[Bリーグ] CS Game1を制したのは宇都宮ブレックス、LJ・ピーク28得点「チームに勢いつけるためにもアグレッシブにアタックしていく」
B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21 QUARTERFINALS Game1
5/14(金) ブレックスアリーナ
宇都宮ブレックス 92-84 サンロッカーズ渋谷
1Q 18-14
2Q 25-17
3Q 22-24
4Q 27-29
<宇都宮>
LJ・ピーク 28得点
スコット22得点 12リバウンド
<渋谷>
マカドゥ 20得点
ジャクソン 19得点 16リバウンド
5/14(金)から始まったBリーグ チャンピオンシップ(CS)は、東地区トップの宇都宮ブレックスとワイルドカードで上がってきたサンロッカーズ渋谷の対戦。
両チームディフェンスが持ち味なので厳しく、激しい戦いになる。インサイドで、ペイントで、どれだけお互い得点決めてアウトサイドシュートの決定力が出るかが見どころになった。
予想通りお互い激しいディフェンスで、渋谷は中々インサイドにアタック出来ず、宇都宮はトランジッションからスコット、ピークが得点していく。渋谷はフリースローが0/5と外し、ブレックスブースターの空気で外したと言っても過言ではないくらい会場の空気はコロナ禍を忘れるくらいの盛り上がりがあった。
2Qに入ってもお互いのバスケットを出して均衡が続くが、宇都宮がピークらのインサイドへのアタックが成功して得点していき点差がどんどんついて宇都宮がリードする。前半は43-31で折り返す。
後半の入り、この3Qは渋谷マカドゥがチームを牽引する。ジャクソンもリバウンド頑張り、ケリーも得点して渋谷のバスケットが戻ってくる。13点差あった得点も6点差まで追い上げる。
4Qに入って渋谷はどんどんペイントにアタックしていく。そしてベンドラメのスリーポイントが出る。追いつきたい渋谷に宇都宮はしっかり得点していく。ピークの高い位置からのドライブ、スリーポイントも決めるピークが追い上げる渋谷を引き離す。その後渋谷もベンドラメが返しここから勝負どころになる。
渋谷はディフェンスから走ってマカドゥ、ジャクソンで得点。宇都宮のディフェンスに対して縦にしっかり走ってそのままアタックするという素晴らしいビックマンズのオフェンスが出る。今度は宇都宮がインサイドでスコットのダンク、お互いディフェンスで頑張る分ファウルもかさむ。コーナーのピークがドライブしてロシターが決める。
最後の攻防は CSにふさわしいプレーだった。渋谷山内の2本のスリーポイントで4点差までいったが宇都宮の勝利でチャンピオンシップ クォーターファイナルGame1を決める。
試合後コメント
安齋HC(宇都宮)
全般はいいバスケットした。準備してきたことをある程度出来たし失点も抑えられた。後半は渋谷の強度の高いディフェンスでターンオーバーで7点取られこういう展開になると渋谷に持っていかれるので明日は気をつけてやりたいと思う。 CS1試合目でディフェンス良かったけどオフェンスがバタバタしたところはあった。
LJ・ピーク(宇都宮)
しっかり前半のリードを守って勝利できたと思う。チームに勢いつけるためにも自分がアグレッシブにアタックしていくこと。ヘルプしてきたらアシスト繋いでシュートを打たせることをした。緊張はしないけどいつも通りバスケットをしようと心掛けた。
遠藤祐亮(宇都宮)
スタートから準備してきたことをエナジー持って出せた。自分たちのリズムを取れるようなディフェンスが出来てよかった。集中できてていいパフォーマンスもできた。ターンオーバーはあったので CSでは40分間集中してやっていきたい。
ジョシュ・スコット(宇都宮)
渋谷は素晴らしいチームでディフェンスも激しくくるので、自分たちの強みを活かしていくと心がけて試合に臨んだ。普段と変わることなく遂行していこうと思ってやっている。髪型はドレークが好きで同じようにした笑
伊佐HC(渋谷)
前半の高失点が最後まで響いた。少しのミスに対してアジャストしてきて宇都宮は東のトップチームだった。明日どれくらい食いついていけるかチャレンジしたい。イージーバスケットがあったが、フィジカルゲームに持っていこうと思っている。全体の守り方を工夫していかないといけない。
石井講祐(渋谷)
ゲームは我慢してついていけたけど、シュートを決めきれなかった。勝ちきれなかった。
CSに向けてディフェンスをしっかりやってきた。課題はあるが CSなので勝たないといけないので、良いイメージをもって、しっかり遂行して勝つことです。