10/16 Game1
茨城 66ー88 宇都宮
11[1Q]21
15[2Q]22
17[3Q]28
23[4Q]17
<茨城>
タプスコット 18得点8リバウンド
ジェイコブセン 17得点
<宇都宮>
フォトゥ 26得点
スコット 21得点12リバウンド
今季B1に昇格した茨城ロボッツのホーム開幕戦。北関東をホームとするチーム同士の北関東ダービー戦は今シーズンの盛り上がる一戦に。
開幕4連敗とまだB1昇格後勝ちがない茨城と、B1昇格組の群馬に相手に開幕2連敗を喫しここまで1勝3敗とまだ波に乗れていない宇都宮。
第1Q序盤は、両チームともに思うようにシュートが決まらず、一進一退の攻防が続く。しかし、残り5分を切ったあたりから徐々に両チームに差が出てくる。相手のミスやファールでもらったチャンスをしっかり決めて得点を伸ばす宇都宮に対し、ミスが目立ち出し、さらにシュートが決まらない茨城。残り5分から宇都宮の11点ランで11-21といきなり10点差がつく。
第2Qは、茨城がタプスコットs、ジェイコブセンの両外国人選手を中心に攻め込む。それでも宇都宮が茨城を第2Qでも15得点に抑えると、スコット、フォトゥの両外国人選手を中心に7人の選手が得点をあげるなど、守備力と攻撃力で茨城を圧倒し26-43と得点をさらに広げて前半前半を折り返す。
第3Q、前半の17点ビハインドを少しでも詰めたい茨城は、途中出場の中村選手や鶴巻選手のスリーポイントなどで徐々に点数を重ねる。また守備では、鶴巻選手が宇都宮の比江島選手を徹底マークしシュートを打たせない。しかし、どこからでも得点出来る宇都宮は、このクオーターだけで13得点を挙げたフォトゥ選手を止められず43-71と点差は28点まで広げられる。
第4Q、なんとか一矢報いたい茨城は、タプスコット選手と福澤選手がインサイド攻撃とアウトサイドからのスリーポイントで得点を重ねると、守備ではスコット選手とフォトゥ選手を計2得点に抑えこのクオーターは23-17とした。
両チームともに出だしは重苦しい展開だったが、終わってみれば昨年B1準優勝の宇都宮が格の違いを見せつけ、22点差で完勝しシーズン2勝目を挙げた。
茨城は、ホーム開幕戦を白星で飾ることが出来ず、開幕から5連敗。
nissy’s eye
北関東ダービーは、ディフェンス力とミスの差で大差がついた。茨城は、前半からターンオーバーやファウルが重なって、得点が伸びず終始ペースがつかめなかった。
鶴巻選手が比江島選手を2得点に抑えたディフェンス力は茨城の収穫といえる。
宇都宮は、出だしこそ不安定だったが、徐々にペースをつかみ、ディフェンスから攻撃へとリズムが作れた。
比江島選手が抑え込まれても、どこからでも得点出来る選手層は非常に厚かった。
試合後コメント
安齋HC(宇都宮)
チームの目標としていたディフェンス面で全体的にうまくできた。出だしは茨城の速い展開で流れが早めにつかめなかったが、途中からは自分たちのやりたいディフェンスが出来た。
グレスマンHC(茨城)
自分自身としては前向きに進んでいこうと思う。選手にとってもコーチにとってもB1の機会は非常に素晴らしい機会。宇都宮ブレックスのような素晴らしいチームと戦うと、自分たちはまだまだであると痛感する。ポジティブに、日々成長を心掛けながら戦っていきたい。
平尾(茨城)
ホーム開幕戦、たくさんの人が応援に来てくださって非常にうれしい日だった。チームとしては自らの失点などが出てしまい申し訳ない気持ちもある。しかし、まだまだシーズンは始まったばかり。自分たちが求めるバスケットは何か再確認しなければならない。また、B1のチームに通用する部分と通用しない部分が明確になってきているので、そこをしっかり体現してチームとしてレベルアップしていきたい。