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【Bリーグ】西地区対決 大阪が琉球に1点差の接戦を強い意志とチーム一丸で勝利をもぎ取った/ニュービル34得点(3P5/8)

【Bリーグ】西地区対決 大阪が琉球に1点差の接戦を強い意志とチーム一丸で勝利をもぎ取った/ニュービル34得点(3P5/8)

千葉と1-1タイで連勝も13で止まって沖縄に戻り37勝10敗で2位の琉球ゴールデンキングスと21勝26敗で5位に浮上の大阪エヴェッサの対決は最後最後までヒリヒリする戦いの好ゲームになり最後は大阪が競り勝った。

4/5(水)
琉球ゴールデンキングス 88-89 大阪エヴェッサ
1Q 19-22
2Q 19-22
3Q 32-24
4Q 18-21

<大阪>
#25 ディージェイ・ニュービル 34得点(3P5/8)
#54 ショーン・オマラ 16得点 5AST
#31 木下誠 11得点
#20 合田怜 10得点
#35 鈴木達也 7AST 3得点

<琉球>
#1 ジョシュ・ダンカン 16得点 7Reb 5AST
#45 ジャック・クーリー 16得点 13Reb
#30 今村佳太 12得点 4AST
#4 コー・フリッピン 10得点 5AST
#7 アレン・ダーラム 10得点

大阪ニュービルのオフェンスとインサイドのオマラをどう抑えていくかの琉球だが、入りはインサイドとブレイクからオマラが得点して入っていく。琉球もインサイドでダンカン、クーリーがハッスルしていくが、9-2で大阪がいい入りをする。
その後琉球はリバウンドとって今村、クーリーと得点して返すが大阪は鈴木らがアウトサイドからスリーポイント3本連続して決めてリードする。琉球はこの日チームを大事な時間帯を牽引したフリッピンが返していき22-19で1Q終える。

ニュービルのドライブを起点に大阪は橋本のコーナースリーポイント決めて入る2Q。点差ついてからフリッピンのダンク、ペイントアタックと得点して流れを大阪に渡さない。途中出場のタマヨのスリーポイントで逆転する。
それでもニュービルにしっかりブラウンがスクリーンしてフリーをつくってスリーポイントを決めきって琉球の流れにさせない時間をこのゲームで多く作る。竹内のスリーポイントもあって44-38大場かリードで折り返す。

後半に入ってオマラ起点にペイントからブラウンの得点で入る。琉球はボールムーブよく回し小野寺のスリーポイントから入るが、大阪はニュービルが上手くペイントにアタックして止められない。鈴木、今村がゲームを作って得点していき、ここでもニュービルがスリーポイント決めバスカン取って、ことごとく琉球の勢いを切って自分たちのリズムをしっかり作っていく。2桁得点差離された琉球はダンカンの3本連続スリーポイントで一気逆転してチームに鼓舞する。更に合わせて6本連続でスリーポイント入れていき、このまま一気に琉球が走りたい所を大阪は木下が得点して返しこのクォーターで32点とった琉球が70-68リードして最終へ。

追い上げたい大阪に対して今村がいいディフェンスしてインサイドのクーリーにボールを集めて4連続の得点とリードを広げて琉球の展開にしていく。中々得点できない大阪はニュービルがスリーポイントで打開していくが、オマラが5分以上残して痛いファウルアウトしてしまう。立て直しが効かずインサイドでダーラムが得点してリードを7点差に広げるが、大阪は木下のアタック、スリーポイントで凄い粘りと躍動を見せて同点に追いつく。
ここから熱い展開になっていき、ニュービルと今村でスリーポイントとアタックで入れあって会場のボルテージはマックスに。
オープンの岸本に木下が渾身のブロックで守る。1分切って同点からニュービルが得点して勝負強さを見せる。残りのオフェンスで岸本に対して木下がまたしてもブロックでビッグプレーを見せて最後までリードを守りきり1点差で大阪が琉球に勝利した。
大阪が素晴らしいプレーに強い意志とチーム一丸となって戦う姿を見せてくれた。

 

試合後コメント

木下誠(大阪)
「全員が最後まで逆転されても集中を切らさず戦い抜けたことが勝利の要因だと思います。最後は岸本選手がシュートを打ってくると思っていたので、マッチアップしていてドライブされても絶対にシュートを打たれないようにしようという気持ちと自分の距離でDF出来ました。チームは誰が出てきても自分の仕事をやろうとみんなが思っていて、そこが良くなっているところだと思います。」

 

今村佳太(琉球)
「89失点は自分たちのやりたいディフェンスではなかったと思ってます。相手は確率良く決めていて、自分達がアジャスト出来なかった。これではCSは戦いきれないので今日の敗戦をしっかり重く受け止めて次に繋げていきたいと思います。今日はニュービル選手に気持ちよくプレーさせてしまった。チーム全体で相手にストレスをかけさせるかが大事でそこが徹底しきれなかったのが反省点です。チームとしてターンオーバーは課題としてあるものの、試合終盤でもアグレッシブさをしっかり出して、DFのチームなので相手を80点以下に共通意識もって抑えていきたいです。」

 

マティアス・フィッシャー HC(大阪)
「凄くハッピーです。パフォーマンス全体に満足しています。集中力もボールムーブも素晴らしくみんなで共有してオープンの選手を見つける事が出来たのが大きかった。また第4Qはシンプルに素晴らしかったです。ショーンがファウルアウトをしたけど、全員がまだ勝てると信じていましたし、お互いを信じ合えていたことが素晴らしかったですし琉球のホームで勝つ事が出来たのは大きな勝利だった。ニュービルはスコアラーでリーダーでもあるので勢いつけてくれた。またマコ(木下誠)のブロックが2本成功したので、みんなの活躍にありがとうと言いたい」

 

桶谷大 HC(琉球)
「どんなチーム相手でも自分達はDFからリズム掴むというのをやらないといけないですし、ハードワークという部分を大前提にしてみんなで同じ方向向いて努力するのが大切だと。何回も転んでいる今シーズンなんですけど本当に七転び八起きじゃないですけど何回も何回も立ち上がってCSで勝てるようにチームで強くなっていきたいと思ってます。
ニュービル選手には前半オーバーDFで行きすぎて他の選手にやられてしまった。後半最後もっとトラップいったりしないといけなかった。他の所でもやられすぎてしまって守れなかったのは反省だと思います。」

 

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Jbasketライター

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