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【EASLファイナル4】東アジア最強クラブ決定戦/広島 朝山正悟HC「日本のレベル、Bリーグのレベルを証明する」寺嶋良「EASLで優勝して広島が強くていいチームなんだと証明したい」

【EASLファイナル4】東アジア最強クラブ決定戦/広島 朝山正悟HC「日本のレベル、Bリーグのレベルを証明する」寺嶋良「EASLで優勝して広島が強くていいチームなんだと証明したい」

昨シーズンBリーグ制覇して、新たに朝山正悟HC体制となって迎えた今シーズンは、出だしから怪我人続出で、難しく厳しいスタートを切って、エバンスや河田、そして寺嶋がコートに帰ってきた。現在18勝21敗ではあるが、広島らしいバスケットをシーズン終盤に向けてCS出場を諦めていない。そして今週末からEASLの「FINAL FOUR」(ファイナル4)で優勝を目指して出場する。ファイナルラウンドを前に朝山正悟HCと寺嶋からコメントが聞けた。

EASL2024-25シーズンは2024年10月2日から開幕して、今シーズンを締めくくる東アジア王者決定戦として、2つのグループから勝利した4チームによる「ファイナル4」が2025年3月7日準決勝、9日決勝にマカオ特別行政区のスタジオシティイベントセンターで開催され、各国の最高峰リーグからトップ4クラブが勝ち抜いて集結し、東アジア最強のクラブを決定する。

EASL出場チームは、B.LEAGUE(日本)、P.LEAGUE+(チャイニーズ・タイペイ)、KBL(韓国)、PBA(フィリピン・バスケットボール協会)さらに香港、マカオのトップリーグで優勝・準優勝を果たしたクラブの計10チームが出場し、東アジアのチャンピオンの座をかけて戦い、日本からは、B.LEAGUE2023-24シーズン上位成績2チームとなって琉球ゴールデンキングスと広島ドラゴンフライズが「ファイナル4」へ進出を決めている。

 

朝山正悟HC

「ここまで来れました。ファイナル4というところが自分たちの1つの目標にしてた部分でもありますので、ここからまずは準決勝、ここをしっかりと戦って、またリーグ戦と並行して試合が行われることになりますので、そこもしっかりとですね、これまで通りのスケジュールの中で、全員でいい準備をして臨みたいと思ってます。

レギュレーションについては
「外国籍のとこですね、レギュレーションが違う部分があるので、その対応も含めてやらなければいけない。そういった部分で準備をしっかりしなきゃいけない部分はあるんですが、自分たちがやってきてることをしっかりとやって、それが結果に繋がれば、この先のリーグ戦にも繋がると思うので、楽しみに試合に臨みたいなと思ってます」。

バイウィーク期間もあってチームの手応えについて

「シーズン中はかなり細かいところまで修正する時間があるかというと、なかなか難しい状態でここまで来てたところはあると思います。なのでバイウィークでしっかりとその細かいところまで、また自分たちが強みとしている部分をそれぞれ確認することができたのは、非常に有意義な時間だったと思います」。

タイペイキングスについて
NBAで活躍したジェレミー・リンについて

「イメージ通り非常に経験豊富な選手たちが揃っているチームだと思いますので、彼らがその経験値を生かして、彼らの得意とするものを減らしていく状況の中で戦うのは非常に難しくなるかなと思います。自分たちとしては、やるべきことをしっかりとやって、その中で自分たちのいいところを出せるようにしていきたい。

本当に日本のレベル、Bリーグのレベルを証明するには、自分たちがお互い日本勢同士がファイナルで戦うことの意義は非常に大きなものがあると思いますので、当然戦えるように、自分たちもその切符を手に入れられるように頑張りたいと思ってます。

EASLのチャンピオンを取ろうというのはみんなの目標でもありましたので、あと2つ、自分たちが勝つことができれば、そこに手が届くということで、みんなもモチベーションはかなり持ってるので、楽しみなところかなと思ってます」。

戦い方について
「1つは、中村拓人が日本代表にバイウィークで行っていて、その中で国際試合を経験し、普段の練習から高い競争の中で練習をやってきて、彼のそういった部分のところと、今、寺嶋が復帰して徐々に良くなってきてる部分と、他の選手たちも含めてかなり今いい状況にいると思いますので、それぞれの良さが自分たちの強みになってくると思います。それを存分出してもらいながら、自分たちが優位にゲームを進められるようにやっていけたらいいなと思いますし、期待したいと思ってます」。

 

寺嶋良

「今回、このタイトルを獲れればリーグにも直結していい勢いに繋がると思いますし、チーム一丸となって絶対に優勝できるように頑張っていきたいと思ってます。僕はまだEASLで1試合しか試合をしていないので、新鮮な気持ちで臨めますし、ファイナル4ということで本当に朝山さんも言った通り、ワクワクしてるっていう気持ちが強いですね。やっぱりフィジカルやインテンシティは、日本とは違って強度が高かったりするので、そういった部分でも僕たちが負けないように、ディフェンスとオフェンスをしっかりやっていきたいなと思ってます。
ドラゴンフライズが今シーズンどんなチームなのかは、まだ証明できてない部分があるので、このEASLでしっかり優勝して広島ドラゴンフライズが強くていいチームなんだと証明したいと思ってますし、やっぱり日本を背負って戦っていくので、最後は日本が強いっていうのも証明していきたいと思ってます」。

復帰してからのコンディションについて

「感覚的な部分ではすごく取り戻して来れてるっていうのと、筋力の部分でもトレーナーと話し合いながら、いろんなものを加えながらやってるのでだんだん良くなっていくと思ってます」。

自身のプレーについて

「チームとして勝つために、その苦しい時間は絶対にあると思うので、コートの中でコミュニケーションを率先して取りながら、チームに少しでも長い時間で、勢いを待ち、保てるようにポイントガードとしてコントロールしていけたらいいなと思ってます。得点面でも今まで通りドライブのジャンプショットもしっかりと自分のシュートフォームで打ちながらやっていけたらいいなと思ってます」。

 

 

EASL ファイナル4 スケジュール

U-NEXTで独占配信

3/7(金) 19:40
広島ドラゴンフライズ vs ニュータイペイキングス

3/7(金) 22:10
琉球ゴールデンキングス  vs 桃園桃園パウイアンパイロッツ

3/9(日)
3位決定戦:17:10
決勝:20:10

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