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【Bリーグドラフト】茨城ロボッツ1巡目2位指名 赤間賢人(東海大2年)に聞く🎙️「安心した。でも、ここからが勝負」

【Bリーグドラフト】茨城ロボッツ1巡目2位指名 赤間賢人(東海大2年)に聞く🎙️ 「安心した。でも、ここからが勝負」

1月29日、Bリーグが初めて導入したドラフト制度「Bリーグドラフト2026」は、若手選手の進路をクラブ主導で決定する新たな仕組みとして、大きな注目を集めた。
大学生を中心に多くの選手が志望届を提出する中、即戦力だけでなく“将来性”も評価軸となった今回のドラフト。その中で、藤枝明誠高校から東海大学へ進学し、大学2年生で挑戦を決断した赤間賢人が、茨城ロボッツから1巡目2位で指名された。若さと可能性を併せ持つスコアラーが、新制度の象徴的な存在としてプロの扉を開いた瞬間だった。

ドラフト直後に、赤間は早期の挑戦を選んだ気持ちと、プロとしての現実的な視線を言葉にした。

J:ドラフト前に伺った際、「自分の選択は間違っていない」という思いについて話されていましたが、今日という日を迎えてどう感じていますか?

赤間
「ドラフトを出すと決めてから、「選ばれるのかな」という不安や「本当にやれるのかな」という感覚もあったんですけど、今回こういう順位(1巡目)で選ばれて、まずは安心しました。ただ、これから入った後が大事だと思うので、気を引き締めていきたいなと思います。」

2年生「もっとプロになりたいという気持ちが強くなった」
大学4年生が多くを占めた今回のBリーグドラフト。その中で、大学2年生というタイミングで志望届を提出した赤間賢人は、早い決断についてこう振り返る。

「前からプロになりたいという思いはありました。大学2年間の生活の中で、大学を辞めてプロで活躍する選手が同期にもいて、そういう選手を見ていく中で、もっとプロになりたいという気持ちが強くなったのがきっかけです」

ドラフトという制度ができたことで、プロへの道は「漠然とした夢」から「現実的な選択肢」へと変わっていった。

1巡目指名の瞬間「まずは安心しました」
茨城ロボッツから1巡目2位で名前を呼ばれた瞬間について、赤間は率直な心境を口にした。
「ドラフトを出すと決めてから、『選ばれるのかな』という不安や『本当にやれるのかな』という感覚もありました。今回こういう順位で選ばれて、まずは安心しました」
一方で、その気持ちは決してゴールではない。
「ただ、これから入った後が大事だと思うので、気を引き締めていきたいなと思います」

「2年生で1巡目」評価と向き合うシューター
1巡目指名という評価は、喜びと同時に重圧も伴う。
その点についても、赤間は冷静に受け止めている。

「1巡目で選ばれたというのは嬉しいことですが、今後もずっとついてくることだと思います。『2年生なのに1巡目』と言われる中で、活躍できないのは自分でも良くないと思うので、順位に見合った結果を残せるように頑張りたいです」

大学では主にシューターとしてプレーしてきたが、プロでは役割の幅を広げていく考えだ。
「シュートのところで貢献したいのはもちろんですが、もっとピックアンドロールのハンドラーだったり、アシストというところでも自分の良さを出して、チームに貢献したい、挑戦したいと思っています」

そのために必要な課題も、はっきりと見据えている。
「やはりフィジカルのところは課題として残っていると思うので、プロの環境に慣れるのもそうですし、トレーニングに力を入れていきたいです」

迷いの中で背中を押した言葉
志望届を出すまでの道のりは、決して一直線ではなかった。
「迷いました。一人で悩んでいる時間、考える時間は多かったです」

そんな中で支えとなったのが、大学と中学時代の指導者の存在だった。
「監督やコーチに相談した時、否定されることなく『頑張れ』と言ってもらえたのは大きかったです」

原点にある存在 WATCH&C ACADEMYと青木康平
中学時代に参加した育成プログラム「WATCH&C ACADEMY」で出会った青木康平も、進路を考える上で重要な存在だった。

「康平さんは大学に入る前から『プロに行けるんじゃないか』と言ってくれていました。ちゃんと実力を見て、現実的なところを言ってくれるので、すごくいいアドバイスになりました」

新制度の中で示した「選択の答え」
ドラフトという新たな制度の中で、赤間賢人は2年生という立場から挑戦し、1巡目2位指名という評価を勝ち取った。
「今回、ドラフトで挑戦できたというのは非常にいい機会だったと思います」
その言葉の裏には、次に続く責任への自覚もある。
「まずは自分が、ドラフトで選ばれた選手としてBリーグで結果を残したいです」

“選択は間違っていなかった”かどうか。その答えは、これから始まるプロのコートで示されていく。

「安心した」と語りながらも、赤間の視線はすでにその先を見据えている。
2年生での1巡目指名という評価は、期待であると同時に、結果を求められる立場でもある。だからこそ彼は、自身の課題と向き合い、フィジカルを含めた成長を誓った。
Bリーグドラフトという新たな舞台で示された“選択は間違っていなかった”という答え。その真価が問われるのは、これから始まるプロのコートだ。

<キャリア>
出身地:福岡県
生年月日:2005年6月19日(20歳)
ポジション:SG
身長:189cm 体重:81kg
直方市立植木中学校
藤枝明誠高等学校
東海大学(2年)

インターハイでは、赤間賢人は大爆発。初戦から20得点超えを連発し、準々決勝・北陸高校戦では3ポイントシュート4本を含む38得点を記録。藤枝明誠を大会3位へと導いた。
同年のウインターカップでも3位に入り、3年時もインターハイベスト8、ウインターカップ3位と全国大会で安定した結果を残す。とりわけインターハイ準々決勝・東山高校戦では40得点を挙げ、瀬川琉久の35得点と激しい打ち合いを演じた。

東海大学進学後も得点源として存在感を発揮。関東大学1部リーグでは全22試合出場・283得点(平均12.9得点)でチーム最多得点を記録し、インカレ2025でも4試合57得点(平均14.3得点)。
カテゴリーが変わっても数字で示し続けるスコアリング力が、赤間の評価を押し上げてきた。

藤枝明誠高等学校

東海大学

 

<Bリーグドラフト2026結果>
<1順目>
1位 SR渋谷 山﨑 一渉
ノーザン・コロラド大学・SF・200cm

2位 茨城 赤間 賢人
東海大・SG・189cm

3位 横浜BC 新井 楽人
日本大学・SG/SF・190cm

4位 長崎 岩下 准平
筑波大学・PG・180cm

5位 秋田 岩屋 頼
早稲田大学・PG・183cm

6位 広島 松野 遥弥
専修大学・PG/SG・190cm

<2巡目>
7位 京都 西部 秀馬
日本体育大学・SG/SF・189cm

8位 滋賀 田中 流嘉州
大東文化大学・SF/PF・194cm

<3巡目>
9位 秋田 堀田 尚秀
早稲田大学・SG・183cm

10位 富山 泉 登翔
日本大学・SG・190cm

11位 佐賀 武富 楓太
東海大学九州・PG・176cm

 

ユース優先交渉権により締結
プロバスケ選手の道へ
3人の高校生

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