ウィンターカップ

【女子ウィンターカップ】桜花学園3連覇で24回目の優勝/ 最後まで粘る京都精華学園を振り切る

写真提供:JBA

【女子ウィンターカップ】桜花学園3連覇で24回目の優勝/ 最後まで粘る京都精華学園を振り切る

優勝決定戦 12/28(火) 東京体育館
桜花学園 24回目3連覇
桜花学園 61-57 京都精華学園
1Q 19-17
2Q 11-13
3Q 16-14
4Q 15-13

<桜花学園>
#4 朝比奈あずさ 14得点
#6 平下結貴 16得点
#9 横山智那美 15得点 8リバウンド 8スティール
<京都精華>
#4 瀬川心暖 17得点
#16 八木悠香 11得点
#17 堀内桜花 11得点

京都精華のスーパー1年生コンビの#16八木悠香、#17堀内桜花がチームを引っ張って、3連覇を掛けた桜花学園エース朝比奈、ジェシカのインサイド対決が注目になった。

試合入りは桜花が得点して、京都精華も返していく。1年生コンビで得点して、9横山、#6平下が連続得点とお互い点の取り合いで、インサイドで得点し合う。京都精華も離されず#15ジェシカも得点して19-17で1Q終える。

アウトサイドを決めてきた京都精華が逆転する。リバウンド、ルーズボールに果敢に取りに行き、シュートを決めて流れを呼び込む京都精華。インサイドでのジェシカ、朝比奈のやり合いも見応えがある。前半終了間際に入れあって30-30で折り返す。

後半、京都精華のスリーポイントから入るが、桜花もしっかり入れ返す。桜花平下が得点してじわじわ広げる。京都精華#4瀬川が3ポイント5本目を決めて接戦の展開。

最終クォーターは2点で始まったが、桜花の朝比奈がインサイドで連続高田で、エースの存在感を出してリード。イゾジェも離されそうになる前にインサイドから得点する。
ルーズボールも激しく行く両チームだが、京都は試合終盤ボールが回らなくなり、桜花は変わらずディフェンスからオフェンスで得点してリードをする。

残り1分切って京都精華を引っ張ってきたPGスーパー1年生の堀内のスリーポイントで2点差になるが、桜華は残り20秒で#9横山がドライブから得点して勝利を決定づけ、試合は終了して桜花学園が3連覇を果たした。

京都精華も最後の最後まで果敢に挑んで素晴らしい試合をした。

 

試合後コメント

長戸AC
「コロナ禍の中大会が終えた事に感謝しています。
今回は、ディフェンス練習を積み重ね強化してきました。トーナメント決まった時に留学生対策をしながら、ディフェンス、リバウンドとチーム力で勝つことでやってきたて、京都は100点ゲームをしてきたチームで、そこをロースコアに抑えられた事が出来て良かった。

オフェンスは朝比奈選手を中まで押し込まれない様に、ディフェンスは、堀内さんを押さえ込みする事を徹底した。ディフェンスの成功だった。このチームは全員が真面目で常に話し合ってコミニケーションもしっかり取れたチームで優勝できて良かった。」

 

#4 朝比奈あずさキャプテン

「自分が留学生とマッチアップで、出来て無いところを皆んなに助けてもらった。今回は先生、チーム全員、コートだけでは無く、外でも皆さんと優勝へ向かって行っていた。優勝が出来た事に感謝しています。」


#5 伊波三久空

「留学生のところを40分間徹底して出来たことが勝てた、苦しい時にもベンチの声にも励まされチーム一丸となって優勝できて良かった。」

 

#6 平下結貴
「この試合は、大差では無く、僅差でもいい、1点差でも良いと思って戦った。今までで一番、コミニケーションが取れて戦えたのが良かった。シュートが入らずディフェンスに切り替えて行った。最後で頑張ってきた事が出し切れた優勝できて良かった。」

 

#7 前田心咲
「相手が自分達より大きく、リバウンドとディフェンスをしっかりさしようと話してきて試合で出せて良かった。チーム全員で先生に優勝をプレゼント出来たことが良かった。」

 

#9 横山智那美
「自分がポイントガードに付いて、京都のセンターへのバイパスを、どれだけさせないのが一つ勝てた要因で、ベンチからの声かけもチーム全員で勝てた事が良かった。」

 

大会女子ベスト5

朝比奈あずさ(桜花学園#4)
平下結貴(桜花学園#6)
横山智那美(桜花学園#9)
瀬川心暖(京都精華学園#4)
イゾジェウチェ (京都精華学園#18)

 

準優勝 京都精華学園

中川コーチ
インターハイで桜華に3点差で負けてしまいました。その後、悔しさをバネに、子供達が何とかしようと思って頑張ってきましたが、この差が、4点差となりました。

特に、一年の堀内は涙が止まらず励まし様が無かった。昨日も、必死の追い上げがあったが、今日に響いたと思います。私も調整不足でした。
インターハイ後、ディフェンス強化してきて、ウチはディフェンスをしっかりすれば、勝てると思っていたが、少し点差がついてきた時に、タイムアウトの時間のタイミングなども合わない事など、インサイドに対して、ダブルチーム、トリプルチームと来られ、修正が出来ず、あと一歩が、突破出来なかった。

一年生の八木、堀内は中学生から阿吽の呼吸だが、この大きな大会のフル出場で、特に堀内はインターハイで一番悔しい思いをリベンジする思いが強く、八木も影響を受けて、チーム全員が影響を受けた事はいい事でした。

#4 瀬川心暖キャプテン
決勝の舞台に立つ事が出来て、凄く楽しいバスケ人生を送る事が出来た。特に一年生が物おじしないプレイで、堀内、八木の2人の安定感のあるプレイやメンタルに支えられ自分がバタバタしてしまったが、ここまで来れた事は、チーメイト、保護者、関係者の方々に感謝しています。

 

3位 昭和学院

 

3位 大阪薫英女学院

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