
公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)は、男子日本代表ヘッドコーチを務めてきたトム・ホーバス氏との契約を終了したことを発表した。
今回の決定は、今後の日本代表強化における方向性の相違によるものであり、個人の責に帰すものではなく、JBAとしての中長期方針に基づいた総合的な判断によるものと説明されている。
ホーバス氏は2015年に女子日本代表コーチに就任。以降、女子代表をアジアの頂点へと導き、東京2020オリンピックでは銀メダル獲得という歴史的快挙を達成した。
2021年からは男子日本代表ヘッドコーチを兼任・就任し、2023年FIBAワールドカップでは48年ぶりとなる自力でのオリンピック出場権獲得を実現。パリ2024オリンピックでも世界の強豪国と互角に渡り合う戦いを見せ、日本バスケットボールの国際的評価を大きく高めた。
トム・ホーバス氏 日本代表コーチ歴
2015年 FIBA女子アジアカップ 優勝
2016年 リオデジャネイロ五輪 8位(20年ぶり決勝T進出)
2017年 FIBA女子アジアカップ 優勝
2019年 FIBA女子アジアカップ 優勝(大会最多4連覇)
2021年 東京2020五輪 女子日本代表 銀メダル
2021年 男子日本代表 ヘッドコーチ就任
2023年 FIBAワールドカップ19位(パリ五輪出場権獲得)
2024年 パリ五輪 11位
ホーバス氏コメント🎙️
「大変残念ではありますが、代表ヘッドコーチとしての旅はここで終わります。
この10年間、男女両代表を支えてくださったすべてのファン、スタッフ、選手に心から感謝しています。
東京オリンピックでの女子銀メダル、沖縄で指揮した男子ワールドカップ、そしてパリ五輪出場権獲得は、私にとって誇りです。
まだやるべきことは残っています。努力を続け、前向きに成長し続けてください。結果は必ずついてきます。」
島田慎二会長 コメント🎙️
「トム・ホーバス氏との歩みは、日本バスケットボール界の成長そのものでした。
勝利を信じ、妥協を許さない文化、そして世界と戦うプレースタイルは、日本バスケ界の大きな財産です。
この礎を胸に、私たちは次なるステージへ進んでいきます。」
ホーバス氏が日本にもたらした功績とレガシーは、確かに次世代へと引き継がれていく。日本バスケットボールは、新たな時代へ向けて歩みを進める。