Bリーグ

Bリーグ待望の開幕戦2DAYS 2020.10.2-3 立川立飛アリーナ A東京vs川崎


Bリーグ待望の開幕戦2DAYS
2020.10/2-3立川立飛アリーナ
A東京83-74川崎

スターター
川崎ブレイブサンダース
篠山竜青、辻直人、ニック、ヒース、アギラール

アルバルク東京
安藤、菊池、竹内、カーク、田中

両チームともに大幅なチーム選手の変更がないリーグを代表する開幕戦。

アルバルク東京はリーグ2連覇の後、先シーズンはコロナで中止となったが、今シーズン優勝すれば3連覇になるのか。

一方、川崎はざきあきシーズン絶好調の最中にシーズン中止なので今シーズンに掛かる思いは大きい。川崎の中心選手もベテランの域に入ってくるので、若手とのケミストリーに期待する。

1Q
緊張感の中ティップオフしてから5分経つ辺りからボールの感触をつかみ出した。早め早めに選手を変えていく。川崎は大塚、増田、東京は須田、ザック、津山を投入する。
16-16

2Q
このクォーターも均衡状態で、お互いのアウトサイドのシュートも中々決まらずの中、東京は縦にドライブから調子をつかみ始まる。東京得意のビック&ロールからボールを展開していくが川崎のディフェンスも良く中々決まらない。
一方、川崎のオフェンスはボールがうまく回らずシュートまで持っていけない。

前半はお互い厳しい試合展開になっている。
東京31-22川崎

3Q.
ヒースのスリーポイントで川崎ぎ流れを変える。東京のディフェンスとじわじわジャンパーとインサイドで得点を広げる。インサイドのディフェンス、リバウンドが、中々取れない状態が続く。
東京58-44川崎

4Q
川崎のオフェンスがリズムを掴めないまま入った4Qの入りはニックから藤井のジャンパーで始まる。川崎藤井のドライブからのバスケットカウントで9点差にする。東京は、残り5分で左サイド田中から右オープンへパスを出し竹内のスリーポイント、残り3分でザックのスリーポイントで引き離す。が、川崎は藤井のスリーでまたまた7点差に残り1分で追いついた。

東京は開幕戦の中、安定して力を発揮した。
川崎はインサイドとアウトサイドでのパスで大事に行きすぎてるシーンが何度もあった。
オープンでスリーをもっと打って欲しい、
翌日の対戦はもっと積極的にどんどん打つことを期待する。
藤井 祐眞選手(川崎)がA東京戦で個人通算2,000得点を達成しました。
通算31番目の達成者です。

18ポイント キャプテン安藤コメント
前半、練習でやってきたディフェンスの強度を高く保つことができて、いい入りができたと思います。後半は、川崎の高いオフェンス能力を見せつけられてしまいましたが、なんとか最後まで自分たちのペースを保ちながら勝ちきることができました。まだまだ僕たちは成長できると思いますし、若い選手たちとまだ合流できていない外国籍選手たちともしっかりとケミストリーを重ねることができればもっと強いチームになれるのではないかと期待しています。川崎はレベルが高い選手がたくさん揃っていますし、今日やられてしま った部分もあるので、そこを明日のモチベーションにし、明日の試合に備えたいと思いま す。

篠山選手コメント
前半大事に大事に行きすぎていた部分が、ちょっとずつみんなのシュートタッチを狂わせてしまったところはありますし自分たちで展開を重くしてしまった感じがあって、そういう部分が最後まで響いたのかなと思います。
ただ後半、藤井選手やカルファニ選手がしっかり切り替えてテンポアップしてうちらしい時間を表現することも出来たので、明日もあるので準備していきたいと思います。
双方に強味と弱味があって、そういったところをしっかりとコントロールして、アドバンテージを活かしたゲームコントロールができればと意識していたんですが、あまりにも展開が重くなってしまったので、もう少しアップテンポなバスケットを最初からゲームメイクしていかなければならなかったですし反省点として残ったと思います。
今日はチーム全体としてもアグレッシブなディフェンスをしても自分たちにいい形で返ってこない我慢の展開がとても多かったですけど、やらなければいけないことはみんなわかっていますし今日できた点、できなかった点はしっかり整理して、また明日激しいディフェンスから、リズムをつくれるように修正していきたいと思います。

10/3 @立川立飛アリーナ
川崎55-52A東京

スターター
A東京
安藤、須田!菊池、竹内、カーク
川崎
藤井、辻直人、ファジーカス、長谷川、キース

1Q 2Q
両チーム開始から3分間得点がないスタートだった。東京は安藤のドライブからリズムを取る。川崎はオールコートでプレッシャーを早々にかけた。それに対して東京は、ボールを展開させインサイド、そしてドライブして得点を重ねる。
川崎は、篠山の激しいディフェンスと辻のブレイクで東京に追いつきシーソーゲームは続く。

前半はお互いディフェンスで相手の得意とするプレーを抑える。後半は思い切りシュートを打っていくか。

A東京22-21川崎

3Q.4Q.
このクォーターも激しいディフェンスが続く。
安藤カークのP&Rに対して川崎がディフェンスし、おさかべと増田から始まるプレー。
ピック&ロールからの篠山のドライブしてバスカンが出て川崎が勢いつく。
残り1:.28で安藤カークP&Rからコーナーオープンで竹内のスリーを沈め2点差に迫る。ヒースのドライブで離すも最後すりーで1点差まで追いついたが川崎が55-22で逃げ切った。

この2試合を通して、久しぶりのBリーグの会場での試合ということで選手も参加したファンも気持ちが入っていた。

シュートの決定力がいつもよりなかったがそれは、激しいディフェンスがお互いあった。インサイドとアウトサイドのバランスが大事でお互いインサイドへのドライブからがうまくいかないシーンもあったが、それは何度も言うが激しいディフェンスがあったからだ。

Bリーグを代表する2チームのBリーグの開幕戦は今シーズンの激しさを物語っていた。

見逃せない好カードがこれから目白押しだ。

 

藤井選手
非常にタフな2試合だった。ハードにディフェンスし続けてこういう試合を勝ちきれてよかった。もっと高めていきたいと思う。

Jbasket質問
激しいディフェンス以外での勝負どころのシーンはどこですか?

フラストレーションの中で集中して40分戦い続けて、最後の最後トランジッションの中、2つスティールをできたこと。たタフにやり続けけたところ。

佐藤HC
強度の高いディフェンスをしようと選手もそう使った。オフェンスはタッチが良くなく苦労したが勝負どころで決められた。
フルコンタクトでのこういうゲームで勝つことで成長に繋がるので大事にしていきたい。

Jbasket質問
今後このようシュートが決まらない場合は、ドライブとシュートはどのように考えてますか?

撃ち続けるということ。
流れが掴めない時はバランスを大事にしていきたいと思う。

ルカHC
終盤まであと一歩だった。リバウンドとターンオーバーのミスが響いた。
相手にイージーバスケットをやらせてしまった。開幕戦に両チームよく戦ったと思う。

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Jbasketライター

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