男子日本代表

【男子日本代表】安藤誓哉「日本バスケ界に自分がどれだけ貢献できるのか、それが今の挑戦」/ワールドカップ2027アジア地区予選Window2へ

【男子日本代表】安藤誓哉「日本バスケ界に自分がどれだけ貢献できるのか、それが今の挑戦」/ワールドカップ2027アジア地区予選Window2へ

日本代表活動について、安藤誓哉が自身の考えを語った。年齢、経験、そしてこれまでの積み重ね。その延長線上にある現在の想いとは。

J: 自身で日本のバスケ界のためにやろうと強く思ったのは、なぜだと思いますか。

安藤
「もちろん年齢もあると思いますし、代表に関しては、自分の中で積み重ねてきたものもあるかなと思います。
多分、その積み重ねてきたものがあって、こういう考えに至っているのかなと思います。」

「本音を言うと、あと何年この日の丸を付けてプレーできるかは、自分でももう分からないです。
だからこそ、今のありのままの自分の実力を出して、このチームにどれだけ貢献できるのか。それが、結果的に未来につながっていくと思っています。
日本バスケットボール界に、自分がどれだけ貢献できるのか、ある意味それが今の挑戦です。」

「正直、自分のキャリアとしても、こういう期間が来るとは思っていませんでした。
日本の皆さんにとってももちろん大事な代表活動ですけど、僕自身のキャリアにとっても、後悔がないように、このナショナルチームに向き合いたいと思っています。
プロバスケットボールプレーヤーとしてのキャリアは、まだ続くかもしれないですけど、ナショナルチームは必ず、それよりも早く終わりが来る。
だから、毎回毎回が“最後”だと思って、やるしかないと思っています。」

J: サイズのあるラインナップも組めるようになり、チームのパターンが増えると思いますが、ワクワク感やイメージの広がりはどうですか?

安藤
「自分が入ることによって、ラインナップも大きいサイズを組めるようになるし、1つのチームの中でいろんなパターンができるようになると思います。そこに関しては、ワクワクする気持ちもありますし、イマジネーションもすごく広がっています。
いつもより周りの選手たちへの警戒度は高いと思いますし、そういう中で、また自分の良さを活かしていけると思っています。
相乗効果じゃないですけど、普段チームでやっているプレイヤーとは違った意味で、『ここ行けるんだ』という感覚もありますし、そういうところが楽しいです」

ポジションレスの中で役割を探る・新体制での役割

「ポジションレスバスケをしていく中で、スペースを取るにあたって、誰がどこにいてもいいというか、いろんなスペーシングがある。いろんな人が、いろんなところに行く。そこは今日、すごく感じました。
ボールを運ぶだけじゃなくて、という役割も増えてきていると思いますし、今の段階ではまだ分からないですけど、やっていくうちに、ある程度“これだ”という芯の部分は決まってくると思っています。

自分自身としては、早くチームに合流した中で、そこを見つけていきたいなと思っていますし、絶対に負けられない試合として、この期間を戦ってきたいです。」

「短い期間の中で、今日も、明日もしっかりやって、日々の積み重ねはもちろんなんですけど、最初の2日間で、コンセプトとしてある程度ガツンと叩き込みたいなと思っています。自分がどこで、どう強みを生かせるのかを理解した上で、次に進みたいと思っています。

前回のウィンドウでは、プッシュできるところはプッシュして、空いたところで最初のクリエイトから、打つべきシュートを打てた場面もあったと思っています。
ウィンドウでやってきたことは、引き続き続けていきたいですし、そこはしっかりコーチ陣とも話し合っていきたいです。」

 

中国、韓国について
「このウィンドウでは、チャンスを掴んで、自分が発揮できるところまで持っていきたいと思っています。前回は、チームとしてしっかり日の丸を背負って戦えたということが大きかったですし、気持ちの部分では、自分としても最大限、練習から試合まで準備して臨めたと思っています。

