 8Reb

ピックをしっかり当てて、宮崎と山本がズレを作ってそれぞれジャンパーを決めて入る。ENEOS星のドライブからのアタックが昨日と違って1本目から決めていく。ピックを決めてロールして星から渡嘉敷とインサイドが機能して得点する。長岡がミスもあったがスティールから得点、そしてスリーポイントを決めてENEOSの流れにもっていく。ENEOSは落ち着いて入り、ディフェンスもしっかりトヨタを抑える。
点差ついたトヨタ自動車はステファニーが縦にしっかりドライブしてフリースロー、山本のスリーポイントを決めてしっかり対応する。
山本、宮崎が入れ合い、長岡が2本目のスリーポイント10点目をあげる。ENEOSのオフェンスが爆発していく中、山本がまたしても連続でスリーポイント決めて15得点と一気に追いつき22-20ENEOSリードで1Q終える。

2Q入りすぐボールムーブよくインサイドから得点したトヨタ自動車はいい入り。ソハナのリバウンドから得点して逆転する。一気に流れを前日のように持っていきたいトヨタ自動車に対して、落ち着いてフリーを作ってインサイドに渡嘉敷がダイブして得点し逆転とリードする。ディフェンスの強度は高くお互いヘルプ、スイッチもしてバスケットをさせず、ENEOSリードの中シューター平下がスリーポイント決め切り、37-36トヨタ自動車リードで折り返す。
(スリーポイント ENEOS3/10、トヨタ自動車4/7)

大事な後半の入りは2Qに得点がなかった長岡がフリースロー3本決めて逆転して入るENEOS。
ピックはしっかり当たってないが星がタフショット決めてリードする。そしてようやくここで林のスリーポイントが炸裂して勢いに乗るENEOS。トヨタ自動車もフリーのステファニーがスリーポイント、インサイドでバスカンを決めてリードを離させないい。ここで高田がこのクォーター2本目のスリーポイント決めて2ポゼッションのリードする。トヨタ自動車もしっかり対応して、インサイドからズレを作って得点して同点にして51-51で最終へ。

あとがない ENEOSは林が落ち着いて得点して入る。インサイドの攻防は変わらず激しく見応え満載で、更に林のスティールから得点と林の落ち着いたプレーがENEOSに力を与える。長岡の4ファウルで中田に託される。トヨタ自動車もステファニー、ENEOSは渡嘉敷とインサイドで得点して拮抗状態に。
ここで飛び出したのは、林がブレイクしてENEOSのリズムになりそうだが、そこからステファニーが決めて4点差にして終盤、最終局面へ。
ENEOS高田が3本目のスリーポイントを渡嘉敷からのパスで決めて9点差にする。長岡もコートに戻りたいENEOSに勢いつく。

そして残り2分11秒でインサイドで長岡からのバスなどで渡嘉敷が連続で得点して最大の11点差にする。トヨタも返すが長岡のスリーポイントで流れを渡さない。リードをしっかり守ってENEOSがGame2を勝利してお互い王手をかけて翌日のGame3で女王が決まる。

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢 (ENEOS)
「後がない状況があまり経験した事がないので本当に勝てて良かったです。昨日の反省で盛り上げ方、見せ方でエネルギーが足りなかった。とにかくハッスルしたらみんな乗ってくれると思ってチームに貢献出来たと想います」

J:試合終えて膝に手を置いてましたね

「終盤のファウルも効いたのもありましたし、いつもよりエネルギー使いましたね! でもその中でも明日のtipoffまでに十分休めると思っていたので、今日全部出し切りしまた。まだ32歳なので(笑)若いと思って明日もやります。あと2ヶ月で32歳です。明日はやるだけです。勝ちます!」

 

林咲希 (ENEOS)
「自身考えていた事はガード陣が凄くプレッシャーをかけてくれていて相手のガード陣がやりにくそうにしていたので、そこを見ていて、いつかチャンスがあるんじゃないかと思っていてスティール、レイアップといけていたのでDFからブレイクを意識してやってました。3P入らなかったけど、そういう所をやっていけばいずれ入ると思ってやっていますした。渡嘉敷さんや長岡さんもReb入るから打ってと言って貰えてたので、何も迷いなくプレー出来ていました。
チームとしては、インサイド攻められていたけど、3P打たせないと意思疎通出来ていたのが良かったと思います」

 

佐久本智HC(ENEOS)
J:入りからのDF、1対1もしっかり強度高く出来た事について

「ソフトなDFで入って昨日は悪くなってしまったので、ファウルになっても仕方ないくらい食らいついていけという気持ちを出していって、決められたらしょうがないからと伝えました。それを40分間やった事で勝利に繋がった。
1Qの入りから昨日の4QのバスケットをOF、DFと展開しようと我慢して流れを作っていけば勝てると話してゲームに入って勝つ事が出来ました。しっかりバスケットが出来ました。」

 

大神雄子HC (トヨタ自動車)
「結果負けてるので悔しいです。これに尽きます! どこを修正していけばいいか明確になっていると思います。選手達はタフな状況の中で一生懸命頑張っている。経験ある選手に向かって行ってるのでそこには感謝しながら、明日楽しみながらしっかり準備したいと思います。
出だしの3分は特に大事にしてやってきてます。チームのルールをしっかり出来れば勝てる事を証明したいです」

 

山本麻衣(トヨタ自動車)
「今日負けて悔しいです。強い気持ちで戦ったので結果的に得点に繋がりました。自分達のバスケットをやれば大丈夫という確信があるので、明日しっかり体現したいです。DFやRebを40分間コントロールして明日はやっていきたい。」

 


馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)
「悔しいが1番強いです。でも明日3戦目まで出来るという事は最後までこのチームでまた戦えるということをポジティブに考えて、明日はやるしかない!
ので楽しんでやりたいと思います。」

 

【Wリーグ】FINAL①トヨタ自動車が3連覇へ王手/前半一気に引き離し後半追い上げるENEOSを振り切る 大神雄子HC「我慢ができるチームになっている」

【Wリーグ】FINAL①トヨタ自動車が3連覇へ王手/前半一気に引き離し後半追い上げるENEOSを振り切る 大神雄子HC「我慢ができるチームになっている」

遂にWリーグ2022-23シーズンチャンピオンを決める戦いになった、ENEOSサンフラワーズとトヨタ自動車アンテロープス。
ENEOSは12月に行われた皇后杯で決勝でデンソーを破り優勝して10連覇している。40分出場の渡嘉敷来夢の「1対1は負けられないし、負けてない、自分を止められるのは自分、本当にパスをくれた仲間達に感謝」と2冠を目指してここまできた。先週行われたセミファイナルでもリーグ1位のデンソー相手に死闘を繰り広げて2連勝でファイナルに勝ち上がり、長岡と共にインサイドで強さを見せてきた。宮崎、林、星とアウトサイドと合わせて優勝の返り咲きを狙う。

また3連覇を狙うトヨタ自動車は、大神雄子HCに代わりチームが若手中心に一新。ハンドラーの山本と川井がチームの司令塔と得点源になり、インサイドでは梅澤、オールラウンダーのステファニーがいて、平下など強力なアウトサイドで決める選手を擁して、セミファイナルもシャンソンを相手に2連勝して勝ち上がって、若手中心のチームもこのファイナルでの3連覇に向けて勝ち上がってきた。

4/15(土) 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3.975人
ENEOS 47-55 トヨタ自動車
1Q 11-19
2Q 6-19
3Q 18-11
4Q 12-6

<トヨタ自動車>
#3 馬瓜ステファニー 14得点 10Reb 5AST
#23 山本麻衣 13得点 8Reb 3AST
#4 川井麻衣 11得点 4AST

#10 渡嘉敷来夢 17得点 11Reb 4AST 4STL
#59 星杏璃 10得点 4AST

ボールムーブよくコーナーからステファニーがドライブとズレを作ってジャンパー決めて連続得点して入るトヨタ自動車。ENEOSもインサイドから長岡、星のドライブで押し込んで得点とインサイドで両チーム攻めていく。トヨタ自動車はピックからミスマッチを徹底して作っていく。お互いインサイドでのディフェンスも厳しく激しくいく。
ENEOSは渡嘉敷と宮崎を起点に展開して得点する。トヨタ自動車も1対1からの山本は強く、ドライブして得点やコーナーから川井からのパスでスリーポインと更に3連続得点して山本の得意なプレーが出て勢い付けてリード。ENEOSのヘルプが追いついていかない展開になり19-11トヨタ自動車リードで1Q終える。

なんとか流れを戻したいENEOSは渡嘉敷のインサイドから得点して入るが、トヨタ自動車はステファニーのインサイドでのミスマッチを突き2桁得点差にする。
ENEOSはトヨタ自動車のプレッシャーあるディフェンスに中々シュートを決められず、トヨタ自動車は決めていき我慢の時間帯が続く。
オフェンスリバウンドを取ってセカンドチャンスから得点するトヨタ自動車は30-15とダブルスコアで試合の主導権を一気に握る。38-17で折り返す。

何とか食らいつきたいENEOSは長岡のスリーポイントで入る。トヨタ自動車はやはり川井がENEOSの勢いを止めるスリーポイントを決める。前半中々入らなかった星が渡嘉敷からのパスでスリーポインをようやく決める。星が連続スリーポイント決めてリズムをチームにもたらす。そしてアウトサイドから渡嘉敷のインサイドで得点していき49-35トヨタ自動車リードで最終へ。

渡嘉敷からキックアウトで高田がスリーポイント沈めて入るが、川井が必ずこういう所で得点して返す、それでも高田が連続スリーポイント決める。両チームのインサイドでの身体を張ったプレーがゲームを盛り上げる。
10点差で渡嘉敷のスティールからブレイクで林が決めて遂に一桁得点差、8点差にする。残り2分の最終局面になり、林から渡嘉敷で6点差にする。一気に持って行くか ENEOS、守り抜くかトヨタ自動車。残り1分23からENEOSボールだったがトヨタ自動車が守り、オフェンスリバウンドで絡んで時間も取り、川井がドライブして得点と大事な場面での得点はトヨタ自動車が決めてリードを最後守り勝利してGame1を制した。Game2は翌日4/16に行われる。

 

 

試合後コメント

 

大神雄子HC (トヨタ自動車)
「チームを一言で言うなら、我慢ができるチームになっているとつくづく思います。経験豊かなENEOS選手に対してもしっかりと我慢できる選手がいるのが証明できたんじゃないかなと思います。
渡嘉敷選手、林選手、長岡選手と経験ある選手が相手にいる。
ステファニーと山本もオリンピック出てますが大会数や経験は少ないと思います。なので1つのミスで交代する、しっかりと使って自信をつけさせると2つあって、私は後者でそれを全員で補っていくのがチームスタイルなので、時に我慢と辛抱がありシーズン通してチームが出来上がってきていると思います」

 

馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)

J:ENEOSにバスケットをさせなかった大事な出だしについて 「それぞれが役割を果たす事が重要だと思っていてインサイドでは渡嘉敷選手や長岡選手を守るという事が大事で、ガード陣はしっかりスピードを止めて乗せない事が大事と思ってました。そこをフォーカスしてやってたので相手の点を抑える事が出来、それぞれが集中してDFしてRebを取って守り切れたのが大きく、自分達のリズムに乗れたと思います。 後半プレッシャーでボールが止まってしまい得点が伸びなかったのが課題と改めて思ってます。」

 

山本麻衣 (トヨタ自動車)

J:ENEOSにバスケットをさせなかった大事な出だしについて 「まずみんながコートで役割を果たせた事でトヨタの流れになったと思うので、その中でも自分はピックの所をアタックする、DFがある程度どうやってついてくるかは前回の試合見て把握していたので、そこをしっかり突いていけるように最初からリングにアタックする事を心掛けてやっていました。 DF面では宮崎選手にボールプッシュさせないなど、前からしっかりピックアップしてやられないように、それがENEOSのリズムになってくるのでしっかり抑えるように考えて入りました。
前半は思い切って立ち向かっていいプレーが出来ました。後半に課題があるのでプレッシャーが強くなってもどう対応して攻めるか、ピックをどの位置でするか等を明日修正して臨みたいです。

 

渡嘉敷来夢(ENEOS)
「初戦なのでどんな形でも勝ちたかった。ENEOSのバスケットが悪い中でも後半いい所が出たと思います。個人的にも久しぶりのファイナルで少し緊張、恐怖心を感じて、でも明日からは失うものは何もないと気持ちを切り替えていきたいです」

J:中と外の手応えはどうでしたか

「明日は絶対入ると思います!
そしてアウトサイドが気持ちよく打てるように自分が相手を引きつけて、そこにしっかりパスをだして、外れても自分がRebを取れるようにしたいです。そこが1番のアドバンテージだと思うので自分が居るから打てるというのを証明したいです」

 

星杏璃 (ENEOS)
「入りは凄く悪かったと 思います。相手のDFも中に寄って外が打てる状況だったんですが、自分も前半6本打って外しているので、外のシュートが入らないと中も空かないと思います。今日は中をアジャストされていたのでガード陣がもっとやれるべき事があったと反省してます」

 

佐久本智 HC(ENEOS)
「ゲームの出だしに相手のプレッシャーを受けてしまって中々流れを作れなかった。渡嘉敷に入れて展開するうちのバスケットが前半できなかったが、後半は気持ちを切り替えてDFからやれたんですが20点差を縮められなかったです」

J:ハイプレッシャーのDFに対してHCからみて選手はどう感じてましたか

「今シーズン久しぶりのファイナルで緊張した事もあったと思いますが、こういう舞台で自分達のプランをゲームでしっかり出来ないとこの結果になってしまう。でも明日は反省踏まえて出だしから激しいDF、得意なスピードや渡嘉敷中心にやっていきたいと思ってます」

 

【Wリーグ】SF②ENEOSがデンソーとの死闘を勝利2年ぶりにファイナル進出へ 渡嘉敷来夢「今このENEOSに自信を持っています」

【Wリーグ】SF②ENEOSがデンソーとの死闘を勝利2年ぶりにファイナル進出へ 渡嘉敷来夢「今このENEOSに自信を持っています」

Wリーグプレーオフ準決勝のもう一つの注目カードはリーグ1位で上がってきたデンソーとENEOSとの戦い。Game1はインサイドのENEOS、アウトサイドからデンソーという得点になり最後はENEOSが競り勝った。デンソーは後がないGame2、ミスが後半出たのと、ディフェンスをどう修正していくのかが注目になる。デンソーは悲願の初優勝向けて負けられない。 ENEOSは2年ぶりにファイナルを目指す。

4/9(日) セミファイナル
Game2 武蔵野の森総合スポーツプラザ

デンソー 59-61 ENEOS
1Q 20-13
2Q 10-19
3Q 17-19
4Q 12-10

#32 宮崎早織 13得点 5AST
#10 渡嘉敷来夢 12得点 21Reb 4AST
#59 星杏璃 11得点 4AST

<デンソー>
#8 高田真希 16得点 (FT18/10) 7Reb 5AST
#12 赤穂さくら 14得点 9Reb
#88 赤穂ひまわり13得点 7Reb

ゲーム入りは渡嘉敷と高田の注目のマッチアップから渡嘉敷がポストプレーから得点、デンソーは本川がスリーポイント、ポストからと連続得点でいい入りをする。両チームともリングに積極的にアタックしていく。リバウンドがカギになるこの戦いで、長岡はハッスルしてこの2ゲームでの貢献が大きい。ミスマッチを作れば高田がしっかり突いてバスカンで3点プレーして、デンソーは前日と違う展開でリードと勢いつけて、さくらが連続で得点してリードを広げデンソーリードで20-131Q終える。

2Qインサイドで渡嘉敷からキックアウトして林がスリーポイント決めていい入りをする。これが ENEOSの強みで、そこからディフェンスの強度が上がりデンソーのオフェンスがシンプルになってしまうが、本川がしっかり得点、デンソーらしさを出してリードを広げる。ENEOSは中田がリバウンド取って繋いで押し込んで、ペイントから得点して繋いで追いつく貢献する。中田は常に練習で渡嘉敷とやっている事でフィジカルでの強さを出しリバウンド取って得点してバスカンで逆転でチームに貢献して、デンソーの流れを変えて32-30とENEOSリードで折り返す。

 

後半に入って、星のドライブから得点したENEOSに、さくら、木村がすぐに返していき同点にして入るデンソー。ここで話されずに我慢の時間でどうデンソーの流れにするかでしっかりヘルプディフェンスいくが、林がスリーポイント決め切る。点差が徐々につき始めると、高田がアタックしてフリースロー2本決めてついていく。ミスやターンオーバーが大事な所で出てしまったデンソーにそこをしっかり突いて得点してリードを広げる ENEOSだが、ここで高田がまたしても繋いでフリースローを決めていき51-47ENEOSリードで最終へ。

