[Bリーグ]京都KJ松井大事な場面で決めて名古屋に86-77で勝利、京都の意地を見る
2021年3月28日(日)ドルフィンズアリーナ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 77-86 京都ハンナリーズ
1Q 20-18
2Q 19-27
3Q 21-16
4Q 17-25
京都
サイモン 29得点 11リバウンド
ライス 24得点
松井 20得点(スリーポイント3本)
名古屋
バーレル 26得点
安藤 12得点
ゲームの入りは名古屋がリードしていく。そこから京都はディフェンスをしっかりやり、ターンオーバーも起こし京都のペースに持っていく。そしてしっかりディフェンスしてから、KJ松井がスリーポイントを決める。京都はチームでリズムを掴み名古屋をリードして前半を折り返す。名古屋も反撃をしてバーレル、ライオンズが得点を重ねていく。そして最終クォーターへ。
京都KJ松井は大事な場面でスリーポイントを決めて名古屋の追い上げをかわしていく。また西地区で強豪の名古屋は追い上げるがこの日は、サイモン、ライスが決めてそのまま勝利する。
京都ハンナリーズ試合後コメント
小川HC
なによりも選手たちが気持ちを全面に出して、ディフェンスとリバウンドとルーズボールを体を張って戦ってくれたことが、自分にとっては試合の勝ち負けよりも大きな意味がありました。
名古屋さんとの試合は今シーズン最後になりますが、今までは接戦を落としていたので、今日はどうしても勝ちたいという気持ちを持って臨んだ中で勝てたことは本当に良かったなと思います。
まず名古屋さんはタレントの揃ったチームで、10点のリードくらいでは必ず追いつかれてしまうということは全員が理解していたので、そこで全員が焦らず戦えたことがひとつ大きな要因でした。ターンオーバーからの得点に関しては、戦術面では変えてなく、マッチアップを変えただけの中で、マッチアップを変えた選手がそこをしっかりと抑えてくれたので、そこがディフェンスで踏ん張れた大きな要因です。
チャンピオンシップ出場は難しい状況ですが、選手たちにいつも伝えていることは、プロセスを大事にしろということです。
自分たちが成長していく過程を大事にして1試合1試合戦う、僕たちはプロのチームなので、そういった成長した姿や常に一生懸命プレーして体を張ってルーズボールに飛び込んだり、そういったところにお客さんたちはお金を払ってくれていると思っているので、チャンピオンシップがあるないに関わらず、プロとしてやるべきことをしっかりやろうと思っています。
松井啓十郎
昨日は前半で出だしからふわっと入ってしまううちの悪い傾向が出てしまったんですけど、後半はうまくつなぐことができて、今日は後半の流れを最初から意識してできたのかなと思いますし、今日はスターターで使ってもらいましたが、出だしのオフェンスのリズムなど良かったかなと思います。
周りからはベテランと言われますが、体も動きますし、こうして20代の若い選手たちとやれる自信もありますし、シュートに関してもトップのほうでやれる自信もありますし、
後半のオフェンスリバウンドは20試合に1回出るか出ないかのプレーだったと思いますし、ベンチもすごく盛り上がっていました。
小川HCからも、あのプレーで勝ったことを確信したと言われました。
デイヴィッド・サイモン
今まで名古屋さんとは競った試合を落としてしまっていて、どうやったら勝てるのかということをチームメイトたちとも話していたので、今日こうして勝つことができてすごく嬉しいです。
(前半からオフェンスを引っ張っていましたが)
昨日あまり良い試合ができなかったので、今日は最初からアグレッシブにいくと決めていました。そうすることでチームメイトも空いて良いシュートが生まれると思い、それを徹底的にやりました。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ試合かコメント
梶山ヘッドコーチ
オフェンスでシュートが入らない時にディフェンスがソフトになってしまい、イージーなショットを決められてしまいました。また、大事なところでミスやリバウンドを取られ、セカンドチャンスを与えてしまうなど、弱い部分が出てしまいました。
こういった部分を少なくしていけるよう、今後は取り組んでいきます。
安藤周人
GAME1は勝利したものの、チームとしての内容はあまり良くない試合でした。そのGAME1で出た課題を修正しなければならなかったのですが、今日の試合でも修正することかできず、終始相手のペースでバスケットが展開されてしまったことが敗因になったと思います。次節の島根戦まで時間はありませんが、しっかりチームの中でコミュニケーションを取って修正していきます。
引き続き、応援よろしくお願いします。