
ワールドカップ2027アジア地区予選 Window2へ向けて始動した男子日本代表。
新体制のもとで次の戦いに臨もうとしている。トム・ホーバスHCの退任、桶谷大HCへのバトン。環境が変わる中でも、日本チームは次に向かっている。
「勝ちたいです」西田優大は言う。
その言葉から、日本代表の今と、変化の中で果たそうとしている役割が浮かび上がる。


トムさんの退任を聞いて
「すごいびっくりしました。台湾に連勝して、まさかこのタイミングって僕も思ってなかったので、トムさん自身から連絡をもらいましたけど、本当に驚きました。代表はトムさんに選んでもらったので、僕はそこでプレーさせてもらいましたし、トムさんには感謝しかないです。」
トムさんから桶谷HC体制に変わって
「役割が明確なのが、トムさんの良かったところだなと思っていて、そこを理解した上で、淡々と忠実にやってきたつもりです。
体制が変わっても役割自体はそこまで変わらないと思うので、やることはあまり変えず、少し変わるかな、というぐらいです。あと、結構いいところは引き継がれていると思います。」
「最初からやってくると、すごく役割も変わったなという感じもありますけど、最初はシュートとドライブが半々ぐらいの感じで言われていました。途中からシュートが入っていなかったので、アタック中心で。
時にはディフェンスだけを求められる中でも、そうやって順応しながらやってきたかなと思います。全部が全部うまくいっているわけではないし、なんならほとんど悔しい思いをしていると思っていて、それがうまく活かせているだけ。今回は、また結果が出れば嬉しいなというスタンスです。」
桶谷HCの下での役割は
「こうやって選んでもらったのも、今までトムさんが与えてくれた役割の中で活躍できて、代表に選んでもらっていると思っています。
そこはブレずに改善しながら、まずは続けて、外を狙えるところがあったら狙っていく。
体制が変わって、ライアンの下でオフェンスをやっているので、そこをみんなに還元しながらやりたいなと思います。」
リッチマンコーチがスタッフに加わったこと
「もちろん、やりやすいですね。
みんなが覚えないといけないことを、僕は覚えなくていい。そういう点で、違うことに頭を使えるし、フレッシュにやれるかなと思っています。
体制が変わって、相手がどうこうよりも、まず自分たちがしっかりやること。その中で、この変わったタイミングで、最初からうまくいけばいいですけど、流れや線を考えながらやらなきゃいけない。
ペースも上がりそうだなとは思うので、頭を使いながらやっていきたいです。
ライアンとチームとの架け橋のような役割は、もちろん考えています。僕が先頭に立ってやることで、みんなもうまくついてきてくれると思うし、そうやって練習がうまく回ればいいなと思っています。」
オフェンスでの変化
「今までうまくいっていない時間帯は、オフェンスが特に上でしかボールが回らず、取られて走られる、みたいな場面が多かった。
代表ではそういう場面が多かった中で、コート全体をうまく使いながら、ボールもしっかり下に降りるオフェンスになると思っています。
そういった停滞する時間は少し減ってくるかなと。
桶さんのポジションレスみたいなオフェンス、韓国はスイッチを使ってきますけど、そこもうまく攻略できそうだなと思っているので、ハーフコートのペースは非常に変わるかなと思っています。」
ディフェンス面での変化
「ダイスさんのパッションと言いますか、まだ少しの練習やセッションしかやっていませんが、コンセプトとして落とし込まれています。
その熱量は、1回の練習でもかなり伝わったので、強度がグッと上がりそうだなと感じています。」
中国と韓国戦へ向けて
「勝ちたいです。
夏はけちょんけちょんにやられてしまいましたし、メンバーが揃っていないとはいえ、すごく悔しかった。
中国は大きいメンバーなのは分かっているので、その中で自分がどれだけ通用するのか、というチャレンジでもありますし、個人的には楽しみです。
フィジカルでは負けちゃいけないと思っています。
自分から当たりに行くこと、そしてBリーグ自体がフィジカルの強度も上がっているので、Bリーグで鳴らない笛がFIBAでは鳴ることも多々ある。
そこはうまく出しながら、フィジカルにはいきたいなと思っています。」
Jbasket視点
いつも優しく、静かに、クールに対応する西田優大。
その言葉の端々から伝わってくるのは、内に秘めた強さと積み重ねてきた姿勢だ。与えられた役割を受け止め、変化にも柔軟に対応しながら、チームのために自分を使い続ける。
積み重ねてきた時間が信頼となってコートに表れる。西田優大は、日本代表にとって欠かすことのできない存在だ。



スタッフ
チームディレクター:伊藤拓摩(公益財団法人日本バスケットボール協会/長崎ヴェルカ)
ヘッドコーチ:桶谷 大(琉球ゴールデンキングス)
アシスタントコーチ:吉本泰輔(Grand Rapids Gold/Denver Nuggets)
アシスタントコーチ:ライアン・リッチマン(シーホース三河)
アドバイザリーコーチ:佐々宜央(琉球ゴールデンキングス)
プレイヤーディベロップメントコーチ:ケビン・アンゼンバーガー(長崎ヴェルカ)
選手16名
アレックス・カーク(C/211cm/34歳/琉球ゴールデンキングス)
安藤誓哉(PG/181cm/33歳/横浜ビー・コルセアーズ)
富樫勇樹(PG/167cm/32歳/千葉ジェッツ)
原 修太(SG/187cm/32歳/千葉ジェッツ)
渡邊雄太(SF/206cm/31歳/千葉ジェッツ)
ジョシュ・ホーキンソン(C/PF/208cm/30歳/サンロッカーズ渋谷)
齋藤拓実(PG/172cm/30歳/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
馬場雄大(SF/196cm/30歳/長崎ヴェルカ)
シェーファー アヴィ幸樹(C/206cm/28歳/シーホース三河)
川真田紘也(C/204cm/27歳/長崎ヴェルカ)
渡邉飛勇(PF/207cm/27歳/信州ブレイブウォリアーズ)
西田優大(SG/190cm/26歳/シーホース三河)
佐土原 遼(SF/192cm/26歳/琉球ゴールデンキングス)
富永啓生(SG/188cm/25歳/レバンガ北海道)
ジャン・ローレンス・ハーパーJr.(PG/181cm/23歳/サンロッカーズ渋谷)
金近 廉(SF/197cm/22歳/千葉ジェッツ)
試合概要
第1戦
2026年2月26日(木)19:05 TIPOFF(開場17:00予定)
日本代表(22位) vs 中国代表(27位)
テレビ放送:BS日テレ(18:58~ 生放送)
ライブ配信:DAZN/TVer
第2戦
2026年3月1日(日)14:00 TIPOFF(開場12:00予定)
日本代表(22位) vs 韓国代表(56位)
テレビ放送:テレビ朝日(13:55~ 生放送)
ライブ配信:ABEMA/DAZN/TVer
会場:沖縄サントリーアリーナ
【男子🇯🇵日本代表】 富樫勇樹 × 富永啓生 × 西田優大
3ポイントシューティング
FIBAワールドカップ2027 アジア地区予選 Window2/直前合宿メディアデー|沖縄アリーナ
#AkatsukiJapan#日本一丸 pic.twitter.com/yMDPGk6ZJq— 𝗝 𝗯𝗮𝘀𝗸𝗲𝘁 (@jbasket_jp) February 18, 2026