最終入って、デンソーのリズムが上手く乗れてなく我慢の時間帯からスティールして得点して追い上げる。木村から高田へ渡し、インサイドからフリースローを取り決めて遂に同点に追いつく。高田の渾身のプレーでチームを牽引する。
ENEOSのアタックは変わらずにいき得点して追い上げるデンソーを切っていく。2ポゼッション差のENEOSリードで最終局面に進んでいく。シュートを打っていくデンソーは中々決まらない中、ひまわりが残り1分19秒で値千金のスリーポイントで2点差にする。ボールを奪い返し残り53秒でデンソーボールから本川を宮崎のカットしてENEOSボールになる。何度もボールを取り合うが遂にタイムアップしてENEOSが勝利して2年ぶりにファイナル進出を決めた。まさに40分間のファイナルのような死闘だった。

 

試合後コメント

佐久本智HC(ENEOS)
「タフなゲームを予想してましたがここまで最後までとは思ってなかったです。うまくいかない時間にみんなで我慢出来た事、勝ちたい気持ちで勝ったのかなと感じてます。

J:現役の時に結果を出して今HCとしてファイナルまで来て選手やチームとの関わりや雰囲気を教えて下さい

「だいぶ前の話ですけど(笑) この立場になってこうやって選手達が結果を出してくれて、リーグ序盤のあれだけの状況で、迷っている時に前向きな考えで成果を出してくれたのは、選手の時代よりもこの立場になってからの方が凄い嬉しいしコーチ冥利につきるなと思います。必ず結果として表したいのでトヨタ戦に向けてしっかり準備して整えれば自ずと結果は出ると思ってやっていきたいです。」

 

渡嘉敷来夢(ENEOS)
「本当に我慢の時間が40分間、むしろそれ以上だったんじゃないかなという位タフなゲームになりました。このゲームを勝てたのは次に繋がる事なので、反省点もあるけど、勝てたのが1番の財産だと思います。はい!」

J:シーズン前半で負けも増えた時から1ポゼッション大事に強く勝ち切ってる事について

「コミュニケーションが増えてきたのを感じています。負けた時はリーグが始まって怪我人とかメンバーが揃わなかったりなどあって中盤負けたのは、私が居なかったので!はい!でも体調不良自分が敗因で責任感じてました。その後自分がもっとしっかりしないといけないと気付かせてくれました。
そこからより一層チームが一つになり、今このENEOSに自信を持っています。どんな状況でも負ける気がしないです。そこが変わった所だと思います。」

 

星杏璃(ENEOS)
「センターだけでなくガード陣もアタックしていくミーティングをして、自分達ガード陣が点を取っていかないといけないと、今日は特に意識して試合に入る事が出来ました」

J:シーズン前半で負けが増えた時から1ポゼッション大事に強く勝ち切ってる事について
「最初の負けた時と比べて悪い時間帯も声をかける事がすごく増えたと感じてます。自分は下の世代なんですが先輩方がミスしても大丈夫と声をかけてくれて、Reb取るからシュート打っていいよなど、ファイナルが近づくにつれて凄く多くなってきたと思います。」

 

ヴクサノヴィッチHC(デンソー)
「ENEOSさんにファイナル進出おめでとうございます。素晴らしいチームでした。デンソーの選手みんなに今シーズン含めて今日の試合でハードに戦ってくれて感謝してます、素晴らしかった。本当に選手、スタッフ、関係者が全てにおいてハードワークしてくれた事に感謝してます。残念ながら求めていた頂点には届かなかったですけど、死ぬ気で最後まで戦った姿勢は間違いなく素晴らしかった。1つのシュート、リバウンドが結果に左右しました。もう一歩成長出来るように、ENEOSから学んで勝てるようにここから頑張っていきたい」

J:チームのガードについて教えて下さい

「PGでひまわり選手がする事が多いのですが、怪我をしてしまった中での状況でした。本来求めていたプランができなくて、遂行力が欠けていた事はありますが、選手達は自分たちがやるべき事はしっかり全うしようと戦ってくれたので感謝してます。ENEOSは宮崎選手、星選手とプレッシャーをかけれる選手がいても、こういう結果まで食らいついていけたのは評価するべきだと思います」

 

高田真希(デンソー)
「後がない状態で出だしからみんな気持ちを強くもって戦えました。結果が全てのなので悔しいですけど、、最後まで戦う姿は見せれたんじゃないかなと思います。
レギュラーシーズン1位は自分も14年位ですけどデンソー史上初でした。中々結果が出ないとオフの半年間もずっと練習で長く感じることもあって、負けて終わると全てが後悔で終わってしまうけど、過程に価値があって感じる事ができなかったのが、1位になれて少しだけ頑張ってきてよかったと思います。
このチームでゲームができなくなるのが悔しく寂しいです。」

赤穂ひまわり(デンソー)
「昨日も今日も凄くタフな試合で最終的に負けてしまったんですけど、出だしの入りはいい入りが出来て、途中追いつかれて悪い時間がまた出てしまったのが良くなかった。オフェンスRebは取ったんですがセカンドチャンスにやられてしまったり、速攻を出されてしまったりが差になったのかなと思います。
今シーズン若い選手達が凄く頑張ってくれて、セカンドユニットも頑張ってくれましたが、後一歩足りなかったのでまたしっかり直して来シーズンこそは勝てるよう頑張りたいです。」

 

【Wリーグ】SF①トヨタ自動車がシャンソンを破り3連覇へ向けてファイナル進出 指揮官大神雄子「凄い嬉しい!その一言です!良い準備をしてファイナルに臨みたい」

【Wリーグ】SF①トヨタ自動車がシャンソンを破り3連覇へ向けてファイナル進出 指揮官大神雄子「凄い嬉しい!その一言です!良い準備をしてファイナルに臨みたい」

4月8日〜10日で2戦先勝方式で武蔵野の森総合スポーツプラザにて「京王Presents Wリーグプレーオフ 2022-2023」が開催中で、前日のGame1はトヨタ自動車がシャンソンから勝利してGame2になる。
シャンソンの鵜澤潤HCは色んな仕掛けをしたが上手く行かない時間帯があったとコメントして、小池は相手のOFリバウンドを取らせない事が重要と話してGame2に臨む。またトヨタ自動車はリバウンド、OFのバリエーション、DFの強度と追い上げられた時にしっかりチームで遂行して勝利へとGame2に臨む。後がないシャンソンの入りにも注目が集まる。

4/5(土) 武蔵野の森総合スポーツプラザ
セミファイナル①
Game2

トヨタ自動車 66-56 シャンソン
1Q 22-12
2Q 16-19
3Q 10-16
4Q 18-9

<トヨタ自動車>
#3 馬瓜ステファニー18得点 13Reb
#23 山本麻衣17得点 8Reb 3AST
#4 川井麻衣 12得点 8AST

<シャンソン>
#4 イゾジェ ウチェ 17得点 12Reb
#1 小池遥 10得点 10Reb 11AST
#14 𠮷田舞衣 7得点

インサイドからステファニーが1対1の強さを見せて得点して入る。梅澤もミドルから得点、シャンソンはこのゲームも小池が起点となってドライブから仕掛けてパレイが得点して離されずについていく。オフェンスリバウンドを踏ん張って得点する。
それでも山本、平下と決め切っていきリードを広げる。ディフェンスで対応しないと一気に点差がついてしまう。その勢いで川井のスリーポイント.ステファニーで22-5と流れをもっていくトヨタ自動車。22-12で1Q終える。

トヨタ自動車の攻撃は止まらず、中々止められないシャンソン。ハンドラーの山本と川井でしっかりコントロールしていく。シャンソンはインサイドからパレイ、ウチェが決めていく、トヨタ自動車のオフェンスリバウンドを一回で取り切っていきたいが、ファウルや得点に繋げられる。シャンソンもディフェンス、リバウンドからリズムを掴み得点して返し6点差まで追い上げる。𠮷田と平下のマッチアップも見応えある。
点差がつく時はトヨタ自動車のオフェンスリバウンドからの強さが出てまた2桁得点差にしてここからまた粘り返していき、38-31トヨタ自動車リードで折り返す。
リバウンド トヨタ自動車32(OF15)、シャンソン15(OF7)

後半はパレイ、小池の得点で3点差にしていい入りをするシャンソン。トヨタもスペースあれば山本がディープスリーを決めてリードを保つ。𠮷田がドライブからアタックして平下を4ファウルにさせてフリースロー決めて2点差チームを引っ張る。こういう場面ですぐさま山本がスリーポイントを決めて引き離す。
シャンソンは少ない人数でも強い気持ちが出て、インサイドでのカギのウチェも気を吐き1点差まで追い上げ、イゾジェのフリースローで同点に追いつく。小池からイゾジェへインサイドでバスカンで遂に逆転する。またしてもここで山本のスリーポイントで、また逆転して最終へ。

4Qで金田のスリーポイントが炸裂して逆転して入る。お互いディフェンスのギアが上がっている中でのプレー1つが大きく影響する。ウチェもディフェンスリバウンド、オフェンスでペイントと身体を張ってのプレーオフが続く。
トヨタ自動車もペイントアタックしてボールムーブして攻めるが得点は拮抗していく。カギのトヨタ自動車のオフェンスリバウンドから得点してリードを広げる。残り2分切ってシャンソンが攻めきれず、トヨタ自動車が得点してリードを7点に広げる。食らいついてきたシャンソンだったがトヨタ自動車のディフェンスを攻めきれずタイムアップで66-56でトヨタ自動車が勝利して、3連覇へ向けてファイナル進出を決めた。

 

 

試合後コメント

大神雄子HC(トヨタ自動車)
「凄い嬉しい!その一言です!
勝つ事が選手にもコーチにも自信になります。若いチームでしっかり勝ち切れた事、ファイナルに上がれたことを嬉しく思います」

J:山本選手、川井選手のハンドラーのファイナルでの戦いについて

「私も現役中は今は吉田亜沙美さんですね。よく2ガードでやってて楽しいの一言です。
2人の1番良い所はオンボールでのハンドラーでボールを失くさない所、しっかりペイントまでアタック出来るのが、ポストに入れるだけではなくて相手のDFを収縮させてから平下、梅木、山本ももちろん、いいシューターがいるからこそバランスを強調してきました。ステファニーは中も外も出来るので色んな武器になるものをファイナルでこういうのもあるの?と皆さんにも楽しみにして欲しいと思います。
相手も自分達の強みを知っているので必ずそこにプレッシャーかけてくるのでしっかり良い準備をしてファイナルに臨みたいです」

 

山本麻衣(トヨタ自動車)
「今日のゲームは簡単にいく試合ではなく苦しい時間帯が多かったんですが最後の最後まで我慢して全員で声を掛け合って、もう一回自分達のDFリバウンドに戻って取り切ることが出来たのでそれが勝ちに繋がったと思います」

J:川井選手と共にハンドラーとしてどのようにプレーしてますか

「自分がボール持ち過ぎる時間帯、上手く行かない時に川井選手にボールを預けて色んなシューターのポジションになれるという、1人でやらなくていいのは凄く心強いです。川井さんがボールを持っている時はシュートを狙うつもりで自分は動いていていつでもパスを出してくれて、どこにいても見てくれます。2ガードで出ていて本当に今年のチームはいいです!」

川井麻衣(トヨタ自動車)
「昨日に続いて入りはよかったですけど、後半に詰められてしまう流れでした。ずっと声をだしてコミュニケーション取って我慢する時に出来てこういう結果に繋がったと思います」

J:山本選手と共にハンドラーとしてどのようにプレーしてますか

「私はアシストが多く、去年までシュートをあまり打つ事が出来なかったですけど、今年はそこを自分の強みに変えようとしてきた結果、シュートかパスかのセレクトを出来るようになってきています。
どちらかというとアシストをしたいので、シューター陣にスペースを見るようにして、P&Rを使ったりして自分のミスが続いている時は山本にお願いしていて、私はパス、山本は得点と、そんなイメージを持ってバランスが取れています。山本がいてくれて心強いし、楽しいです!」

 

鵜澤潤HC(シャンソン)
J:リバウンドの重要性、難しさを教えてください

「ウチェのかにゅうでアドバンテージがかなり大きかったです。ただウチェに頼るのではなくて全員でRebの意識を高めないと難しいのかなと。ボックスアウト、身体のコンタクト、強さとトヨタさんの方が一枚上手だったのでしっかりと向き合ってやっていかないとSF以上の世界は難しいと思いました。とにかくチームにDFとReb、ルーズボールを1番大事に掲げてるので、今日はそこのRebで負けてしまって、選手も感じているので、Rebの大事さをコーチとして改めて感じてましたのでこれから選手達に言い続けていきたい」

 

𠮷田舞衣 (シャンソン)
「みんなが繋げてくれたボール、コーチ陣が考えたセットプレーが自分にきた時にシュートを決め切れなかった、自分の力不足だった思います。苦しかった時もみんな、HCや小池選手についていって良かったと思えるチームで、戦えてよかったです。

J:皇后杯から更にチームを牽引してきてどんな事を得ましたか

「シューターとしてプレーしていますが、3Pを抑えにくるチームがあるので、シューターだからこそ他にできる事を自分で見つけてOFでも DFでももっともっと頑張らないといけないなとずっと思い続けてやってきたんですけどまだまだ自分は未熟だと思うのでもっと成長出来るように頑張りたいと思います。」

 

小池遥(シャンソン)
「3Qで同点に追いついて逆転出来たんですけど、その時のいい流れが4Qまで続かなくて、いい所でミスだったりリバウンドを取られてしまって相手にチャンスを与えてしまったところが負けた原因かなと思います。前回チャンピオンのトヨタさんはそういった所が徹底して出来ているとやってて思いました。
チームで出てなかった選手、試合毎に活躍する選手が違ったりといい事だと思うし、そこは自信になったのでそれを来年、この負けを無駄にしないようにもっとステップアップ出来たらと思ってます。」

 

【Wリーグ】SF②ENEOSがインサイドで渡嘉敷来夢、長岡萌映子が攻め切りデンソーにGame1勝利 渡嘉敷「高田選手とのマッチアップは疲れます」

【Wリーグ】SF②ENEOSがインサイドで渡嘉敷来夢、長岡萌映子が攻め切りデンソーにGame1勝利 渡嘉敷「高田選手とのマッチアップは疲れます」

Wリーグプレーオフ準決勝の注目カードのリーグ1位で上がってきたデンソーとENEOSとの戦いになる。デンソーは悲願の初優勝向けて、両チームの対戦は、天皇杯でENEOSがデンソーに勝利している。インサイドでは日本を代表する渡嘉敷来夢、高田真希のマッチアップも注目されている。

4/8(土)セミファイナル 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3.383人
デンソー 67-71 ENEOS
1Q 17-23
2Q 18-20
3Q 23-19
4Q 9-9

#10 渡嘉敷来夢 25得点 12Reb
#3 長岡萌映子 16得点 9Reb

<デンソー>
#6 本川紗奈生 10得点 5AST 3STL
#8 高田真希 9得点 9Reb

林のスリーポイント、星のアタックなどで9-0とENEOSがデンソーに対してランする。デンソーはひまわりのスリーポイントで落ち着かせる。両チームPGの木村、宮崎がコントロールしてからアタックして得点に繋げていく。木村もスリーポイント、ジャンパーも決めて追い上げる。さくらと長岡の見応えあるマッチアップでお互い得点して、渡嘉敷も得点してリードしていく。ENEOSのオフェンス、ディフェンスとギアを上げてスペースを作っていき23-17と1Q終える。

仕掛けていきたいデンソーは、髙橋のスリーポイントから入るが、ENEOSは中田がインサイドからバスカンでENEOSのリズムで進める。デンソーはディフェンスから立て直してインサイドから得点して渡部のスリーポイントで追い上げるが、ENEOSのインサイドは強くボールムーブよく展開してゴール下に飛び込む渡嘉敷にパスが渡り得点してまた点差を広げる。
渡嘉敷を起点にキックアウト、自ら押し込んで得点とジワジワとENEOSがリードし43-35で折り返す。

フィジカル強く熱い戦いになる後半は、本川がしっかりドライブして得点していくデンソー。林もブレイクで走ってバスカンとチームを鼓舞して流れを渡さない。ピックからポップして高田がようやくスリーポイントが決まり同点に追いつく。篠原、髙橋、渡部でボールムーブ変わって積極的にいく時間帯になりデンソーが逆転する。クォーター終わりに渡嘉敷がインサイドの強さを見せて62-59で最終へ。

