写真提供:NBA
NBA再開情報の詳細。
シーズン再開に参加する22チームには34の国と地域を代表する89人の海外出身選手が名を連ね、全22チームには1人以上の海外出身選手が所属。
88試合のうち41試合がラテンアメリカのゴールデンタイム、40試合がヨーロッパ、中東、アフリカのゴールデンタイムに放送。
2020年7月29日(ニューヨーク)- NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の2019-20シーズン再開は、215の国と地域、47言語で、テレビ、PC、モバイル機器などを通して放送されます。
7月30日(日本時間31日)から始まる88試合のシーディングゲームズの他、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックスからお届けする、舞台裏やインタビューなど盛りだくさんで、ファンなら一層没頭できるコンテンツをお届けします。
以下は、2019-20 NBAシーズン再開の情報です。
シーズン再開に参加する22チームには、34の国と地域を代表する89人の海外出身選手が名を連ねています。
8人の2020年NBAオールスター選手、
・ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス、ギリシャ)
・ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス、スロベニア)
・ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers、カメルーン、BWBアフリカ2011)
・ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ、フランス)、
・ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ、セルビア)
ドマンタス・サボニス(インディアナ・ペイサーズ、リトアニア)
パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ、カメルーン、BWBアフリカ2012)
ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers、オーストラリア)が含まれます。
もちろん
日本人の八村塁(ワシントン・ウィザーズ、日本)、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズtwo-way契約、日本)がいる。
全22チームに1人以上の海外出身選手が所属しており、ダラス・マーベリックスにはリーグ最多となる7人の海外出身選手が所属しています。
22チームに登録されている選手の出身国(米国以外)で一番多い国は、カナダ(15選手)、フランス(7選手)、続いてオーストラリア、ドイツ、セルビア(各5選手)です。エンビードとシアカムは、シーズン再開のロスターに名を連ねた22人のバスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)・キャンプの経験者です。
数名の海外出身選手は、ボスニア語、フレンチ・クレオール語、ドイツ語、ヘブライ語、イタリア語、ラトビア語、マオリ語、スロベニア語、スペイン語などの言語で社会正義に関するメッセージを入れた、NIKEカスタムのNBAチームジャージーを着用します。
米国とカナダ以外の国と地域では、シーディングゲームズ全88試合がNBAリーグパスで放送されます。88試合のうち41試合がラテンアメリカのゴールデンタイム、40試合がヨーロッパ、中東、アフリカのゴールデンタイムに、それぞれの地域のNBA放送パートナーとNBAリーグパスで放送され、2週間で海外のゴールデンタイムに放送される試合数としては史上最多となります。
ファンは、ESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックスで直接観戦することはできませんが、コートを囲む約5メートルの映像パネル『Michelob ULTRA Courtisde』には、各試合300人以上のNBAファンのライブ映像が映し出されます。参加するファン同士は、マイクロソフト社の『Together Mode』を利用して交流でき、ファンの映像を個々の背景から切り抜かれ、他のファンと共にひとつのビジュアルスペースの中に配置され、その映像は、会場と放送にて映し出されます。NBAとマイクロソフト社のパートナーシップ契約が可能にした、この新たなライブ体験は、ファンが安全で居心地の良い自宅にいつつ、他のファンの隣に座るという感覚をもたらし、会場にいる選手たちにそのエネルギーと応援を届けることができます。
さらにすべての視聴者は、バーチャル応援体験を通して、直接会場のビジュアルエフェクトにインパクトを与えることができます。ファンは、NBA公式アプリ、NBA.com、Twitterのチームハッシュタグを利用して、試合中にデジタル上でチームを応援することができます。バーチャル応援では、会場の映像パネルにグラフィックやアニメーションを駆使して、世界中のファンのエンゲージメントを映し出します。さらにファンはTikTokチャレンジを通して自分たちの動画がフィーチャーされるチャンスもあります。また、SnapchatのAR技術を利用したレンズ加工『Ground Segmentation』で、オーランドで使用されている公式コートをどこにいても自身の動画に組み込むことが可能です。
米国外のNBAリーグパスが放送するシーディングゲームズでは、新しいカメラアングル、強化されたグラフィック、地域の言語によるストリーミング、ポップカルチャーや音楽に焦点を当てたインフルエンサーの実況解説、様々なフィードに切り替えることができます。シーディングゲームズの全88試合が英語、スペイン語、ポルトガル語で視聴可能です。さらにファンは試合中に行なわれるアンケートやクイズなどにも参加することができます。
