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【Bリーグファイナル】琉球が去年の思いを果たし千葉Jに2連勝、CS入って6連勝して悲願の初栄冠に輝く

【Bリーグファイナル】琉球が去年の思いを果たし千葉Jに2連勝、CS入って6連勝して悲願の初栄冠に輝く

Game2
5/28(日) 13,657人 横浜アリーナ

千葉J 73-88 琉球
1Q 14-24
2Q 14-16
3Q 23-17
4Q 19-31

<琉球>
#4 コー・フリッピン 21得点 8AST
#45 ジャック・クーリー 19得点 15Reb
#7 アレン・ダーラム 13得点 7Reb
#1 ジョシュ・ダンカン 10得点

<千葉J>
#2 富樫勇樹 24得点(3P4/8) 6AST
#34 クリストファー・スミス 14得点
#33 ジョン・ムーニー 13得点 9Reb
#4 ヴィック・ロー 11得点 7Reb 6AST

game1ではダブルオーバータイムで勝利した琉球、後がない千葉は先ずはアウトサイドからのシュートに対してどうアジャストするか、インサイドでのオフェンスリバウンドの攻防、Game2の入りも大事でどんな入りをするか注目になった。
千葉はアウトサイドからスペースがあれば打って行く。前日の怪我が心配されたムーニーは変わらずディフェンスもハードに行く。カギになる3ポイントはディープスリーを琉球は岸本がいきなり決めてくる。直ぐに富樫も空けば打って決めていく。琉球はアウトサイドは空けばどんどんいき、今村もスリーポイントを決めて行き昨日とまた違う入りをする。

琉球はディフェンスのギアが昨日と変わらず高い中でアウトサイドが決まれば、インサイドにスペースが少しずつ空いて今村がアタックして決める。千葉ら同じくローがリムアタックして得点、お互い速いバスケットが展開される。変わったダーラムも早々にスリーポイント決めて琉球のアウトサイドは決まっていき、そしてインサイドのクーリーが中外のバランスが得点につながり琉球がリードを徐々に広げて行く。千葉はメンバーを変えて行くが何故かシュートが決まらない我慢の時間が続くなか、その間も琉球は勢いついてダンカンのスリーポイントで2桁得点差13点差にする。なんとか富樫がブザービーターで繋いで24-14で1Q終える。

2Qムーニーがオフェンスリバウンドから連続で得点して、千葉のリズムに持っていきたい所を早くに得点していくが、昨日から決定力ある松脇がスリーポイントを叩き込んで千葉に勢いをつかせない。千葉もスティールからブレイク出すが琉球も簡単にやらせないので点差が中々詰まっていかない。
拮抗状態が続く中で、千葉はなんとかインサイドで踏ん張って、フリーを作って行くがアウトサイドが決まらない。琉球は田代も体を張ったオフェンスファウルをとってチームを鼓舞する。ようやくボールムーブしてインサイドからムーニーへ渡り千葉がしっかりとバスケットを作って行く。富樫がフリースロー2点決めて追い上げる。それでも強さを見せる琉球は岸本がディープスリーを決めて
両チームインサイドのムーニー、ギャビン、クーリー、ダンカンのせめぎ合いは見応え満載で激しい凌ぎ合いになる。2Q最後は今度はブザービーターで今村がスリーポイント決めて気持ち全開を見せて、40-31琉球リードで折り返す。
3P3/17千葉17.6%、琉球8/15 53.3%とスリーポイントは圧倒した。
OFリバウンドは千葉が8、琉球4と千葉がインサイドをを支配している。

 

 

後半に入って、インサイドへアタックするクーリーがオフェンスリバウンドで得点して琉球はいい入りをする。
ペイントにダイブでエドワーズがようやくバスカン取り3点プレーを見せる。そして富樫がピックからスリーポイントとリズムに乗っていく。ボールをしっかり回してスミスがスリーポイント決めて3点差にして千葉のバスケットを見せる。このスタイルを琉球は警戒していたので、ここからどんな攻防で修正するか。
今村、クリーのピックにしっかり対応して行く千葉は、琉球のポストアップにも対応して行く。それでもポストアップでダーラムはアタックし続けて得点してリードを広げるが、千葉も食らいつき2点差にする。スミスがリズムに乗ってきて、ようやくここで同点に追いつく。そしてついにここでムーニーの献身的なインサイドで逆転する千葉。琉球もフリッピンが連続で返していき、またまた琉球がリードし、57-54琉球リードで最終へ。

4Qは、琉球はこの試合大舞台に強いフリッピンが連続して得点と、直ぐに5点差にして勝負強さを見せて千葉として嫌な展開にさせられる。こういう展開に強い琉球はどんどん勢いつけていき、離されたくない千葉は佐藤のスリーポイントで乗っていきたいが、松脇が決め返す熱戦になる。ローのテクニカルファウルに、琉球はダンカンのスリーポイントでまたまた9点差まで引き離す。琉球はどこからでも得点できる状態になっていて、千葉はこの点差を1つずつインサイド、そしてアウトサイドを決めていけるかだが、琉球のディフェンスは守り抜く。

ここからがファイナルの大事なシーンに入って行く。琉球はインサイドとアウトサイドからダンカンが決めて、フリッピンが更にアタックして決めて2桁得点差に広げる。これいじょうは厳しくなる千葉は、富樫がスリーポイントを決めて1桁得点差にしてなんとか繋いで、ローも落ち着いて返して行く。琉球はフリッピンが起点となって仕掛けていき、スリーポイントを炸裂させて得点を重ねて行き追い上げる千葉をまた引き離す。ここからフリッピンが原との1on1でスリーポイントを沈めると、千葉はここからシュートが決まらない。琉球は怒涛に攻めていく、残り1:23で10点差からダーラムがフリースローを決めて13点差にして広げて千葉が追いつく時間がなくなった。このままリードを守り琉球が勝負を決めた。昨年のファイナルの悔しさを超えて、今シーズンにBリーグ初のチャンピオンに輝いた。

 

 

Bリーグが発足し7シーズン目にして、4チーム目の優勝が初めて西地区のチームに田チャンピオンとローフィーが渡った。

 

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Jbasketライター

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