ラトビアで行われた「FIBA U19 Basketball World Cup 2021」は、アメリカが2大会連続で優勝を飾った。
過去15大会で8回目の優勝になる。
またフランスは、2007年と2019年に3位に入賞。今回の決勝進出で、過去最高の成績を収めた。
アメリカ 83-81 フランス
1Q 21-19
2Q 16-23
3Q 22-22
4Q 24-17
<アメリカ>
#7 チェット・ホルムグレン 10得点
19歳 215cm ゴンザガ大学
#9 ジェイデン・アイビー 16得点
19歳 193cm パデュー大学
#11 ケネス・ロフトン・ジュニア 16得点 7リバウンド
18歳 200cm ルイジアナ工科大学
<フランス>
#32 ビクター・ウェンバンヤマ 22得点
17歳 219cm ナンデール92クラブ
早い展開で入ったアメリカ、フランスも速攻を出して得点して始まった。お互い早い展開とアウトサイドからスリーポイントを決めていく。アメリカが抜け出したと思いきや、フランスはすぐにターンオーバーからオープンでスリーポイントを決める。アメリカが少しずつのリードをしながらゲームが進んでいく。
2Qではディープスリーも決まりフランスが逆転。ウェンバンヤマのディフェンス、得点がフランスに勢いをつかせるが、流れをフランスに渡さないアメリカの力も出る。
42-37フランスリードで前半を折り返す。
後半に入って、アメリカのケネス・ロフトン・ジュニアがインサイドから得点し、アメリカも流れを作る。フランスはウェンバンヤマ中心にゲームを作り、アメリカが追いかける形で試合が進む。
3Q 終盤にフランスはドライから得点差して8点差まで広げが、アメリカはフランスのちょっとしたパスをターンオーバーしてからリズムを取り戻す。
最終クォーターに入って、アメリカは再逆転する。アメリカ#9 アイビーのドライブが決まり、インサイドでケネスが押し込んでアメリカのペースになる。そして!大会MVPのホルムグレンが活躍、大事なリバウンドもとってアメリカに貢献した。
最後までお互いスピードが変わらず接戦の末アメリカが83-81で勝利し、2大会連続で優勝した。
チェット・ホルムグレン(アメリカ)
チェット・ホルムグレン(アメリカ)
ジェイデン・アイビー(アメリカ)
フランスのビクター・ウェンバニャマ(フランス)
ザック・エーディ(カナダ)
ニコラ・ジョヴィッチ(セルビア)
今大会MVP
チェット・ホルムグレン(アメリカ)
フランスのビクター・ウェンバニャマ選手について
-あまり多くの人を褒めることはありませんが、彼を褒めたいと思います。私は自分が背が高く、腕が長いと思っていましたが、彼はそれとは全く別のレベルにいます。彼の動きは素晴らしい。シュートもある。スキルも持っている。彼はいつか大金持ちになるだろう。彼は仕事を続けるだろうね。願わくば、NBAで彼を見ることができ、長い間、彼と対戦し続けることができればと思います。
ジェイミー・ディクソンHC(アメリカ)
相手のプレッシャーに攻めあぐねた。彼らは我々よりもフィジカルが強かった。私たちがいかに押し込まれたか、彼らのフィジカルの強さとボールスクリーンのガードには驚きました。試合が進むにつれて、いくつかの調整を行い、少しずつボールを中に入れられるようになりました。良い選手が揃っていて、団結力がありました。攻めきれなかったが、それはフランスが大きく貢献してくれた。私たちのディフェンスがそれを成し遂げたのです。
ビクター・ウェンバニャマ(フランス)
この大会で一番学んだことは、リーダーシップです。私は最年少でしたが、チームメイトからは若手とは思われていませんでしたし、その点は気に入っています。彼らは私と私のゲームを尊敬しているからです。そして、彼らが私に与えてくれたものを返し、彼らがより良くなるように手助けしようとしました。
ファイナル
アメリカvsフランス
優勝 アメリカ
2位 フランス
3位 カナダ
4位 セルビア 5位 スペイン
6位 リトアニア
7位 セネガル
8位 アルゼンチン
9位 トルコ
10位 オーストラリア
11位 ラトビア
12位 イラン
13位 マリ
14位 プエルトリコ
15位 韓国
16位 日本