優勝🏆は福岡大学附属大濠高校が最終日に大会初優勝決める 藤枝明誠がリードするも前半に逆転してそのままリードを守り勝利 男子日本代表合宿に参加している渡邉伶音も出場
優勝 福岡大学附属大濠高等学校(初優勝)
準優勝 美濃加茂高等学校
第3位 福岡第一高等学校
第4位 東山高等学校
第5位 開志国際高等学校
第6位 八王子学園八王子高等学校
第7位 藤枝明誠高等学校
第8位 京都精華学園高等学校
最終日 11月17日 @代々木第二体育館
福大大濠 75-59 藤枝明誠
1Q 10-18
2Q 28-11
3Q 19-14
4Q 18-16
<福大大濠>
#14 高田将吾 23得点 6Reb
#7 三竹怜 13得点 7Reb
#8 渡邉伶音 12得点 7Reb 3AST
#13 湧川裕斗 6AST 4得点 4Reb
藤枝明誠はゲーム入りから勢いをつけていき、激しいディフェンスからいいオフェンスに繋げて15-5と大濠を突き放す。タイムアウト後から大濠は渡邉を起点にペイントにダイブする高田の得点で追い上げに入る。じわじわと追い上げていく大濠は三竹のスティールから遂に逆転する。高田を中心にディフェンスから流れを一気に引き寄せて2桁得点差をつける。後半に入って藤枝明誠が流れを掴めず、大濠がボールを動かしてからドライブしてスペースを上手く使い得点を挙げていく。藤枝明誠が一桁得点差まで追い上げていくと渡邉、高田が中心となって組み立ててチームを引っ張り追い上げる藤枝明誠を破り勝利して初優勝を勝ち獲った。
また日本代表合宿に共に参加している大濠の先輩たちが応援にも駆けつけた
片峯聡太監督
J;ここ数年、海外にチャレンジする選手がいる中で、ここまで強くするためにどんな事を選手たちに伝えて共有していますか
「 私はコーチングの信念としまして、チームとしてどういう風に戦っていくかというよりも、やはり最大限を”個” を伸ばすということを大事にして日頃コーチングを行ってます。ここにいる3名もそうですけども、代表活動🇯🇵だったり、海外でのキャンプだとか、そういったことをしっかり通じて強い”個” が最終的に必要になってくると思っています。勝負の場面でもチームで戦うことは大事なんですけれども、いかに強い”個”が集結してるのが大事になってくると思っています。そこの部分を1番大切にしながら、トロージャンズは伸びるとご理解いただければと思います」。
J:その中でここ数年負けもある中で、先生が大事にしてきたことを教えてください
「やはりコートの中の求心力、リーダーシップで、いいチームは作れるんですけれども、最終的に素敵でいいチームではなく、勝つチームになるためにはコートの中に求心力とリーダーシップがあるというのはすごく私は大事な要素だと思っています。そういった意味で、今年のチームは1年生からキャリアのある選手たちが揃っていますし、ウインターカップに向け湧川がゲームキャプテンをやっていてコートの中心にとなり、3年生の高田、渡邉そして三竹のメンバーたちが、湧川と作って繋がっていくことができれば、今年に狙えると思っていまますので、そこを大事にしてます」。
渡邉伶音
「今大会に向けてチームにもなかなか参加できていなくて、それで今日の今日で入った試合ではあったので、難しいところが多かったです。今日に関しては本当にチームメイトか自分のこと助けてくれたと思います。 出だしが悪い時でも、後半しっかり走って追いつくのは、僕らの最近の展開だとわかっているので、焦ることはなくディフェンスの強度を上げようという話はしました。プレータイムの制限はあった中でプレーして優勝する事ができてよかったです」。
大濠の先輩たちがきていた事について
「昨日の練習で終わったあとに”頑張れよ!お前試合絶対勝てよ!応援いくからな!” などと言葉をいただいていて、オフの中で自分とチームのために足を運んでくれたので感謝しています」。
J:先輩たちとの仲も変わりましたね
「そうですね、すごい喋りかけてくれます。オフコートでもオンコートでもすごい気にかけてくれますし、みんな優しいです(笑顔)」。
J:代表と大濠でのプレーでどんな楽しみがありましたか
「代表と自分のチームで難しいとこはあったんですけど、久しぶりに自分のチームでやれたというのがすごい楽しかったですし、明日からまた練習が始まるので、そこはスイッチを切り替えて代表に向けて頑張って、またその後はウインターカップにスイッチ切り替えてやっていきたいと思っています」。
湧川裕斗
「個人としてもチームとしてもたくさん課題が残りましたし、成長できたリーグだったと思います。チーム力のところで流れが悪い時に、上級生が流れを取り戻すためにチームへの働きかけができるかどうかがまだまだなので、ここをしっかりウィンターカップに向けて改善できたらと思っています。ここ2試合、ディナイされてうまくボールがもらえず、ゲームメイクができていなかったというのがあるので、そこはしっかり練習中から自分に強くディフェンスを当たってもらって、どううまくゲームメイクしていくかが、ウィンターカップに向けても大事になってくる思っているので改善したいと思います」。
高田将吾
「優勝ができて本当に良かったです。トップリーグを通して個人としてもチームとしてもレベルアップができたと思っていますし、同時に反省点も課題が見つかって次につなげていける大会になったと思っています。賞ももらえて本当に嬉しくて、今年はスリーポイントだけでなくプレーメイクを任されているので、昨年からそこが成長できたと思っています」。
大会BEST5
十返翔里 八王子学園八王子 3年
平良宗龍 開志国際 3年
瀬川琉久 東山 3年
渡邉伶音 福大大濠 3年
湧川裕斗 福大大濠3年
オールディフェンシブBEST5
ニャン セハ セダト 八王子学園八王子 1年
エブナ フェイバー 美濃加茂 3年
深見響敏 美濃加茂 3年
高田将吾 福大大濠3年
宮本聡 福岡第一 2年
新人BEST5
ニャン セハ セダト 八王子学園八王子 1年
高橋 歩路 開志国際 1年
渡邊 聖 藤枝明誠 1年
中村 颯斗 東山 1年
山崎 燦吾 京都精華 1年
MIP 開志国際高
U18日清食品リーグとは
リーグ戦文化の導入により、実力が拮抗するチーム同士の対戦や、多くの選手への出場機会、また、予定された試合/対戦相手を見据えた質の高い準備など、公式戦の試合数が確保された環境下で競技に取り組むことにより、競技力の向上を目指して設立した競技大会。今年度も 「U18日清食品リーグ」 として 「U18日清食品トップリーグ2024」、「U18日清食品ブロックリーグ2024」 を開催した。