2月28日Bリーグが2026年新リーグに向けて島田チェアマンが都内で発表した。大きく分けて１−６までが今回のポイントになる。

1.ライセンス基準の引き上げ
2.エクスパンション型リーグへ移行
3.サラリーキャップの導入
4.オンザコート
5.ドラフト制度導入
6.カーディング(ポストシーズンの日程)

B.革新とは
「クラブ経営を強固にするための事業投資を促進し、着実な成長と持続的な地域創生につなげる」

「バスケで日本を元気に！」このキーワードを掲げて地域に根付き、カルチャーを育むように地域創生をテーマに、各チームの力の均衡や世界てわ２番目のバスケットリーグを目指す為に、リーグの魅力を上げるためにいくつかの変更点が出た。

1.ライセンス基準の引き上げ
戦力の再編による均衡した戦いの提供
現在31都道府県31クラブ→ 41都道府県56クラブへ
B1→ B.LEAGUE PREMIER
B2→ B.LEAGUE ONE
B3→ B.LEAGUE NEXT

2.エクスパンション型リーグへ移行
成績による昇格格廃止、基準を満たす事が新B1入会になり、クラブ数に上限なし

3.サラリーキャップの導入
チームで選手への総年俸の上限と最低限のサラリーキャップやフロアの設定

B.PREMIER
キャップ(上限)8億円 フロア(最低限）5億円

B.ONE
本ライセンス 4億円 フロア 1.5億円
仮ライセンス 4億円 フロア 1億円

※登録選手のうち1名(日本人、帰化、外国籍問わず)が1.5億円(税込)以上の報酬であっても1.5億円までを計上する。
また違反した場合は除名や活動停止など厳罰を検討

4.オンザコート
オンザコートフリー(制限なし)になる。まて、登録、エントリー外国籍、帰化、アジア枠は制限する。
・代表選手がいなくても試合を実施出来るように、通常登録選手と育成枠を増やす。

◉登録
14名
現在13人→14名
(特別指定選手、U22、ユース育成は今後決定)

内訳 外国籍選手３名、帰化・アジア1名

◉エントリー
12名
内訳 外国籍3名 帰化・アジア1名

◉出場
外国籍・帰化・アジア　制限なし

5.ドラフト制度導入
選手の権利を充実させるために、複数年契約、契約金の設定。練習環境の改善。生活環境の改善。

◉ドラフト対象
日本高校卒
海外高校卒
日本の大学在学中
海外大学在学中
日本の大学卒
海外大学卒

ウェバー指名方式
ウェバーにより1巡目から指名する。ただしわざと下位チームにならないようにCS出場チームとそうじゃ無いチームに分けてロッタリーでグループ分けして抽選にする予定になって名順位抽選を実施する。

開催時間
2026-27シーズンが対象
ドラフト申請期間、リスト公示 2025年9-12中旬
ドラフト日 2026年1月

◉2年契約＋POオプション
高校(日本、海外)
1巡目 1,400万円
2巡目 1,100万円
それ以降 800万円

大学(日本、NCAA除く、在学、中退、卒業)
1巡目 1,800万円
2巡目 1,400万円
それ以降 1,000万円

NCAA(在学、中退、卒業、B ONE経験)
1巡目 3,000万円
2巡目 1,800万円
それ以降 1,400万円

A代表経験あり、海外リーグ(NBA除く)2年以内
スペシャル 1億円
1巡目 3,500万円
2巡目 2,500万円
それ以降 1,800万円

◉3年契約
高校(日本、海外)
1巡目 契約金 2,400万円 年俸600万円
2巡目 契約金 1,800万円 年俸500万円
それ以降 契約金 1,200万円 年俸400万円

大学(日本、NCAA除く、在学、中退、卒業)
1巡目 契約金3,000万円 年俸800万円
2巡目 契約金2,400万円 年俸600万円
それ以降 契約金1,800万円 年俸400万円

NCAA(在学、中退、卒業、B ONE経験)
1巡目 契約金4,500万円 年俸1,500万円
2巡目 3,000万円 800万円
それ以降 2,400万円 600万円

A代表経験あり、海外リーグ(NBA除く)2年以内
スペシャル 契約金1.5億円 年俸5,000万円
1巡目 6,000万円 1,500万円
2巡目 4,500万円 1,000万円
それ以降 3,000万円 800万円

スペシャルとは、NBA（Gリーグ２way契約除く)契約選手、世界大会出場選手（ワールドカップ、オリンピック本戦出場15分以上）のことを指す。また、指名された選手はクラブと契約を拒否した場合そのシーズンB.PREMIERクラブと契約は出来ない。

6.カーディング

◉レギュラーシーズン
B.PREMIER
リーグ戦60試合
週末同一開催(金土日)28試合
週分散単一開催(日-土)32試合

B.ONE／NEXT
B.PREMIERクラブ数上限撤廃でクラブ数再検討

◉ポストシーズン
B.PREMIER
クォーターファイナル／セミファイナル
8クラブ
2戦先勝
PS上位クラブのホーム開催
1日おきに3試合(金日火)

ファイナル
3戦先勝
ホーム&アウェー方式
開催間隔は今後決定

B.ONE
16クラブ
2戦先勝
PS上位進出クラブのホーム開催