12/25ウインターカップ3日目は男子インターハイ王者の日本航空がいよいよコートに登場。その日本航空に高岡第一が僅差まで追い上げるも後半引き離して日本航空が大会初戦を飾る。
男子2回戦①
日本航空(山梨) 98-78 高岡第一(富山)
1Q 30-16
2Q 18-28
3Q 29-19
4Q 21-15
<日本航空>
#23 オルワペルミ ジェラマイア 33得点 31Reb
#1 藤野仁喜 16得点 4AST
#58 中西哲太 14得点
#9 福岡恭輔 13得点 2STL
#30 大道一歩 10得点 5AST 2STL
<高岡第一>
#8 笹倉快斗 39得点 9Reb 3AST
#9 能登奏 16得点 9Reb
開始早々で日本航空のオフェンスが爆発して12-0のランにする。高岡第一も落ち着きを取り戻しボールを動かしてフリーからシュートを作り決めて追い上げる。その後ジェラマイアや藤野、福岡、中西で一気呵成に得点をあげていく。高岡第一もアウトサイドから連続で3ポイントを決めて食らいついて5点差まで追いつき、アウトサイドが炸裂して3点差まで追い上げる。
引き離す日本航空にアウトサイドから決め切る高岡第一は粘り強さでゲームの流れを渡さない。そこから日本航空は後半に15-0のランでオフェンス力を爆発させて点差をつけてそのままの勢いを持ってリードを保ち日本航空が98-78で勝利を飾った。
男子2回戦②
2年ぶりの優勝を狙う福岡大附属大濠はインターハイの出場なく1年ぶりの全国大会になり初戦福島東稜を振り切り初戦勝利で発進した。
12/25(MON)
福島東稜 52-71 福岡大附大濠
1Q 18-18
2Q 12-13
3Q 13-21
4Q 9-19
<福岡大附大濠>
#13 湧川裕斗 35得点 (3P9/20)
#8 渡邊伶音 16得点 15Reb
#9 広瀬孝一 8得点 13Reb
#14 高田将吾 9得点 10Reb
<福島東稜>
#35 アデバヨ オニロルワジョセフ 19得点 9Reb
#0 加藤旭陽 11得点
福島東稜のオニロルワジョセフがインサイドの強さを見せる。開始早々に大濠1年司令塔の榎木が左足をひねり退場を余儀なくされるも、湧川の連続スリーポイントが決まり大濠らしいバスケットを展開する。福島東稜のフィジカルなゾーンディフェンスやオフェンスで拮抗する。湧川は3ポイントを決めるなどチームに勢いをつけた。また渡邉がゾーンに対してしっかりとペイントアタックして得点する。福島東稜もハードに走ってアウトサイドから決めて一進一退が続く。渡邉と湧川がチームを牽引して追い上げる福島東稜からリードを広げていく。お互い譲らない熱い戦いが続いたが湧川が35得点、インサイドでの渡邉がディフェンスで我慢して、いいオフェンスに繋げて大事な場面でチームに貢献してウインターカップ初勝利した。
試合後🎙️
渡邊伶音 (福岡大附大濠2年/206cm)
日本人ビッグマンが躍動、U19ワールドカップ日本代表出場し各校の留学生とマッチアップする
J:世界で戦ってきても緊張はありましたか
「インターハイ出れなかったのでウインターカップに皆んなで気持ちを向かって頑張ってきたので、その分全体的に緊張しました。」
J:今日厳しい戦いでしたが終わっての感想と日本人ビッグマンとしてインサイドでの強いプレーはどんな気持ちでしたか
「まず勝てて良かったのが一番です。大濠で日本人しかいない中で自分がインサイドを絶対にやらないといけないですし、強く守らないといけない気持ちでした。でも最初相手の留学生に強い気持ちで行けなくて、去年は自分が怪我をしてしまってあんまり出れてなかったので初めての全国大会だと思って緊張もありました。
その中でもしっかりシュート入る、入らない関係なく仕事はそれなりに出来たとは思ってます。それをまた明日から、終盤の動きが最初から出来るようにマインドセットして頑張りたいと思います。」
J:日本人のセンターというポジションでどんなプレーを目標や意識してますか
「ポストプレーは今日は1本くらいしか出来なかったですけど、そこは意識してます。あと3ポイントですね。今日最後決めることが出来たのでどんどん狙っていきたいです。インサイド中心にやってインサイドで相手が反応してしてきたらドライブや3ポイントという形で積極的に狙っていきたいです。ブロックで今日倒れてしまってそれは良くなくてチームでビッグマンがああならないように足腰も鍛えていきたいです。」