お互いフィジカル強いプレーしてる中で、宮崎がスリーポイント決めて入り流れを持って行く所にデンソーはタイムアウト取りリバウンド、ディフェンスでどう抑えていくか。タイムアウト後、本川から高田へ回しスリーポイント決めて2点差にして流れを引き戻す。
終盤残り40秒で2点リードのENEOSに対してデンソーのオフェンスは本川のシュートが外れて残り19秒ENEOSボールからファウルゲームにいくがリードをこのまま保ちENEOSがデンソーを破りGame1を勝利した。

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢(ENEOS)

J:インサイドアウトサイドと相手もわかってる中でしっかりチームを牽引したプレーについて

「ゲーム入りからリバウンドでしっかり流れを掴めたらと思っていて、高田真希選手はDFも上手いですし、変にボールを取りに来ないで後ろで待っている所とかは、今までの選手とは違うな思ったので、いつもならウイングにボールが入るとヘルプに寄って来るチームが多いですけど、今日は寄りがないのでチームに要求してそこからの1対1なら点に繋がると思っていたので明日も引き続きやっていきたい。
明日はデンソーがどう守ってくるのかは気になります。」

J:高田選手とマッチアップについて

「DFとしては悪くなかったと思うので皆でヘルプしてくれた所もありましたが、1対1守れる所はしっかりと守って明日も一桁得点に抑えられればチームの流れもかわってくると思います。
でも、、
高田選手とのマッチアップは疲れます。」

 

長岡萌映子(ENEOS)

「相手の得意な所だったり、高田選手を9得点と抑えられたのが良かったです。それでも細かい所のミス、自分も含めて大事な所でのターンオーバーが16は多かったのが凄くもったいなかったです。ただこういったタフな試合を勝ち切れたのは凄い自信になるので、デンソーはこれの倍くらいくるので自分達も受身にならずにチャレンジャーとして試合したいと思ってます。」

 

高田真希(デンソー)

J:インサイドアウトサイドと両チームが点のスタイルが出ましたが明日に向けて

「自分に関しては打てるシュートは積極的に打っていく、今日もそうですししっかり打ち切る事。渡嘉敷選手は自分についている時はヘルプに行かないので、自分がスクリナーになったりチームをフォローしながら、ドライブやP&Rもしっかりコミュニケーション取りながらゲームの中でも話が出来ていましたし、終わった後もしたので、相手のディフェンスの状況見ながら改善していきます。」

「結果的に負けてしまいましたがある程度許容範囲内だったです。自分達のイージーシュートを落としてしまったのが敗因になってしまった。そのをしっかり修正して明日に臨みたいです。気持ちも表れていてので、下げる事なく次に切り替えているので強い気持ちで次に臨みたいと思ってます。」

 

本川紗奈生(デンソー)

J:ドライブで後半よりチームを牽引して明日にどう繋げていきますか

「私はピックを使う事が多いので、まず今日みたいにどんどん狙っていく事が大切だと思うので、そこは変えずに攻めていこうと思ってます。今日%見たら4/12と落としている、でもプラスに考えたらこれだけ打てているのでこれが入ったらまた展開が違ってくるのでこのまま続けたいと思ってます。」

「出だしが少し重かったですけど、ディフェンスから段々と取り戻して点も取っていきました。ファウルも多くなったけど気持ちが出ていてファイトして戦えました。」

 

【Wリーグ】SF①強さを見せたトヨタ自動車がシャンソンを乗せずGame1勝利 山本麻衣「本当にこのゲームが待ち遠しかった」

【Wリーグ】SF①強さを見せたトヨタ自動車がシャンソンを乗せずGame1勝利 山本麻衣「本当にこのゲームが待ち遠しかった」

4月8日〜10日で2戦先勝方式で武蔵野の森総合スポーツプラザにて「京王Presents Wリーグプレーオフ 2022-2023」が開催。
リーグ1位のデンソー対リーグ4位ENEOS、リーグ2位のトヨタ自動車対リーグ7位のシャンソン化粧品が行われた。この準決勝で勝者がファイナル進出を決まる。

シャンソンは昨シーズンプレーオフで2連敗し、ファイナル進出を阻止された相手トヨタ自動車にリベンジ出来るか注目になる。1月で対戦して65-71、59-81と2連敗してるが7人というチームの大量離脱から逆転劇で勝ち上がってきたシャンソン、HCも鵜沢潤HC(41)に変わった。遂行力、DF、リバウンドをやり切れるかのセミファイナルのゲーム。

4/5(土) 武蔵野の森総合スポーツプラザ
セミファイナル①
Game1

トヨタ自動車 78-64 シャンソン
1Q 17-19
2Q 24-12
3Q 22-14
4Q 15-19

<トヨタ自動車>
#23 山本麻衣 19得点 (3P5/8) 4Reb 3AST
#3 馬瓜ステファニー 17得点 9Reb 6AST 4STL
#24 梅澤 カディシャ樹奈 15得点 7Reb

<シャンソン>
#4 イゾジェ ウチェ 19得点
#3 金田愛奈 16得点
#14 𠮷田舞衣 13得点

インサイドの強さを活かしていくトヨタ自動車にシャンソンがどう対応していくか。ステファニーから梅澤のハイローから入る。シャンソンも返していくが、ピック&ロールでシンプルに得点していくトヨタ自動車。そこに山本のスリーポイントでアウトサイド、インサイドとバランスいいオフェンスを見せる。シャンソンも金田が積極的にアタックしていきなんとかついていく。鍵になる小池のペイントアタックからイゾジェへパスと新しいホットラインでの得点で逆転するシャンソンは19-17で1Q終える。

2Q𠮷田のスリーポイント、ウチェのジャンパーと言い張りのシャンソン。さらに小池が上手くドライブしてからレイアップで得点で流れをシャンソンに引き寄せる。そこから修正したリバウンドの粘りを見せていくトヨタ自動車は川井が何度もチャレンジしてスリーポイント決めて流れを渡さず、さらに平下がフリーからスリーポイント決めて逆転する。インサイド、アウトサイドとトヨタ自動車らしいプレーで得点重ねて、シャンソンはミスが連続で出て我慢の時間帯になるが𠮷田のスリーポイントで点差を縮めるが山本のディープスリーブザービーターで41-31で折り返す。

後半ステファニーのアタックから得点したがすぐさまにウチェがインサイドに押し込んで得点して繋げていく。ハイポストからの梅澤はこのゲームしっかり得点していきトヨタのリードを広げる。山本はボールムーブよく展開もして、フリーから3本目のスリーポイントを沈めてトヨタの勢いを止められないシャンソン。なんとかしたいシャンソンはターンオーバーされ山本の4本目スリーポイントを決めて15点差をつけて一気にトヨタの流れに。
追い上げたいシャンソンに連続の平下、山本5本目のスリーポイントで21点差をつける。トヨタ自動車の一気に畳み掛けるオフェンス力がシャンソンを圧倒する。

シャンソンはシンプルにインサイドとアウトサイドから得点して返していく中、諦めないシャンソンは意地を見せる、ディフェンスからハードにいきリズムを立て直して9点差まで追い上げを見せる。その後トヨタ自動車は終盤しっかりゲームを締めて勝利してGame1を勝ち取った。

 

試合後コメント

大神雄子HC(トヨタ自動車)
J:的を絞らせないOFについて
「昨年から3ビッグ、2ビッグ、今日は使ってないですけど宮下とステファニーのファイブアウトに近いシチュエーションを展開出来ると思いますので、ウチェ選手に対してうちのインサイドの選手が身体張って頑張ってくれたので、インサイドを使うプレー、またアウトサイドはハンドラーが山本と川井がいるので、そこから切り崩してオープンショットを見つけていく、このような展開が上手く出来たと思います。」

J:Game2に対しては

「相手も間違いなくうちのピックにアジャストしてくると思いますし、うちもウチェ選手と小池選手にどう対策するのかですね。
若いチームなので1つ勝てた事は良かったです。一瞬一瞬が自信になるので準備してきました。明日勝ってこそなので繋げていきます。」

 

山本麻衣(トヨタ自動車)

J:初戦でしっかりスタッツも出して自身のプレーについて教えて下さい

「3週間空いてゲームがしたかったので、本当にこのゲームが待ち遠しかったですし、こういった大きい舞台でプレーするのが凄く楽しみでした。緊張はなかったのでみんなで楽しもうといい顔してやろうと思っていたのでそこが思い切りのいいプレーに繋がってよかったです。」

J:Game2に向けて

「Game1と同じようにリバウンドだったりスリーポイントをやらせてしまうと乗ってしまうので、そのを40ふんかん徹底してやる事。ウチェ選手と小池選手のホットラインをどう守っていくかがカギになってくると思います。」

 

梅澤 カディシャ樹奈(トヨタ自動車)

「1Qてわリバウンド取られてしまって、2Q修正出来て良かったんですけど、最後の方で自分達の流れを止めてしまったので、それが今日の修正点でした。

 

鵜澤潤HC(シャンソン)

J:何度も追い上げてましたが15点差ついてからミスも出てしまいましたがどんな展開にしようと思ってましたか

「最終的には残り5分を切った所で一桁得点差にもっていきたかったです。
自分達のいいオフェンスが出来なかったり、相手にリバウンド取られてセカンドチャンスを与えてしまったり、トラップ仕掛けたら相手に上手くリリースされてしまってオープンスリーポイント決められてしまったりと中々上手くいかなったです。
それでも1つずつ仕掛けるしかないと思ったのてなんとしてもGame1を取りたかった所です。」

 

小池遥(シャンソン)
「この1週間リバウンドを大事にやってきたんですけど、相手にOFリバウンド取られてスリーポイント、セカンドシュートをやられて相手のリズムになってしまったのが原因かなと思います。」

 

【Wリーグ】ENEOSが富士通を撃破してセミファイナルへ 渡嘉敷来夢19得点 13Reb 5BLK 4AST勝利に貢献

【Wリーグ】ENEOSが富士通を撃破してセミファイナルへ 渡嘉敷来夢19得点 13Reb 5BLK 4AST勝利に貢献

Wリーグはいよいよ大詰めに差し掛かっている。第24回Wリーグプレーオフのクォーターファイナルが開催された。
昨シーズンファイナルでトヨタ自動車に惜敗している富士通は、この日8人で臨む厳しいチーム状態から最後まで戦い抜いた。
またENEOSは昨シーズンセミファイナルてー富士通に負けて終了しているので、この試合てわ絶対負けられない想いでゲームに臨む注目のカードとなった。

一戦先勝方式
4/2(日) 新潟市東総合スポーツセンター
ENEOS 76-69 富士通
1Q 23-14
2Q 14-12
3Q 18-21
4Q 21-22

#10 渡嘉敷来夢 19得点 13Reb 5BLK 4AST
#3 長岡萌映子 19得点 4AST
#32 宮崎早織 11得点 4AST
#5 藤本愛瑚 11得点
#21 高田静 11得点

<富士通>
#10 町田瑠唯 22得点(3P4/6) 4AST 4STL
#27 江良萌香 16得点 7Reb
#22 中村優花 12得点

ENEOSがゲーム入りからギアを上げて激しいディフェンスからインサイドで宮崎から渡嘉敷に渡りバスカンで得点して10-0でランする。
富士通は町田を起点に展開するがシュートが決まらなかったが、町田から宮澤に出てようやく得点する。富士通はリズムが掴めない間にENEOSはどんどん攻めていく。町田、宮澤のスリーポイントでなんとか繋いで離れた得点差も一気に一桁得点差に戻す富士通。

ENEOS渡嘉敷、長岡のインサイドでの強さを富士通が止められず、リバウンドもENEOSが制していき追い上げる富士通を突き放していく。
富士通は江良、安江のアウトサイドからの得点で繋いでいく。その富士通に対してENEOSのディフェンス強度が高く、中々富士通のバスケットをさせない。そこから町田から江良へパス出てスリーポイント決めて再び1桁得点差にする。
37-36ENEOSリードで折り返す。

大事な後半の入りはターンオーバーから内尾、宮澤、そして町田9-0のランをして一気に2点差に追いついた。その後は一進一退になり、ENEOSも渡嘉敷を中心に守り、宮崎、高田がアウトサイドから決めて55-47で最終へ。

追い上げる富士通に対して、ENEOSはボールムーブよく決めていき一気に15点差を広げる。富士通は速い展開で追いつきたい所、ENEOSのペースを崩して一気に畳み掛けていくディフェンスを魅せて、最後気迫を見せて得点差するが追いつく事はできずにENEOSが76-69で勝利して準決勝に進んだ。
富士通は今シーズン準々決勝で終了した。

 

スケジュール

Wリーグプレーオフ 2戦先勝
セミファイナル

4/8(土) 武蔵の森総合スポーツプラザ
Game1
15:00 tipoff
トヨタ自動車 vs シャンソン

17:00 tipoff
デンソー vs ENEOS

4/9 (日) 武蔵の森総合スポーツプラザ
Game2

16:00 tippoff
トヨタ自動車 vs シャンソン

18:00 tipoff
デンソー vs ENEOS

4/10Game3は1勝1敗時に開催

【Wリーグ】デンソー最終節連勝してチーム初のリーグ戦1位で終える/4.1からプレーオフへ

【Wリーグ】デンソー最終節連勝してチーム初のリーグ戦1位で終える/4.1からプレーオフへ

3/18-19が終わってWリーグ最終節で7試合が行われてリーグ戦が終了し順位が決定した。
デンソーはトヨタ自動車に連勝してチーム史上初となるリーグ戦を1位で終える素晴らしいパフォーマンスを見せた。トヨタ自動車は2位ながら3連覇に向けてプレーオフに入る。また、ENEOSはトヨタ紡織に対して連勝してリーグ戦14連勝して3位につけて終了した。3位の三菱電機は姫路に連勝してリーグ戦を終了。

 

最終順位
1.デンソー 22勝4敗
2.トヨタ自動車 22勝4敗
3.三菱電機 20勝6敗
4.ENEOS 20勝6敗
5.富士通 16勝10敗
6.トヨタ紡織 16勝10敗
7.シャンソン化粧品 15勝11敗
8.日立ハイテク 14勝12敗
9.アイシン 10勝16敗
10.アランマーレ 8勝18敗
11.東京羽田 7勝19敗
12.山梨QB 5勝21敗
13.姫路 4勝22敗
14.新潟 3勝23敗

順位決定方法
①順位は勝ち点により決定する(勝ち:2/負け:1/不成立:1/没収試合:0)
②2チーム以上が同じ勝ち点の場合は、下記の順序で順位を決定する
●当該チーム間での対戦試合の勝ち点
●当該チーム間での対戦試合の総得失点差
●リーグ戦での全試合の総得失点差
●リーグ戦での全試合の総得点の大きいチーム

 

プレーオフ日程

8チームで争われて4月1日から始まる。
リーグ戦1位のデンソーと昨シーズン覇者で3連覇を目指すリーグ戦2位のトヨタ自動車は準決勝から登場する事になる。

◉SQF セミクォーターファイナル
1戦先勝方式
シーズン5位vs8位、6位vs7位

4/1 (土) 新潟市東総合スポーツセンター
14:00 tipoff
富士通 vs 日立ハイテク

16:00 tipoff
トヨタ紡織 vs シャンソン化粧品

◉QF クォーターファイナル
1戦先勝方式
シーズン3位、4位とSQFの勝者との戦い

4/2 (日)新潟市東総合スポーツセンター
13:00 tipoff
ENEOS vs SQF①勝者

15:00 tipoff
三菱電機 vs SQF②勝者

 

◉SF セミファイナル
2戦先勝
4/8-10 武蔵野の森総合スポーツプラザ

4/8 (土)
15:00 tipoff
トヨタ自動車 vs QF②勝者

17:00 tipoff
デンソー vs QF①勝者

4/9 (日)
16:00 tipoff
トヨタ自動車 vs QF②勝者

18:00 tipoff
デンソー vs QF①勝者

4/10(月)
17:00 tipoff
トヨタ自動車 vs QF②勝者

19:00 tipoff
デンソー vs QF①勝者

 

◉FINAL ファイナル
2戦先勝
4/15-17 武蔵野の森総合スポーツプラザ

4/15(土)
15:00 tipoff

4/16(日)
15:00 tipoff

4/17(月)
19:00 tipoff

 

