パリ五輪に向けて男子日本代表は、北海道でオーストラリアと強化試合2試合を行った。1敗1分で終わった2連戦。試合後に比江島慎、河村勇輝、馬場雄大、井上宗一郎、佐々木隆成に試合後に聞くことができた。
Game2:Game2オーストラリア戦はドロー/河村勇輝が最終局面で日本を牽引/ホーキンソンの誕生日を祝う
試合後Jbasketインタビュー
比江島慎
J:みんながチャレンジしていた2試合終わってどう感じていますか
「正直、物足りないところは間違いないと思いますし、得点の面でももっと取らなきゃいけないポジションなので、もちろん出場時間が限られるかもしれないですけど、その中で結果を出さないといけないと思っています。やっぱり僕の中で得点を取っていきたいですね」。
J:コンビネーション含めてチームの状況はどうですか
「チームとしてはもちろんいい時間帯もあるんですけど、やっぱり悪い時間帯では、コミュニケーションで防げるディフェンスが何回もあったと思うし、 ローテーションミス、スイッチミスも何個もあったので、それは本番であっちゃいけないし、もちろんみんな久しぶりっていうのもあると思います。でも昨日よりは明らかに良かったと思います。それでまだまだミスあるので、もっともっと連携を高めていけたらなと思います」。
5アシスト含めて自身のプレーについて
「3ポイントを狙うのは大前提だったんですけど、相手がより僕をシューター扱いしてきたというか、3ポイントを消してきたので、それならドライブしようかなと頭に入れて、僕はおとりでもいいと思っていたので、 もちろん3ポイントを打たなきゃいけないんですけど、逆にそのドライブで
他の選手がワイドになるのであればと考えがらプレーしていました」。
J:比江島ファンもたくさん来られていました。
「いつもと変わらず、いい熱量を持って日本のために応援してくれるのは、本当に僕たちにとっても、ほんとにありがたいです(笑顔)。また引き続きよろしくお願いします。はい」。
河村勇輝
J:試合勘について前日伺いました、Game2でレベルアップしたいと言っていましたが、1日でどのように合わせてきましたか
「そうですね。Game1で出た課題に対してどう自分が今日取り組めるかというところで、Game1で出来なかったことを今日挑戦する、修正することの積み重ねで大きく成長できると思っています。試合が終わってからしっかりとフィルムを見て、ここがダメだったなとか、それも個人だけではなくてしっかりとチームの中でも共有しながら、その積み重ねがあと1ヶ月間しっかりとできれば、目標のベスト8という目標に近づいてくるんじゃないかなと思っています」。
試合について
「ゲームの流れの作り方を少し変えた方がいいと思って、入りからしっかりとボールを持った時はペイントにアタックすること、Game1では単に外でボールを回すだけの時間帯が僕の時に多かったと思うので、もっともっと僕が起点となって相手のディフェンスを引き寄せて、楽にチームメイトにシュート打ってもらったり、ズレがあった状態でパスを回すことは意識してやろう思ってました」。
気持ちについて
「気持ちの変化で言えば、Game1で出来なかったことをどれだけ今日できるか、どう修正してやれるかということに自分の成長が問われる思うし、どうチームに勝利に還元できるか、勝ちはしなかったですけど、僕が出てる時間帯で昨日の時間帯より少しでもいい流れを作れたんじゃないかなと思うので、そこは引き続きやっていければいいなと思います」。
馬場雄大
J:劣勢と拮抗した状態の中で、要所要所で決めてチームを引っ張ってきてますが今チームをどのように感じていますか
「経験ある選手のもう少し安定したパフォーマンスは必要だと思います。それは僕も含め、やっぱり中堅以上の選手がもっと安定したパーマンスは必要だと思うので、こういう要所要所っていうのに満足せず、もっと対世界っていうようなことを見つめながらやっていきたいなと思います」。
J:コールを何度も確認されていましたが、チームをここから挙げるのにどう研ぎ澄ましていかれますか
「強化試合に向けて練習は1か月弱してるんですけど、やっぱり試合が2試合目ということで、試合ならではの雰囲気もあるので、この強化試合を踏まえながら、徐々にこうチームとしていい形なっていったらいいなと思います。コールプレーはパリ五輪に向けて色々と名前も含めて変わっているので、指でサインを使いながら変えてやっています」。
ここから新たに選手が合流する可能性について
「1人1人が自分の役割を遂行することがまず大事で、そして新たな合流はチームにとってプラスしかないです。一緒にプレーしたいなと思っています」。
井上宗一郎
J:素晴らしい3ポイントでした。短い時間のチャンスを活かすためにどういう心構えや準備をしてきましたか
「今日も試合に出ましたけど、パリ五輪ならその半分も出場しないと思うので、その中でどうシュートを狙っていくか、どう体を張れるかが大事だと思っています。今日はディープからのシュートもあったのですけど、積極的にシュート打っていこうかと思った結果だと思っています」。
J:たくさんのファンが待ち望んでいたと思います。メッセージをお願いします。
「そうですね。2試合通して勝ち星は1つもあげられなかったので、 そこにはまだまだだなと思うし、でも今日は劣勢の場面が多かったですけど、それでもチームとして立て直しができたことはいいことだと思うので、次のまた有明での試合に向けてまたチームで頑張っていきたいと思います」。
J:体に凄くたくさん傷がありますが
「そうですね、これはもう練習の賜物です!これは練習です!全部練習す!
プレイタイムが少ないけど120パーセントやりきること、できることを全部やる、スタッツに残らない所も頑張ろうと思っています」。
佐々木隆成
J;途中欠場はどうだったのですか
「オーストラリアの選手とバッティングしました。相手と当たって切れちゃって、結局すぐ血がとまって戻れました」。
J:佐々木選手らしいボールハンドリングやアタックが出ていたと思います。ここからに向けては
「やっぱりプレータイムが短い中でアピールしないといけないので、 その中で今日は切り込むプレーはできたと思います。3ポイントのところでピック使ってプルアップスリーだったり、そういう僕の得意のプレーをもっともっと出してやっていきたいと思っています」。
J:今日代表ユニフォームを着てますが、ファンが待ち望んでいたと想います。
「そうですね。昨日からずっと三遠のブースターの方はもちろんですけど、熊本のブースターの方だったり、今までお世話になっていた方からも色々メッセージやlineがたくさん来て、頑張ってねとメッセージをいただいたので、思いを感じながら今日はできたと思います」。
パリ五輪に向けて
「メンバーを選ぶのは僕じゃないので、トムさんやチーム関係者が選ぶと思いますので、僕がフォーカスしないといけないのは、自分のプレーをする、それだけだと思っています」。
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 千葉J)
#4 ジェイコブス 晶 (SF / 203cm / ハワイ大学)
#5 河村 勇輝 (PG / 172cm / 横浜BC)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 宇都宮)
#13 金近 廉 (SF / 196cm / 千葉J)
#18 馬場 雄大 (SF / 195cm / 長崎)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / SR渋谷)
#30 富永 啓生 (SG / 188cm / – )
#33 佐々木 隆成 (PG / 180cm / 三遠)
#75 井上 宗一郎 (PF / 201cm / 越谷)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / A東京)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 滋賀)
平均 191.8cm、25.9歳