今シーズンアルバルク東京は、30勝6敗と素晴らしい成績でリーグ後半に向けて戦っている。
現在、千葉ジェッツの32勝4敗に続いて、全体でも2位につけている。チームはホームで16連勝と脅威の数字を出している。新しいアルバルク東京だが、怪我人もいてタフな状況にありながら試合を重ねるたびに強くなっていく。
そのアルバルク東京の司令塔、起点となってチームのバランスやメイクをしている藤永佳昭は、「古巣千葉で培った経験が活きている」と言う。
新しいHCアドマイティスの元でも、常にディフェンスから仕掛けるスタイルで、絶好調の安藤とのケミストリーもでて、自らもペイントへアタックし、オフェンスのリズムをつかむ所も随所でみられ、ハードワークが求められるシーンが続くが、その瞬間も「責任感もって今楽しいですね」と試合後もエナジー溢れる笑顔で応えてくれた。
J:今A東京での役割は
「スターターで出場して、バックアップから出場して、ゲームメイクやボールムーブして、ピックからチーム全体で戦っています。スペースを上手く使って、ドライブしてペイントアタックやチームメイトにパスを出す事です」
J:スイッチからディフェンスなど
「しっかり見極めてピックに対してアンダーで守るのかなどやってフィジカル強くやっていきたいです。千葉ジェッツでの経験も活きています。」
J:藤永ファンに
「これから後半戦に向けてチーム力をここから更にあげていきたいと思ってます。常に激しくプレイして優勝に向けてしっかりやっていきたいと思ってます。今は緊張感もってやってますがら楽しいです!」
ホーム16連勝中のアルバルク東京での藤永から目が離せない。
藤永佳昭 キャリア
PG 175cm 30歳
今シーズンは、スターター9試合、平均14分出場 平均得点2.5得点、アシスト1.6本、スリースロー成功率81.3%、
兵庫県神戸市出身
北陸高校
東海大学
2015-16 アースフレンズ東京Z
2016-18 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
2018-22 千葉ジェッツ
2022- アルバルク東京
千葉ジェッツで、天皇杯優勝1回、Bリーグ優勝1回、東地区優勝2回をした。千葉ジェッツからA東京に移籍後に千葉と対戦した富樫勇樹とのマッチアップは会場が盛り上がった。そして今シーズンの藤永佳昭はチームの勝利に必要なことは何でもやっていくという思いが溢れていた。