写真提供:JBA
12/29(水) 男子決勝戦
東京体育館
福岡大学附属大濠 59-56 帝京長岡
1Q 14-9
2Q 14-16
3Q 15-16
4Q 16-15
<福大大濠>
#8 川島悠翔 15得点 8リバウンド
#13 岩下准平 13得点 6アシスト
#14 湧川颯斗 12得点 6アシスト
<帝京長岡>
#5 古川晟 15得点 8アシスト
#コネ ボウゴウジィ ディット ハメード 21得点 20リバウンド 9ブロック
川島のリバウンドからそのままドライブで得点して始まった。川島がドライブと積極的にオフェンスを仕掛ける。大濠はこの試合を通して徹底してディフェンスはゾーン敷いてリズムを変える。ハイポストを使って得点とすぐ対応する帝京長岡。
ディフェンスはお互い読み合ってハードにいく。大濠湧川がドライブにインサイドにとハッスルして得点してチームを引っ張る。14-9で大濠リードで1Q終える。
2Qに入って前日スリーポイントが炸裂して9本含む38得点あげた、岩下がスリーポイントをフリーになって決めて始まる。
両チームディフェンスの重要性を持ってプレーしてるので中々フリーになれない岩下が、2本目のスリーポイント決めて流れが行きかけるが、帝京長岡はディフェンスから、ルーズポール、ブロックと守って得点して得点も追いつく。
大濠の徹底したゾーンディフェンスにもインサイドから得点してついていき、28-25大濠リードで前半折り返す。
後半は、帝京長岡からドライブして得点、古川のスリーポイントが決まり、同点から長岡が逆転する。大濠はオールコートでプレッシャーディフェンスを仕掛け、帝京長岡もライン際はダブルチームにと激しくいき、高校トップレベルのディフェンスを見せる。得点も5点差以内で進んでいく。3Q終わりはビッグマンの川島、ハメードが得点してチーム引っ張り、43-41大濠リードで最終クォーターへ。
大濠の得点から始まった4Q、1点の重みがクォーター初めから感じるクォーターになる。帝京長岡はインサイドにボール集める。どこで勝負するか難しい選択が残り4分ほどになる中、岩下のドライブからアシストで得点。スティールから帝京長岡の田中が得点と、お互い速い展開で点の入れ合いになり、残り2分切って52-54帝京長岡がリードの展開から、残り1:27岩下のスリーポイントで逆転する。最終局で凄いパフォーマンスが出る両チーム。
残り14秒で岩下のドライブから外れたポールをタップして押し込んだ湧川、チームを引っ張ってきた2人の合わせ技で勝負を決定づけた。
大濠は28年ぶりの3回目の優勝に。
死のブロックと言われた強豪校の中からのベスト4までハイスコアで勝利もあったが、決勝は
ロースコアの中から、得意のプレーが出て、それをまた潰して激しいディフェンスからの展開の試合になった。
川島悠翔 (福大大濠#8)
岩下准平 (福大大濠#13)
湧川颯斗 (福大大濠#14)
島倉欧佑 (帝京長岡#7)
コネ ボウゴウジィ ディット ハメード (帝京長岡#14)
片峯コーチ(福大大濠)
今日のゲームは苦しい展開で帝京長岡さんがしっかり選手たちの特徴をしっかり捉えてやってきたのでロースコアの試合でしたがディフェンスさえ崩れなければ粘り勝ちだと思っていたので、チームで頑張り抜いた、今大会を象徴する様な試合で、岩下のスリー、泉のスリー、川島の留学生とマッチアップ、スリー、勇気のあるドライブだったり、副島が果敢にアタックしてくれていたし、しっかり留学生とマッチアップして数字には現れないが役割を持ってチームとして結束して勝ち得た勝利だった。
泉登翔(福大大濠#7)
始めからシュートが入らず自分達のバスケが出来なかったが、粘り強くディフェンスを40分間遂行できた。個人的に昨日からスリーポイントが入らなくて、それでもチーメイトから打ち続けろと言ってくれたので最後入れて良かった。中学校から実績もなく、大濠にこれて、全国大会にも経験のない自分が優勝できて良かった。
川島悠翔(福大大濠#8)
自分が留学生とマッチアップで始め思いっきり出来なく、後半、先輩たちからのドンドンやれと言ってくれた声で強気でいけた。ディフェンスでも飛び込んでいけてチームメイトに感謝しかないです。来年、再来年も優勝を目指して頑張ります。
岩下准平(福大大濠#13)
自分達の思うオフェンスが出来ず重いバスケになったが、ディフェンスでは粘り強よさで後半は粘り強さで勝てた。昨年ベスト16から怪我で応援席から見守って、苦しくて、悔しくて、申し訳なくでしたが、2年ぶりに東京体育館のコートでプレイできて戻ってこれて、優勝、夢の様な最高の2021年を締めくくる事が出来た。両親、関係者に感謝で優勝できてよかった。
湧川颯斗(福大大濠#14)
入りから自分達のバスケが出来ないが後半、我慢勝負で自分達のバスケが出来て良かった。三年生がしっかりリーダーシップのある先輩で自分は岩下さんみたいなって来年も優勝したい。
副島成翔(福大大濠#15)
留学生を抑えきれず、川島にお願いして、ベンチに下がって声出し、自分に出来る事をしました。この1年間、負けてきたけど、チームの結束力が優勝できた。来年もウィンターカップ連勝して連覇したい。
柴田コーチ(帝京長岡)
準優勝という結果だったがこの大会を通して長岡らしいバスケットが出来た。終始ディフェンシブな、頼もしいバスケットを、一戦、一戦、勇気のあるプレイをしてくれた。3点差、采配など子供達を慌ててさせてしまったところもあり私自身も勉強になった。また戻ってきたいと思っています。
島倉欧佑(帝京長岡#7)
今回、先生と3年間頑張ってきた仲間達とここまで来れて良かったです。先生を胴上げさせて上げたかった。後輩たちに道しるべを見せる事が出来たので優勝を託したい。自分は大学でもこの大舞台を経験出来たのは糧となると思う。大学ても頑張っていきます。