12月24日ウインターカップ2日目は東京体育館にて女子2回戦が行われて、インターハイ2連覇を成し遂げてウインターカップ2連覇と今年3冠(インターハイ、U18日清トップリーグ、ウインターカップ)目指す京都精華が浜松開誠館に勝利、インターハイ2位で2大会ぶりに優勝目指す桜花学園は王座奪還を目指す。
京都精華(京都) 83-63 浜松開誠館(静岡)
1Q 26-17
2Q 17-11
3Q 24-17
4Q 16-18
<京都精華>
#15 ディマロ ジェシカ 36得点 17Reb
#5 八木悠香 14得点 8Reb 7AST
#16 橋本芽依 10得点 6Reb
#18 ユサフ ボランレ 10得点 6Reb
#4 堀内桜花 7AST 9Reb 4得点 3STL
<浜松開誠館>
#4 井口姫愛 26得点
#5 後藤音羽 16得点
浜松は激しくディフェンスに行く所、インサイドのジェシカが得点を重ねていく。そして堀内から八木へとフリーを作って得点していく。浜松は中々ペイントに入れず、京都精華がリバウンドからブレイクを出してリードを広げる。浜松は井口の連続スリーポイントが決まり同点にする。いい流れを掴んだ浜松開誠館に落ち着いてプレーする京都精華はジェシカが得点を量産する。
アウトサイドの浜松開誠館にインサイドの京都精華の展開で進む。京都精華に対してダブルチームでディフェンスするが京都精華は対応してボールを動かして得点を着実に重ねていきリードを広げる。追い上げる浜松開誠館にしっかり京都精華のバスケットを展開して初戦を勝利した。
試合後🎙
堀内桜花 (京都精華)
J:自身はチームプレーや声を皆んなにかけてましたが、初戦どうでしたか
「初戦は硬くなってしまう事もあるし、それに相手のプレッシャーだったりで受け身になってしまった所はあったと思います。キーとなる選手を早めに抑えられなかったです。後半は前半より修正出来たと思います。
初戦なので留学生とまだ噛み合ってない所ありますが、冷静に意識している事は出来たと思います。」
J:チームではここからどんな共有をしましたか
「試合は何が起こるかわからないので、自分達は第一シードもらってるんですけど、しっかり一線一戦集中して試合に臨みたいです。」
J:日本一というのをチームでどんな話をしてますか
「ウインターがラストなので、中学生の頃から6年間積み上げてきたものがあるので、そこに向けては皆んな思いが強いと思います。最後悔いがないようにと皆んな思ってます。」
長くプレーしてきた八木選手とは
「プレーではブレイクでは先頭走ってくれるのでパスも自分はできますし心強いです。コートでは自分がキャプテンですけどコート外でも支えてくれててます。」
八木悠香 (京都精華)
J:1年ぶりの東京体育館での初戦はどうでしたか
「この大会に今年も戻って来れて良かったです。自分達は初戦で相手は2回戦目で身体も慣れてる所もあると思し、ディフェンスも強いし、自分達が中々上手く攻めきれなかったです。全員が硬くなって噛み合わなかった所もありました。
コミュニケーション取ってやろうと先生にも言われていたので、それぞれのプレーに集中しすぎて声掛けが出来てなかったですね。」
J:チーム皆んなと共有している事は
「自分達の攻撃は中で攻める事ですが、中だけではなく3ポイントの確率あげたり全員がレイアップしようと話してきました。
目標は日本一ですし、日本一になったら3冠で、今大会2連覇を達成出来るんですけど、上ばかり見ると足元すくわれてしまうので、一戦一戦目の前の試合を集中していきたいと思ってます。」
鳥取城北(鳥取) 60-111 桜花学園(愛知①)
1Q 14-24
2Q 16-22
3Q 7-31
4Q 23-34
<桜花学園>
#8 福王伶奈 20得点 11Reb
#6 深津唯生 18得点 5Reb
#9 阿部心愛 16得点
#4 田中こころ 13得点
#16 三國ソフィアエブス 12得点
<鳥取城北>
#4 實井佑里子 21得点
#6 亀田ゆな 16得点
田中、黒川がコントロールしてインサイドで福王、深津が力を発揮して桜花のバスケットが展開する。鳥取城北もアウトサイドから狙っていき得点していくが桜花のディフェンスが対応していく。スティールからブレイクと田中きら深津も走り点差を一気に広げていく。後半では21-0のランも見せて全員バスケでリードも大きく広げて鳥取城北に勝利して初戦を飾った。
試合後🎙️
福王伶奈 (桜花学園)
J:1年ぶりの東京体育館のコートはどうでしたか
「眩しくて熱気が凄くて乾燥も凄くてずっとアメちゃん舐めて緊張ほぐしてました。ライトもそうですけど、ウインターカップ特有のキラキラ感があってシューティングの時は少し気持ちが舞い上がってました。」
J:今日ダブルダブルでした、手応えはどうでしたか
「久しぶりのダブルダブルで実感が湧かないんですけど、皆さんのパスが凄い良かったです(笑顔)。黒川さん、阿部さんがいつもいいパスをくれてますし、それで得点できているので感謝してます。2人もそれでアシスト増えてるので感謝ですね(笑)。
夏から精神面も身体面も技術面もグレードアップできていると思うので、ウインターカップでは実力を出し切りたいと思います。」
J:インサイドでの強さで変化や意識している所はどんな事ですか
「普段の練習からチーム内でも留学生がいたらという想定にして頭に7割8割入れてやるようにやってきました。
あと、メンタルも強く上がったと思いますし、それ以外でも自分の頭で考えて行動するようになりました。普段は田中さん、黒川さんがバスケIQも高いので、アドバイスもらってやってます、ゴール下では自分がパスやシュートを明確にしてやってます。」
J:チーム皆んなで共有している事はどういう事ですか
「第一に日本一になる事ですね。全員同じ思いで向かってると思います。その中でも桜花らしさ、ディフェンスからブレイクは皆んな意識しています。」