中国はサイズが大きいですし、韓国も含めて、練習の中で「ここを止めたい」という話は出ていました。その中で、ガードのところが穴にならないように、しっかりやっていきたいなと思っています。前回のウィンドウでは、アグレッシブに行く中で、ゲームチェンジャーになれたところで終わった感覚もありました。
今回、このホームでの2連戦という大事な試合の中で、自分として本当に貢献したいという気持ちが強いですし、準備ができる、準備をしっかりしていく。その気持ちの準備は、もうできています。」

桶谷HCについて
「記者会見や動画でも見ていますし、かなり気持ちが入っているという印象はあります。分かりづらいということはなくて、本当にシンプルだと思っています。
その中で、細かいところは今日の練習でもプレーを止めて、しっかりクリアにしていく。その姿勢は、僕としてもすごくいいなと思いますし、リスペクトしています。体制が変わった中で、序列を上げるとか、そういう意識というよりは、正直なところ、今はロープレッシャーという感覚もあります。」

Jbasket視点
サイズや役割が流動化する中で、安藤誓哉の強みは、試合の流れを読み、判断を一段早く下せる点にある。ボールを運ぶだけでなく、間を作り、スペースを生かし、周囲の力を引き出すバスケットIQと経験値は、ラインナップや戦い方の幅を広げていく。

そして何より、チームが停滞した場面や厳しい状況でも、プレーを断ち切り、自ら得点を奪える力。流れが重くなった時間帯に、一本をもぎ取れる存在であることは、国際舞台において大きな価値となる。

限られた日の丸の時間を意識しながら、今の自分にできる最大限を出し続ける。
安藤誓哉は、その判断力と勝負強さで、このナショナルチームに確かな影響を与えていく。

スタッフ
チームディレクター:伊藤拓摩(公益財団法人日本バスケットボール協会/長崎ヴェルカ)
ヘッドコーチ:桶谷 大(琉球ゴールデンキングス)
アシスタントコーチ:吉本泰輔(Grand Rapids Gold/Denver Nuggets)
アシスタントコーチ:ライアン・リッチマン(シーホース三河)
アドバイザリーコーチ:佐々宜央(琉球ゴールデンキングス)
プレイヤーディベロップメントコーチ:ケビン・アンゼンバーガー(長崎ヴェルカ)

選手16名
アレックス・カーク(C/211cm/34歳/琉球ゴールデンキングス)
安藤誓哉(PG/181cm/33歳/横浜ビー・コルセアーズ)
富樫勇樹(PG/167cm/32歳/千葉ジェッツ)
原 修太(SG/187cm/32歳/千葉ジェッツ)
渡邊雄太(SF/206cm/31歳/千葉ジェッツ)
ジョシュ・ホーキンソン(C/PF/208cm/30歳/サンロッカーズ渋谷)
齋藤拓実(PG/172cm/30歳/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
馬場雄大(SF/196cm/30歳/長崎ヴェルカ)
シェーファー アヴィ幸樹(C/206cm/28歳/シーホース三河)
川真田紘也(C/204cm/27歳/長崎ヴェルカ)
渡邉飛勇(PF/207cm/27歳/信州ブレイブウォリアーズ)
西田優大(SG/190cm/26歳/シーホース三河)
佐土原 遼(SF/192cm/26歳/琉球ゴールデンキングス)
富永啓生(SG/188cm/25歳/レバンガ北海道)
ジャン・ローレンス・ハーパーJr.(PG/181cm/23歳/サンロッカーズ渋谷)
金近 廉(SF/197cm/22歳/千葉ジェッツ)

試合概要
第1戦
2026年2月26日(木)19:05 TIPOFF(開場17:00予定)
日本代表(22位) vs 中国代表(27位)
テレビ放送:BS日テレ(18:58~ 生放送)
ライブ配信:DAZN/TVer

第2戦
2026年3月1日(日)14:00 TIPOFF(開場12:00予定)
日本代表(22位) vs 韓国代表(56位)
テレビ放送:テレビ朝日(13:55~ 生放送)
ライブ配信:ABEMA/DAZN/TVer

会場:沖縄サントリーアリーナ

 

 

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Jbasketライター

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