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【Bリーグ】横浜BCが信州に連勝 河村勇輝吠える「インサイドのビッグマンたちが決めてくれたあそこがターニングポイントだった」 横浜国際プール5,005人今シーズン最多人数

【Bリーグ】横浜BCが信州に連勝 河村勇輝吠える「インサイドのビッグマンたちが決めてくれたあそこがターニングポイントだった」 横浜国際プール5,005人今シーズン最多人数

3/25前日に行われたGame1を71-63で信州に勝利した横浜BCは、信州を63点に抑えディフェンスをポイントに両チームある中で横浜が上回りターンオーバーも23個奪った。信州は中地区20勝24敗で4位につけている。CSに向けてワイルドカード争いでも負けられない戦いが続いている。横浜のディフェンスを攻略して勝利して連敗を避けたい大事なゲームになる。

3/26(日) 5,005人今シーズン最多人数
Game2
横浜BC 84-74 信州
<横浜BC>
#5 河村勇輝 24得点(3P5/13) 4Reb 4AST
#10 チャールズ・ジャクソン 17得点12Reb
#1 パトリック・アウダ 16得点
#15 デビン・オリバー 11得点
#9 森川正明 10得点

<信州>
#55 アンソニー・マクヘンリー 19得点 10Reb
#24 ジョシュ・ホーキンソン 16得点 10Reb 6AST
#77 岡田侑大 15得点 6AST

横浜は松崎が初のスターターで出場する。信州は栗原が連続得点、ホーキンソンもアウトサイドから得点して信州がリードする。横浜はスペースが開けばアウトサイドから打っていくが決まっていかない。インサイドのディフェンスでしっかり抑えていく信州。オフェンスではホーキンソンが起点になってキックアウトしてマクヘンリーがスリーポイント決め信州のバスケットを展開してリードを広げていく。一気に流れを持っていきそうな信州に森井がスリーポイントを決めて流れを渡さない。早くも入れ合いになり23-20信州リードで1Q終える。

2Qで信州は熊谷とマクヘンリーでピックからの起点で展開して岡田が得点する。ジワジワとリードを広げる信州はブレイクも出し岡田が決めて2桁得点差にして流れを手繰り寄せる。横浜は森川がスリーポイント、ジャンパーと決め切り追い上げるが45-35信州リードで折り返す。

後半の入りが大事になる横浜は、河村のコーナーからのアタックで得点して入る。信州はホーキンソン、そして河村がスクリーンをかわし両エースが得点、そしてインサイドに押し込んでアウトサイド、インサイドと攻めていく。前半攻めきれかったジャクソンが中から外から連続得点で一気に追い上げる。信州は岡田を起点にドライブしてからマクヘンリーに、ホーキンソンからマクヘンリーにパス出して得点と横浜の勢いを止めていく。河村と岡田の入れ合いから会場のボルテージはマックスに上がる。63-61信州リードで最終へ。

アウダのアタックして連続得点で遂に信州を捉えて逆転する横浜。信州は4Qに入っても岡田が起点となって得点する。1ポゼッション差でゲームは進んでいき、横浜のインサイド陣ジャクソン、アウダがハッスルして、ボールムーブから大庭がディープスリーを決めて7点差にリードを広げる。信州もインサイドにアタックからキックアウトしてシュートなど攻めるが得点に結びつかず。横浜はリバウンド、アタック、ボールムーブと更にギアが上がっていく。ホーキンソンのスリーで追い上げるが残り1分24秒で河村のステップバックスリーで信州の勢いを止めた。そのままリードを守り横浜が信州に連勝した。

 

 

試合後コメント

河村勇輝(横浜)

「先ずはこの同地区同士のCSに向けた大事な一戦勝ててホッとしています。ハーフタイムでもう一度自分たちのDFを再確認して後半、失点も上手く抑えてゲームの中でアジャストすることができ、すごくチームとしての成長を感じられた試合だったと思います」

J:前半難しかったと思うんですけど後半、いきなり自身がコーナーからどんどんアタックしていき、前半から変えたのか何かを変えずにいたのか3Qどう入りましたか

「オフェンスはそうですね、前半は相手の強固なDFに屈してしまった所もあったんですが、この試合は後半勝負だなっていうところは、自分の中で感じてましたし、チームとしても後半やれるってあったのでそこまで焦りはなかったです。 だからこそそこまで変えることなく前半同様、後半もペイントアタックして、ヘンリー選手のファールトラブルもあり、特に気持ちは変えずに、OFはどんどんアタックしていければいいなっていう気持ちでやってました。」

