昨年の決勝と同じカードでインカレ最終日を迎えた。昨年王者 白鷗大とその前の年王者の東海大の熱い対戦になった。
ゲーム開始から40分間一進一退の戦いは東海大が最後抜け出して白鷗を抑えて勝利して2年ぶりのリベンジ優勝でインカレ2022の幕を閉じた。
12/11(日) 代々木第二体育館
白鷗大 51-54 東海大
1Q 2-15
2Q 15-12
3Q 19-12
4Q 15-15
<東海>
#13 金近廉 15得点 6Reb
#16 西田公陽 10得点
#24 松崎裕樹 8得点 5Reb
<白鷗>
#2 脇真大 14得点 8Reb
#25 ジョエル モンガ 13得点
白鷗はインサイドでモンガ、ベニの強力コンビに対して、東海大がリバウンドをしっかり取れるかポイントになった。ゲームの入りは、アウトサイドから東海大金近がスペース空けば打ってスリーポイントを決めて始まった。
サイズが小さい東海大はボールムーブ良く展開して、ブレイクでハーパーが得点と東海大らしいプレーで先行する。インサイドにドライブから合わせで得点と速いバスケットを出してペースを掴んでいった。
更にフリーから金近が2本目のスリーポイントを決める。白鷗のインサイドに対してスペースを縮めてプレスをかけてプレーさせないのが効果的に効いて白鷗の得点を2点に抑えて15-2東海大リードで1Q終える。
白鷗はどう修正してどこでオフェンス仕掛けるのか。白鷗はキックアウトしてフリーでスリーポイント狙うが、そのリバウンドに東海大は全員で取りに行く執念を見せる。
ようやくオフェンスリバウンドから脇が連続で得点して白鷗を牽引、ハイローで得点して白鷗らしいプレーが出て追い上げて流れを戻す。すぐにペースを戻す東海は西田公陽がコーナーからのスリーポイントで白鷗の勢いを食い止め27-17で折り返す。
後半ゾーンでディフェンスを仕掛けてリバウンドを徹底して守る東海大。早々に金近がスリーポイントなど決めて走れば、白鷗はモンガがインサイドをこじ開ける、またまた金近がスリーポイント決めて止められない。
ようやく白鷗がインサイドでプレーできるようになる。スペースが空いてきて関屋がここでスリーポイントを決めて4点差に追い上げて白鷗の底力をみる。
PG陣ではハーパーと佐藤の福岡第一の対決で会場のボルテージも上がる。リバウンドを白鷗が取れば得点して39-36東海大リードで最終クォーターへ。
この試合はロースコアなだけに1本1本が大きな得点になる。嘉数がスリーポイント決めて白鷗が遂に東海大を捉えて逆転する。ここからの戦いがインカレファイナルを呈する。
東海の黒川から島谷へフリーの島谷はスリーポイントを決め切り再びリードして、ここから更に攻防が続く。
金近はどこでもポジションをこなせるので、アウトサイドで持てばモンガを外に押し出せて1対1を仕掛けて得点出来る。白鷗は脇がアタックして、両エースが素晴らしいプレーを見せてくれる。
ここからインカレクライマックスになる。
残り1:02でミドルでボールをもった金近はジャンパーを決めきった。
7点差にするが、白鷗はタイムアウト後に森下がすぐにスリーポイント、インサイドからも決めて、残り27秒で53-51東海2点のリード。
残り10.6秒で東海大ボールでファウルゲームでフリースロー前野が1本決めて3点差で白鷗ボールになり、8.9秒からシュートを外し54-51で東海大が勝利して昨年のインカレの雪辱を果たした。
最後まで今大会の盛り上げた2チームに対して会場のボルテージはマックスになった。
東海大がリベンジ優勝でインカレ2022の幕を閉じた。