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【Bリーグ】 三河vs千葉J バイウィーク明け注目カードはCSに向けて熱い戦いとなり千葉Jが先勝して三河がやり返し1勝1敗へ

【Bリーグ】 三河vs千葉J バイウィーク明け注目カードはCSに向けて熱い戦いとなり千葉Jが先勝して三河がやり返し1勝1敗へ

3月1日(SAT) 第22節
Game1 刈谷市体育館
三河 96-98 千葉J
1Q 26-26
2Q 27-23
3Q 20-27
4Q 23-22

<千葉J>
#34 クリストファー・スミス 34得点
#1 渡邊雄太 17得点 7Reb 6AST
#10 ディー・ジェイ・ホグ 14得点
#33 ジョン・ムーニー 13得点 10Reb
#2 富樫勇樹 12得点 6AST

<三河>
#54 ダバンテ・ガードナー 32得点 8Reb
#19 西田優大 20得点 4Reb 3AST
#11 久保田義章 14得点 6AST

注目のカードは三河のホームゲームで開催され、強豪千葉JとのGame1は、両者が激しく点を取り合うハイスコアなゲームとなっていき、最終局面に入っていき、残り1分半を切ってから三河の力を見せて千葉Jがリードの中で、1点差まで追い上げたが、千葉Jは、メンバーが開幕のように揃ってしっかりチームを作って三河を跳ね返して、千葉Jにとって大きな勝利となった。また三河はCSに向けて負けられないGame2へ気持ちを切り替えて挑むことになった。

 

3月2日 (SUN)第22節
Game2 刈谷市体育館
三河 85-68 千葉J
1Q 39-25
2Q 18-21
3Q 20-11
4Q 22-7

<三河>
#54 ダバンテ・ガードナー 24得点 6AST 6Reb
#10 ジェイク・レイマン 19得点
#0 ザック・オーガスト 13得点 9Reb
#19 西田優大 6得点 5AST 3Reb

<千葉J>
#10 ディー・ジェイ・ホグ 19得点 10Reb
#1 渡邊雄太 18得点 2BLK
#クリストファー・スミス 11得点

千葉Jが流れを掴んでいき、最大リード13点から、ハードなディフェンスからいいオフェンスの流れにして三河が逆転して、最後は17点差にしてGame2でやり返した。

ディフェンスでのスイッチ対応に、原修太と久保田、須田と富樫のマッチアップにして千葉がディフェンスを仕掛けていき、インサイドへのアタックも渡邊が決めてリードする。三河は西田からアリウープパスでオーガストがダンクを決めるなど拮抗してお互い気を吐いてゲームが進んでいく。渡邊が1Qで13得点をあげて、三河はレイマンが3ポイントを2本決めて、NBA選手対決の展開もあり激しい展開となるが、千葉Jにブレイクが出て2桁得点差でリードする。引き離す千葉に三河は石井が得点にディフェンスに活躍して千葉にしっかりとついていく。

後半に入っても千葉の3ポイントが追い上げたい三河に強烈なパンチとなり、さらに千葉のディフェンスの強度が上がり三河にオフェンスをさせない展開に持っていくが、そこから三河はガードナーがインサイドでの強さを見せて連続得点でまた一桁得点差にして、1点差まで追い上げる。そして長野や角野の活躍で遂に逆転する。試合終盤に入って西田、ガードナーが3ポイントを沈めてリードを広げて流れを一気に変えて、最終局面に入ってもしっかり守り切り三河が千葉に勝利して、1勝1敗としてCSに向けて終盤いいゲームで次節に向かう。

 

 

試合後コメント

ライアン・リッチマンHC(三河)

「試合の総括に入る前に、ケビン・ブラスウェルHC、ご家族にお悔やみを申し上げます。彼のことを深く知っているという訳ではないですが、彼のことをよく言っている声を多く聞いています。彼の訃報を聞いて自分たちは、緊張を持って戦いたいと考えていました。
今日のゲームは、第3Qで13点差という時点では、自分たちのやっていることは良くなかったと言える内容でした。そこから、自分たちのチーム・スタッフを誇りに思うような一体感を持ったオフェンス、ディフェンス面では違うレベルに上げるということを叶えて、12点のスコアリングランを作り出しました。これを千葉さんのような強いチームに対してできたことは良かったと思います。
昨日もいい試合ができたと思いますが、今日はそれよりも良い試合の内容だったということをとても嬉しく思います。優勝を狙うチームの中で若手がプレータイムを手に入れることは容易ではありませんが、#16西田公陽選手は昨日は45秒、今日はハードにプレーをしてくれて、プレータイムは約4分、スタッツ(+/-)では+8という結果でした。こういった活躍・努力、ひとりひとりの選手が出すべきことを出していくことが、我々が目指す場所に行くためには必要なプロセスだと思います」。

 

西田優大(三河)

「昨日の試合からディフェンスでアジャストしながら、前半こそ、それも上手くいかない大変な時間帯があったんですが、セカンドのチームがゲームを戻してくれましたし、その強度を僕たちも繋げて、最後にチームで勝ち切ったという試合だったと思います」。

勝利に繋がったポイントはどこだと思いますか?

「角野さんのスティールからのレイアップとスリーから、本当に流れがガラッと変わったと思っています。

後半に千葉Jさんを抑えた今日のディフェンスを振り返っていかがでしたか?

「前半は上手くできなかった部分もあると思うんですけど、後半はだいぶ遂行できたんじゃないかと思います。また、角野選手のディフェンスもそうですし、そこから走れたことが大きいです。それにプラスして、いつも自分たちが練習している部分と、千葉Jさんがシュートで苦労している時間帯で頑張れたことが大きかったです」。

次節に向けて
「ちょうどアウェイが続くのですが、まずは目の前の川崎さんとの試合ですね。勝率とかは関係なくタレントの揃っているチームなので、上手くスカウティングとかも交えながらやっていきます。ここから一戦一戦大事になってくると思うので、勝ちを積み重ねていければと思います」。

 

グリーソンHC(千葉J)

「本当にとても残念な結果になってしまいました。第3Qで引き離すチャンスもあった中で相手に流れを与えてしまい、そこからボールに対しても緩くなって遂行力も下がってしまいました。特に最後の15分間ほどはチームとしてのプレーが出来ませんでした。対して三河さんはハードにプレーしていたので、まずは勝利を称賛するとともに、自分たちもここからしっかり修正していきたいと思っています」。

 

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