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【EASL開幕】琉球が追い上げるメラルコを振り切って開幕戦を白星スタートを切る/桶谷HC、植松義也コメント


昨季まで共に戦った桶谷HCとダーラム”再会”

【EASL開幕】琉球が追い上げるメラルコを振り切って開幕戦を白星スタートを切る/桶谷HC、植松義也コメント

EASLは、日本・韓国・台湾・フィリピン・香港のトップチームがリーグ戦で行われる大会。日本からは、昨シーズンBリーグ王者の広島ドラゴンフライズと琉球ゴールデンキングスが出場していて、キングスはEASL2024-25シーズンの開幕を迎えた。10月16日沖縄アリーナにて、メラルコ・ボルツ(フィリピン) と対戦した。試合前には感動シーンもあり、昨シーズンまで琉球で活躍していたアレン・ダーラムが今大会で沖縄アリーナに凱旋をしたのだ。沖縄アリーナには、多くのファンブースターが大歓声でダーラムを迎えた。桶谷HCとの再会に大歓声で拍手が送られた。

 

「チームとして成長できていると感じられる」桶谷大HC
10/16(水) 沖縄アリーナ
琉球ゴールデンキングス 77-74 メラルコ・ボルツ
1Q 23-18
2Q 28-17
3Q 15-22
4Q 11-17

<琉球>
#4 ヴィック・ロー 18得点 12リバウンド 5アシスト 3ブロック
#45 ジャック・クーリー 18得点 7リバウンド
#53 アレックス・カーク 12得点
#8 植松義也 9得点
#15 松脇圭志 9得点 3スティール

岸本5アシスト

<メラルコ>
#5 アレン・ダーラム 18得点 9リバウンド 5アシスト

試合は、松脇の3ポイントで始まり、コントロールする岸本からパスを受け取った脇も3ポイントを決め切っていい入りをするキングス。さらにクーリーがインサイドでの強さを発揮して、ローのスティールから植松がレイアップシュートといい流れで展開していく。さらにスティールした荒川がブレイクを決めてリードを広げる。また、ボルツのアレン・ダーラムも変わらない力強いプレーを見せて得点して追い上げる。カークとダーラムともインサイドでのマッチアップも激しくやり合い見どころ満載だ。そして植松、脇、松脇が3ポイントを決めて前半を51-35とリードして折り返す。

後半に入って、ボルツが流れを一気に変えていく。キングスにとっては我慢の時間帯になり苦しい時間が続く。ローが3ポイントを連続で決め個人で打開するも、ボルツのケネディが止まらない、66-57と琉球リードで最終へ。

拮抗していく両チームに、ボルツがじわじわと追い上げて終盤4点差まで追い上げる。植松のペイントアタックから得点するが、ダーラムも続いて得点して激しい戦いになる。勝負を決めたのは、やはり琉球のインサイド陣でクーリーとカークだ。勝負所での得点により、最後までこのリードを守りきった琉球が大事な開幕戦を勝利した。

 

 

試合後コメント

桶谷大HC

「EASL初戦を勝利できて良かったです。前半は攻守で良い流れを作れていましたが、後半は対応しきれていない部分もあった部分が反省点です。試合の最後では、チーム全員でコミュニケーションを取りながら、メラルコのオフェンスを抑えることができていました。Bリーグとは違うルールの中で接戦を勝ちきることができ、チームとして成長できていると感じられる収穫のある試合だったと思います」。

 

植松義也

「EASLの試合でも日々の練習の中で準備していることを遂行でき、リバウンドやディフェンスなど求められている部分でチームに貢献することが良かったです。
個人としては、オフェンスでミスがあった点が反省点ですが、試合の終盤ではディフェンスやリバウンドでチームにエナジーを与えられるよう意識をして戦いました。今後もさらに成長できるよう、練習を積み重ね準備していきます」。

 

琉球スケジュール EASL2024-25 

10月30日 21:10
琉球 vs マカオ・ブラックベアーズ(アウェイ調整中)
◉12月4日 19:40
琉球vs 釜山KCCイージス(沖縄)
◉12月25日 19:40
琉球vs ニュータイペイキングス(沖縄)
1月8日 20:10
琉球vs ニュータイペイキングス(台北)
1月22日 21:10
琉球vs メラルコ・ボルツ(ケソン)

ファイナルフォー進出の場合
3月7日(金) 調整中:準決勝① グループA 1位 vs グループB 2位
3月7日(金) 調整中:準決勝② グループB 1位 vs グループA 2位
3月9日(日) 調整中:3位決定戦
3月9日(日) 調整中:決勝戦

 

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Jbasketライター

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