4/3(日)トッケイセキュリティ平塚総合体育館
クォーターファイナル①
トヨタ紡織 61-71 富士通
1Q 14-20
2Q 17-20
3Q 24-8
4Q 6-23
<富士通>
#11 篠崎澪 17得点
#99 オコエ桃仁花 16得点 6リバウンド 5ブロック
#52 宮澤夕貴 13得点(3P3/4)
#10 町田瑠唯 11アシスト 7得点
<トヨタ紡織>
#8 東藤なな子 14得点
#15 加藤優希 12得点
#13 平松明日香 12得点
トヨタ紡織の入り良く、ディフェンスのギアも上がっていいディフェンスから入る。
すぐさまトランジッションを見せて富士通も返していく速い展開に。東藤と町田のマッチアップから東藤がターンアラウンドで決める。オコエ、内尾のスリーポイントで富士通が走る。そしてディフェンスでトヨタ紡織にオフェンスをさせない。
2Qはトヨタ紡織がボールを展開出来て得点して、ディフェンスでも富士通にオフェンスをさせずいい流れを掴んでいき2点差にする。
富士通はそんな時間帯でもアウトサイドからオコエ、宮澤夕貴が決めて流れを切る力を見せて40-31で富士通リードで折り返す。
後半に入って、トヨタ紡織が反撃する。東藤が3連続得点で一気に2点差に、東藤も爆発して、トヨタ紡織のオフェンスを富士通ディフェンスも中々止められない。富士通町田のパスもトヨタ紡織にスティールされ流れはトヨタ紡織にいく。富士通は裏をつくがフィニッシュが決まらず、トヨタ紡織が逆転してこのクォーターはトヨタ紡織のクォーターにする。さらに加藤がスリーポイント決めて点差を広げる。中々オフェンスがうまくいかない富士通だったが、内尾スリーポイント、町田がそのままドライブでレイアップで逆転する。ここからお互い点を入れ合って拮抗して、抜けたのはトヨタ紡織で55-48リードで最終クォーターへ。
富士通はオコエのスリーポイントで勢いつけて、町田のドライブから得点で追い上げ、宮澤のスリーポイントで逆転、そして篠崎のスリーポイントで一気に富士通の流れに自分達で引き寄せる。シューターもしっかり自分のポジションで待って必ずくるパスを決め切る富士通の強さが出る。
インサイドでのオコエのディフェンス、町田と篠崎の速攻で一気に点差を2桁得点差にする。その後リードを保ち富士通が勝負所の爆発力を見せて勝利し、セミファイナルにコマを進めて4/9(代々木第二体育館)から始まるセミファイナルでENEOSと戦う。
写真提供 Wリーグ
町田瑠唯(富士通)
自分達のリズムを掴んだ時に、ターンオーバーしてしまったり、イージーシュートミスをしたり、乗り切れなかったところがあった。
後半特に、4Qでしっかりディフェンスで我慢できて、リバウンドも一回で取り、自分達のリズムに持っていけた事が今日の勝因だと思います。
セミファイナルENEOS戦には、インサイドとガードが起点にオフェンスするチームなので、そこをどれだけ全員で抑えて、リバウンドも強いチームなので一回で取り切ることが大事。
オコエ桃仁花(富士通)
チームミーティングで、リーグのディフェンスNo. 1が富士通で、トヨタ紡織がディフェンス2位のチームだったので、ディフェンスの戦いになるのを予想していた。ディフェンスの寄りが速かったので中々リングにアタック出来なかったんですけど、最後は中と外のバランスが取れてプレーが出来たので勝つ事が出来たと思います。我慢して自分達の流れが来ると信じてやりました。
ENEOS戦は、渡嘉敷選手とマッチアップするのでしっかり足でディフェンスしていい波に乗らせないようにする、勝ち方を知っているチームだけど、この2試合で自信もついているので、富士通らしいバスケットをして頑張りたいです。
BT・テーブスHC
今日の試合はディフェンスの勝負になると思っていた。我慢の時間がすごく大切になる。前半の最後はごちゃごちゃにオフェンスがなってしまった。指示が選手に届いていなかったので、ハーフタイムに話し合ったが、3Qリードされて、チームは落ちてたが修正してその後、選手達は切り替えられた。ディフェンスで止めたのが目立って、最後は選手がいいシュートを決めてくれた。
ENEOS戦には、自分達のオフェンス、ディフェンスに集中した方が大切。渡嘉敷選手に爆発させないようにさせる。