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【Bリーグ】ミスター広島 朝山正悟が広島初のCS出場 “ここまでに至る想い”/Jbasketインタビュー

【Bリーグ】ミスター広島 朝山正悟が広島初のCS出場 “ここまでに至る想い”/Jbasketインタビュー

現在2022-23Bリーグチャンピオンシップが行われている。クォーターファイナルで初のCS出場を果たした広島と今シーズン圧倒的な強さ、シーズン最多勝記録を樹立した千葉ジェッツとの戦いが行われ、結果は2勝1敗で千葉が死闘の末に勝利して、セミファイナルに進出した。

そのCSで朝山正悟がJbasketインタビューに応えてくれた。

Bリーグの前身のJBLリーグではリーグを代表するシューターとして大活躍していた。アイシン(シーホース三河)ではキャプテンとなり、リーグで優勝して日本一にチームを導くなど日本のバスケット界を盛り上げてきた。

そして、朝山が広島に移籍し、ここから新たなストーリーが始まった。当時、佐古賢一HCのもと新たなチーム作りが始まるなか広島チームの中心選手として牽引し、佐古HCが退任後は、自らがチームも引っ張り、HCがシーズン途中に辞めてから、前代未聞のBリーグ初の選手兼任HCとして、チームの指揮も執った。

本当に苦しい時代を生き抜き、B2プレーオフでようやく、チームハイの得点を取る試合も多く、悲願のB1昇格を果たしていく。元々がB1選手でもあり、B1に上がれない時も広島で、チームをなんとか盛り上げようと必死に戦ってきた姿を見ている広島チーム、そしてバスケットファンがいる。

現在、40歳を超えても変わらず体力、シュート力を常に磨きチームを鼓舞してきた朝山正悟。

チームメイトで、広島のPG寺嶋良キャプテンが、CSクォーターファイナルで千葉ジェッツに1勝2敗でCS敗退が決まった後の記者会見で、朝山正悟について話してくれた。

寺嶋良が朝山へのコメント
「心の支えっていうか、やっぱりどうしても上手くいかない時ってのは、皆チームとしても落ち込んでしまうんですけど、そこを“必ず引っ張り上げてくれる存在”でした。どんな時でも、客観的にチームを見て、的確なアドバイスをしてくれ本当にチームとして必要な存在だとシーズン振り返ってみても、今日の試合を振り返っても思いました。」と語る

朝山の存在は、広島チーム、ブースター、バスケットファンにとっても心強い存在であることは変わらない。今回のCSはクォーターファイナルで終わったが来シーズンは、以前にも獲得している日本一、チャンピオンシップを獲りに行く。

Jbasketインタビュー

朝山正悟へ単独インタビュー
クォーターファイナル千葉戦Game2後に

・広島初のCS出場について
・チームをどのように感じているか
・JBL(現Bリーグ)で優勝に導いて、広島B2からB1に昇格させてここまでに至る想い
・ファンの存在
・前シーズンからチームが変わった事
・チームの仲間達にどんな事を伝えているか
・選手時代から仲間のWリーグの鵜澤潤シャンソン新HCについて
・朝山正悟ファンへ

 

朝山正悟キャリア

・横浜市立西谷中学校
・世田谷学園高校
・早稲田大学
関東大学1部へ導き、インカレ3位、得点王と優秀選手の二冠

・日立サンロッカーズ 2004-2005 (現在サンロッカーズ渋谷)
・OSGフェニックス2005-2008 (現在三遠ネオフェニックス)

2005-2006スーパーリーグで準優勝する。そして、2006ワールドカップ日本代表候補に招集される。2007-2008オールスターはMVPに輝く。

・レラカムイ北海道 2008-2009 (現レバンガ北海道)
日本代表候補戦術

・アイシンシーホース 2009-2013 (現シーホース三河)
キャプテン歴任。リーグ優勝に貢献。リーグ優勝1回。そして天皇杯は2回エースとして2回優勝に大きく貢献した。

・三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ2013-2015(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
現在シャンソンの鵜澤潤HCと共に活躍。

・広島ドラゴンフライズ 2015-現在
当時HC佐古賢一氏に導かれ広島に移籍する。Bリーグ誕生時にはB1のライセンスが下りずにB2スタート余儀なくされた。その次のシーズンには朝山選手がHCを兼任。エースとしてB1昇格に貢献。ミスター広島と言われる。

 

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Jbasketライター

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