日本代表

【男子🇯🇵日本代表】今村佳太、須田侑太郎、西田優大、吉井裕鷹、佐々木隆成 北海道大会オーストラリア戦に向けてJbasketインタビュー

【男子🇯🇵日本代表】今村佳太、須田侑太郎、西田優大、吉井裕鷹、佐々木隆成 北海道大会オーストラリア戦に向けてJbasketインタビュー

パリオリンピックが迫ってきた男子日本代表が北海道大会、東京大会に向けて第2次強化合宿を行っていて、6月11日にメディアデーが実施された。阿部諒、シェーファーアヴィ幸樹、市川真人、川島悠翔の4名が今合宿で選考から外れ、20名で練習が行われた。公開練習後に今村佳太、須田侑太郎、西田優大、吉井裕鷹、佐々木隆成に北海道オーストラリア戦に向けてJbasketインタビューで聞くことができた。

合宿参加20名
比江島慎
須田侑太郎
張本天傑
富樫勇樹
原修太
ジョシュ・ホーキンソン
馬場雄大
今村佳太
佐々木隆成
吉井裕鷹
川真田絋也
テーブス海
渡邉飛勇
西田優大
井上宗一郎
富永啓生
河村勇輝
金近廉
山ノ内勇登
ジェイコブス晶

 

今村佳太

J:20代の若手選手の頃から代表にずっと関わってきて、リーグが終わって今、代表への想いを教えて下さい

「ありがたいことに若い時から日本代表候補や代表選手として関わらせて頂いています。その中で今の日本代表やBリーグでも、バスケットボールがここまで盛り上がっているという、こういうことが自分たちの現役時代に起こるんだと凄くありがたく思っています。バスケットの波や熱を上げるのも下げるのも自分たち次第と思っているので、上げる一員になりたいと思っています。それが日本バスケットの発展に繋がると思っているので、その先駆けとして自分も日々日本代表のために、いい準備をやっていきたいと思っています」。

J:ハイパフォーマンスを出すために意識していることはなんでしょうか

「やるべきことは変わらないので、自分のコントロールできるのは自分のことだけだと思っています。そのほかのことは自分がコントロールをできないので、自分の日々の準備や試合で何をやるべきなのかを明確にしていくことが自分の仕事だと思っています。それが日本代表のためにもなると思っているので毎日毎日積み重ねていくことが大事だと思っています」。

自分の役割について
「結果を出さないといけない立場にあると思っています。生き残りをかけての戦いが始まっている中で、このチームで自分が何ができるのかというのをもっともっと明確にしてチームに還元していきたいと思っています。ペイントアタックやいいパスを供給していくこと、役割を理解してそれを出す力が必要になるので、毎日毎日いい準備していきたいと思っています」。

 

須田侑太郎

J:この代表合宿前でのCSで厳しい戦いをされて、CS前では戦った三河の西田選手と会見もされて、今回の合宿でも一緒でどんな想いがありますか

「2年前からですかね、ずっと優大もそうですし、ここにいるメンバーとずっと一緒にやってきている中で、競争というものに自分自身凄く楽しめています。みんな自分のアピールがありながらも、日本がパリ五輪でベスト8という目標をしっかり持って、一人一人がコミットができています。凄く充実した1日1日を過ごしていると思っています」。

J:須田選手の3ポイントとディフェンスは熱く凄く伝わってきます。ここから加えていきたいところはなんでしょうか。

「そうですね、ベースは3ポイントとディフェンスだと思っています。そこをいかに発揮できるかだけだと思うんです。プラスアルファでは、Bリーグで培ってきたリーダーシップを試合中にやっていけたらいいなと思っています。まずはそこに至るまでに自分のパフォーマンスを発揮しなければならないと思っています。
本当に3ポイントシュートが入るか、入らないか、そこだけだと思っています。集中してやっています。ワールドカップの二の舞にならないように自分のベストをしっかり発揮していきたいと思っています」。

地元札幌でのオーストラリア戦でのプレーに期待されている。

 

