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【天皇杯】千葉ジェッツ🏆ローテーション深く全員で戦い抜き琉球の追い上げを退け4年ぶり4回目のチャンピオンに輝く

【天皇杯】千葉ジェッツ🏆ローテーション深く全員で戦い抜き琉球の追い上げを退け4年ぶり4回目のチャンピオンに輝く

第98回天皇杯は千葉ジェッツ激闘を制し4年ぶり4度目のチャンピオンに輝いた(第92.93.94.98回優勝)千葉ジェッツ。
決勝で琉球はbjリーグじたいにここ有明コロシアムで4回の優勝をしている馴染み深い会場になり、Bリーグになってから初の天皇杯チャンピオンに挑んだ。

3/12(日) 有明コロシアム
千葉ジェッツ 87-76 琉球ゴールデンキングス
1Q 19-15
2Q 27-24
3Q 20-19
4Q 21-18

<千葉J>
#31 原修太 20得点(3P4/8)
#2 富樫勇樹 19得点 8AST
#33 ジョン・ムーニー 17得点 12Reb
#11 西村文男 9得点(3P3/6)
#34 クリストファー・スミス 9得点

<琉球>
#30 今村佳太 17得点
#88 牧隼利 14得点
#7 アレン・ダーラム 13得点
#14 岸本隆一 10得点

全101チームの頂点を決める天皇杯、最後の決勝戦は、
インサイドの攻防とディフェンスの強度の高さがどう出るかが注目となった。

入りは岸本がいきなりフリーでスリーポイントを決め、千葉もローがスリーポイントを決め返し、原もアウトサイドから決めてくる。そしてインサイドからムーニーが返していくと3-11とランをする。お互いディフェンスの強度が高いのでスペースがあれば早めに仕掛けてリバウンドの争いも両チーム激しく戦っていく。
原のディフェンスからブレイクでムーニーがダンクを決めて流れを掴む千葉は小川を入れてディフェンスを固めてる。小川はパトリックHCの信頼を勝ち取っていってローテーションに入ってきている。牧がインサイドで落ち着いて3連続得点して千葉に流れを渡さない。原と今村のやり合いも激しくやり合って、クーリーに対してダブルチームに行きしっかりデフェンスする千葉。ベテラン荒尾のオフェンスリバウンド、西村のスリーポイントが存在感を出し、19-15千葉リードで1Q終える。

2Qは原が1Qからの好調を続けてジャンパーを決める。琉球はインサイドでの得点をしていき、千葉は富樫、西村の2ガードで、岸本に原がディフェンスしてプレッシャーをかけて形を変えて入った。一方琉球は古巣相手にインサイドの強さを見せるダンカンに、岸本がコントロールしてしっかり返してバスカンとり3点プレイでチームを牽引する展開でお互いの軸となる選手が見せる。更に富樫がスリーポイントを決めて流れを千葉に手繰り寄せる。インサイドで攻防は見応え満載。その中ディフェンス、スリーポイントで千葉に引き離されず追いついていく今村がチームを牽引、そしてPGでは富樫が決めれば、牧も負けてない。
難しい場面でもしっかり決めて行く両チームだが46-39千葉リードで前半を折り返す。

3Pは、千葉が9/22で40.9%、琉球の3Pは3/16
18.8%。リバウンドでは千葉が16(OR6)、琉球が21(OR8)両チームのスタッツがスコアにでた前半になった。

後半はクーリーのダブルチームによりオープンになるので打ち続けて確率を上げていきたい琉球は、今村の2本目のスリーポイントから入る。すぐさま千葉はやはり富樫がジャンパー、そして1対1からのスリーポイント決めていい入りをする。今村が富樫をディンフェンスしてどう守るのか。そして今村のドライブからバスカンと2人のやり合いが会場も沸かせる。千葉のインサイドでのリバウンドの強さ粘りを見せる。
3点差にした琉球に原のスリーポイントで引き離す。そして富樫のペイントアタックしてディフェンスを収縮させてから開かせてムーニーがダンクと千葉のバスケットが展開される。ここから琉球も返して行くが、スミスの個人技のスリーポイント、スティールから原がブレイクで得点してこのゲーム初めて2桁得点差になる。
キャプテン田代も決めて追い上げる琉球だが西村3本目のスリーポイントを決めて流れを渡さない。66-58千葉リードで最終へ。

最終Qで田代がタフなスリーを決めきって入り5点差にして行く琉球。千葉はこのゲーム通して2ガードを適用してディフェンスを強固にしていく。ここからお互い得点を入れ合うしびれる展開に。インサイドでムーニーが強力な琉球のインサイドに対してアタックして打開して得点して千葉に力を与える。
千葉は終盤にかけて、富樫と西村、小川で2ガードで守り、岸本には原が守る形でディフェンスから作っていく中、琉球が反撃の狼煙をあげるダンカン、牧、岸本とスリーポイントがでて一気に4点差に追い上げて会場のボルテージはマックスになるが、富樫が値千金のスリーポイントで返していき、原がドライブからレイアップで、更にスリーポイント決めてまた引き離し、琉球の勢いを止めた。このままリードをしっかり守り千葉が4年ぶり4回目の天皇杯チャンピオンに輝いた。
琉球にとっては初の天皇杯チャンピオンのチャンスだったが悔しい惜敗となった。

 

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Jbasketライター

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