【Wリーグ】SUPER GAMES 4世代間トーナメント表彰 /MVP渡嘉敷来夢、優秀選手賞は高田真希、山本麻衣、林真帆、都野七海が受賞

【Wリーグ】SUPER GAMES 4世代間トーナメント表彰/MVP渡嘉敷来夢、優秀選手賞は高田真希、山本麻衣、林真帆、都野七海が受賞

Wリーグスーパーゲームス 2/11.12 国立代々木第二体育館で開催された。今大会は、今年7月15日からスペイン マドリード開催が決まってきる「U19女子ワールドカップ」に向けてウ19日本代表の強化も兼ねている。前回大会はハンガリーで行われて9位。FIBA U18女子アジア選手権3位で出場を決めている。またU22日本代表は、中国 成都で7月28日から開催される「FISUユニバーシティゲームズ」に合わせての大会になる。そして今大会決勝戦は、女子日本代表選手、Wリーグトップ選手が集ったO26(オーバー26歳)、U25(アンダー25歳)の対決になってO26がU25を破って勝利して、初優勝に輝いた。

優勝🏆W LEAGUE UNITED O26
2位🥈W LEAGUE UNITED U25
3位🥉女子U19日本代表チーム
4位 女子U22日本代表チーム

◉MVP
渡嘉敷来夢
(W LEAGUE UNITED O26)

◉ベストプレーヤー
髙田真希
(W LEAGUE UNITED O26)
山本麻衣
(W LEAGUE UNITED U25)
林真帆
(女子U22日本代表チーム)
都野七海
(女子U19日本代表チーム)

 

チームメンバー

優勝🏆UNITED O26
PG 川井 麻衣 トヨタ自動車
PG 町田 瑠唯 富士通
SF 宮澤 夕貴 富士通
PF 渡嘉敷 来夢 ENEOS
PG 宮崎 早織 ENEOS
PG 小池遥 シャンソン
SF 本川 紗奈生 デンソー
C 髙田 真希 デンソー
SG 飯島 早紀 SG トヨタ紡織
SG 根本 葉瑠乃 三菱電機
SG 渡邉 亜弥 三菱電機
SF 白鞘 郁里 日立ハイテク
SF 佐藤 奈々美 日立ハイテク
PG 本橋 菜子 東京羽田
SG 鷹のはし 公歌 東京羽田
PF 岡萌乃 山梨QB
PF 渡邊 愛加 山梨QB
PG 酒井 彩等 アイシン
C 河瀬 ひとみ アランマーレ秋田
PG 平松 飛鳥 アランマーレ飽きた
PF 北川 直美 新潟

準優勝🥈UNITED U25
PF 馬瓜 ステファニー トヨタ自動車
PG 山本 麻衣 トヨタ自動車
SF 内尾 聡菜 富士通
PG 星 杏璃 ENEOS
PG 知名 祐里 シャンソン
SF 吉田 舞衣 シャンソン
SF 赤穂 ひまわり デンソー
PG 平末 明日香 トヨタ紡織
SG 東藤 なな子 トヨタ紡織
C 西岡 里紗 三菱電機
SF 中野 由希 日立ハイテク
PG 樺島 ほたる 東京羽田
PG 土田 帆乃香 山梨 QB
PF 米谷 帆芽 アイシン
SF 峰晴 寿音 アイシン
PF 髙橋 悠佳 アランマーレ秋田
C 矢野 祐未 新潟
SF 西垂水 美桜 新潟
SG 白崎 みなみ 姫路
PG 吉田 沙織 姫路
PF 樋口 栞帆 姫路

 

3位🥉 女子U19🇯🇵日本代表
SG 八十川 ゆずゆ 筑波大学
SF 佐坂 光咲 白鴎大学
GF 大脇 晴 東京医療保健大学
PF 山本 遥香 立命館大学
C 瀬川 怜奈 専修大学
PF 古谷 早紀 筑波大学
G 横山 智那美 桜花学園高校/トヨタ自動車
F 高木 美波 桜花学園高校
SF 森 美麗 桜花学園高校/東京羽田
GF 永野 紗弥香 安城学園高校
F 薮 未奈海 八雲学園高校/デンソー
C 澤 知央 龍谷富山高校
SG 川井田 風寧 千葉経済大学付属高校
SG 森岡 ほのか 札幌山の手高校/日立ハイテク
PG 都野 七海 大阪薫英女学院高校/トヨタ紡織
PG 池田 凛 明星学園高校

4位 女子U22🇯🇵日本代表
F 伊森 可琳 東京医療保健大学/富士通
G 鈴置 彩夏 白鴎大学
GF 安江 沙碧梨 日本体育大学/富士通
SF 林 未紗 筑波大学/日立ハイテク
SG 岡本 美優 東京医療保健大学
SF 森岡 奈菜未 筑波大学
F 三浦 舞華 白鴎大学
G 池松 美波 東京医療保健大学
C 田中 平和 白鴎大学
SG 林 真帆 東京医療保健大学
F 舘山 萌菜 白鴎大学
G 江村 優有 早稲田大学
PF 粟谷 真帆 筑波大学
PG 山田 葵 筑波大学
C 朝比奈 あずさ 筑波大学

 

 

【Wリーグ】SUPERGAMES 4世代トーナメント優勝はO26チームがU25を引き離した/渡嘉敷来夢「日本のバスケットは明るいなと思いました」

【Wリーグ】SUPERGAMES 4世代トーナメント優勝はO26チームがU25を引き離した/渡嘉敷来夢「日本のバスケットは明るいなと思いました」

Wリーグスーパーゲームス 2/11.12 国立代々木第二体育館で開催された。今大会は、今年7月15日からスペイン マドリード開催が決まってきる「U19女子ワールドカップ」に向けてU19日本代表の強化も兼ねている。前回大会はハンガリーで行われて9位。FIBA U18女子アジア選手権3位で出場を決めている。またU22日本代表は、中国 成都で7月28日から開催される「FISUユニバーシティゲームズ」に合わせての大会になる。そして今大会決勝戦は、女子日本代表選手、Wリーグトップ選手が集ったO26(オーバー26歳)、U25(アンダー25歳)の対決になってO26がU25を破って勝利して、初優勝に輝いた。

 

2/12(日)国立代々木第二体育館
W U25 76-82 W O26
1Q 16-14
2Q 10-22
3Q 24-30
4Q 26-16

#10 渡嘉敷来夢 14得点
#8 高田真希 10得点
#32 宮崎早織 9得点 3STL
#0 飯島早紀 8得点

#23 山本麻衣 19得点
#6 白崎みなみ 8得点

Wリーグオールスターの集いのようだが熱い戦いになった。
宮崎、本橋に変わって速い展開になり得点していく。U25いいサイドから平末、外からスリーポイント決めていく。U25が勢いつけて1Qをリードする。

2QはWリーグ若手の選手が躍動して得点していく。即席チームでやっているがピックからロール、ダイブしてフィニッシュまでしっかりやって決める。U25がリードして追い上げたいO26は川井がこじで打開していきo26が逆転する。
熱い中に、プレイやベンチでの選手にバスケットの楽しさが伝わってくる、そんなゲームになっている、36-26でO26がリードで折り返す。

後半に入って、町田を起点に渡嘉敷、高田がインサイドから得点していき、U25は吉田が連続で得点していくが、町田と渡邊のガードコンビからフリーを作って一気に流れを作る。ボールムーブはよく、町田から高田へと流れるように得点して引き離す。あっという間に20点差をつけていく。山本対川井のマッチアップからのターアラウンドシュートを決める山本、このゲームでは短い時間ながらチームをコントロールする。

4Qエンジンがかかった山本が、東藤がチームを牽引して追い上げて熱戦にしてくれる。一気に点差は縮まり11点差にするU25。渡嘉敷がコートに戻りインサイドが安定して返していくO26。このままかと思いきや、山本がスリーポイントを決めてくる、7点差にする。ここから打ち合い入れ合いになって赤穂ひまわりの得点で4点差まで詰めるU25。
最後は、町田、渡嘉敷、高田、本川、渡邊で魅せて、締めて勝利してO26が優勝した。

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢 (UNITED O26)

J:最後のMVPの後のメッセージが伝わってきました

「こういう大会で下の子達が上の人達を見る機会も中々ないですし、見てるだけではなく肌で感じる事が出来て思う事もあったと思うのでいい機会でした。自分も楽しんで、みんなも楽しく出来たらいいと思いで盛り上げました。」

J:各世代で楽しかった選手はいますか

「個人的にはU19横山選手は本当にこれから楽しみで、桜花の後輩にもなるので、今日も少し話した時に、”私はA代表に行くのでそれまで引退しないで下さい”と言われたので、まだまだ頑張らないといけないです。チームは敵ですけどね笑。でも自分も一緒にプレイしたい事は伝えていたので、これから凄く楽しみな選手の1人ですね。あと、O26でスターター5人はみんな高校から知っていて高卒で一緒にやってきてるので、熱いものがあり楽しかったです。」

J:アンダーの選手達は”渡嘉敷選手見た、触った、対戦出来た”って言ってました

「可愛いな笑!!そういうのは嬉しいですし、そういう子達がいるからもっと頑張らないといけないと思います。でもまだまだ若い子達には負けてられないなと感じましたし、日本のバスケットは明るいな思いました。」

J:この一年は

「年齢重ねて色んな経験していく中で、自分が若い時にこういう大会があったらよかったなと思いましたし、日本のバスケットを盛り上げていくのにこういう世代間の戦いを増やしていけたらと思いますし、自分を越すくらいの勢いで若い子達もやってくれれば、自分は逃げ続けます笑。ハイ!」

 

町田瑠唯 (UNITED O26)

J:この2日間率直な感想を
「楽しかったです!リーグ戦やオールスターと違う雰囲気だったので楽しかったです。

J:改めて町田選手の上手さを感じました

「どうなんだろう笑。O26チームで一緒に出てIQの高い選手ばかりなので、やってて楽しかったですし、誰をどう使うとかももう少し練習したら面白いなと思いました。パスしたらみんな得点決めてくれるから、わたしが攻めなきゃとかはなかったですね!みんなをどうやって活かしたり良さを引き出せるかを考えながらやって楽しかったです。」

J:今回印象に残った選手はいますか

「同級生ですかね。自分と本川と渡邉の3人で一緒にプレイする事はないので、U19以来なので凄い楽しみでしたし一緒にスターター出る機会を作ってくれて本当に良かったです。」

J:U19横山選手、森岡選手が一緒に出来て嬉しかったと言っていました

「嬉しいですね!そう思って貰えて嬉しいですし、これからWリーグとかでも絡んでくる選手達だと思うので、またマッチアップ出来るのを楽しみにしたいです。」

 

山本麻衣 (UNITED U25)

J:今大会で得点決めて、笑顔もあって感想をお願いします

「楽しかったですね。即席チームだったので気負わずに楽しくやれました。でもやっぱり負けたくないと思って、出ればボールに絡んでしっかり得点狙って入って良かったです。」

J:楽しかったり印象に残っている選手がいたら教えて下さい

「トヨタの川井選手とマッチアップして、トラッシュトークじゃないですけど笑、話しながら楽しく出来て良かったです。」

J:ここからのリーグ戦に向けてどんな思いを持ってますか

「チームが優勝する為にみんなが同じ方を向き続けて、そこに向かってハードワークする事が優勝への道だと思っているのでしっかりそこをそれずに、みんなが課題を克服してレベルアップ出来るように声かけていきたいと思ってます。」

 

東藤なな子 (UNITED U25)

J:この2日間率直な感想を
「こういう世代で対決するのは初めてだったので、最初はどんな風になるのかと思いましたが、U22との対決は同世代なので、このメンバーがWに入ってくるんだなと感じて楽しかったです。また先輩達との試合も錚々たるメンバーの中でやれて、本当に貴重な経験が出来たと思ってます。」

J:A代表でやっている東藤選手ならではの楽しみ方を教えて下さい

「U25メンバーは代表でも一緒にやらせてもらってるので、プレイしてもやりたい合わせやお互いよく知っているので、リラックスしながら代表メンバーと出来るのは凄くいい経験になりました。」

J:4Qも魅せてくれました

「最強を決める大会だったので、全員で勝ちに行こうと話をしましたし、ファンの方々も楽しみにしてくれていると思うので盛り上げていけて良かったです。」

J:代表とチームへの思いを聞かせてください

「代表は1年の始まりの活動で、そこで得たものをチームに還元していく事が大事だと思っていて日々練習してます。楽しむ気持ちも忘れずにやっていきたいです。」

 

チームメンバー

UNITED O26
PG 川井 麻衣 トヨタ自動車
PG 町田 瑠唯 富士通
SF 宮澤 夕貴 富士通
PF 渡嘉敷 来夢 ENEOS
PG 宮崎 早織 ENEOS
PG 小池遥 シャンソン
SF 本川 紗奈生 デンソー
C 髙田 真希 デンソー
SG 飯島 早紀 SG トヨタ紡織
SG 根本 葉瑠乃 三菱電機
SG 渡邉 亜弥 三菱電機
SF 白鞘 郁里 日立ハイテク
SF 佐藤 奈々美 日立ハイテク
PG 本橋 菜子 東京羽田
SG 鷹のはし 公歌 東京羽田
PF 岡萌乃 山梨QB
PF 渡邊 愛加 山梨QB
PG 酒井 彩等 アイシン
C 河瀬 ひとみ アランマーレ秋田
PG 平松 飛鳥 アランマーレ飽きた
PF 北川 直美 新潟

UNITED U25
PF 馬瓜 ステファニー トヨタ自動車
PG 山本 麻衣 トヨタ自動車
SF 内尾 聡菜 富士通
PG 星 杏璃 ENEOS
PG 知名 祐里 シャンソン
SF 吉田 舞衣 シャンソン
SF 赤穂 ひまわり デンソー
PG 平末 明日香 トヨタ紡織
SG 東藤 なな子 トヨタ紡織
C 西岡 里紗 三菱電機
SF 中野 由希 日立ハイテク
PG 樺島 ほたる 東京羽田
PG 土田 帆乃香 山梨 QB
PF 米谷 帆芽 アイシン
SF 峰晴 寿音 アイシン
PF 髙橋 悠佳 アランマーレ秋田
C 矢野 祐未 新潟
SF 西垂水 美桜 新潟
SG 白崎 みなみ 姫路
PG 吉田 沙織 姫路
PF 樋口 栞帆 姫路

 

【Wリーグ】SUPERGAMES 3位決定戦はU19日本代表がU22日本代表に勝利/U19 横山智那美、森岡ほのか躍動

【Wリーグ】SUPERGAMES 3位決定戦はU19🇯🇵日本代表がU22🇯🇵日本代表に勝利/U19 横山智那美、森岡ほのか躍動

Wリーグスーパーゲームス 2/11.12(土,日)国立代々木第二体育館で開催された。
今大会は、今年7月15日からスペイン マドリード開催が決まっている「U19女子ワールドカップ」に向けてU19日本代表の強化も兼ねている。前回大会はハンガリーで行われて9位。FIBA U18女子アジア選手権3位で出場を決めている。またU22日本代表は、中国 成都で7月28日から開催される「FISUユニバーシティゲームズ」に向けて強化の大会にもなる。

2/12(日) 国立代々木第二体育館
U22日本代表 66-76 U19日本代表
1Q12-18
2Q 15-21
3Q 19-18
4Q 20-19

<U19日本代表>
#2森岡ほのか 13得点
#32 薮未奈海 13得点
#77 都野七海 13得点 5AST
#91 大脇晴 10得点 7Reb
#3 横山智那美 9得点 5Reb 2AST

<U22日本代表>
#2 林真帆 22得点 (3P5/10)
#15 三浦舞華 9得点
#12 朝比奈あずさ 8得点 7Reb
#1 江村優有 8得点 2Ast 2STL

U19大脇がリバウンド、スティールにハッスルしてチームを盛り上げて、横山を起点にゲームを作っていく。お互いアウトサイドが決まらない時間が続く。横山と江村のマッチアップもこのゲームならではで、見応えあり。インサイドとフリースロー貰ってU19がリードをしていき18-12でU19がリードの1Q。

ボールムーブとリバウンドでU19が踏ん張り、都野がフリーを作ってスリーポイントを決める。U22は、東京医療の岡本、林がしっかり決めていき突いていく。ディフェンスで1対1で守りきれてないのでスペースが空いてそこを上手く突きU19がリードを広げる。森岡ほのかの1対1からドライブしてバスカン取るプレイも見せる。ボールの動きがよく、展開がいいU19に、どうディフェンスをアジャストしていくか。即席チームでやっているが、お互い知っている中での戦いがここから更にギアが上がる。追い上げるU22に都野の連続スリーポイントが決まって流れを渡さない。39-27とU19がリードして折り返す。

後半、U22はシュートを打ち続けていくが中々決まらなく我慢の時間帯になる。U19も決まらず、U22はディフェンスからリバウンドと取っていくが、アウトサイドやジャンパーと打っていっていて、10点リードしているU19に対して、オフェンスで流れを掴んで得点を1つ取っていきたい。江村がドライブして2本フリースロー決め、対して横山もブレイクでそのまま得点、ここから点も動いていく。U22林が2本連続でスリーポイントを決めて流れはU22に傾くかに見えたが、落ち着いてU19がプレイしてドライブし、スリーポイント決めて57-46とリードして最終へ。

