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写真提供 : 日本バスケットボール協会
12/16 (木)準々決勝第二試合
代々木第二体育館
トヨタ自動車アンテロープス 55-62 富士通レッドウェーブ
1Q 15-5
2Q 15-23
3Q 7-14
4Q 18-20
<富士通レッドウェーブ>
#10町田瑠唯 17得点 6アシスト
#11篠崎澪 15得点
#99オコエ桃仁花 15得点
<トヨタ自動車アンテロープス>
#2長岡萌映子 14得点 11リバウンド
今シーズン、初対戦が皇后杯となる両チーム。
富士通は、アシストのオリンピック記録を作ったPG町田瑠唯、オコエ桃仁花、移籍してきたシューター宮澤夕貴、3×3代表の篠崎澪。
昨シーズンWリーグ優勝のトヨタ自動車は、オリンピック組、馬瓜エブリン、馬瓜ステファニー、山本、三好。
1Q入りは、トヨタ長岡のインサイド、スリーポイントと連続得点から始まる。ボールもオールコートでパスを回しドライブからアタックと、果敢に攻めてくる。トヨタの攻撃とディフェンスに、富士通は町田瑠衣の得点後、いつものオフェンス展開が出来ない。残り18秒で漸く#8内野のスリーポイントがやっと決まり、15-5
2Q、富士通は早々に、町田のスリーポイントを連続決めてくる。起点となる町田、篠崎からの合わせからドライブとオコエの得点もあり点差を詰めてくるが、トヨタも高さと強いディフェンスでインサイドを抑えてくる。ここから、また町田のカッティング、ドライブから得点、宮澤のミドルの後に更に町田が自らドライブし、点差2点まで詰めて寄る猛攻で、30-28後半へ。
後半、両チームギアをあげトランジションの早い展開。富士通はディフェンスから流れを作り、オフェンスリバウンドをしっかりと、オコエの得点で同点。ドライブでインサイドをこじ開けるフィジカルの強い篠崎の3連続得点で一気に逆転となり流れは富士通へ。
トヨタは4分過ぎて我慢の時間から粘ってエブリンがゴール下からねじ込みバスカン。お互い、ハードにディフェンスし、このクォーター、トヨタは7得点に抑えられ37-42で富士通リードで最終クォーターへ。
トヨタはインサイドで得点、富士通はボールを回して展開し、篠崎のスティールから得点で流れを渡さない。オコエのドライブからアタック。ディフェンスも早く寄せてきてトヨタのインサイドからの攻撃もしっかり抑えて、残り3分、篠崎のスリーポイントが決まり、10得点差になる。
トヨタは、ここで交代した#14平下のスリーポイントが出るが、富士通はその後も、うまくズレを作り、篠崎と町田のスリーポイントが決まり最後までリードを保って55 – 62で富士通レッドウェーブが勝利した。
次は、準決勝、12月18日(土)19時から、デンソーアイリスとの対戦となる。
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テーブスHC(富士通)
全体通してプラン通り行ったと思う。40分間、同じ質が出来るか今シーズン出せるか課題があった。出だし硬いところがあった。1Q、5点のままの時タイムアウトでディフェンスの確認をして意識も確認してリズムが掴めた。
町田選手(富士通)
出だしが硬くて2Qしっかり立て直して勝利できた。オフェンスでアタック出来てなく決めきれなかったので、個人的に意識した。トヨタ戦はリバウンドの意志をした。移籍してきた2人にしっかりリバウンドを取って貰って自分の仕事に集中できた。
次の試合、デンソーさんもリバウンド、インサイトが強いので皆んなで確認して走るバスケットをして行こうと思います。目標は優勝、一つ一つ戦っていきます。
篠崎選手(富士通)
しっかり、リバウンドとディフェンスで我慢して我慢して勝てた。昨年に比べて成長出来た。後半は町田のアタックだけだったので監督からも1人に頼ってはダメと言われ自分の仕事をしっかりやろうと思った。次も先ずは自分たちのディフェンスをハードにして速いバスケをしていく。
エブリン選手(トヨタ自動車)
トヨタの良くないところが出た試合になった。
みんな同じ方向が見れて無かったと思う、環境の変化もありましたが準備する時間も充分あったので自分達の目指すものをしっかり意識してリーグ優勝へ向けていきます。
長岡選手(トヨタ自動車)
自分達は後半、ミス、ターンオーバーが多く波に乗れなくディフェンスからやられたく無い事をやられた。自分が出てる時間は力強いプレイを心がけた。今シーズン初対戦、気合いが入っていていつも通り意識してきた。次アジャストして活かせたい。