B1最速に駆け上がった長崎ヴェルカは今シーズンの注目チームとされていた中にワールドカップで日本代表をパリ五輪へ導いった1選手の馬場雄大が加入した。ワールドカップから1ヶ月経ってB1初の対戦は強豪千葉ジェッツの注目カード。会場の長崎県立体育館は過去最大マックスの集客となり盛り上がりを見せる中、長崎ホーム開幕戦は最高潮の空気になった。
10月8日(SUN)
長崎県立総合体育館
長崎ヴェルカ 91-82 千葉ジェッツ
1Q 27-16
2Q 23-24
3Q 14-18
4Q 27-24
<長崎>
#7 ジャレル・ブラントリー 20得点 6Reb 7AST
#5 マット・ボンズ 20得点 11Reb
#11 荒谷裕秀 15得点キャリアハイ
#14 高比良寛治 13得点
<千葉>
#2 富樫勇樹 25得点(3P6/13) 3AST 3STL
#12 金近廉 15得点 (3P3/7)
#33 ジョン・ムーニー 13得点 14Reb
#20 ディー・ジェイ・ステフェンズ 10得点
スモールラインナップの長崎に富樫、小川、金近のスターターの千葉。ボンズのスリーポイントから入る長崎。
長崎は最初から前から当たってギアをあげていく。大倉を入れてしっかりコントロールする千葉に対して長崎はディフェンスから流れを掴みリードしていく。
移籍した森川のハードなディフェンスからスティールしてジャンパー決めてリードし、ブレックスから新加入した荒谷もディフェンスからアタックして得点していき27-16長崎リードで1Q終える。
2Q、長崎のリズムをどう変えるか千葉は富樫が2本連続でスリーポイント決めて個人でチームを牽引する。一気に3点差まで追い上げるが、荒谷がアタックしてバスカンと得点して流れを渡さない。そこから千葉のスティールからまたしても富樫のスリーポイントなどでで逆転するが、荒谷がアタックして得点しアシストでボンズへ渡りと長崎の流れに引き戻す。森川、荒谷の加入がすでに長崎の大きな力になっている。千葉は富樫、西村、大倉で3ガードにしてボールコントロールして速い展開に持っていきたいが長崎はリード広げて50-40で長崎リード折り返す。
後半もお互いディフェンスはハードにいき速い展開にしていく。追い上げたい千葉に前半のながれをしっかり保ち、千葉に得点を簡単に与えず64-58と長崎がリードして最終へ。
千葉はなんとか得点して開始すぐに追い上げてムーニーのインサイドの力で2点差にする。長崎はここから粘りインサイドにアタックし続けて連続得点でリードを2桁得点差に広げる。
そして開幕戦はコンディション不良で欠場した馬場雄大はベンチからチームを支えた。