
3月1日、沖縄サントリーアリーナで行われたFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window2。男子日本代表は韓国代表を78-72で下し、桶谷大ヘッドコーチ就任2戦目で新体制初白星を挙げた。
ワールドカップ予選となった日韓戦は、伝統的に熱を帯びる一戦。この日も一進一退の攻防を繰り返し、コート上の激しいプレーと沖縄の大声援が重なり、会場は最高潮の雰囲気に包まれた。
1次ラウンドグループB
3/1(日) 沖縄サントリーアリーナ
日本🇯🇵 78-72 🇰🇷韓国
1Q 15-16
2Q 27-22
3Q 12-17
4Q 24-17
ホーキンソン 35分出場 24得点8リバウンド
渡邊雄太 36分出場 15得点6リバウンド 3アシスト
西田優大 27分出場 12得点
馬場雄大 32分出場 6得点 6リバウンド 5アシスト
試合は序盤から一進一退。リードチェンジは18回、同点は8回。第4クォーターに入っても流れはどちらにも傾かず、会場の緊張感は最後まで途切れなかった。残り1分、3点リードの場面で、ジョシュ・ホーキンソンのスクリーンを使った齋藤拓実が3ポイントを沈める。値千金の一撃。日本はそのリードを守り抜き、沖縄で価値ある1勝を手にした。
この試合で明確だったのは、タイムシェアよりも勝負の軸をはっきりさせた戦い方だ。全員がコートに立ちながらも、接戦の時間帯はコアメンバーに託した。
ホーキンソンは35分出場でチームハイの24得点。渡邊雄太は36分間プレーし、馬場雄大は32分出場し、攻守両面で存在感を示す。西田優大も27分間コートに立ち、外と中をつなぐ役割を担った。勝ち切るためのローテーション。その意思が伝わる起用だった。
勝因は、インサイドの強調にある。前戦・中国戦で相手に使われたスペインピックを、この日は日本が用いた。インサイドで優位を築き、そこからアウトサイドへ展開する形を徹底する。ホーキンソンの24得点は、それが機能した証でもある。
数字も明確だ。リバウンドは日本41、韓国28。オフェンスリバウンドは日本が12本を記録した。特に馬場雄大とホーキンソンがセカンドチャンスに絡み、流れを引き寄せる。中国戦で課題となった部分を、韓国戦では修正した。
韓国はゾーンとマンツーマンを巧みに使い分け、ロースコアに持ち込みながら高い決定力で最後まで迫った。簡単な試合ではなかった。それでも日本は、インサイドを起点に組み立て、守備とリバウンドで粘り、クラッチタイムを遂行した。
中国戦の敗戦を経て、どこを修正し、どこを貫くのか。その答えを、沖縄で示した。
Jbasket視点
18回のリードチェンジ。
8度の同点。
簡単な試合ではなかった。
それでも日本は、崩れなかった。
やるべきことを整理し、最後まで遂行した。
中国戦からわずか数日。その修正が、この1勝に確かに表れていた。敗戦を経て、何を変え、何を続けるのか。その答えは、この夜のコートにあった。インサイドを強調し、リバウンドで差をつけ、勝負どころは主力で締める。沖縄で掴んだ78-72。
このスコア以上に意味を持つ1勝だった。


Window1・2 日本代表 結果・Window3日程
2025年11月28日 日本 90-64 台湾
2025年12月1日 日本 80-73 台湾
2026年 2月26日 日本 80-87 中国
2026年 3月1日 日本 78-72 韓国
Window2終えてグループB順位
1.日本 3-1 7pts
2.韓国 2-2 6pts
3.中国 2-2 6pts
4.台湾 1-3 5pts
Window3
7月3日 日本-中国
7月6日 日本-韓国



#1 齋藤 拓実 (PG / 172cm / 30歳 / 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 32歳 / 千葉ジェッツ)
#3 安藤 誓哉 (PG / 181cm / 33歳 / 横浜ビー・コルセアーズ)
#12 渡邊 雄太 (SF / 206cm / 31歳 / 千葉ジェッツ)
#13 金近 廉 (SF/ 197cm / 22歳 / 千葉ジェッツ)
#18 馬場 雄大 (SF / 196cm / 30歳 / 長崎ヴェルカ)
#19 西田 優大 (SG / 190cm / 26歳 / シーホース三河)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C/PF / 208cm / 30歳 / サンロッカーズ渋谷)
#30 富永 啓生 (SG/ 188cm / 25歳 / レバンガ北海道)
#31 原 修太 (SG / 187cm / 32歳 / 千葉ジェッツ)
#32 シェーファー アヴィ 幸樹 (C / 206cm / 28歳 / シーホース三河)
#35 佐土原 遼 (SF / 192cm / 26歳 / 琉球ゴールデンキングス)


