写真 : NBA
NBAプレーオフ東地区バックスが3-2で47年ぶり3回目のNBAファイナルに大手を掛けた第6戦は、7/3(日本時間4日9:30)アトランタ・ホークスホームのジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナで開催された。
後がないホークスは、T.ヤングの右足首痛からこの試合はコートに復帰した。
一方、左膝を痛めている、バックスのヤニス・アデトクンポは欠場した。
バックス 118-107 ホークス
1Q 28-24
2Q 19-19
3Q 44-29
4Q 27-35
<バックス>
クリス・ミドルトン 32得点
ドリュー・ホリデー 27得点 9リバウンド 9アシスト
<ホークス>
トレイ・ヤング 14得点 9アシスト
レディッシュ 21得点(3P 6/7)
1Q入りはバックスのホリデー、ポーティスが走って13-4と抜け出した。ホークスはボグダノビッチ、ガリナーリが得点を挙げて10点差ついたが28-22で1Q終わる。
2Qヤング、ハーターと得点がやっと入ってきてホークスが追いついてくる。このクォーター終盤は中々お互いシュートが決まらず47-41でバックスリードで前半折り返す。
3Qインサイドでハードにホークスは2点差まで追いつくが、バックスのミドルトンの連続得点でまた点差を拡げる。シュートの決定力の差が出ている。
ミドルトンが止まらない。凄かった。
そしてホリデーのスリーポイントで一気に点差をつけた。ホークスのレディッシュが2本スリーポイント入れて何とかここでついて行く。ここで離されると一気に持っていかれてしまうのでホークスが粘るが、4点差から19点差にバックスが広げた。
4Q19点差を9点差まで縮めたホークス。ホークスはあきらめずに果敢に攻める。レディッシュはスリーポイントキャリアハイ6本決める。
それでもバックスのホリデーのコントロールが素晴らしく、得点を広げて勝利して47年ぶりに3回目のNBAファイナル進出した。
クリス・ミドルトン(バックス)
思い通りになることもあれば、そうでないこともある。他のことは気にしないようにしている。
ファイナル進出は、正直なところ長い旅だった。でも素晴らしい旅だった。それだけの価値があった。7年間プレーオフ進出が出来なかった。これこそ目指してきたもの。
まだプレーできることが嬉しい限りです。
過去2回ポストシーズンで負けた負けた事がモチベーションになっている。
それは負けた人全員に言える事だと思う。最後の2チームになる事が出来た、最高の気分です。
ドリュー・ホリデー(バックス)
最高の気分です。ファイナルに行けるんです。子供の頃テレビで見ていた時に感じた全ての瞬間がここにある。それを自分で見ることができる。
1日1日を大切に過ごす。
ヤニスもどこかで戻ってくるでしょう。
今日はプロとしてアジャストして出来た。アグレッシブに一貫性を持って出来た。
マイク・ビューデンホルツァーHC(バックス)
ジェットコースターのようだった。
今回の勝利は感動だが私たちにはまだやるべき事がある。
今日のミドルトンはほんとに素晴らしかった。人間としても素晴らしい。準備の仕方、コミュニケーション、バスケIQが高い。
NBAファイナルで闘うことは特別で大きな意味がある。どのチームにもそれぞれの旅があり、負けたらとかはいつも正直でなければならない。自分を見つめ直し反省する。オフシーズンの努力が報われる。まだまだやるべき事がある。
トレイ・ヤング(ホークス)
これがスタートだと思ってます。これが始まりなんです。今シーズンは多くの事を成し遂げる事が出来た。
みんなもそれを理解してしている。この状態を維持していきたい。今シーズンは勝てる事を証明したかった。今日はチームのために戦った。100%で発揮出来なかったのが悔しい。
マクミランHC代行(ホークス)
バックスは本当に素晴らしいチームだった。ヤニスを欠いていたが使命感を持ってやっていた。選手たちには、信頼してくれた事に感謝した。ニックス、76ersを破ってここまで来る事が出来た。またコーチスタッフを尊敬している。
<東地区>
NBAファイナル進出決定
地区優勝 ミルウォーキー・バックス
バックス (4-2) ホークス
<西地区>
NBAファイナル進出決定
地区優勝 フェニックス・サンズ
サンズ(4-2) クリッパーズ
第1戦
ミルウォーキー・バックス vs フェニックス・サンズ
7/6(日本時間7/7) TIPPOFF フェニックス
第2戦 7/8(日本時間7/9) フェニックス
第3戦 7/11(日本時間7/12) ミルウォーキー
第4戦 7/14(日本時間7/15) ミルウォーキー
第5戦 7/17(日本時間7/18) フェニックス
第6戦 7/20(日本時間7/21) ミルウォーキー
第7戦 7/22 (日本時間7/22) フェニックス