2Qでは、2019ウィンターカップで連覇した福岡第一の中心メンバーで、現在大学2年生の河村勇輝(横浜)、小川麻斗(渋谷)がB1のコートでマッチアップするというシーンに見応え満載だった。
2/2(水) 墨田区総合体育館
サンロッカーズ渋谷 99-84 横浜ビー・コルセアーズ
1Q 20-13
2Q 25-21
3Q 30-24
4Q 24-26
<渋谷>
マカドゥ 20得点 17リバウンド
ベンドラメ礼生 19得点
高橋耕陽 13得点
石井講祐 13得点
小川麻斗 10分出場 5得点(3P1/1)
<横浜>
ハモンズ 19得点 10リバウンド
アウダ 17得点
河村勇輝 21分出場 13得点 2アシスト
入りは横浜がリードするが、渋谷はマカドゥとヒサタケのインサイドで返していき、そしてアウトサイドから関野のスリーポイントで渋谷らしい展開で始まる。横浜は河村がコートインですぐさまドライブから得点して渋谷に流れを渡さない。渋谷も井上が積極的にペイントにアタックして貢献する。
2Q早々に、ウィンターカップ2019制した福岡第一の大学2年の2人、小川vs河村がB1で初めて実現、見応え満載のマッチアップになる。
小川がフリーを作って、河村をかわしてスリーポイントを決める。
キング開もコートインしてから横浜が追いつき、渋谷は、盛實、石井がスリーポイント決めて、インサイドでもマカドゥが得点、ルーズボールに飛び込んだりとチームを牽引する。45-34渋谷リードで前半折り返す。
後半に入って、渋谷はベンドラメ、マカドゥを中心にボールがしっかり展開し、石井はスリーポイントと一気に得点を重ねて、点差を16点差にする。これが渋谷の強みで、ここに横浜が対応しきれなくタイムアウト。そこから更にベンドラメのスリーポイントで勢いつける渋谷。
追い上げたい横浜に渋谷は高橋がこのクォーターで爆発してスリーポイント含む10得点を4分で決め切ってチームを引っ張る。
横浜は森川、河村で得点するがなかなか追いつけない。終わり間際の盛實に対して、キング開がブロックにいき、専修大の先輩後輩のプレーもファンは喜ぶシーンになった。
4Qで横浜がアウダ、森川でじわじわと追い上げる。それでも渋谷はマカドゥが得点して点差を縮まらせない。渋谷の強さが変わらずコートで出している。横浜は3連勝は出来ず現在9位、渋谷は前節の島根戦での連敗を止めてここから後半に向けて上げていく、現在5位に位置している。
小川麻斗(渋谷)
出だしは渋谷らしくディフェンスからリズムを掴めた。40分間やり通せる事が大事なので最後は渋谷らしく終わる事ができたと思います。
自分が出た時に強度が下がらないようにやってます。チームがうまく行って無い時にボールコントロールも必要だと思うがそこは意識しすぎるより、自分の強みでもあるポイントを入れる事を意識してやっている。
将来は、Bリーグで1.2年は活躍して、日本で結果を残して海外も意識しています。日本代表でオリンピックも意識しています。その為に渋谷で多くの事を学んで練習からアピールして目の前のことからやって行ってます。
河村選手とのマッチアップは井手口先生や、ファンに喜んでくれたと思っています。出て直ぐスリーポイントも決めれて、自分の存在感も見せられた。渋谷にきてディフェンスをしっかり学べている。
河村勇輝(横浜)
前半から渋谷の圧に負けてしまって、40分間気持ちも所も負けてしまっていたと思う。下位チームだからこそ、ハッスルしていかなければいけない。もっと準備していかないといけない。大学でもマッチアップしてますし、プロレベルで高校からのチームメイトとマッチアップできるのは嬉しいですね。
チーム、監督から求められるのは、アグレッシブにドライブしたりトランジションの部分で引っ張って行って欲しいと言われて、そこは得意分野ですが、スリーポイント、ドライブなど、PGとしてもっと頑張っていきたい。
伊佐HC(渋谷)
まずは勝ってホッとしてます。井上、ヒサタケがしっかり身体張ってくれて、マカドゥの助けになったと思います。ファウルは多くなったが、チームとしては引き続きフィジカルコンタクトの強いディフェンスをやっていきたい。小川vs河村のマッチアップはBリーグが盛り上がるのではないかと思ってやりました。ミスがなく、本当に大学生かなと思うくらい落ちついてプレーしてました。
リーグ後半で、ディフェンスが弱くターンコーバーが多いとか連続でミスをしない流れが大事ですね。
青木HC(横浜)
入りはフワッと入ってしまった。得点は最後伸びていった。やられていけないところ、最後までシュートが入ってしまった。あそこまで点差が開くと点を取っても追いつけない。リバウンドまで最後までしっかり意識を高めて行く事をもう一度チームで共有して修正していかないといけない。