西田優大

J:アジアカップ予選では怪我で出場出来なく悔しかったところから、色んなポジションを求められると思いますが、どのように遂行し、どうような考えかを教えて下さい。

「特別な考えとかはないですけど、色んな変化もあり、2月のアジアカップ予選に出られなかったので、そういう意味では少し巻き返していかないといけない部分があります。ワールドカップに出場したとはいえ、正直にいうとメンバー争いに優位性がそこまであるとは思っていないです。ワールドカップの時はメンバーに入ることだけを考えてやっていたことで、色んなことが足りていなかったと思っています。代表メンバーに入ることは目標ではありますけど、通過点として頑張っていきたいと思っています」。

J:CSでも激しい戦いをしてこられて、始まる前では須田選手と会見も並んでやららてその須田選手と自チーム、代表でも一緒のチームでプレーされています。どんな話などされていますか。

「須田さんのパッションや感情を表に出すプレーが凄く好きで、そう言った意味でチームを引っ張っていってくれると期待しています。三河でも一緒に来シーズンから一緒にプレーすることになって、また代表合宿で一緒に、須田さんを始め色んな選手とプレーするのを楽しみにしています」。

 

吉井裕鷹

「合宿はもう1週間以上ぐらいずっと続けていて、多少疲労感はありつつも、いいコンディションで上がってきています。今のメンバーが来る前の4日間の練習があったんですけど、そこでもトライアウトがあって5人の方が落選っていう風になってしまったんですけども、いい練習をしていて、 またこれまでやってきた皆さんが帰ってきました。これもまた新たな仕切りでいい練習をこの2日間続けられたと思っています」。

世界の中で自分の立ち位置や自分のポジションについて
「やはり世界で戦うにはフィジカルが大事になってくると思います。トムさんのバスケットはシュートが大事なんです。その中でも僕が見出せるところは成長したなっていうところと、僕のポジションの立ち位置で言えば、Bリーグで外国籍の選手が増えてきてるので、今先駆けでマッチアップして凌ぎを削ってるなっていうイメージですね。この身長で大学までいくとセンターをやり続けることがありますが、ガードやフォワードのスキルのある選手たちと、少し遅れをとっているなと思いますが、とにかく頑張らないといけないと思ってます。

Bリーグのシーズン中では、平均出場時間も短かったので大事な場面に絡めなかったり悔しい時間は長かったです。周りが必要とされる、やらないといけないことをやり続けることが大事です。代表では別の役割もらえるので、求められることをやっていきます」。

 

佐々木隆成

J:佐々木選手は熊本から三遠にこられて素晴らしいパフォーマンスを見せて、この代表合宿へと、たくさんの方から待ち望まれていました。大野篤史HCもよく佐々木選手を代表へとおっしゃっていました。今どう感じてこの合宿に入ってますか。

「三遠に来るまではB2熊本でプレーしていました。その時に2.3年後にこの場所にいるなんて思ってもいなかったです。今ここにいるのは本当に僕の力だけではなくて、大野さんや三遠のスタッフのみなさんの力があると思っているので本当に感謝しています。
まずは、僕の力の全部出し切ることが大事だと思っています。スピードとシュートが自分の武器なので代表でもやっていきたいと思っています。代表に残る残らないの判断はトムさんの判断なので、自分の力を全て出し切ること大事だと思っています」。

J:合宿入って感情はどうですか

「最初はドキドキもありましたが、今は慣れてきていい感じになってきています(笑顔)」。

富樫選手や河村選手など同じポジションでどのように感じているかについて
「シーズンで戦ってきて、スキルやメンタル面でどのように練習取り組んでいて、試合に臨むかを勉強になりますし、吸収したいと思っています」。

 

大会概要

日本生命カップ2024 (北海道大会)
バスケットボール男子日本代表国際強化試合

2024年6月22日(土)
TIPOFF 13:30
日本(26位)vs オーストラリア(5位)

2024年6月23日(日)
TIPOFF 15:00
日本(26位)vs オーストラリア(5位)

日本代表
Jbasket

Jbasketライター

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