日本代表

【FIBAWC】日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手/比江島タイムが日本を救う

【FIBAWC】日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手/比江島タイムが日本を救う

史上初の3カ国開催しているFIBAワールドカップは1次予選が終了し、日本は順位決定戦へ残りの2試合はとても重要な試合となり、パリオリンピックの出場がかかっている。アジア地区で今大会1位になると、オリンピック12枠の一つを獲得する事が出来る。

日本、フィリピン、イラン、ヨルダン、中国、レバノンで日本は唯一一次予選で1勝を上げている。そして、8/31ベネズエラに逆転勝利して2勝2敗になり、9/2にカーボベルデと対戦し勝利すればアジア1位でパリオリンピック出場権を獲得する事になる。

8/31(THU)グループO 沖縄アリーナ
日本🇯🇵 86-77 🇻🇪ベネズエラ
1Q 15-19
2Q 21-22
3Q 17-21
4Q 33-15

<日本>
#6 比江島慎 23得点
#12 渡邊雄太 21得点 8Reb
#5 河村勇輝 19得点 11AST
#24 ジョシュ・ホーキンソン 11Reb 6得点

スターター
河村勇輝、比江島慎、馬場雄大、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソン

河村から渡邊雄太へ渡りスリーポイントで入る。今大会としてエースとしてゲーム入りから試合全般相手からもマークが厳しい中でも日本を常に牽引している。南米の勢いを持つベネズエラもすぐにスリーポイントで返していく。
日本は用意していたプレッシャーディフェンスを仕掛けてターンオーバーも誘う素晴らしいバリエーションあるディフェンスで仕掛けてディフェンスから流れを作りペイントアタックもしっかりベネズエラが守ってくる。
リバウンドをしっかり取っていきたい日本に、スペース大きく使ってアタックしてリバウンド取るベネズエラに自分達のバスケットを展開されるが日本も対応してリバウンドから渡邊雄太がブレイクで返していく。日本は流れを掴みきれない中にも15-19で1Q終える。

原、西田、富樫、吉井、ホーキンソンで入る2Q。外角、インサイドのシュートを決めたい日本。メンバーを変えて流れを戻したいが2桁得点差をつけられてしまう。ここで比江島のスリーポイント、河村のアタックが決まり軽くなる日本。流れを変えるのはやはりディフェンスからで比江島のオフィスファウル取ってから河村のアタックバスカンと日本らしいバスケットの時間がくる。リバウンドから渡邊雄太が運びコーナーの富永へ渡りスリーポイントを決めて1ポゼッションに迫る2Q最後も馬場がアタックしてバスカン3点プレー決めて36-41で5点差で折り返す。

前半リバウンド、インサイド張っていたホーキンソン、前半0得点から後半インサイドからファウル貰ってフリースロー2本決めて2得点あげてここからエンジンかけていき、インサイドでの強さをみせる、そして渡邊雄太のスリーポイントが出て2点差にする。返されると、すぐにまたしても渡邊雄太がスリーポイントで返していき、会場のボルテージはマックスになる。ベネズエラのインサイドへのアタックを日本も中々止められずから53-62で最終クォーターへ。

日本から入りたいがベネズエラがしっかり決めて15点差まで開くが日本は決して諦めない。返していく日本は、更にディフェンスから繋いでいき、比江島がスリーポイント決めて10点差に縮める。後半疲れを見せ始めたベネズエラに日本はスピード落ちる事なく、日本のエナジーを見せる時間帯に河村、比江島、比江島のスリーポイントで一気に流れを作る。そして渡邊雄太のフリースローで1点差に残り2分。ブレイクから馬場から比江島慎に渡りバスカンで逆転する。このクォーター最大15点差をひっくり返したのだ。
ここから日本は正にチーム一丸となって河村、馬場、比江島、インサイドのホーキンソン、そして渡邊雄太がしっかりベネズエラを抑えてタイムアップ、大逆転勝利した。日本は最後まで諦めず40分間戦い抜いてフィンランドに続く2つめの勝利を手にした。明日、最後の1戦カーボベルデに勝利すれば48年ぶりにパリオリンピックの出場権を自力で掴みとる熱い戦いとなる。

河村は攻守に貢献しダブルダブルを達成ワールドカップ日本で初の記録。

選手達がみんな #比江島慎 を称えた “This is Hiejima Time”

 

日本代表スケジュール

ワールドカップ最終戦
順位決定戦
9/2(SAT)
日本🇯🇵 vs 🇨🇻カーボベルデ
19:54 tipoff
テレビ朝日系列にて生中継

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

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Jbasketライター

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