昨年から無敗記録なるか桜花学園、強さを見せるか京都精華学園、両チームタレント揃いの対決は最後までお互いが凌ぎ合う戦いになった。

11/18(日)代々木第二体育館
桜花学園 59-60 京都精華
1Q 15-14
2Q 18-17
3Q 13-14
4Q13-15

<京都精華>
#15 ディマロ ジェシカ 19得点 9Reb
#5 八木悠香 11得点 7Reb 5STL
#18 ユサフ ボランレ アイシャット10得点 16Reb
#4 堀内桜花 7AST 2得点 2STL
速報値

<桜花学園>
#4 田中こころ 16得点 7AST
#9 阿部心愛 10得点
#5 黒川心音 9得点 6Reb 6AST

1Qから激しい攻防を見せて桜花は今大会インサイドで30得点以上挙げているジェシカに対して、ダブルチームにいきディフェンスから守り、いい流れでオフェンスに繋げていき得点してリードを広げる。京都精華はリバウンドから堀内、八木がブレイクで走り得点して返す展開に。桜花は黒川が得点とゲームを作り気持ちが乗ったプレーで15-14桜花リードで1Q終える。

2Qに入って気持ちが入ったプレーを続ける桜花が田中、黒川を中心にゲームを引っ張りペイントにアタックして点差を徐々に広げる。桜花のジェシカに対してのダブルチームに堀内も合わせを見せて開いた点差をすぐに追いつく力を見せ、更に八木の個人技で遂に逆転する。ここから拮抗状態になり桜花も福王がインサイドでハッスルして得点して33-31桜花がリードして折り返す。

後半ようやく京都精華はスリーポイントを橋本が決めて、続けて堀内も得点するが、桜花も深津が返して流れを渡さない。インサイドでジェシカとマッチアップして身体を張って守っていた福王が４ファウルになってしまうがチームで守り接戦が続き46-45桜花リードで最終へ。

ここまでペイントまでいくがシュートが中々決まらない京都精華にしっかりディフェンスでプレッシャーかけて守っていき、田中、福王が連携を見せる。京都精華も追いつきそうで追いつけず終盤に入り1点桜花がリードする中で、ジェシカへのディフェンスを試合通してしっかりやってきたが、ジェシカがポストプレーで自らリバウンド取って押し込み逆転する。残り30秒切って1点リードする京都精華。
京都精華ボールから最後オフェンスしてシュートを外し桜花残り時間使っシュートをて打ったが決まらず京都精華が60-59で終盤に見せた逆転から勝利して初優勝に輝いた。

山本綱義コーチ

J：我慢の試合だったと伺いましたが今大会はどのような大会だったでしょうか

「3年生と2年生1年生の繋がりを今しか取れないと思ってましたので、このトップリーグでおかげさまで色んな思いを繋ぐ、そういう襷が渡せたと思います。
八木選手はずっと中学時代から見てきてますが、このトップリーグで亜脱臼して1ヶ月近く離れ、堀内も戦列から離れる事があって本当に不安材料が一杯ありましたがチームの結束力はどんどん強くなっていきました。アクシデントがあってもみんなで助け合う精神が生まれてきてトップリーグは非常にありがたかったです。その管理は凄く我慢がいる事、特に桜花戦はどこでどう対応するか悩みながらで試合を終えて勝つ事が出来ました。ここで負けていれば厳しく言えますが、勝ったのでこの1ヶ月はどうしよかなという悩みもあります(笑顔)」

堀内桜花
「トップリーグを通して、今まで出れなかった選手がこの大会で試合で活躍したり出来て全員が成長した大会になりました。その中でも今日勝ちきれて優勝出来た事は嬉しかったです。

J：今年ももう年末に入っていきますがどのように過ごしていますか、時間は早く感じますか

「もうあと1ヶ月しかないと思ったら凄く短いなと思います。でも最後のウインターカップでしっかり終わる事が出来るようにこの1ヶ月を大事にしてチームとして成長したいと思います」

八木悠香
「まずは優勝出来て嬉しいです。この大会で自分達の課題が一杯見つかったので、自分達の目標であるウインターカップ優勝なのでそれに向けて一から頑張りたいです」

J：今年ももう年末に入っていきますがどのように過ごしていますか、時間は早く感じますか

「インターハイ終わってウインターカップ予選、自分が高校1年の時はなかったですがトップリーグに出場させてもらって、色んな試合を経験出来ましたが、時間が過ぎるのは早いなと思います」

ディマロ ジェシカ
「優勝して良かったです。次のウインターカップに向けて優勝出来るように頑張ります」

J：今年ももう年末に入っていきますがどのように過ごしていますか、時間は早く感じますか

「ウインターカップまであと1ヶ月しかないけど3年生がいい状態で終われるように頑張ります」