J:終盤、チームのインサイドでの得点でガッツポーズで吠えるシーンは、なかなか見れないシーンと思いましたが

「本当にこの信州さんとの戦いはCSに向けてすごく大事な試合だったので、もちろん焦りはなかったものの、やはり苦しい時間帯っていうのはすごいあって。どっちかが、後半点差の部分で抜ける事が出来れば、ゲームコントロールできるなって感じて、その中でインサイドのビッグマンたちが体張ってエンドワンだったりを決めてくれたので、本当に頼もしいと感じましたし、そこがこのゲームのターニングポイントだったなっていう感じてます。」

 

チャールズ・ジャクソン(横浜BC)

「本当に素晴らしい試合でした。信州のタフさを讃えないといけない。前半は本来の自分達のバスケットが出来ていなかったですけど、後半はお互いの助け合いを意識してDFで締め直す事が出来て良かったです。仲間も自分を信じてローポストにボールを集めてくれたのでそれに応えようと出来ましたし、結果として表れてよかった。DFを頑張ればOFはついてくるという共通認識がありました。」

 

ジョシュ・ホーキンソン(信州)

「結構フラストレーション溜まる週末になったと感じます。自分達がCSに進出されるする為にも絶対勝たなきゃいけなかった2試合っていうことで、本当に自分たちのベストを尽くして準備してきたつもりだったんですけど、それが結果に結び付くことなく2連敗終わって今日の試合に関しては、前半は良いエナジーでやれた。ゲームプランに関してもよく遂行出来ていたけど、後半に入ってからリードがあった中で、エナジー切れというか、自分たちの集中力が切れてしまってゲームプランを遂行できなかったというところが敗因になった」

J:岡田選手と起点になって展開する中でやりづらそうな所はありましたか

「いいスクリーンをかけれてる時っていうのは、やっぱりいいものを得られてるなと感じていて、相手にスイッチさせることができて、今日はどちらかというとそれを得た後の方が問題だったというか、そっからもっとフィジカルにプレーしなきゃいけなく相手のガードにもっと強くいくのが必要で、そこが中々出来てなくスクリーンをかけれてない時、お互いが居心地良くプレー出来ない時は相手がフィジカルにやってきて簡単に抜けられてしまったりとか。そういうときに自分たちのOFが1on1頼りになってしまい、誰かにボール集めて解決してもらおうとしたり、自分たちのゲームプランを遂行する事が出来なかった。」

 

青木勇人HC (横浜)

J:松崎選手が今日初スターターでもあり、怪我人も帰ってきたらローテーション、オプションも増えて嬉しい悩みだと思いますがここから残りどう戦っていきますか

「今日に関しては赤穂選手がコンディションの関係で出られず、まず森川選手、大庭選手を後から出てくるメンバーと一緒にプレーさせたかった所で、スタートが松崎選手という選択でした。彼自身、赤穂選手と同様に身体が強くて積極的にアタックできますし、DFもすごく身体を張って出来るので、今日絶対チャンスがあると思ってました。残念ながら後半は出場できなかったんですけれども、これも撒いていく種の一つだと思いますし、去年から少しずつでも、そういう大事な場面で使うことによって、本人の当事者意識がどんどん強くなってくると思うので彼にとっては素晴らしい分数だったんじゃないかと思ってます。
ウイング陣のローテーションに関しては、それぞれ選手の強みを持ってる。今日に関しても大庭選手がシュートだけなくて、本当にみんな反応してきた所から5アシスト。そうステップアップがあれば分数も伸びてくる。ベテランの森川選手だったり須藤選手とかもいるのでその時その時、相手に合わせてローテーションできるものは多分すごく強みになってきてる。 ここにキング開選手が戻ってくれば、本当に全員がプレーに参加できるチームなってると思いますし、その都度相手に合わせてもしっかりローテーションできるので1人1人の特性、後は得意の組み合わせ、それを見極めながら使っていくことが一番重要なのかなと感じています。」

 

勝久マイケルHC (信州)

J:後半のOFパターンや、バリエーションで、ピックから色んな場面で選手たちがちょっとずつ動きが変わってきたかのかとそこはコーチからはどうでしたか

「昨日も出だしはスムーズにOFを遂行できて沢山の良いシュートが生まれてきたけど、昨日もインテンシティが上がって来た時バタバタし始めたり、今日も同じようなことが起きたなと。後半少し準備できていなかった。ちゃんと1個1個セパレーションを作ったりが出来なかったり、それによって潰される。しっかりセットを使って、セパレーションを作れるように取り組んでるのにバタバタした展開。 いつも言う94フィート、良いスクリーンをかけるようにセットアップして作る。エントリーから次のP&R、そこからアドバンテージを作れたりと。最初からプレッシャーをかけられてそういうポジションがあったり、そこでどうやってセパレーションを作るかを冷静に遂行してリズムを取り戻していかないといけない。」

 

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