4Qは藪が得点を重ねて、追い上げるU22を引き離す。スティールからリズムをしっかり掴み、ボールもよく動きU22が対応できずリードを広げて19点差にする。U22江村、林と得点するが、U19横山、森岡もきっちり決めて点差はなかなか縮まらない。終盤にU22のディフェンスもよく、U19にプレッシャーを与えて得点して8点差にする。ここで慌てないU19はしっかりキープして最後まで攻撃してU22に勝利した。

 

 

試合後コメント

藪内夏美HC(女子U19日本代表)

J:OFの流れよくボールムーブもよくどれくらいの仕上がりですか

「相手がハードショー含めてかなりプレッシャーかけてくると思われたのでボールの出所を探さないと攻略できないと思ったので、味方を信じてどれだけボールを離せるがを、作りたいチャンスの一つとして、クローズアウト作りたいのでボールを展開する事を選手がわかってきたと思います」

J:何%の仕上がりですか
「もう90%の仕上がりです!今あるベストを選手はやってくれました。
DFはフルコートでプレッシャーをかける。もう一つがP&Rが多いので、ファイトオーバーも頑張って相手に時間をかけさせる準備をしました。ポストに対してのトラップと3つのDFを意識して遂行できました。」

 

森岡ほのか (U19女子日本代表)

J:ゲームメイクやボールハンドラーとしてこのゲームではどうでしたか

「代表ではピックを使うのが多いので、そこからのOFが課題になると思います。その中でドライブしたり、仲間にアシストするのが重要だと思うので、今日はドライブはあったんですけどアシストが出来てなかったので、もっと自分がドライブしている時こそ周りを見てアシストしていきたいと思います。」

J:対戦や同じチームでプレイして楽しかった選手はいましたか

「町田選手、本川選手は山の手のOGで、力を抜いていたと思うんですけどその中でもスピード感溢れるバスケで、こういうバスケットをしないと世界で戦えないとわかっているので、少しでも近づきたいなとおもってます。」

J:この一年の自身での目標を

「PGをやりながら2.3番ポジションをやらないといけないと思っているので、ポジションが変わってもオールラウンダーとして、チームにアジャストして得点、アシストをしっかりやりながら貢献していきたいです。」

 

横山智那美 (U19女子日本代表)

J:ウインターカップから勝つ事に対して強い思いを感じます

「負けの重みを知っているので1点でも勝つ事が大事だと思ってます。局面局面、1秒1秒を大事にしながらやってます。」

J:今大会で対戦や同じチームでやってみて楽しかった選手はいますか

「少しの時間でしたけど、WNBAでも活躍した町田選手とプレイする時間を作ってもらって、試合入る前に凄くワクワクして、実際にやってみて、ボールのキープ力や身体の強さは凄いなと自分で感じる事が出来たので凄く勉強になりました。」

J:ここからの日本代表含めてどんな思いですか

「自分にとってこの一年は凄く大事な時期だと思っていて、次の世界大会でしっかりアピールして2024年パリ五輪に招集がかかるように、世界にも日本にもアピールしていきたいと思ってます。」

 

朝比奈あずさ (U22女子日本代表)

今年7月15日からスペインで「U19女子ワールドカップ」U22は中国で7月28日から「FISUユニバーシティゲームズ」も合わせての大会になった。

J:この2試合で感じた事を
「1試合目はWの選手と高いレベルの選手達と試合が出来て2試合目は若い上手い選手達と出来て、自分やチームの足りない所を実感出来るいい機会だったと思います。」

J:また学んだり楽しかった事は
「中々練習したりは出来なかったけど、チームで練習した事、セットプレイなと出来た事は楽しかったですね。」

J:対戦、同じチームてープレイして良かった選手はいますか
「A代表でやってきた選手達ともう一回この場で出来た事は良かったですし、先輩達もレベルアップしてたので、自分ももっとやっていきたいと感じました。特に桜花の後輩達も試合に出て活躍してるので、自分も負けてられないと感じました。また、ステファニーさん、ひまわりさんと一緒に出来て、A代表で教わった事をまたやっていきたいと感じました。」

J:今後の代表への思いを
「A代表で課題にした事は、チームに帰ってからも意識してやるようにしてます。世界では自分は大きくないので、3Pやドライブも武器になると思うのでやっていきたいです。またU22は中々経験出来ないので凄くプラスになっていくので、無駄にしないように一つずつ吸収していきます。楽しんでやっていきます。」

 

チームメンバー

女子U22🇯🇵日本代表
F 伊森 可琳 東京医療保健大学/富士通
G 鈴置 彩夏 白鴎大学
GF 安江 沙碧梨 日本体育大学/富士通
SF 林 未紗 筑波大学/日立ハイテク
SG 岡本 美優 東京医療保健大学
SF 森岡 奈菜未 筑波大学
F 三浦 舞華 白鴎大学
G 池松 美波 東京医療保健大学
C 田中 平和 白鴎大学
SG 林 真帆 東京医療保健大学
F 舘山 萌菜 白鴎大学
G 江村 優有 早稲田大学
PF 粟谷 真帆 筑波大学
PG 山田 葵 筑波大学
C 朝比奈 あずさ 筑波大学

女子U19🇯🇵日本代表
SG 八十川 ゆずゆ 筑波大学
SF 佐坂 光咲 白鴎大学
GF 大脇 晴 東京医療保健大学
PF 山本 遥香 立命館大学
C 瀬川 怜奈 専修大学
PF 古谷 早紀 筑波大学
G 横山 智那美 桜花学園高校/トヨタ自動車
F 高木 美波 桜花学園高校
SF 森 美麗 桜花学園高校/東京羽田
GF 永野 紗弥香 安城学園高校
F 薮 未奈海 八雲学園高校/デンソー
C 澤 知央 龍谷富山高校
SG 川井田 風寧 千葉経済大学付属高校
SG 森岡 ほのか 札幌山の手高校/日立ハイテク
PG 都野 七海 大阪薫英女学院高校/トヨタ紡織
PG 池田 凛 明星学園高校

 

【Wリーグ】オールスター出場選手決定 渡嘉敷来夢と山本麻衣が両チームキャプテンに/最多得票町田瑠唯は不参加発表

【Wリーグ】オールスター出場選手決定 渡嘉敷来夢と山本麻衣が両チームキャプテンに/最多得票町田瑠唯は不参加発表

2023年4月29 日(土)、30日(日)に有明アリーナでの開催「Wリーグオールスター2022-2023 in 有明」のファン投票選抜選手、リーグ推薦選手の出場選手、チームが決定。

チームは、チームオールスター会場となる有明アリーナに因んで「Team SUNRISE」「Team STARLIGHT」に決定。

ファン投票の東地区1位 町田瑠唯(富士通)はオールスターに不参加を発表した。町田の不参加によって、東地区6位の林咲希(ENEOS)が繰り上がり出場になる。

WEB 投票最終結果(上位10位)
<東地区>
1.町田 瑠唯 (富士通) 8,817
2.宮澤 夕貴 (富士通) 5,493
3.内尾 聡菜 (富士通) 3,881
4.宮崎 早織 (ENEOS) 3,471
5.渡嘉敷 来夢 (ENEOS) 3,455
6.林 咲希 (ENEOS) 3,420
7.田中 真美子 (富士通) 3,192
8.𠮷田 舞衣 (シャンソン) 2,899
9.江良 萌香 (富士通) 2,851
10.本橋 菜子 (東京羽田) 2,792

<西地区>
1.東藤 なな子 (トヨタ紡織) 6,470
2.赤穂 ひまわり (デンソー) 6,287
3.高田 真希 (デンソー) 5,787
4.山本 麻衣 (トヨタ自動車) 4,309
5.本川 紗奈生 (デンソー) 4,217
6.渡邉 亜弥 (三菱電機) 3,860
7.川井 麻衣 (トヨタ自動車) 3,723
8.馬瓜 ステファニー (トヨタ自動車) 3,572
9.平末 明日香 (トヨタ紡織) 2,840
10.平下 愛佳 (トヨタ自動車) 2,689

 

「teamSUNRISE」
ファン投票
渡嘉敷 来夢 (PF/ENEOS)7年連続7回目 キャプテン
髙田 真希 (C/デンソー) 7年連続7回目
本川 紗奈生 (SF/デンソー) 7年連続7回目
内尾 聡菜 (SF/富士通)初出場
宮崎 早織 (PG/ENEOS) 4年連続4回目

リーグ推薦
川井 麻衣(PG/トヨタ自動車) 2年ぶり2回目
平下 愛佳(SF/トヨタ自動車)初出場
江良 萌香(SG/富士通)初出場
小池 遥(PG/シャンソン) 2年連続2回目
平末 明日香(PG/トヨタ紡織) 2年連続2回目
根本 葉瑠乃(SG/三菱電機)初出場
西岡 里紗(C/三菱電機) 2年連続4回目
鶴見 彩(PG/日立ハイテク)初出場
酒井 彩等(PG/アイシン)初出場
白崎 みなみ(SG/姫路)初出場

 

「teamSTARLIGHT」
ファン投票
山本 麻衣(PG/トヨタ自動車) 2年連続2回目キャプテン
東藤 なな子(SG/トヨタ紡織) 4年連続4回目、西地区最多得票
赤穂 ひまわり(SF/デンソー) 4年連続4回目
宮澤 夕貴(SF/富士通) 7年連続7回目
林 咲希(SG/ENEOS)初出場

リーグ推薦
馬瓜 ステファニー(PF/トヨタ自動車) 2年連続2回目
田中 真美子(PF/富士通) 2年連続2回目
𠮷田 舞衣(SF/シャンソン) 2年連続2回目
加藤優希(SF/トヨタ紡織) 2年連続2回目
渡邉 亜弥(SG/三菱電機)4年連続5回目
白鞘 郁里(SF/日立ハイテク)初出場
本橋 菜子(PG/東京羽田)4年連続4回目
岡 萌乃(PF/山梨QB)初出場
平松 飛鳥(PG/アランマーレ秋田)2年連続2回目
北川直美(PF/新潟)初出場

 

参照
昨年は引退した日本代表の三好南穂さん、篠崎澪さんのマッチアップが話題になった。
Wリーグオールスター2022
DAY2
https://jbasket.jp/w-league/24347.html”>https://jbasket.jp/w-league/24347.html
DAY1
https://jbasket.jp/w-league/24328.html”>https://jbasket.jp/w-league/24328.html

【Wリーグ】ENEOSが東京羽田を圧倒し勝利 渡嘉敷来夢17得点「自分が居たらもう負けないので大丈夫です」

【Wリーグ】ENEOSが東京羽田を圧倒し勝利 渡嘉敷来夢17得点「自分が居たらもう負けないので大丈夫です」

2022-23、今シーズンを戦っているWリーグは現在首位はトヨタ自動車アンテロープス、2位は三菱電機コアラーズ、3位富士通レッドウェーブとなっている。皇后杯は前人未到の10連覇を達成して、リーグ戦はトヨタ自動車2連覇にレベンジを誓うENEOSはこの日、東京羽田を圧倒し、ここから後半に向けてチームを上げてきている。

1/27(金) 代々木第二体育館
東京羽田 65-94 ENEOS
1Q 9-22
2Q 20-23
3Q 16-25
4Q 20-24

#10 渡嘉敷来夢 17得点
#21 高田静 15得点
#59 星杏璃 21得点
#32 宮崎早織 9得点(3P3/3)MVP

<東京羽田>
#78 粟津雪乃 16得点(3P4/7)
#25 津村ゆり子 15得点
#20 鷹のはし公歌 13得点
#12 本橋菜子 10得点

ゲーム入りは長岡が得点。ENEOSのインサイドの強さを発揮してアウトサイドからも得点してENEOSらしいプレイを出していった。東京羽田は鷹のはしがスリーポイントを決めると、すぐさまENEOSは星もスリーを決めて続けてレイアップも決める。ENEOSはインサイドの渡嘉敷を起点にインサイド、ボールムーブして宮崎や星から渡嘉敷と長岡がインサイドでの高さ活かしていく。
ボールを展開し、得点するポイントが多いENEOSにディフェンスがつききれない羽田は徐々に点差を広げられる。ENEOSは、ミスマッチから、バランスのいいオフェンスで得点し、ディフェンスもプレッシャーが強く東京羽田は攻めあぐねて22-9の1Qになる。

2Qでは東京羽田#78粟津が得点を決め、#14樺島がアシスト(3本) 起点を作るが、ENEOSは宮崎が3連続スリーポイントを決めて一気に流れをENEOSに寄せて20点差に引き離す。東京羽田は本橋が果敢に攻めバスカンと、スリーポイントでなんとか点差を追い上げてチームを鼓舞して牽引する。宮崎とのマッチアップと見応えあり、更に一桁得点差までにしたいが、ENEOSのオフェンスの勢いを止まらず45-29ENEOSリードで折り返す。

後半、入りから東京羽田のペースにしたい所、鷹のはしがペイントアタックで得点して入る。ENEOSは渡嘉敷がインサイドで起点になり、ボールを展開しキックアウトして林がスリーポイントを決めてランすると、ゴール下では「絶対に負けない」とこの日もブロックもでて攻守で牽引する。
そこに、東京羽田は本橋と尾崎もインサイドで果敢に攻めて、オフェンスリバウンドも取り気を吐きリズムを作っていく。4Qは羽田は、粟津 3Pシュートで13点目を決めるが、ENEOSは、中田、奥山、藤本、高田が若手選手たちのプレイタイムもしっかりあり、落ち着いて得点を決め切り35得点差にまで広げる。
東京羽田は津村のスリーシュートで15点目を決めスティールも粘りをみせるが、選手層の厚さをみせてたENEOSがアウェイで東京羽田勝利し、後半戦に向けて強いENEOSを見せた。

 

試合後コメント

渡嘉敷来夢 (ENEOS)
J:後半に向けていい勝利になったのでは
「全員出場していい形で出来たのかなと思いますが1日目がいいとなんか2日目はちょっと難しいゲームになったりするんですよ。なので2試合しっかり戦った上でよかったねってなりたいですね!ゲームでは中の寄りが早かったり、ヘルプポジションしっかり取ってるので外が空いてたのでうちは打ってくれるので、もう少し入ると楽ですけど、みんな積極的に攻めた結果ですね。」

J:チームのコンビネーションや和について
「先週は良くなかったですけど、3Q入り集中してやろうと話して締まったと思います。目指してる所が上なので、どこが相手でもブレない軸を作っていかないといけないので今日はよかったです。」

J:ここから重要なポイントはどこですか
「もう負けない事ですね!
自分が居たらもう負けないので大丈夫です!
自分が居ない時の負けは自分の責任なので、怪我も実力のうちでなので上げて行きます。強い気持ちを持ってプレイする事、思いやりを持ってみんなでやる事を伝えて、自分、長岡、岡本もいるので。自分が居たら大丈夫なのでこのチームを勝利に導きます。ポジティブに考えて怪我しないようにして行きます。」

そして会見後にバッシュも合わせて撮影に応えてくれた渡嘉敷来夢選手。後半戦見逃せない。

 

【Wリーグ】アーリーエントリー26名発表 テミトペ、伊森可琳は富士通、横山智那美はトヨタ自動車、ウチェがシャンソンへ加入が決定

【Wリーグ】アーリーエントリー26名発表 テミトペ、伊森可琳は富士通、横山智那美はトヨタ自動車、ウチェがシャンソンへ加入が決定

Wリーグから今シーズンのアーリーエントリー26選手と2人のスタッフの加入が発表された。

皇后杯ベスト8に進出して、インカレ6連覇を達成した、東京都医療保健大学からテミトペと伊森可琳が富士通レッドウェーブへ。
桜花学園でのエースでキャプテンであり、今年FIBA・NBA主催のBWB Asia2022でオールスターズでは、MVPを獲得した横山智那美はWリーグ連覇しているトヨタ自動車アンテロープスへ、京都精華学園高校をインターハイ初優勝に貢献したイゾジェ ウチェがシャンソン化粧品Vマジックへの加入が決まった。

エントリー選手はされた大学生21名、高校生7名の選手は、W リーグ公式戦 2023 年 1 月 6 日(金)より出場が可能になっている。

トヨタ自動車 アンテロープス
#7 横山 智那美 PG 桜花学園高校
マネージャー 小泉 真優 拓殖大学
アナリスト 千木良 知春 東京医療保健大学

富士通 レッドウェーブ
#8 ジョシュア ンフォンノボン テミトペ C 東京医療保健大学
#13 安江 沙碧梨 SG 日本体育大学
#45 伊森 可琳 SF 東京医療保健大学

