コーリー・ゲインズ新HCコメント
「バスケットボールをプレーするために来⽇したとき、私の⼈⽣は⼀変しました。10 年以上前、私は世界の⼥⼦バスケットボールに対する⾒⽅を変えることを⽬指しました。そして今、⽇本を代表するということの本当の意味を再発⾒し、正しい道に戻る準備が整いました。
私は、このチームが再び偉⼤さを取り戻す旅に参加できることを⼤変光栄に思い、誇りに思います。前途は多難ですが、共に達成できないことはないと固く信じています。私たちが世界に何を⾒せられるか興奮しています」
コーリー・ゲインズ女子日本代表新HCキャリア
1965年6月1日生(59歳)
アメリカ・ロサンゼルス出身
ロヨラメリーマウント大学 (アメリカ)
アメリカと日本、男子チームと女子チームの両方でコーチを務めてきた豊富な経験の持ち主。プレーヤー時代はニュージャージー・ネッツをはじめ、NBA5チームでキャリアを積み、通算80試合に出場。
1997-98 シーズンはジャパンエナジー・グリフィンズに入団し、日本リーグでプレー。同じシーズン、トム・ホーバス男子日本代表ヘッドコーチもトヨタ自動車ペイサーズでプレーし、旧知の仲である。現役最後の2003-04シーズンは田臥勇太選手(現・宇都宮ブレックス)やデニス・ロッドマン氏(元シカゴ・ブルズ他)と同じABA(アメリカ独立リーグ)のロングビーチ・ジャムでプレーをしながら、兼任アシスタントコーナとして州学者の道へ。
2006年から INBA(アメリカ女子プロリーグ)フェニックス・マーキュリーのアシスタントコーチを経て、翌シーズン途中よりヘッドコーチに昇格。1年目の 2007年と2009年には WMBA優勝へ導いた。2013年からNBAフェニックス・サンズのアシスタントコーチに就任。八村塁選手(現・ロサンゼルス・レイカーズ)が日本人として初のドラフトでワシントン・ウィザーズに入団した同じ2019年、奇遇にもアシスタントコーチとして迎えられ、2021年まで同じチームで過ごす。
2021年よりトム・ホーバス男子日本代表ヘッドコーチが誕生し、2022年から同アソシエイトヘッドコーチとして来日。2023年アジア競技大会(中国・杭州)ではヘッドコーチとして男子日本代表を率いた。女子日本代表との関わりも強く、リオ2016オリンピックへ向けたアドバイザリーコーチとして幾度も来日し、主にオフェンスを伝授。日本人の祖母を持ち、男女日本代表に長く携わり、日本の特徴を熟知している。