6/20 安齋竜三HCの退団会見が行われた。
今回の退任について、安齋HCは「3月の頭から4月にかけて鎌田GMに話してきた。」とシーズン終盤に向けて決断をしていたことがわかった。安齋HCは、選手から含めて15年に渡ってチームに関わってきたからこそのコメントは、
「変化がないとチームは発展していかない。一区切りつけようと思った。
自分のバスケットに疑問も考えるようになった。バスケット感が新しいものが出てこなくなって厳しくなってきた。もう一回考える時間が欲しくなった所から最終判断をしました。」
そして、チームには
田臥勇太に先に話して、最後は一緒に頑張ろうと話し、他の選手には優勝が決まってから話していき、最後は報われてよかったと選手から言葉をもらえたと述べた。
安齋HCは宇都宮ブレックスについて常に思っているのは、
「応援してもらえるチームを作るの目標だった。それほある程度できるようになった。」とプロスポーツは、スポンサー、ファンのお金と時間を割いて応援してくれているのお陰で成り立っている事を明確にテーマを掲げてきた。「試合でそれが感じてもらえたら僕にとっては幸せだと思ってます」
今シーズンはブレックスの試合は、
「佐々ACと町田ACにある程度今シーズン任せて、優勝出来た事は良かった。」とスタッフ内でも新しいチャレンジをしていた。
また、安齋HCは、ブレックスに対しての想いを、
「チャンスをもらえたクラブに返すために頑張ってきた。いいバスケット人生を送らせてもらえた。自分は決めてやってきたので、スッキリした気持ちでやれた。クラブの為にやり切れたと思ってます。」と振り返った。
今後については、
「バスケットに関わっている人がプロとしてやっている以上成長しないといけない。時間を作って見直し、勉強したいという気持ちで、ブレックスに対しての思いも強いです。責任持って発展させていく必要があると思う。自分をしっかり成長させたい。
バスケット全体を学んで、自分のやりたいバスケットを照らし合わせていきたい。」
と今後とも新しいバスケットスタイルに、これから新たな安齋竜三を楽しみにファンは待つことになる。
41歳 福島県出身
大塚商会 2003-2005
2005-2007 埼玉ブロンコス
2007-2013 リンク栃木ブレックス
2010 JBL優勝(キャプテンとして)
コーチ
2013-2017 リンク栃木ブレックス ACとして
2016初代Bリーグチャンピオン(ACとして)
2017-2022 宇都宮ブレックスHC
2022 Bリーグチャンピオン(HCとして)
また、準優勝1回、天皇杯準優勝2回。
そして、2022最優秀ヘッドコーチ賞も受賞。