シャンソン化粧品 シャンソン V マジック
#4 イゾジェ ウチェ C 京都精華学園高校
#10 C トラオレ セトゥ C 武庫川女子大学

デンソー アイリス
#3 平賀 真帆 PG 桜花学園高校
#18 藪 未奈海 SF 八雲学園高校

トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
#7 都野 七海 PG 大阪薫英女学院高校

日立ハイテク クーガーズ
#14 森岡 ほのか PG 札幌山の手高校
#31 PG 窪田 真優 PG 桐蔭横浜大学
#34 SF 林 未紗 SF 筑波大学

東京羽田ヴィッキーズ
#2 森 美麗 PF 桜花学園高校
#13 穴澤 冴 C 筑波大学

山梨クィーンビーズ
#1 アンモール プリート コール C 大阪体育大学
#2 池田 沙紀 PG 筑波大学
#3 清水 咲来 PG 大阪人間科学大学
#22 三好 青花 SF 東京医療保健大学

アイシン ウィングス
#5 坂本 雅 SG 愛知学泉大学
#7 サンブ アストゥ PF 江戸川大学
#30 大村 早和 PF 白鷗大学

プレステージ・インターナショナル アランマーレ
#5 野田 遥 C 山梨学院大学
#12 松永 夏海 SG 白鷗大学
#19 鈴木 侑 SG 筑波大学

姫路イーグレッツ
#29 石牧 葵 SG 愛知学泉大学
#31 遠藤 真帆 SF 日本福祉大学

 

Wリーグより
「アーリーエントリーとは、競技者が申請チームとの雇用契約あるいは入団契約が内定した場合に限り、入社および入団前にエントリー(競技者登録)できる制度」。

「Wリーグにおける将来の活躍が期待される若手競技者に、早期に活動の場を提供することにより、若手選手の育成とリーグの戦力向上を図ること」を目的とする。

【Wリーグ】富士通×アンダーアーマー 2022-2023活動『カリーシートプロジェクト』『クリニック』『ピンクリボン』

【Wリーグ】富士通×アンダーアーマー 2022-2023活動『カリーシートプロジェクト』『クリニック』『ピンクリボン』

3ポイントシュート通算成功数のNBA新記録を樹立したステフィン・カリー (ゴールデンステート・ウォリアーズ)のシグネチャーブランドであるカリーブランドの活動の一つである 『カリーシートプロジェクト』について、2022-2023シーズンはWリーグ「富士通レッドウェーブ」と実施することが決定し、12月2日(金)から第二回の観戦申込を開始。

『カリーシートプロジェクト』は「世界中の若者たちが平等にスポーツを楽しむ機会を創出する」というミッションを掲げる。2022-2023シーズンは、富士通レッドウェーブのホームゲームに設置する。また、富士通レッドウェーブとアンダーアーマーの取組みとして、子どもたちへのバスケットボールの普及を目的にしたクリニックの実施やピンクリボン活動などを行い、チームとともに、女子バスケットボールの普及に努めています。観戦募集は、アンダーアーマー公式アプリにて12月2日(金)から募集する。

<カリーシート観戦募集ページ>
https://bit.ly/3gc6Kf0

 

<カリーコートの取り組み>

【NBA】Jbasketインタビューからの有言実行/カリーが天王洲カリーコートに出現して駆け付けたファンを沸かせた/アンダーアーマー

【NBA】ステフィン・カリーのコートが日本国内初屋外常設『カリーコート 天王洲アイル』9月24日(土) 東京・天王洲にオープン/アンダーアーマー

 

10月29日(土)『カリーシート プロジェクト』vsENEOSサンフラワーズ「カリーシート」に座ったkidsの試合後感想

ー今回、カリーシートに申し込んでくれたきっかけはなんでしたか?
「お父さんが申し込んでくれて、当選しました。」

ー今日の試合の印象はどうでしたか?
「富士通レッドウェーブもENEOSサンフラワーズもどちらも大好きなチームだったので、(大好きなチーム同士の試合を見ることができて)とても嬉しかったです。 町田選手の速いパスがとても印象に残りました。 1回目に観戦したときは少し後ろの方の席だったのでコートから遠かったのですが、今 日は目の前で試合を観戦することができて、とても迫力がありました。」

ー普段バスケットボールを頑張っているということですが、プロ選手のプレーはどうでしたか?
「パスも速いし、どの選手もキャッチができていて、すごいドリブルも速かったです。 全部の動きが速いのが自分のプレーと違いました。選手もとても大きかったです。」

ー普段の練習に参考になりそうなプレーはありましたか?
「パスをちゃんとバシッとキャッチしたいと思いました。パスがちゃんと取れるとプ
レーが繋がるし、自分でもドリブルやシュートをする回数が多くなるかなと思いま
す。」

ーカリー選手が好きということですが、今日はカリーシートに座れてどうでしたか?
「シュートが確実にスポスポ入るところがすごいなと思っています。(カリーシートの
ギフトボックスに)カリー選手からのお手紙が入っていて、すごく嬉しかったです。」

 

富士通レッドウェーブとアンダーアーマーは、ともに女子バスケットボールの普及や女性アスリートの心身両面でのケアなどを目的に、多角的な取り組みを行っている。

<アプリコンテンツ配信>
学生アスリートの悩みや質問にトップ選手が答える、アンダーアーマー公式アプリコンテンツ「THE ANSWER」にて、富士通レッドウェーブの選手にも登場いただき、学生アスリートの悩みに寄り添った回答やテクニックの動画配信を実施

<バスケットボールクリニック>
9月17日に、アンダーアーマー ブランドハウス新宿内のスタジオにて、アンダーアーマー公式アプリで事前応募いただいたお子様約15名を対象に、藤本愛妃選手、田中真美子選手、岡田英里選手による、バスケットボールクリニック&トークイベントを実施。

<ピンクリボン活動>
ピンクリボン月間である2022年10月女性支援を目的に、ウォーミングアップ時にピンク色のチームウエアを着用。 (ディーラーを通じて着用アイテムを販売し、売上の一部を認定NPO法人に寄付)

<産婦人科医講習会>
選手のパフォーマンス向上や女性としての身体の基礎知識の学びを目的に、産婦人科医高尾美穂先生による、富士通レッドウェーブ選手やスタッフへの講習会を実施。

 

【Jbasketインタビュー】オコエ桃仁花 ヨーロッパでの挑戦 ギリシャ ”エレフテリア・モシャトウ”/「監督のひと言で決めた」

【Jbasketインタビュー】オコエ桃仁花 ヨーロッパでの挑戦 ギリシャ ” エレフテリア・モシャトウ”/「監督のひと言で決めた」


写真提供:ギリシャ ”エレフテリア・モシャトウ”

日本代表選手として、東京オリンピック銀メダル、アジアカップ優勝と活躍しているオコエ桃仁花が、今月からギリシャリーグのエレフテリア・モシャトゥに移籍して、活躍の場をヨーロッパに移した。

オコエ桃仁花
181cm 23歳
2017-19 デンソーアイリス
2019-22 富士通レッドウェーブ
2022- エレフテリア・モシャトウ

日本代表歴
2016 U17世界選手権
2018 ワールドカップ
2021 東京オリンピック 銀メダル🥈
2021 FIBAアジアカップ 優勝🏆
2022 FIBAワールドカップ 9位

 

今回は、ギリシャリーグが開幕して、ギリシャに行ってチーム合流して早速試合に出場した後にzoomで話を聞く事が出来ました。

試合はかなり激しく、いきなり鼻骨骨折して選手、2試合目も鼻血を出してしまった選手など、負けたくないという思いが凄く強い選手が多く、ちょっとや、そっとでは、ファウルが鳴らないタフな試合で、35分間の出場時間と、ハードな試合には驚かされた。先週末には第3戦が行われ15得点、8リバウンド、3アシストとチーム連勝に貢献している。

次の場所をギリシャに決めた大きな理由のひとつとして、
ヨーロッパにいる事で、WNBAや、ヨーロッパ強豪チームのエージェントが全試合をみているので、全試合チャンスがある。そういう環境に自分を置きたいと思った。

監督とzoomミーティングで話した際に “人として、日本人の良さをこのチームに還元してほしい” 富士通に移籍した際にも、BTからの言葉で “モニカっていう一人の人を育てたい” ということを言ってもらえ思い出したそうだ

そういう事を言ってくれる監督の元でチームの勝利に貢献したいという。

また、最近のバスケットに関してのマインドも必見、ギリシャという街も楽しみで、毎日の自炊にも磨きがかかっているという。ファッションや、音楽、ダンスなど、プロ選手としての楽しみ方も聞くことが出来た。今回の移籍に関して、掘り下げてどんな経緯だったのか、何故移籍したのか。本人のYouTubeでは聞けない内容となっています。

また最後に大切にしている事をファンの皆様へのメッセージとして出してもらった。

・ギリシャリーグデビュー戦終わって
・移籍の経緯を深掘り
・ギリシャリーグを選んだ理由
・今後について
・強み
・アイデンティティ
・大切にしてる事

 

オコエ桃仁花 SNS

 

オコエ桃仁花 YouTubeより

「自分の口からファンの皆様へ伝えてたくてYouTubeでの報告となりました。

ワールドカップ前にオファーを貰っていた。ヨーロッパでプレーする事で、WNBAやヨーロッパの他チームにも注目してされる事でチャンスも広がる。
その中でプロとしてオファーもらったこのチームに移籍して挑戦しようと決めた。」

富士通の皆にもチーム作りをしてる最中に申し訳ないな。と思った。

A代表に呼ばれた時、海外の選手の体の強さやコミニケーションの取り方に刺激を受けた。

新しい環境、人間関係、時には寂しくて帰りたくなるかもしれないけど、オリンピックは自分の夢で、それが叶った時に次の大きな一歩を踏み出したいと思った。

富士通で皆と優勝を狙いたかったけど、一度きりの人生で挑戦したくなった。

ギリシャのアテネが、拠点となりCITY girlです!
ギリシャと言えばサントリー島なので行ってみたい。

新しい環境ですが楽しみにしています。海外の選手たちとバスケットをする事で新しい自分に出会える事をワクワクしています。

いつも応援してくださる皆様、開幕直前ですが、是非応援して下さい。」

 

ギリシャでの試合

オコエ桃仁花 SNS

Instgram
https://www.instagram.com/monica_okoye/

Twitter
https://twitter.com/okoyemoni

YouTube ch
https://youtube.com/channel/UC-s0H2AABUAIvb81o-xZsLQ

【Wリーグ】富士通が開幕戦東京羽田に逆転勝ち、町田12得点6AST、宮澤夕貴25得点チームを牽引

【Wリーグ】富士通が開幕戦東京羽田に逆転勝ち、町田12得点6AST、宮澤夕貴25得点チームを牽引

町田瑠唯がアメリカプロバスケットWNBAでプレーして帰国後、Wリーグの開幕戦に出場。町田にとっても、両チームにとっても今シーズンの開幕になる大事な一戦。東京羽田のハードなプレッシャーディフェンスが効き、スリーポイントも炸裂する展開から後半、富士通が対応し接戦、逆転勝ちと見応えある開幕試合になった。

10/21(金) 大田区総合体育館
東京羽田 77-73 富士通
1Q 30-18
2Q 17-14
3Q 11-23
4Q 15-22

<富士通>
#52 宮澤夕貴 25得点 8Reb
#27 江良萌香 24得点(3P6/10)
#10 町田瑠唯 12得点 6AST 2STL

<東京羽田>
#21 尾崎早弥子 18得点
#74 水野菜穂 17得点
#12 本橋菜子 7得点 3AST 2Reb

藤本のペイントのジャンパーから得点する富士通。水野もエルボーからジャンパー決めていく東京羽田。この後も展開の速いバスケットに、ブロックからそのままプッシュしてブレイクだして宮澤が決めて、軸丸がスリーポイント決める。早速フリーになれば町田の日本での久しぶりのスリーポイントや、ドライブからレイアップと連続で決めて会場を盛り上げる。

東京羽田もアタックしていくが、スティールされて乗り切れなかったが、ここからスリーポイント決めて、スティールからバスカンとチームでしっかり逆転してそのまま勢いに乗りシュートを決めていく東京羽田。本橋がしっかりコントロールしてスリーポイントも決まり、30-18東京羽田リード1Q終える。

富士通相手に、1Qで30点とハイパフォーマンスで、シュート決定率も高く、進化した今シーズンの力強いプレーを見せる東京羽田。
富士通もフリーを作ってスリーポイント狙っていくが、東京羽田のディフェンスはハードにつき、ドライブされてもヘルプがしっかり出てチームディフェンスが機能していく。富士通もなんとか繋いで得点するも東京羽田の得点は続きリードを広げて47-32で折り返す。

スリーポイントは、東京羽田は7/14で50%、富士通は4/19で21%。
後半アウトサイドから富士通が入って速い展開に持っていきたいが、東京羽田もしっかりディフェンスしてブレイクを出し前半勢いもって後半に入る。富士通もインサイド、ゴール下からのシュートを落としてしまう。宮澤が入りインサイドでの粘りから得点、スリーポイントを決めてようやく富士通にいい流れを呼び9点差にする。
その後も富士通はディフェンスの強度をあげトラップ仕掛けて、コーナーに追い込みターンオーバーから得点、更に江良のスリーポイントで一気に追い上げ2点差にする。58-55東京羽田リードで最終クォーターへ。

東京羽田も追い上げられるがペイントから得点してスリーポイント決めて流れをより戻りした。東京羽田の新しい強さを見せる。
町田、宮澤でリズムを作り、インサイドからアウトサイドから得点して、宮澤のパフォーマンスで2点差にする。宮澤のスリーポイントで逆転する。宮澤が圧倒的な決定力とここぞの力を見せる。
残り2分切っての5点差の攻防は、宮澤が決めてリードを広げて富士通に引き寄せる。
宮澤のオールラウンダーの活躍は素晴らしく、富士通にエナジーを与える。それでも最後まで諦めない東京羽田は、残り1分で2点差にするが、宮澤はまたしてもローポストからインサイドにアタックしてバスカン3点プレーでリードを保ち富士通が76-71で東京羽田を破り辛勝した。
開幕戦にふさわしい熱戦になった。

 

試合後コメント

BTテーブス HC(富士通)

「選手達は自分に高い理想を持っている。前半は恥ずかしい、僕も含めて。出来るだけ40分富士通のバスケットをやりたい。もし負けても結果は結果。今日前半はうちのチームじゃないね。シュートは確率より外れ方を見てる。遠慮してたらベンチにすぐ下げる。
ゴール下のポロポロしたのは緊張じゃない!このレベルでもそういうミスはあってそれは許さない。3Pとは違う。後半は出だしからボールプレッシャーかけてうちの良さが出てきて逆転出来た。選手たちが硬かった。」

 

町田瑠唯(富士通)

「アメリカと日本では会場の雰囲気が違って日本はコロナ禍で声が出せない中、沢山のお客様やハリセンで叩いてくれていたので本当に力になりますし、一人一人のメッセージや応援があって暖かいなぁと思いながら試合やりました。今日は前半は自分たちのバスケットが出来ず相手の強みを出させてしまったので苦しい展開になったけど、後半しっかり切り替えて、持ち味であるDFから立て直して勝つ事は出来てよかった。WNBAと日本では速さや運動量は日本が圧倒的にあると思う。自分がコントロールして、これから更に調整してやっていきたい。」

 

宮澤夕貴(富士通)

「 前半は相手の3Pを抑える事が出来なくて同じやられ方で終始やられた。富士通はDFのチームなので、後半はDFを変えてプレッシャーDFで相手の3Pを抑えられて相手のミスを誘ってそこから良い流れに変わった。終始リバウンド、今日は勝てたけど課題です。」

 

荻原HC(東京羽田)

「DFはいくつか準備していて、そのDFに富士通が対応してきたので持ちきれなかったのと、DFの我々のルールを遂行出来なかった。細かいところのミスから崩れてしまって、ターンオーバーから自滅かなというところがあったかなと思います。
うちは、サイズが小さいので、1つのカギはリバウンドかなと思っていて、互角だった。そこはよかったですね。3Qが本当に課題で、選手交代、ボールの展開で対応していきたい。」

【Wリーグ開幕戦】トヨタが3連覇に向けてENEOSに勝利/山本麻衣23得点3P5本、林咲希が復帰して14得点

【Wリーグ開幕戦】トヨタが3連覇に向けてENEOSに勝利/山本麻衣23得点3P5本、林咲希が復帰して14得点

遂に2022-23シーズン開幕

10/19 代々木第二体育館
トヨタ自動車 70-57 ENEOS

<トヨタ自動車>
#23 山本麻衣 23得点(3P5/13)
#14 平下愛佳 11得点(3/8)
#3 馬瓜ステファニー 9得点 8Reb 6AST 7STL

#10 渡嘉敷来夢 19得点 11Reb
#7 林咲希 14得点(3P3/5)

