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【Bリーグ】SR渋谷が劇的1点差で川崎に勝利/有明コロシアム渋谷クラブ史上最高観客数9,668人 ホーキンソン「今作り上げているものを確立させていく」

【Bリーグ】SR渋谷が劇的1点差で川崎に勝利/有明コロシアム渋谷クラブ史上最高観客数9,668人 ホーキンソン「今作り上げているものを確立させていく」

SR渋谷が延長を制して劇的1点差で川崎に勝利🔥

第17節 有明コロシアム
SR渋谷がクラブ史上最高観客数9,668人
中地区3位川崎と4位SR渋谷の負けられない戦いを制したのはSR渋谷

SR渋谷 79-78 川崎
1Q 11-3
2Q 21-21
3Q 12-30
4Q 24-14
OT 11-10

<SR渋谷>
#34 ライアン・ケリー 16得点 8Reb 2AST
#8 ジョシュ・ホーキンソン 15得点 7Reb 2AST 2BLK
#5 アンソニー・クレモンズ 14得点 3AST
#13 田中大貴 10得点 6Reb 4AST
#16 アキ・チェンバース 9得点

<川崎>
#20 トーマス・ウィンブッシュ 26得点 10Reb
#25 ロスコ・アレン 20得点 16Reb
#0 藤井祐眞 16得点(3P3/5) 5Reb 3AST

お互いのシュートが中々決まらず4分で4-0渋谷リードと重い展開で始まる。ロスコに対して渋谷は徹底して守り、スイッチに対応しきれずアウトサイドから打つ川崎はペイントアタックするなど打開が欲しい中、11-3渋谷リードで1Q終える。

川崎は流れを変えようとするがミスが出るが、篠山のスリーポイントから流れを変えてボールが動きスペースを作って得点する。それでも渋谷はケリーがスリーポイントバスカンで流れを渡さず。なんとか打開した川崎は長谷川がコーナーからしっかり決め切りロースコアの中で追い上げ32-21渋谷リードで折り返す。ロースコアで苦戦する川崎は7ターンオーバーで8点ペイントからと後半どう修正していくのか。

そんな川崎は後半爆発して力を見せる。7-2といい入りをして一気に追い上げて1ポゼッション差にする。すると渋谷はホーキンソンのインサイドでしっかり返していき更に得点するホーキンソンの強さは大きい。
そこから川崎はリバウンドをしっかり取り切りボールを動かして藤井がステップバックスリーを決めて遂に逆転する。更にペイントにアタックして得点を加えていく川崎は、藤井のコーナースリーでリードを広げ1Qと逆の展開で20-6にして、連続で藤井がスリーポイント決めて爆発して川崎が54-34リードで最終へ。

3Qに30点と爆発した川崎に対して、渋谷はホーキンソンのブロックから田中のコントロールからチェンバースへ渡りスリーポイント決めて4点差にして佳境に入る。渋谷のターンオーバーからウィンブッシュがアタックして残り16秒で2点差に詰める渋谷、更にチェンバースが同点スリーポイントブザービーターで同点にして会場のボルテージはマックスへ。

延長に入り、田中からホーキンソン、そしてチェンバースに渡りコーナーからスリーポイント決めて逆転する。川崎はなんとかフリーを作って打っていくが決まらないが諦めない。そこからカムバックして残り36秒で1点差に追い上げる。最終局面で最後のオフェンスは川崎が決まらず79-78で激闘を渋谷が制した。オールスター明けの両チームにとって大事な大きな1試合だったことはこの激闘が物語っていた。

 

また渋谷にこの日から特別して選手として合流した東海大学3年ハーパー ジャン ローレンス ジュニアに注目していきたい。

 

試合後🎙

ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)

「試合を振り返えると素晴らしい雰囲気の中でやれる事はそうそうないと思います。これだけのファンの皆様が後押ししてくれた事を嬉しく思います。4Q諦めないで最後にアキが同点シュートを決めてくれてそのままの勢いでオーバータイムに入って序盤から得点しましたが、最終的に川崎さんが追いついてきて1点差という劇的な試合でした。その劇的な試合に勝ち切った事は僕達にとって大きい試合になりました。」

J:前半戦厳しい戦いが続いて、後半戦に向けて各選手もそれぞれ思いを持って臨んだ試合での勝利の大きさを教えて下さい

「ご存知の通り前半戦は怪我人が多く出てタフな出だしになりました。その後改善されて怪我人もいなくなってきてこのように後半は出だしが良く進む事が出来ています。
皆んなで勝ち取る試合を続けていくのは、前半に比べて凄く楽しいです。またこれからどのような戦いを繰り広げていけるかも楽しみです。2勝10敗の時もありましたが、今ここにきてホームでの連勝は続いていて、CSまでいいポジションにつけてこれていると思います。
ここからしっかり勝ち続けていきたいです。ここからアウェーの試合が続いていきますので、ホームとは違った雰囲気や環境なので作ってきたいい流れというのが改めて自分達がどの位置にいるのか試されると思います。なのでしっかり戦っていって今作り上げているものを確立させていきたいです。」

 

藤井祐眞(川崎)

「悔しい敗戦になりました。残り3分で10点くらいリードしていましたが、ゲームの終わり方があまり良くなかったです。ただゲームの入りで相手のスイッチディフェンスに対応できず流れが掴めないまま10分間を戦って、1Qは3点しか取れなかったですが、2Q以降にアジャストすることができたのはプラスになる材料だと思っています。
個人的には最後僕がフリースローを落としてしまったことでその後の3Pで追いつかれてしまったので、申し訳ないです。」

 

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Jbasketライター

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