NBAはシーズンを通してマーケティングキャンペーン『Whole New Game』を実施します。キャンペーンでは、『It’s A Whole New Game』をシーズン再開の生放送中に世界中のソーシャルメディアとデジタルプラットフォームで展開します。全3部は中国語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、日本語(字幕のみ)、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語の10言語に翻訳されます。『Whole New Game』キャンペーンの一環として、世界中の映画界、ファッション界、スポーツ界から22人の著名人が集まり、シーズン再開に参加する特定のチームへの『3 Reasons to Watch』について語ります。『3 Reasons to Watch』コンテンツは、リーグのインターナショナル放送パートナーが放送し、世界中のNBAソーシャルメディアチャンネルで展開します。
日本国内におけるNBAの独占的な放映・配信パートナーおよびグローバルにおけるマーケティングパートナーである楽天は、同社が運営するNBA公式動画配信サービス「NBA Rakuten」において、特別ゲストによるトークとともに試合を楽しめるオンライン観戦イベントを実施します。イベントでは、ライブチャットを使用した視聴者参加企画も実施する予定です。
オンライン観戦イベントに関する詳細は以下をご覧ください。
現地で取材を行うことができない国内外のメディア関係者に対して、バーチャル上で選手とコーチがメディア対応を行ない、チーム練習の動画が毎日提供されます。
新型コロナウイルスに対峙し、若者、家族、そしてファンを支え、絆を深め、インスパイアするためのグローバルコミュニティおよびソーシャルエンゲージメントキャンペーン『NBA Together』の一環として、NBA選手、レジェンド選手、コーチ陣は45本以上の公共広告を9言語以上で製作。感染リスクを減らす方法、適切な手洗い方法と衛生習慣、ソーシャルディスタンス、マスクの着用、身体的および精神的に健康を維持するために必要な情報を伝えています。現在、これらのメッセージは世界中のNBAのデジタルとソーシャルプラットフォーム上で、6,500万回以上視聴されています。
今年のJr. NBA世界選手権(世界の13歳と14歳の男女チームを対象とした毎年恒例のユースバスケットボール大会)は、バーチャルイベントとして開催され、アフリカ、アジア太平洋、カナダ、中国、ヨーロッパおよび中東、インド、メキシコ、ラテンアメリカ、そして米国から約3,000人のユース選手が参加します。先週開幕した同イベントは来月、過去2回のJr. NBA世界選手権が開催されたESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツでのNBA 2019-20シーズン再開の一環として、Jr. NBA デイ・オブ・セレブレーションでクライマックスを迎えます。
下記は、2019-20 NBAシーズンからさらなる海外出身選手の詳細です。
前年のKia NBA年間最優秀選手賞を受賞したアデトクンボは、平均得点(29.6)と平均リバウンド獲得数(13.74)でどちらもリーグ3位にランクインしています。
ここ2シーズンでKia NBA年間最優秀守備選手賞を受賞しているゴベア(平均13.71リバウンド)とサボニス(平均12.4リバウンド)は、それぞれリバウンドで4位と5位にランクインしています。ゴベアのフィールドゴール成功率69.8%はリーグ2位です。
前年のKia NBA年間最優秀新人賞を受賞しているドンチッチとヨキッチは、それぞれ14回と12回のトリプルダブル数で1位と3位にランクインしています。
シモンズ(平均2.13スティール)は、平均スティール数でリーグトップです。今季、シモンズは、オスカー・ロバートソンとマジック・ジョンソンに続いて史上3番目の早さでキャリア通算25回目のトリプルダブルを達成しました。
リッキー・ルビオ(フェニックス・サンズ、スペイン、平均8.9アシスト)、ドンチッチ(平均8.7アシスト)、シモンズ(平均8.2アシスト)は、それぞれ平均アシスト数で3位、4位、5位にランクインしています。
バディ・ヒールド(サクラメント・キングス、バハマ)の3ポイントショット244本成功はリーグ2位です。
デニス・シュルーダー(オクラホマシティ・サンダー、ドイツ、母親がガンビア出身)は、ベンチから出場している選手として平均得点(19.0)がリーグトップです。
八村塁(ワシントン・ウィザーズ、日本、父親がベナン出身、BWBグローバル2016)は、今季のルーキーの中でリバウンド数がトップ(平均6.0リバウンド)で、平均得点が5位(平均13.4得点)です。
シーズン再開に参加する22チームは、7月30日(同31日)から8月14日(同15日)にかけて、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックスにて、それぞれ8試合ずつシーディングゲームズを行い、8月14日(同15日)に全日程を終えます。いずれかのカンファレンスの8位シードを決定するためのプレイイン・トーナメントが必要な場合は、8月15、16日(同16、17日)に開催され、2020年のNBAプレイオフ第1ラウンドは、8月17日(同18日)に開始されます。
*インディアナ・ペイサーズによると、サボニスは左足の足底筋膜炎の治療のため、オーランドのNBAキャンパスを離脱しています。彼がオーランドに戻るかは未定。最新情報は今後提供されます。