両チームインサイドからアタックして、ステファニーがフリースローで得点して入る。#12の3ポイントがでる。ENEOSは渡嘉敷がインサイドにアタックして得点とアウトサイドとインサイドで得点と、トヨタのオフェンスもしっかり寄りが早く好きにプレーさせない。
渡嘉敷、梅澤の昨シーズンまで同じチームから向かい合ってのインサイドでのマッチアップは見応え満載。タフショットを平下が決め、モハメド ファティマトゥ早野夏がインサイドを張り、フィニッシュまでしっかりいくトヨタがリードを広げる。

2Qトヨタ自動車のディフェンスもハードにギアが上がり、ENEOSは責め切れず苦しい時間帯が続く。ENEOSのオフェンスも単調になり、トヨタ自動車はボールムーブよく展開して、ペイントにダイブしたりと得点を広げる。
ENEOSはパスミスからのターンオーバーで得点されるのが多くなり、流れを戻したいところだが、トヨタの時間帯になり残り5分切って、30-12と大きく差が出た。
渡嘉敷の起点からインサイドで得点して追い上げを図る。それでも山本のフリースロー、スリーポイントが炸裂して大きく点差が広がる。39-20トヨタ自動車リードで折り返す。

ここまで差がつくとは予想してなかったと思われるが、どう修正して後半に臨むか。渡嘉敷頼りになるとトヨタのディフェンスは更にやりやすくなってしまう。

後半入りはENEOSのボールムーブよく渡嘉敷が得点して入る。トヨタは山本がペイントでしっかり連続得点してENEOSの流れにさせない。ENEOSはターンオーバーから得点され前半と同じ流れになってしまう。
そしてトヨタはアウトサイドからフリーを作ってスリーポイント決めて30点差まで広げる。ボールの展開よく、リバウンド、強度の高いディフェンスでターンオーバーを誘いトヨタのバスケットを続ける。

そして遂に怪我から復帰した林がコートに帰ってきた。

点差はついているが、フリーになって初のシュートをスリーポイントで決める。会場のボルテージはマックスに。シューター対決のように、林と平下がスリーポイント決める。60-34トヨタリードで最終クォーターへ。

中田のペイント、ブレイク出して得点するENEOSは、林が入って明らかにチームの空気が変わった。改めて、そういう選手だとみんなが思ったに違いない。ENEOSはボールムーブが、この試合では難しくガード陣のパフォーマンスの差が得点にも結びついたが、林の躍動は続く。林の姿を見ているとエネオスのみならず、Wリーグにとってこの復帰は重要で、ここから復活に向けて更に注目していきたい。

ゲームは、ENEOSも追い上げるが、ミスが出てしまう、得点していくと、山本、林がスリーポイントですかさず返して山本も連続でスリーポイントとビッグショットを決めて今シーズン更に勝負強さを見せる。点差はあるが入れ合いのバスケットの醍醐味がでる。その後の流れはトヨタがしっかり保ち、70-57でトヨタがENEOSを開幕初戦を勝利した。

大神新HCと今年からサポートコーチになった三好南穂コーチのシーンも感慨深い

 

試合後コメント

大神雄子 HC(トヨタ自動車)

「コーチングを一番最初に表現出来る日なので緊張しました。このチームはディフェンスからというチームなので今日は評価したいと思います。DFが良くても次に得点に繋げられるかどうかが大事ですね。DFとOFは表裏一体なのでここの練習を積んできました。
プレッシャーに対してどう対処していくのか、バタバタにならないように全員が感じた時間帯も今日ありました。予測してどうやってやっていくか今後の課題になっていきます。」

 

山本麻衣(トヨタ自動車)
「まずリバウンド取って走れる時は走る。明確じゃない時にファストブレイクに入ったり点差、時間帯によってはゆっくりオフェンスに入り、ゲームのリズムを意識して、考えながらゲームコントロールしてます。シュートは打てる時に流れをみて打っていきたいです。
自分達のスタイルはDFからなので、みんなが意識して走れてる、リズムを作れてよかったです。ワールドカップでメンタル、身体的にもやられてたので、1週間オフ貰えたのはよかったです。」

 

平下愛佳(トヨタ自動車)
「去年から継続してるのは、3Pと走力からのプレーで、どのチームにも通用すると思っていいます。3Pはどのチームからもマークされるのでレイアップ、ジャンパーなど色んな事にチャレンジしていきます。
ポジションも日本代表とトヨタで変わらないので得意なもの出していきたいと思ってます。
今日は最後追い上げられてしまったので渡嘉敷選手やインサイドで攻めてくると思うのでディフェンスを意識する事、プレス掛けられた時のポール運びをみんなで助けて運ぶ意識を持っていきたい。」

 

渡嘉敷来夢(ENEOS)
「止まった状態で自分がボールをもらってしまうと、日本だと自分の所から来るとわかるので、動きの中でもう少しボールを貰う時間を前半から出来ればよかった思います。選手同士で 上手くいってたもの、いかなかったものを見つけながらしっかりとやっていきたいら。
次へしっかりいい準備して、コーチ陣としっかりコミュニケーション取り、すぐ試合があるのでみんなで切り替えていきたい。自分も決め切らないといけない。」

 

林咲希 復帰!!

「観客の皆様の応援の声が届いたので、帰ってこれたのが嬉しかった。緊張もありました。もう一つ成長出来たと思います。出場について身体に負担かけないように後半に使ってもらいました。1本シュート入ってよかった。ゲーム感覚はまだないかなと思います。
チームとしては細かいところを修正していかないといけない。ディフェンスの強度が必要、コミュニケーションが取れてなかった。オフェンスは渡嘉敷選手を見過ぎでしまう。インサイドに寄ってしまうので、違う流れを作らないといけない。」

 

【Bリーグ】アルバルク東京 東京お台場 青海に2025年新アリーナ誕生「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動/ 田中大貴、三好南穂アリーナの可能性に期待

【Bリーグ】アルバルク東京 東京お台場 青海に2025年新アリーナ誕生「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動/ 田中大貴、三好南穂アリーナの可能性に期待

トヨタ自動車、トヨタ不動産、トヨタアルバルク東京が新アリーナ構想を8/29に発表した。

TOKYO A-ARENA PROJECTとは
・アルバルク東京のA
・地域の皆様から愛されてほしいという想いから、青海のA
・人の可能性を広げたい想いから、人の持つAbilityのA
・アルファベットの始まり、すべての始まりという想いを込めたA

新アリーナは2025年からアルバルク東京のホームアリーナを始め、Wリーグ、日本代表戦、天皇杯・皇后杯、地域の大会やジュニア、高校バスケ、インカレ、車椅子バスケ 、
FIBA公認の国際大会、NBAなど夢見る舞台を提供する。

アリーナは1万人収容でき、楕円形でどこからでもよく見えるように設計され、コート最前列は、手が届きそうな至近距離で味わえて迫力満点ないろんな仕掛けを駆使して観客を盛り上げる。また、VIPスィート、パティオスィート、最上階からの眺望NOスカイラウンジ、VIPラウンジ、ファンのアルバルクラウンジなど目的に応じて観戦を楽しめるようになる予定。モビリティの活用により新しい観戦体験ができる。

TOKYO A-ARENAは都心からのアクセスが抜群で、臨海副都心の中心に誕生する新アリーナ。
東京、新宿、渋谷などの主要駅から30分以内。羽田空港からも乗り換え1回、最寄駅は、新交通ゆりかもめ 「青海駅」徒歩4分、りんかい線「東京テレポート駅」徒歩6分。駅からは目の前という抜群のアクセスの良さも大事な要素になる。

屋外では試合のない日にも使用できる、ファミリーパーク、アルバルククラブハウス、スポーツパーク、ガーデンテラス、アリーナ内にサブアリーナと施設の環境も充実を図る。

 

コメント

田中大貴 (アルバルク東京)

「すごいワクワクしています。いますぐにでもこのアリーナで試合がしたい気持ちです。これまで日本代表など、大きなアリーナで熱狂的なファンの前ででプレーされてもらいましたけども、そういう雰囲気でプレーするのはアスリートにとって特別なものでここもそういう雰囲気にしていけたらとおもいます。
このアリーナには、アルバルクの練習施設、クラブハウスがあったり、三好さんがいったように、クリニック、アカデミーが行われている際により近くにいれると思うので参加したり、協力していきたいそういう場になると思います。
伝統があるクラブなので日本一のアリーナになると思いますし、日本一を目指してやっていきました。次世代の子供達にここでプレーして活躍したいと思ってもらいたい、責任あるので可能性を繋いでいくアリーナになって欲しいしいと思います。」

 

三好南穂 (トヨタアンテロープスサポートコーチ)

「このアリーナは選手、アスリートが目指すべき場所になると思います。東京五輪で無観客を経験しましたが、Wリーグで7000人というお客さんの前でプレー出来てパワーになったし、一緒に戦っているていう雰囲気で出来た経験があるので、それより多い10000人でプレーできる選手、アスリートは幸せだと思います。プレーをしているのをたくさんの人に見てもらえるのは嬉しいことですね。

林社長にお願いがあります!!
1つ目は、このアリーナで、子供達のためにクリニック、アカデミーをやりたいと思ってます。
その際には講師として私を(笑)
2つ目は、女子のアンテロープスの試合をこのアリーナで合同開催したいです。
これが私のミッションです(笑)

(林社長はどちらも実現に向けていくという返答でした!)私のミッションは成功しました!
可能性が詰まったアリーナだと思います。3年後が楽しみでです。」

 

川合俊一 (トヨタ自動車ビーチバレーボール部GM)

「東京で1万人は2つくらいしか思い出せない。世界大会だと2.3年前に計画していくので、そういった意味ではこういうアリーナが東京にできるというのは楽しみにしている。
去年、実はトヨタ側として、バレーボール協会に姉街にいったら、今年協会の会長になってしまったので、色々アピールしたので、ぜひ使わせて頂きたいです。
こういうアリーナが増えていっていってほしい。バスケのホームコートは盛り上がりますね。
いい音がするので、ビーチバレーも使いたいですね。
いろんなスポーツのここでやりたって思うアリーナにあんると思うで期待したいです。」

 

佐藤圭太 (トヨタ自動車所属パラ陸上 短距離)

「チャレンジする上で、義足なのですがテクノロジーが発展してからこそスポーツに熱中できたので、ぜひこのアリーナでテクノジーの進化とスポーツとの掛け合いで新た可能性を期待したです。
また、アクセスは大切で、アクセスが簡単になれば挑戦しやすくなるで大事です。
可能性のあるアリーナをみんなで作っていきましょう。」

 

林邦彦 トヨタアルバルク東京株式会社社長

「アルバルクのホームアリーナですけど色々な競技で使っていただきた。する、見る、支えるなのでこのアリーナの使命で任務だと思ってます。今後はこの場所でビジネスシーンにも使ってもらいたい。ラウンジもありますし、運動会、展示会など照明やおとが格段にすごいものを釣っていくので楽しく使っていただきたい。
繋げていく、継続していくこと、3年後を楽しみにして頂きたい。」

 

TOKYO A-ARENA PROJECT

 

豊田章 トヨタ自動車社長・トヨタ不動産会長

「私は今までスポーツに何度も助けられてきました。社長になってから13年平穏無事と思える時
度も私には訪れませんでした。しかし、そんなで私を元気づけてくれていたのがアスリートたちです。
スポーツには人を勇気づける力があるのだと思います。
そしてもう一つは「可能性へ挑戦する人をサポートし続けたい」という想いです。このアリーナは、トヨタのバスケットボールチーム「アルバルク東京」の新しいホームでもありますが、さまざまな競技の聖地になっていって欲しいと考えています。パラスポーツや、競技人口が少なかったり、知名度が低くまだまだファンやサポーターが少ない競技などの力にもなっていければと思っています。

見たことのないアスリートたちの戦いを間近で見れるようになったり、人類が今までは到達しえなかった記録を破り新たな可能性を拓いていく、そんなことが実現できたら私自身も含め多くの人が勇気づけられ笑顔になれるのではと信じています。」

 

【Jbasketインタビュー】三好南穂と編集長が対決/ 日本代表で東京五輪銀メダルを牽引し突然の引退を選んだ三好南穂が選ぶベスト5

【Jbasketインタビュー】三好南穂と編集長が対決/ 日本代表で東京五輪銀メダルを牽引し突然の引退を選んだ三好南穂が選ぶベスト5 [#Jの部屋 vol.8】

Wリーグ2021-22シーズンで2連覇したトヨタ自動車アンテロープスが締めくくった。
そしてそのコートには、3ポイント女王、フリースロー確率No. 1の2冠のタイトルも手にした選手が三好南穂。長年Wリーグ、日本代表として女子バスケットボール界を牽引してきた。

シーズン終盤の3月30日、ファイナルの前に突然、今シーズンで現役選手としてピリオドを打つことを発表して、多くのファンを驚かせた。現役引退表明はシーズン終了後の発表がセオリーでもあるが、三好は、あえてファイナルの前にSNSで表明した。

「これまで、オリンピック出場や、リーグも優勝させて貰えて、終えた後に皆様へ伝えたら、「あれが最後だったんだ」と、思わせてしまう事を考え。先に伝えられた方がが良いと思い、発表しました。」と、その後の引退会見でも素敵な笑顔からは想像を絶する過酷な戦いをずっとしてきた事を伝えてくれた三好南穂。

引退会見はこちら>>>https://jbasket.jp/w-league/24051.html

そして、見事優勝2連覇し三好が最後のユニフォームを着たのはオールスターの場所となり、ここでも彼女らしく締め括る試合を魅せてくれた。その後に特別に時間もらい、選手生活を振り返って、想いやエピソードを話してもらった。

 

場所はトヨタ本拠地のある普段選手たちが練習している体育館

選手としての分岐点はいつだったか、タフなメンタリティは、どう築いてきたのか。世界を相手にいかにフリーを作ってスリーポイントを打って決めたのかなど三好の技術面などは必見。そして三好が選ぶベスト5、趣味のカメラの話、これからチャレンジしたい事など…

ここでしか聞けないことをぶつけてみました。

それはYouTube Jbasketチャンネルで是非、みて欲しい。


そして、最後にオールスター後、ボールを触ることがなかった、
世界、日本屈指のシューター三好南穂と編集長Jとフリースロー対決はドキドキ緊張でしたが、やはり流石の三好と言えるパフォーマンスで締め括る、真剣勝負あり、笑いありの対談でした。

現在は、トヨタ自動車のサポートコーチの就任を発表、チームをサポートし、クリニックやイベント等にも積極的に参加していく様子で三好南穂のSNSを是非、チェックしてみてください。

 

 

 

三好南穂(トヨタ自動車)キャリア

コートネーム:サン
生年月日:1993年12月21日
出身地:千葉県市川市
出身高校:桜花学園
身長:167㎝
ポジション:PG

2012-17 シャンソンVマジック
2017-22 トヨタ自動車アンテロープス
2020東京オリンピック 銀メダル

日本代表
第1回U17世界選手権
第1回3×3ユース世界選手権
2014年アジア競技大会3位
2016年リオデジャネイロオリンピック ベスト8
2021 東京オリンピック 銀メダル
2022 FIBAワールドカップ2022予選

Twitter
https://twitter.com/n12miyoshi

Instagram
https://www.instagram.com/i_am_miiiyooo/

 

【Wリーグ】オールスターMVPは三好南穂3P6本「最高のバスケット人生でした」MIP篠崎澪「8年間本当にありがとうございました 」/ DAY2

【Wリーグ】オールスターMVPは三好南穂3P6本「最高のバスケット人生でした」MIP篠崎澪「8年間本当にありがとうございました 」/ DAY2

2年ぶりに開催されたWリーグオールスター本戦。会場はチケット前売り完売で埋め尽くされたファンの熱気と選手たちの楽しい姿で最高潮の盛り上がりを見せたオールスターになった。

この日に引退する三好南穂(トヨタ自動車)、篠崎澪(富士通)の2選手を含めチーム原宿、チーム渋谷の2チームに分かれて戦う。

またチーム渋谷は高田真希キャプテンを中心にタイムアウトで繰り広げられるショーケースて、選手が赤ちゃんになり哺乳瓶で飲んだり、ストッキングを被り引っ張り合ったり、風船ピストルでロシアンルーレット選出たちの普段見れない笑顔が会場を笑顔にする。

また高田真希キャプテンは作戦ボードでタイムアウトで指示を出したりもした。一方、チーム原宿は、ゲームではリードを奪われていたが、エブリンキャプテンを中心に追い上げてを見せた。

