千葉ディフェンスからリズムを掴み試合終盤に強さを発揮して川崎に勝利
川崎 67-77 千葉
2/3 とどろきアリーナ
1Q 13-20
2Q 16-18
3Q 20-15
4Q 18-24
ホーム川崎は今シーズンはここから立て直してBリーグ優勝に向けて後半をスタート。
一方、千葉は自分たちのバスケットが中々出来ない中でも勝ちきって来ている。その差がこのゲームに出だといっていい試合となった。天皇杯3連覇など偉業を成し遂げているがBリーグ制覇は千葉にとっても悲願となっている。
試合序盤、両チームともアウトサイドとインサイドで得点をして始まったが、川崎はボールが高い位置で回り、外からしかシュートが打てない時間帯が多くなり、千葉はボールを中に入れてアタックして得点していく。
お互いディフェンスをハードにやってリズム感をつかもうとするがどっちにもいかない時間が続く中、千葉は、サイズがドライブして得点しスクリーンからズレを作って富樫のスリー、富樫らしさが戻ってくる。
川崎はシュートが決まらなく、インサイドのアタック出来ていないのでディフェンスからリズムを作りたいところ、ニックが気をはいて得点を重なる。
この日は6000得点する記念の試合になった。
後半、川崎はディフェンスで、スイッチが少なくなりリズムがいい、そして千葉に追いつき、2点差まで追い上げるが大事な場面でしっくり行かない川崎に、4Q試合終盤、千葉が一気にたたみかけて6得点連続ポイントして千葉が勝利。
お互いディフェンスで頑張っていたが、この試合はシュートの確率が物語っていた。
川崎
フィールドゴール 37.9%
スリー 8/35(22.9%)
千葉
フィールドゴール 52.0%
スリー 720(35.0%)
大野HC(千葉)
ターンオーバーが24で多かったが泥臭くディフェンスで頑張って勝てたと思う。メンタルをしっかり持ってやる。オフェンスでペースが掴めない中でディフェンスで勝てた事に過信せずに、チームでフォローし合って勝っていきたいと思う。
富樫勇樹(千葉)
自分たちのバスケットが出来なかったけど、川崎相手に勝って良かったと思う。勝てた要因はディフェンスが良かった事、それぞれが意識してプレーをやったこと。
しっくりは来てないけど、シーズン半分あるので、勝っていけるチームにしようと思う。
佐藤HC(川崎)
試合を通して選手は頑張ったと思う。シュートが入らなかったことが最後まで響いた。最後の最後勝ち切れるようにやりたいと思う。
インサイドでのアタックが少なかったことでリズムを掴めずシュートが入らなかった。
篠山竜青(川崎)
千葉相手に粘って戦って出来てたが最後の所で川崎が折れてしまったかなと、粘りきれない展開にしてしまって悔しい試合だった。
今シーズン、勝負どころで勝ちきれない所があって12人全員で準備して勝つということ表現出来てないので改善させていかないと優勝も厳しくなる。
ニック・ファジーカス(川崎)
㊗️6000得点
川崎に来れて、自分のスタイルに合わせてチームで出来たことは嬉しい。皆のおかげで辿り着けた。キャリアが終わってみて振り返った時を楽しみにしている。
スリーポイントは各自でしっかり工夫して調整して行くことだと思っている。