昨年度から仙台大学附属明成高校からNCAA D1のラドフォード大学に進んだ山﨑一渉は、次年度に2年生になる。
今大会前に大きな怪我(前十字靭帯断裂、内側速靱帯損傷、半月板損傷)により出場辞退を余儀なくされてしまった。日本のでのプレーを待ち望んでいたファンは残念ではあったが、コートで姿を見る事が出来て、8/13最終日にはユニフォーム姿見で3位決定戦アテネオ・デ・マニラ大学と一線で6マンのスターターとして選手紹介されてコートに出た。その時代々木第二体育館は大歓声に包まれた。
来ていたファンには堪らないシーンになった。
また、ラドフォード大に進学した初年度1年生では、全36試合中33試合に出場して、1試合平均8.8分出場して、2.2得点、1.2Rebの成績を残した。今大会ではベンチからチームの一員として終始戦っていた。大きな怪我から復帰するのは大変なことだがコートに復帰して躍動する山﨑一渉を待ちたいとみんなが思っている。
昨年のラドフォード大学での山﨑一渉
WUBS大会前にzoomにて山﨑一渉に聞く事ができた。
山﨑一渉
「去年ラドフォード大に進んで、色々な方々の支えがあって自分の夢であるアメリカでプレーする事が出来ているので、自分が、所属するチームが日本に来て色んな方々にも会うので特別に楽しみです。
アメリカにいって色んな事が違って1年目は全て新しい状態だったので自分のチームメイトと日本に来て、色んな違いだったり、みんな楽しみにしてます。
日本食が気に入ってくれるといいですね。建物や繁華街はアメリカと違うし、1番の楽しみは、アメリカに行った時英語がわからなくて凄い苦労したんですけど、チームメイトみんな助けてくれたので、今度自分が自分が助けられるので楽しみですね。」
J:アメリカで活躍、プレーしてる選手で連絡取ったりしてる人はいますか
「アメリカで何人もプレーしてる選手はいますが、その中でも1番連絡取ってるのは菅野ブルースですね。
明成で同期でやっていたので、彼も同じ事で悩む事があったり相談したりしながら連絡取ってます。彼もD1の大学を決めて、ここから同じ舞台で頑張っていく中で、本当にお互い負けたくないですし、切磋琢磨しながら出来た事が大きかったです」
J:U19ワールドカップでも活躍しましたが、日本代表への思いを教えて下さい
「U19ワールドカップは経験出来て、アジア大会は自分の時はなくて、初めての国際大会がワールドカップだったですけど、今の世代のU19はアジア大会も経験して他の国のフィジカルだったり闘争心出してプレーしてくるのをある程度わかっているので、そこはワールドカップに入りやすいと思いますし、自分達は1勝も出来なかったですけど、身体能力で劣る事はあってもシュートや技術の部分では自分達の方が上だったなと思ってます。そこに自信もって怖がらずプレーして欲しいです。
日本代表へは、アンダーカテゴリーから入ってプレーしてきたので、将来はA代表で国を代表してプレーしたいという思いが強くあって、それに近づけるチャンスがあると思ってます。精一杯無駄にしないで頑張っていきたいとおもってます」
大怪我にも関わらず快く答えてくれた山﨑一渉
SF/ 20歳/ 202cm
仙台大学附属明成高校
2020 2年生 ウインターカップ優勝
ラドフォード大学
日本代表🇯🇵
2016 中学生U16日本代表
2021 U19ワールドカップ日本代表
スリーポイント成功率43.9%大会3位にランクイン