引退する同じチームメイトの篠崎vs宮澤夕貴のインサイドでのマッチアップも会場を沸かせた。
ゲームも後半になってギアが上がってきて同点で迎えた4Qは素晴らしい攻防が出る。試合の最後にかかってきて、三好がスリーポイントを決めれば、篠崎澪がスリーポイントを入れ返す展開に会場は最高潮になる。
残り2.7秒で2点ビハインドのチーム渋谷は渡嘉敷来夢が魅せる、ターンアラウドシュートで同点になり初の延長戦に突入。

チーム原宿の宮澤らが得点して入りリードしていく、そして最終局面でまた、素晴らしいシーンになる。三好南穂と篠崎澪の現役最後となる2人の本気の1on1が始まる。お互いドリブルからドライブして決め合って得点と感動の時間が過ぎていく。最後は92-86でチーム原宿が勝利する。

<Team原宿>
ファン投票
PG 町田瑠唯(富士通)※不参加
SG 東藤なな子(トヨタ紡織)
SF 宮澤夕貴(富士通)
SG 三好南穂(トヨタ自動車)
PF 馬瓜エブリン キャプテン(トヨタ自動車)

リーグ推薦
PF 長岡萌映子(トヨタ自動車)
SF 本川紗奈生(デンソー)
PF オコエ桃仁花(富士通)
C 西岡里紗(三菱電機)
SF 加藤優希(トヨタ紡織)
PF 谷村里佳(日立ハイテク)
PG 藤岡麻菜美(シャンソン)
PG 軸丸ひかる(東京羽田)
SG 遠藤桐(アイシン)
SF 永田萌絵(トヨタ自動車)
PF 田中真美子(富士通)
Twitter 投票
SF 奥田花(東京羽田)

内海知秀HC(日立ハイテク)

 

<Team渋谷>
ファン投票
C 髙田真希キャプテン(デンソー)
SG 篠崎澪(富士通)
SF 赤穂ひまわり(デンソー)
SG 林咲希(ENEOS)※不参加
PG 宮崎早織(ENEOS)

リーグ推薦
PG 山本麻衣(トヨタ自動車)
PF 馬瓜ステファニー(トヨタ自動車)
PF 渡嘉敷来夢(ENEOS)
SG 渡邉亜弥(三菱電機)
SG 北村悠貴(日立ハイテク)
PG 小池遥(シャンソン)
PG 本橋菜子(東京羽田)
SF 水野菜穂(山梨QB)
PG 宮坂桃菜(新潟)
PG 平松飛鳥(アランマーレ秋田)
SF 奥山理々嘉(ENEOS)
SF 𠮷田舞衣(シャンソン)
Twitter投票
PG 平末明日香(トヨタ紡織)

鵜澤潤HC(シャンソン) ※李玉慈から変更

 

 

試合後コメント

MVP
三好南穂 3P6本ゲームハイ20得点

「チームメイトが本当にシュートを打っていいとボールを託してくれたので沢山打つことが出来ました。オーバータイムになって更に5分プレーする事が出来てよかったと思ってます。篠崎澪選手とのマッチアップでは、最後本気の1on1をしようとなって、今までずっとライバルチームとして戦ってきた選手なので最後出来て幸せでした。
現役生活で、最後こんなにいい思いをしていいくらい最高でした。最後に光栄な賞を頂けて幸せです。長い間沢山の方に応援して頂いてありがとうございました。最高のバスケット人生でした。ありがとうございました。」

 

MIP受賞
篠崎澪 11得点 8アシスト

「本当に最後だと実感を持ちながら最高な仲間たちとプレー出来て楽しかったです。
三好選手とのマッチアップでは、最高に楽しい時間でした。やっぱりやっててちょっと衰えたかなって凄い思いました(笑)
チームメイトの宮澤夕貴選手とのインサイドでのマッチアップは、絶対オフェンスファウルだと思います(笑)
8年間沢山応援して頂いてありがとうございました…(涙を見せる)
大勢のお客さんの前で最後にプレー出来た事を嬉しく思います。8年間本当にありがとうございました。」

 

高田真希 チーム渋谷キャプテン
「最後勝ちたかったですけど、みなさんが楽しんでもらえたら嬉しいのでよかったかなと思います。女子バスケは今たくさんの人に注目してもらって、こういう舞台でプレー出来るのは選手のモチベーションになるので、次のシーズンでもこれからも応援よろしくお願いします。
仲間である、町田選手がアメリカで挑戦しているので、一緒に応援していきましょう!」

 

馬瓜エブリン チーム原宿キャプテン
「今日のチーム原宿のテーマが本気のバスケットで感情を爆発させて楽しんで頂くことでした。面白さではチーム渋谷に完敗しました。オーバータイムは初めてで選手たちは心からバスケットをここから愛してやってます。オリンピックは終わりましたが、選手たちの進化は止まらないので、これから楽しんで見て頂きたい。Wリーグ応援よろしくお願いします!」

 

DAY1「フレッシュ⭐︎オールスター」「Wリーグオールスター3×3大会」
DAY2「スキルズチャレンジコンテスト」「スリーポイントコンテスト」

◉フレッシュ⭐︎オールスター
今シーズンルーキー、2年目20歳以下の選手で開催された。
U19日本代表でも活躍した平下愛佳、三田七南やシャンソンの吉田舞衣、佐藤由璃果らが名を連ねた。
ウエスト 35-22 イースト
MVP 赤木里帆(富士通)

 

◉Wリーグ3×3オールスターマッチ
東京オリンピックで日本代表の、篠崎澪、西岡里紗、山本麻衣、馬瓜ステファニー、永田萌絵、田中真美子がこの日だけでまた再結成した。この6人とWリーグオールスター選手が激突。
Wリーグ 20-19 東京オリンピック代表

 

スキルズチャレンジ
優勝 本川紗奈生(4回目)

NBAでもお馴染みのこの競技は、パス、ドリブル、シュートを時間の速さでクリアを競う競技。
本川紗奈生(3連続優勝)や宮崎早織(1回優勝)、篠崎澪、東藤なな子、平末明日香、永田萌絵、馬瓜エブリン、小池遥、本橋菜子が参戦。

 

スリーポイントコンテスト
優勝 山本麻依 (初優勝)

これぞシューター対決になる人気コンテスト。
前回優勝の三好南穂、山本麻衣、長岡萌映子、奥山理々嘉、吉田舞衣、赤穂ひまわり、宮澤夕貴、オコエ桃仁花、北村悠貴の9選手が参戦。
12点で同点で山本麻衣と宮澤夕貴が決勝で対戦して山本麻衣が15点をあげた。

1位 山本麻衣(トヨタ自動車)12点 / 15点
2位 宮澤夕貴(富士通)12点 / 10点
3位 奥山理々嘉(ENEOS)11点
3位 赤穂ひまわり(デンソー)11点
5位 オコエ桃仁花(富士通)10点
6位 三好南穂(トヨタ自動車)9点
7位 吉田舞衣(シャンソン)8点
7位 北村悠貴(日立ハイテク)8点
9位 長岡萌映子(トヨタ自動車)5点

 

【Wリーグ】引退選手のLASTGame/大崎佑佳「ユニフォーム着ることに凄く意味がある事、 真希ちゃんありがとう 」/オールスターDAY1

【Wリーグ】引退選手のLASTGame/大崎佑佳「ユニフォーム着ることに凄く意味がある事、 真希ちゃんありがとう 」/オールスターDAY1

5/4(水)代々木第二体育館
WリーグオールスターDAY1が行われた。2019-20、20-21で引退した選手による引退試合”LAST GAME”がファンには最高のイベントとなった。錚々てるメンバーが並んで会場は盛り上がりをみせる。この引退試合イベントは高田真希(デンソー)の発案でWリーグに提案したところから始まった。

Wリーグ発表
<チーム原宿OG>
#25 石原 愛子(ENEOS)
#21 大﨑 佑圭(JX-ENEOS)
#12 篠原 恵(富士通)
#5 池谷 悠希(三菱電機)
#24 王 新朝喜(三菱電機)
#7 八木 香澄(日立ハイテク)
#21 ヌンイラ 玲美(日立ハイテク)
#22 松本 咲(日立ハイテク)
#11 井上 愛(新潟)

<チーム渋谷OG>
#6 西澤 瑠乃(トヨタ自動車)
#7 水島 沙紀(トヨタ自動車)
#24 栗原 三佳(トヨタ自動車)
#2 佐古 瑠美(デンソー)
#13 伊集 南(デンソー)
#8 丹羽 裕美(東京羽田)
#77 柳瀬 さつき(東京羽田)
#22 井澗 絢音(トヨタ紡織)
#23 加藤 臨(トヨタ紡織)

日本代表でも活躍した、大崎佑圭さん、栗原美佳さんを含む18名の選手がコートでやくどうした。和やかな雰囲気の中、現役時代を彷彿とさせるマッチアップ、途中からコートに、高田真希、渡嘉敷来夢、馬瓜エブリンの現役選手が入ったり、今シーズンで引退の三好南穂、篠崎澪たちがコートに急きょ参戦して盛り上げて、また同じチーム引退選手vs現役選手のマッチアップがあったりファンの拍手と盛り上がりは止まなかった。

 

 

試合後コメント

発案者 高田真希(デンソー)
「引退した選手がコートで楽しくプレーしているのが何よりも嬉しかったです。コロナ禍でリーグが中止になり、最後まで試合ができなかったのでこのまま引退を決意した選手は終わってしまう。これが自分の立場だと考える時に悔しかったり、みんなの前でプレー出来たら良かったのになと感じると思うので、リーグの方に話をして伝えた所、実現出来ました。開催できて何よりも嬉しかったです。

 

大崎佑圭さん
「2年越しでユニフォームを着ることに凄く意味がある事だと思ってます。中止にならずに実現して、家族、仲間ファンたちに姿を見せられて選手として報われたし区切りがつける事が出来ました。
高田真希選手からの提案で、個人的には聞いてときに子供が生まれた時だったけど、時間が経ってやりたいと思ったしよかったです。
真希ちゃん(高田真希選手)にありがとうと伝えたいです。素晴らしい舞台だったし、ここまでこぎつけてくれて感謝です。」

【Wリーグ】篠崎澪(富士通)が引退表明/Wリーグ2021-22準優勝、3×3東京五輪日本代表出場

【Wリーグ】篠崎澪(富士通)が引退表明/Wリーグ2021-22準優勝、3×3東京五輪日本代表出場

富士通所属の篠崎澪が自身のInstagramで今シーズンで引退を表明した。今シーズンは6年ぶりのファイナルでトヨタ自動車と激闘を繰り広げて準優勝する。今シーズンは平均13.6得点、5.0リバウンド、3.0アシストで富士通を町田と共に牽引してきた。8年間に渡る富士通での選手生活に幕を閉じることになった。

篠崎澪(富士通)キャリア
SG 167cm 30歳
◉金沢総合高校 インターハイベスト4
◉松蔭大学 インカレ優勝 MVP&得点王、2011.13.15ユニバーシアード日本代表
◉富士通(2014-2022)
2014-15ルーキーオブザイヤー受賞

日本代表
FIBAアジアカップ2015 優勝
アジア競技大会2018 3位
FIBAアジア3×3カップ2019 3位
東京オリンピック3×3予選 3位
東京オリンピック3×3 5位

 

自身のInstagramより

「2021-2022シーズンをもちまして引退する決断を致しました。富士通での8年間たくさんの方に支えていただきここまで続けることができました。
どんな時でも応援してくださったファンの方々、私たちがバスケットに打ち込める体制を整えてくださった会社の方々、一緒に頑張ってきたチームメイト・スタッフ、どこの地までも応援に駆けつけてくれた家族、本当にありがとうございました!

私の中で”最後の1年”という決意をして臨んだシーズン、優勝はできませんでしたが、6年ぶりにファイナルの舞台に立つことができ、たくさんの観客の方々の前で最後のプレーができて本当に嬉しかったです。振り返ってみれば私のバスケ人生、楽しいことも、嬉しいことも、辛いことも、苦しいこともたくさんありました。
何度も壁にぶち当たり、なかなか抜け出せずにいることも多くありましたが、”継続は力なり”という言葉を信じてとにかくやり続けました。
それがあったから今の私があると思います!!
すばらしい指導者の方々、チームメイト、バスケ仲間、関わってくださった全ての方々に出会えたことで私はたくさん成長させてもらいました。本当に感謝しています。
小学校からの目標であったWリーグでプレーすることができ、夢であったオリンピックに出場させていただき、本当に幸せな24年間のバスケット人生でした!!

小学校からの目標であったWリーグでプレーすることができ、夢であったオリンピックに出場させていただき、本当に幸せな24年間のバスケット人生でした!!

最後に…
FINALが終わってから2週間たくさんの方々からメッセージをいただきました。
みなさんのご期待に沿う報告ができず申し訳ありませんが、これから始まる第二の人生も私らしく笑顔で頑張っていくので、応援していただけたら嬉しいです!
そして、これからはぜひ皆さんと一緒にRedWaveの応援をしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!!
本当にありがとうございました!
長文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。」

【Wリーグ】三好南穂(トヨタ自動車)引退会見「苦しいより、最後は楽しいで終わらせたかった、バスケに関係した事をやっていきたい」

【Wリーグ】三好南穂(トヨタ自動車)引退会見「苦しいより、最後は楽しいで終わらせたかった、バスケに関係した事をやっていきたい」

4/21(木)メディアに向けて引退会見が行われました。

三好南穂(トヨタ自動車)
SG、28歳、167cm
桜花学園高校
2012-17 シャンソンVマジック
2017-22 トヨタ自動車アンテロープス
2020東京オリンピック 銀メダル

日本代表
第1回U17世界選手権
第1回3×3ユース世界選手権
2014年アジア競技大会3位
2016年リオデジャネイロオリンピック ベスト8
2021 東京オリンピック 銀メダル
2022 FIBAワールドカップ2022予選

「引退の要因として、膝もテーピングでいい状態では無かったです。膝や年齢の部分でトップレベルでメンタルのところでトップレベルに維持出来なかった事が大きいと思ってます。

Wリーグはシーズン終わる時に引退を発表する事が多いのですが、私は3月にと決めていたので。これまで、オリンピック出場や、リーグも優勝させて貰えて、終えた後に皆様へ伝えたら、「あれが最後だったんだ」と、思わせてしまう事を考え。先に伝えられた方がが良いと思い、発表しました。

オリンピックに関しては、「出たい、挑戦はしたい。」と、いう気持ちはありました。
2020年に開催されていたら、そこが引退だったかもしれないけど、オリンピックが一年ズレた事も大きかったんですが、一番は、楽しく終わらせたかったです。

皆さんが、タオルやボードで、応援してくれてる姿を見れた時に、やっぱり先に発表して良かったと思えました。

実は、チームメイトには、引退のことを1人も言ってなく、皆さんへ発表する2日前に、皆に集まってもらって伝えました。それは、みんなにもプレッシャーや、気を使われたく無かったので誰にも言って無かったです。プレイオフ頑張るから、頑張ろう!おうー!といい雰囲気で終われました。

発表後はプレッシャーはありましたが、会場で沢山の皆さまの応援してくれてる姿をみて、この選択は良かった。と思えました。

家族にはプレイオフ前に、辞めるかもしれないと伝えてました。

井上先生には、昨シーズンの終わりに相談していました。「もう一年、やってみたらどうだ」と井上先生からの一言で背中を押してもらって事も大きかったです。今回発表する1週間前に伝えました。終わって先生からは、「良く頑張ったな。お疲れ様。」と伝えてもらいました。

チームでは、キャプテンとしての過程もあるし、自分の性格状、周りをみてしまう性格なので、ワンシーズン通してチームとして上手く行くわけではなく、自分自身も良いパフォーマンスが取れない時もあってバランス取れなくなって続いていた。
昨シーズンは漢字で現すと「苦しい」でしたが、優勝できてよかった。

終わってからの心境としては、少しずつ、終わったな。と思ってはいるけど、まだバタバタしているので、少し落ち着いてきたら、終わったんだな.寂しいなと思うと思います。

引退後については、まだ決まってなくて、会社と話しながら、トヨタと関連する事、バスケットに関してはクリニックなどはやっていきたいと思っています。

5/4.5のオールスターは、選手としてユニフォームを着て、ファンの方の前に出られるのは最後なので、その中で楽しく出来たと伝えられる様に、5/5までが、選手として最後だと思っていますので、エブリンたちと盛り上げていきたいです。」

 

最後に感謝の気持ちをたくさん述べられていて、今後の事はまだ決まっていなく、これから色々決めて報告していくとの事で会見が終了した。