B1 チャンピオンシップ クォーターファイナル
Game1
5/13(土) 5,306人
川崎 86-91 横浜BC
1Q 29-21
2Q 21-22
3Q 16-25
4Q 20-23
<横浜BC>
#10 チャールズ・ジャクソン 21得点 11rteb
#15 デビン・オリバー 19得点 7Reb 5AST
#5 河村勇輝 16得点(3P4/10)
#6 赤穂雷太 11得点 (3P3/5)
<川崎>
#22 ニック・ファジーカス 30得点 18Reb
#0 藤井祐眞 15得点 8AST
#21 能見悠仁 12得点 5AST
#13 前田悟 11得点
遂にCSが始まった。横浜にとってはチーム創設以来初の出場、川崎は中地区をしっかり首位で通過してのCSで、試合開始前から空気感、独特な雰囲気と盛り上がりを見せていた。
ゲームは藤井がスペースが有れば直ぐにシュートを決めて、前田が横浜のターンオーバーからスリーポイントを決めて勢いつき川崎は入っていく。藤井が起点となってファジーカス、ヒースがフリーからスリーポイント決めて11−0のランするパーフェクトな入りをした川崎。
横浜は川崎へのディフェンスの寄りを速くしっかりディフェンスしたいところ、川崎はゾーンディフェンスを敷き変化をつけていく。森井が連続でスリーを決めてようやく得点と反撃に入れるか、川崎はメンバーを変えてもリズムが変わらずの中、負傷している河村がコートインすると、早々に河村がスリーを決めて流れを変えたいところ、インサイドでの強さを見せるニックが得点する展開で速くなり川崎はニックはミスマッチを突いてインサイド、スリーポイントと一気に引き離す爆発を見せて29-21川崎リードで1Q終える。
横浜は落ち着いてボールムーブして赤穂、森川のスリーポイント決め切り3点差に追い上げる。川崎はピックからポップして藤井が得意なプレーで得点、そしてディフェンスからターンオーバーをさせてブレイクで横浜の流れを断ち切る。前田がスリーポイントを射抜いて再び横浜を引き離す。
ここで川崎の流れを断ち切っていくのは河村勇輝だ。様子をみるように河村は森井とクォーター毎に5分ずつシェアしてコントロールするし、持ち前のブレイクに、インサイドにアシストと貢献し追い上げて50-43川崎リードで折り返す。
後半に入って、ヒースの2本目のスリーポイント、インサイドで得点すると、横浜はジャクソンも返しお互いの強みから入る。赤穂が当たり始めて連続でスリーポイントを決め2点差にすると、いつもの落ち着きを払ってプレーし、川崎のゾーンに対しても対応してジャクソンがインサイドでダンクを叩きこみ、タップで得点と遂に同点に追いつく。
拮抗する展開から河村が残り5分からコートイン、リバウンドでもハッスルするキング開がフリースロー決めて遂に逆転する横浜が68-66で最終へ。
激しくお互いのディフェンスから、中々シュートが決まらない時間帯が続くと、横浜が均衡を壊した。ニックが返していくが、オリバーがスリーポイントを決めて川崎に流れを渡さない。そこから川崎がディフェンスからブレイク出して追いつき会場のボルテージはマックスになっていく。
能見と森川がスリーポイントを射抜き互いに入れ合う展開となりそして終盤へ。どうコントロールして、どこで守り、どう攻めるのか。
激しいディフェンスでニックが河村にアンスポしてフリースロー2本決め、最終局面へ。残り2分、河村が藤井との1対1からスリーポイントを決めきれば、ニックも決め返す。
Game1から凄まじい気持ちとフィジカルの戦いとなり、残り1分で3点リードする横浜は、残り13秒で横浜ボールで河村からジャクソンのホットラインで決めて勝利を決定づけ逆転大勝利でGame1を制した。
また河村勇輝は、ケガの為プレータイムの時間を制限して試合に出場していて、ベンチではチームに指示を出し、タイムアウト時では青木HCの作戦が終わるとさらに作戦ボードを出してみんなに指示を出していた。怪我で迷惑をかけていると自身も話していて、チームにできることは全てやるという気持ちが前面に出てた象徴するシーンを見れた。また、青木HCも本当にいいチームに変わってきたとも話してくれた。